
「他人が知ることができないはずの情報を知っている」「周りの人の動きに違和感がある」といったときは、もしかすると盗聴器が仕掛けられているかもしれません。
盗聴器を調査する方法は一般的に知られていないので、どうすればいいのかわからないという人も少なくはないでしょう。
盗聴という卑劣な犯罪に屈することなく、盗聴器を調査する方法についてご紹介します。

目次
盗聴器が仕掛けられやすい場所は?
住宅やオフィスなど、さまざまな場所に盗聴器が仕掛けられる危険はあります。具体的にはどのような場所に仕掛けられることが多いのでしょうか?
それについて考察し、盗聴器の種類ごとにまとめてみました。
半永久発信型
コンセントや電灯などから直接電気を得るタイプの盗聴器です。バッテリーなどを必要とせず、盗聴器が壊れたり電気の供給がなくなったりしなければ、半永久的に盗聴し続けることができてしまいます。
仕掛けられる場所は室内灯の中、コンセントの裏側、コンセントが付いた置時計の中、電話線がつながっている保安器などです。
時限型
盗聴器の中には電池を必要とするものも存在します。それらは使える時間に限りがあるため、時限型と呼ばれています。
時限型の盗聴器はぬいぐるみ、絵画、花瓶、エアコン、新聞受けなどさまざまなところに仕掛けられます。部屋の中だけでなく、自動車や屋外に仕掛けられているケースもあります。贈り物の中に仕掛けられていることもあり得るという点で、恐ろしいですね。
自分でもできる盗聴器の調査方法
盗聴器からは一定に周波数と電波が発生しているので、その電波を捕まえることができれば、自分で盗聴器を発見できることもあります。
「どうやって目に見えない電波を捕まえるのか?」と思う方もいらっしゃるでしょうが、市販の盗聴器発見器を使えば、ある程度それが可能になります。
盗聴・盗撮発見器 「探吉くん」 929533
市販されている盗聴、盗撮機から発信される発信波をほぼカバーしている電波探知機です。
ただし、市販の盗聴器発見器では必ずしも盗聴器を発見できるとは限りません。それらが発達するのに伴って、盗聴器もより高性能なものへと発展しているからです。また、半永久発信型の盗聴器は電源と直接つながっているため、一般の方がむやみに取り外そうとすると感電するおそれがあるような場所に仕掛けられている場合もあります。
ご自分で盗聴器を調査するにはある程度限界があり、プロに任せたほうが安全性と確実性の観点から望ましいということを念頭に置いておきましょう。
盗聴器の調査を依頼すると、かかる費用は?
プロに盗聴器の調査を依頼するには、どれくらいの費用がかかるのかご存知でしょうか。その相場をお伝えすることができればいいのですが、実際には、盗聴器の調査費用には相場というものが存在しません。なぜ、盗聴器の調査依頼には相場が存在しないのか。次はその理由についてご紹介します。
理由1:会社の違い
盗聴器を調査する会社によって、調査できる範囲はまったく異なります。しかし、ほんのわずかな範囲しか調査できない会社も幅広く調査できる会社も一律にプロを名乗っているのが現状です。そのため、同じ調査にかかる費用も会社によって大きく差が出てきます。その結果、一概に相場を述べることができなくなっているのです。
理由2:料金設定が不透明
盗聴器を調査する会社にも悪徳業者は存在します。宣伝では「盗聴器調査は1万円から」などといっていても、実際は盗聴器の発見報酬や盗聴器撤去の手数料などが掛かり高額な請求をしてくる会社もあります。そのため、見積もりや広告だけでは判断できないのです。これも盗聴器の調査にかかる費用の相場を明確にすることができないことのひとつです。
盗聴器の調査はどのように行われる?
盗聴器の調査は、調査→発見→撤去というプロセスを経て行われます。それらのプロセスについて、詳しく確認しておきましょう。
盗聴器の調査
まずは、盗聴器を見つけるために盗聴器が設置されていそうな場所を中心に調査していきます。盗聴器が設置されていそうな場所は聞き取り調査や現場の状況をもとに判断されます。
盗聴器の調査には、盗聴器発見器を使ってもよいのですが、専用の広域受信機を使って調査することもあります。広域受信機は広い範囲のわずかな電波さえ捕まえることができるので、より正確に盗聴器を発見できることが期待されます。
盗聴器の発見
盗聴器が発見されたら、誰が仕掛けたのかを調査するとともに撤去する作業に移ります。無関係の人がわざわざ盗聴器を仕掛ける可能性はほとんどないため、ストーカーや商売敵など身近な人が犯人であることが多いようです。
盗聴器の撤去
盗聴器を撤去する場合は注意が必要です。前述のとおり、半永久発信型の盗聴器であれば電源などに直接つながっており、下手をすると感電する危険もあるからです。
また、盗聴器の撤去には第二種電気工事士やアナログ第三腫工事担任者などの資格が必要になることもあります。そのためプロに任せしたほうが無難でしょう。
ときには、盗聴器を取り出すために壁を壊したり大規模な工事を行ったりするうこともあるので、心の準備はしておきましょう。
まとめ
盗聴器の調査は意外と手間がかかると感じた人もいらっしゃるかもしれませんが、情報やプライバシーを守るうえでは仕方がないことでしょう。
盗聴器の調査をプロに依頼するときは、どのような調査を行うのか、盗聴器が発見された場合のフォローはどうなっているのか、調査結果を書面で報告できるか、目立たないように来てくれるか、調査料金の体系はどうなっているのかなどということを基準に判断されるとよいでしょう。
このコラムが、盗聴器からあなたの情報やプライバシーを守るために、少しでも役立てばうれしく思います。
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