
フローリングはDIYで簡単に張ることができるのをご存じしょうか。最近は用途にあわせた様々な種類のフローリングが出てきています。
DIYが初めての方でも簡単に施工できるものもありますので、是非チャレンジしてみてください。
今回はフローリングをDIYで張る方法やフローリングの種類についてお伝えします。参考にしてみて頂けたらと思います。

目次
最近のフローリングにはいろんな種類が!
フローリングをDIYで張るには、まずフローリング選びからになります。フローリングは大きく「無垢(単層)フローリング」と「複合フローリング」に分けることができます。
この項目では、それぞれの特徴をご紹介していきます。
無垢(単層)フローリング
無垢(単層)フローリングは一本の原木から切り出してつくられたフローリングです。そのため、木本来の質感や風合いが感じられて雰囲気の良いフローリングとなります。
また、木自体が持つ機能として調温効果がありますので、夏も冬も快適に過ごしやすいです。夏の湿気によるべたつきや冬のひんやりとする感覚が感じにくくなります。
デメリットとしては、水や傷に弱く日ごろからの手入れが必要です。また、経年劣化による変色がみられますが、こちらは自然素材としての味があって良いと感じる方も多いです。
複合フローリング
複合フローリングは何種類かの板を複合させてつくられたフローリングです。無垢(単層)フローリングより複合フローリングのほうが多くの家庭に普及しており、一般的にフローリングというと複合フローリングを指すことが多いです。
無垢(単層)フローリングに比べ価格が安く、バリエーションも豊富です。防音性、耐久性、抗アレルゲン、ペット対応、傷がつきにくいなどさまざまな特徴を持ったフローリングがありますので、使用目的に応じて選ぶことができます。
しかし、複合フローリングにはデメリットもいくつかあります。木本来の肌触りは感じられにくく、接着剤を使用して複数の板から製材されているため、化学物質が多いことが挙げられます。また、無垢(単層)フローリングのように経年劣化を味として感じることはできません。
フローリングをDIYで張る手順
フローリングをDIYで張るにはどうしたらよいか、手順を簡単にご紹介します。
部屋をチェック
まずはフローリングを張りたい部屋を確認し、張るフローリングのサイズなどを選びます。ドアやクローゼットがある場合は、ドアやクローゼットの下枠の高さを超えないよう注意してフローリングの厚みを選ぶ必要があります。
なぜなら、フローリングの厚みがありすぎてドアやクローゼットが開けられなくなることがあるからです。フローリングの厚みチェックが終わったら部屋の広さを測り、必要な量のフローリングを用意します。
仮置きする
フローリングはいきなり張るのではなく仮置きをしていきます。隅から隅まで長さを測り、ぴったりとはまるようにフローリングを切って部屋に敷き詰めていきます。
フローリングを張る
仮置きをして全体の構図がつかめたら床にフローリングを張っていきます。仮置きは外して、並んでいた順番が分かるように置いておきましょう。フローリングはボンドでしっかりと張っていきます。
入れ込む
フローリングをすべて張り終えたら上からゴムハンマーなどで叩いてよく圧着させます。浮いているところなどがないか確認しながら作業しましょう。
ここまでフローリングの張り方をご説明しましたが、「ハンマーで叩いて張るなんて大変そう……。」と感じた方もいるのではないでしょうか。
実は最近、DIY向けの簡易フローリングも普及してきていますが、そちらだと比較的簡単に張ることができます。
DIY向けのフローリングを張る手順
フローリングをDIYで張るには時間もかかるし体力も要ります。しかし、簡単に張ることができるDIY向けのフローリングも出ていますのでチェックしてみましょう。
DIY向けのフローリングはカッターで切ることができ、とても薄くて軽量のため大変扱いやすいです。様々な種類がありますが、主な3種類をこちらでご紹介します。
置くだけタイプ
こちらのフローリングはボンドなどで張る必要がありません。裏面に吸着シートがついているため、そのまま敷いていてもずれることはほとんどありません。
粘着シート付タイプ
こちらは裏面に粘着シートが付いていて、粘着シートのシールを剥がして敷いていきます。床だけでなく壁に張ることもできます。
両面テープや接着剤でつけるタイプ
フローリング専用の両面テープや接着剤が付いていますのでそれで付けていきます。
調べてみると本当にたくさんのDIY向けフローリングがありますので、用途に応じて選んでみてください。
劣化したフローリングは張替えを!
フローリングは必ず劣化しますので、張替えが必要になってきます。張替えの目安はだいたい15~20年です。それくらい長い間使用していると、湿度で木材が変形してきます。それにより、床がきしむことや沈み込むことがあります。
床が沈む場合は、フローリング材とその下の下地が剥がれている可能性もあります。
劣化したフローリングはDIY向けのフローリングを上から重ね貼りするのではなく、しっかり張替えたほうがよいでしょう。
まとめ
フローリングは種類が豊富で簡単に張れるものも多いので、部屋の模様替えをしたいときにはちょうどいいですね。
フローリングの種類や張り方をもっと詳しく知りたいなど、疑問点やお困りのことがありましたら、家のリフォームのプロへ相談してみてください。寝室、リビング、子ども部屋など用途によって最適なフローリングを教えてもらえるかと思います。
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