
暖房器具を使っているのに家の中が寒かったり、布団に入るととくに足元が冷える、そんな経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか?床断熱をしてあげることによりその悩みが解消されるかもしれません。床下からのリフォームで、寒い冬も快適に過ごすことができる可能性があります。
今回は、どんな方法があるのか、断熱材の効果などをご紹介していきます。

目次
床断熱の効果
断熱性の低い家だと廊下が冷たくて部屋の外に出たくない、足元や腰が冷えてつらいなどの悩みが出てきてしまうこともあります。
我慢し続けると体調を悪くする原因になることもあり、軽視できないのではないでしょうか。
床下全面に床断熱材を取り付けて、冷気や熱気に影響を受けないようにする工法なので、日本の大部分の住宅は、この工法を使用していると言われています。
このように床断熱を取り入れることにより、室内の温度を上昇させ、暖房の効率を上げることができるので暖かく過ごすことができます。しかし、床断熱にリフォームした場合の費用がとくに気になると思うので、詳しくご紹介していきます。
床断熱にかかる費用と時間
床断熱のリフォームにかかる費用からご紹介します。一般的には、既存の床のままで床下に断熱材を取り付けていきます。廃材も少ないので、約20~30万円ほどでできる場合もあります。フローリングの張り替えと床下断熱を同時に行う場合は、65平方mで約70~120万円かかるケースもあるようです。
フローリングが傷んでいる場合は、コストは高くなってしまいますが、同時に行ったほうが効率的です。床断熱を取り入れることにより、安定した室内の温度を保つことができ、基礎断熱よりも暖かく感じることが可能です。
しかし、気密性の確保が難しいので、ユニットバス周りや床を貫通する配管などの気密処理が難しいため、気密性を確保しにくいです。気密性を確保しておかなければならないのであれが、室内と床下を同じ環境にして、断熱材を施工した基礎断熱のほうが手っ取り早くできるはずです。
床下断熱リフォームにかかる期間は、床下断熱のリフォームは断熱材を床下に張りつけるだけなので、1日で作業が終わることもあります。
床断熱と床の張り替えのリフォームは、床材の撤去をして施工していくので1~3日程で完了する工事もあります。
グラスウールなどの床断熱シートでDIY
床断熱は、場合によっては自分でも取り付けが可能です。どんなものがあるのか、見ていきましょう。
床の下に新聞紙を重ねて敷き詰めていく
一時的に寒さをしのぐことができますが、長い期間使用するためにはあまり向いていません。
床の下に断熱シートを敷き詰めていく
断熱のアルミシートを使うことにより取り付けが簡単にでき、遮熱性も高い効果が望めます。
市販のアルミシートに、緩衝材を挟み込んだ断熱材も存在します。
床下にガラスウールやロックウールなどの断熱材を敷き詰めていく
耐熱性と耐火性にも優れているため、断熱材の他に耐火材としても利用できます。吸湿性が低いため、新聞紙や防湿シートを下に敷くとカビ対策にもなります。
床下を断熱効果のある板に替える
発砲断熱材に変更することによって高い効果が発揮されますが、少し活用が難しい方法と言えます。
とくに、グラスウールの断熱材は、発砲系プラスチックの断熱材より優れた効果が期待できます。
グラスウールは、繊維と繊維の間に空気を含んでいるため、湿気を吸収し、出たり入ったりすることはありません。吸湿性を持たない無機質な材料なので、素材が湿気を吸うわけではないのです。
内部結露は、断熱材の間に隙間ができてしまい、施工のときに防湿が不十分だと内部に湿気が入り込み、不適切な施工が原因で内部結露が発生してしまいます。グラスウール以外の断熱材でも内部結露が発生してしまうので正しい施工が結露を防ぎます。
グラスウールを使った断熱材は、通気法工法が優れており、湿気を逃がす構造で万全に対策がとられています。これにより、湿気が防湿層のつなぎ目から内部に入ってしまっても通気層が抜け道になって外部に排出します。
自分で取り付けるには専門の知識が必要となってくるので、専門の業者に相談してみてはいかがでしょうか。
業者依頼とDIYどちらがいいか?
業者に依頼する際に、床断熱の実績があり適切な価格で施工してくれる業者を選びましょう。
床下断熱は、すき間が入ってしまうと熱が逃げてしまい断熱材の効果がなくなってしまうこともあるので正確な作業が求められます。経験豊富な業者を選択する必要があります。
会社のホームページに過去のリフォーム事例や評価などが詳細に掲載されているところを選んでみましょう。1つの業者に見積りを依頼するのではなく、複数の業者に出してもらい使用する断熱材や価格や施工費などを調べることも大切です。
断熱材がしっかりと取り付けられていないと劣化や変形が早まってしまう原因になるので断熱材の意味がなくなってしまいます。リフォーム後、1年アフターサービスを行っている業者が多いですが、アフターサービスを長い期間している業者もいるので、心配な方は選択してみてもいいと思います。
DIYでの方法も先ほどご紹介しましたが、断熱材と床を十分に密着させないことには効果を発揮があまり望めないため、なるべく複数の業者に相談して比較してみることをおすすめします。
まとめ
床断熱をリフォームすることにより室内の温度が上昇し、暖かい室内で過ごすことができます。自分でアルミシートを貼ることも可能ですが、間違えたやり方になってしまうことも考えられるので、専門の業者に依頼したほうが正しく施工してもらったほうが安心するのではないでしょうか。
お困りの際は、一度相談してみてもいいかもしれません。
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