
きれいに貼られていた壁紙も、時間が経つといつの間にか傷がついていたり、はがれてしまったりとだんだん見栄えが悪くなってしまいます。
気になるなら貼りかえてしまえばいいと思われるかもしれませんが、壁紙リフォームには思いもよらない失敗例がいくつもあります。
今回は、その失敗例と対策を中心に取り上げていきます。これから壁紙をリフォームしようとしていらっしゃる方は、この記事を読んで参考にしてみてください。
ちなみに、過去に「クロス(壁紙)はDIYで張り替える?!補修方法から解説 」の記事で壁紙のリフォームについて取り上げていますので、あわせてご覧ください。

目次
壁紙のリフォームで失敗しないために
壁紙のリフォームくらいでそうそう困ったことにはならない、などと思っていませんか?しかし、貼りかえてみると思わぬところに落とし穴が潜んでいたなんてこともあります。
それは壁紙選びに失敗したというのもありますが、けっこう意外なところで失敗したという事例もあります。壁紙リフォームは壁紙選びも重要ですが、タイミングや壁紙周りにも気をつける必要があるのです。
壁紙のリフォームでよくある失敗例と対策方法
照明器具やエアコンなどの汚れが目立つ
まっさらな壁紙にリフォームすると、年季の入ったエアコンや電気のスイッチの色あせや黄ばみが際立ってしまった、というケースがあります。
壁紙をリフォームする際には、それらの器具を同時に交換することも考えましょう。特にエアコンは着脱に費用がかかるため、同じタイミングで交換するのが効率的です。
どうしても壁紙のみを新調したいという方は、白の壁紙を避けてくすんだ色合いの壁紙を使うといいかもしれません。
壁紙をリフォームしたあと、家電を新しくしたら跡がみえるようになってしまう
先にも述べたように、エアコンの着脱には費用がかかります。そのコストがおしいと思ってエアコンの周囲の壁紙を貼り替えたところ、間もなくエアコンを買い替えることに。
すると前の機種より小型のものしかなかったため、交換すると以前の壁紙と機種の跡が目立ってしまうというケースです。
部分補修しようにもリフォーム後と同じ壁紙は廃版で在庫もなく、しかたなく似たような色合いの壁紙で代用したらツギハギのようになってしまった。結局、全面的に貼りかえることになってしまった……といったこともあるようです。
これはエアコンだけの話ではなく、冷蔵庫や天井、壁の照明器具を交換したときにも起こり得る失敗です。また、カーテンレールを交換した際にも、新しい壁にビスの穴が残ってしまうということもあります。
壁紙をリフォームする際には、壁まわりの部位の交換も考えてみましょう。
隣接した部屋の壁紙が汚れてみえる
壁紙をリフォームした部屋と隣り合った部屋の壁紙の汚れが引き立ってしまい、汚く見えるようになってしまったというケースです。隣接した部屋の壁紙を新しくしない場合は、隣の部屋の壁と近い色合いの壁紙を選ぶとよいでしょう。あまりにかけ離れた色合いにすると、部屋同士のカラーバランスが悪くなる可能性があります。
壁紙のリフォーム後、内装の塗装費が割高になった
壁紙をリフォームしたあとに、窓枠などの塗装の汚れが気になるようになってしまった。塗装業者を呼んで塗りなおしてもらったところ、塗装は壁紙を貼りかえる前に行わないと手間がかかるため、費用が高くついてしまった、という事例です。
壁紙を貼りかえる際には、先に塗装しなおしたい箇所がないかをチェックしておいた方が効率的でしょう。
リフォームした後、パソコンが動かなくなった
壁紙をリフォームする部屋にパソコンを置いていたが、業者がビニールをかけてくれたので安心だと思っていた。しかし、施工後にパソコンを使おうとしたら動かなくなっていたという事例です。
どうやら施工中にでるホコリがパソコンに入り込んでしまったために故障したようです。ほかにも、ホコリでソファーやぬいぐるみが汚れてしまったということもあります。
施工直後にもしばらくはホコリが舞っているため、精密機器や汚したくないものなどは施工が始まる前に部屋からだしておくことをオススメします。
壁紙の糊が乾く前に触ってしまい、シワになってしまった
リフォーム終了直後の壁を見ると、空気が入っているようにみえるところがあった。その部分を直そうと思って指で押したところ、シワになってしまった、という事例です。
壁紙は乾くときれいに伸びるよう施工されていますので、施工直後は触らないようにしてください。
壁紙を選ぶポイントは?
壁紙リフォームの失敗例には、壁紙選びの失敗もあります。壁紙は、一度貼りかえたらなかなか貼りかえることのないものですから、慎重に選んだほうがいいでしょう。
よくある失敗としては、「リフォーム前とほとんど変わらない」「柄物の壁紙にしたら、落ち着かない空間になってしまった」というものがあります。
壁紙の色や柄で失敗しないようにするには、なるべく大きいサイズのサンプルで選ぶことが大切です。小さいサンプルと実際に壁紙に貼ったときの印象は、面積の違いや光のあたり方で変わってしまうことがあります。
特に柄物の壁紙を選ぶときは、部屋のサイズと柄のサイズのバランスを考慮しましょう。小部屋に大柄の壁紙は圧迫感を与え、大部屋に小柄の壁紙はうるさい印象になるといわれています。
壁紙を選ぶ際は、できるだけ大きいサイズの壁紙を選んだほうが実際の仕上がりをイメージしやすくなります。リフォーム後に置かれる家具などに色を合わせてみるのもいいかもしれません。
まとめ
壁紙をリフォームする際に、リフォーム後のイメージをつかむことが大事であるということがおわかりいただけたかと思います。壁紙は部屋全体にかかるものであるため、貼りかえると部屋全体の印象に関わってきます。効率よくリフォームして、すてきなお部屋にしましょう。
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