窓の寒さ対策でつらい冬とサヨナラ!|誰でも簡単に暖かいお部屋を実現

2023.1.5

窓の寒さ対策でつらい冬とサヨナラ!|誰でも簡単に暖かいお部屋を実現

「窓から感じる冷たさを少しでも防ぎたい……」

そのような方におすすめしたい窓の寒さ対策があります!

省エネ効果を高め、電気代を節約したいなら窓の寒さ対策をするべきです。

日本の主要な建材・住宅設備メーカーの団体である日本建材・住宅設備産業協会によると、暖房時の窓からの熱の流出は58%もあるということです。

せっかく暖房を使って部屋を温めているのに、58%も暖かい空気が逃げていたらもったいないですよね。

しかし、窓の寒さ対策をするにしても、高い費用をかけたり面倒な作業はしたくないでしょう。
そこで今回は、安い費用で手軽にできる窓の寒さ対策をご紹介します。

本記事を読んでわかること
  • 安い費用で手軽にできる窓の寒さ対策
  • リフォームでできる窓の寒さ対策
  • 窓の次にやっておくべき寒さ対策

窓の寒さ対策を検討されている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

安い費用で手軽にできる寒さ対策5選

ここでは安い費用で手軽にできる寒さ対策をご紹介します。
後述するリフォームの寒さ対策と比較すると効果は低いですが、費用をかけず手軽に寒さ対策をしたい方におすすめです。

下記の表に各寒さ対策についてまとめているので参考にしてください。

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商品 断熱効果 費用 デザイン性 総得点
厚手カーテン 3点 1点 3点 7点
断熱シート 2点 2点 2点 6点
プラダン二重窓 1点 3点 2点 6点
気泡緩衝材 1点 3点 1点 5点
隙間ガードシール 1点 3点 1点 5点

※商品価格は2022年12月時点での価格です。

厚手カーテン

この章で紹介する寒さ対策のなかでもっともおすすめの商品が厚手カーテンです。

安い費用で手軽にできる寒さ対策のなかでもっとも断熱効果が高く、おしゃれな商品も豊富にありデザイン性が高いからです。

メリット
  • 断熱効果が高い
  • デザイン性が高い
  • 取り付けが簡単
  • 遮光できる
デメリット
  • 少し費用が高め
  • カーテンを閉めると日光を取り入れられない
商品名 Pieno(ピエノ)
販売元 LEAVES
価格 3,580円
商品の特徴 ・1級遮光
・洗濯機で丸洗い可
・形状記憶加工
サイズ 幅100cm×丈200cm
色数 10色

厚手カーテンでおすすめの商品は、LEAVESの「Pieno」です。

断熱効果があるのはもちろん遮熱効果もあるので、夏は涼しく冬は暖かい快適な室内にしてくれます。

また、形状記憶加工でカーテンの形をきれいに保ちます。
洗濯機で丸洗い可能なので、カーテンの清潔さをキープすることができます。
色数は全10色と、豊富なカラーからお好みの色を選べるのもうれしいポイントです。

おすすめ商品の選定基準

厚手カーテンの比較・スコア付けの詳細は下記のシートに記載しています。
厚手カーテンのスコアリング(PDFファイル)

断熱シート

窓の寒さ対策として人気なのが断熱シートです。

窓ガラスに貼り付けるだけで、室外から来る冷気を遮り窓の断熱性が高まります。

窓用断熱シートは、水で貼るタイプとシールタイプの2種類がありますが、水で貼るタイプが貼り付けが簡単なのでおすすめです。

断熱シートを購入する前の注意点として、ワイヤー入りガラスなどの特殊なガラスに貼ると熱割れするおそれがあるので注意しましょう。

メリット
  • 費用が安い
  • 貼り付けが簡単
デメリット
  • デザイン性がよくない
  • 特殊なガラスに貼ると熱割れするおそれがある
商品名 窓にピタッとシート
販売元 TSUHAN BUGYO
価格 1,280円
商品の特徴 ・水貼りタイプ
・三層構造
・透明柄なしタイプで部屋が暗くなりにくい
サイズ 約幅30cm×6m、厚み約4mm

断熱シートでもっともおすすめの商品は、TSUHAN BUGYOの「窓にピタッとシート」です。

三層構造で中に空気層があるため、断熱効果を発揮し、結露防止効果もあります。
価格が1,280円とお値打ちで、水で貼るタイプなので貼り付けが簡単なのも魅力です。

おすすめ商品の選定基準

断熱シートの比較・スコア付けの詳細は下記のシートに記載しています。
断熱シートのスコアリング(PDFファイル)

プラダン二重窓

プラダンとはプラスチック段ボールのことで、養生シートや保管容器として使われます。

このプラダンを用いて二重窓を作ることで、窓からの冷気を防ぐことが可能です。
中が空洞になっているので、窓と室内の間に空気層ができ断熱効果を高めます。

100均でも購入できる費用の安さと、窓に立てかけるだけで断熱効果が得られる手軽さが魅力です。

メリット
  • 費用が安い
  • 緩衝材よりはデザイン性がよい
  • 面倒な手間をかけずに設置できる
デメリット
  • 透明度が低く外が見にくい
商品名 プラダン
販売元 マモルデ
価格 6,160円
サイズ 1,820×910×2.5mm

プラダンのおすすめは、マモルデのプラダンです。

今回選定したプラダンのなかで1枚あたりの価格が最安値の商品です。
楽天市場での総合評価が4.53と、購入したユーザーからも高く評価されています。

おすすめ商品の選定基準

プラダンの比較・スコア付けの詳細は下記のシートに記載しています。
プラダンのスコアリング(PDFファイル)

気泡緩衝材

梱包資材として用いられる緩衝材ですが、窓に貼ることで断熱効果を得られます。

緩衝材を貼ることで窓と室内の間に空気層ができるため、室外からの冷気を遮り室内の暖気を逃がしにくくします。

「本当に効果あるの?」と疑問に思うかもしれませんが、弊社で緩衝材の断熱効果を実験した結果、2℃ほど室温を高くキープできました。

窓 断熱 あり なし グラフ

見栄えはよくないですが、2℃も室温を高くキープできるなら電気代の節約に大きく貢献するでしょう。

メリット
  • 費用が安い
  • 貼り付けが簡単
デメリット
  • デザイン性がよくない
  • 透明度が低く外が見にくい
商品名 エアセルマット
販売元 ダンボールのロジマート
価格 12,980円
サイズ 1,200mm×42m

気泡緩衝材でおすすめの商品は、ダンボールのロジマートの「エアセルマット」です。

選定した商品のなかで価格は最高値ですが、1㎡あたりの価格は2番目の安さです。
総合評価は4.82とトップの数字で、リピーターのコメントも多く見られました。

おすすめ商品の選定基準

気泡緩衝材の比較・スコア付けの詳細は下記のシートに記載しています。
気泡緩衝材のスコアリング(PDFファイル)

隙間ガードシール

隙間風を防ぐのにピッタリの商品が隙間ガードシールです。

窓枠とサッシの間にテープを貼るだけで隙間風の侵入を防ぎます。
100均やホームセンターでも購入できる手軽さも魅力です。

注意点としては、厚さや幅が何種類かあるのでサッシのサイズを測ってから購入しましょう。

メリット
  • 費用が安い
  • 隙間風の侵入を防げる
デメリット
  • デザイン性がよくない
  • 貼り付けに手間がかかる
  • 貼り付けたシールを定期的に交換する必要がある
商品名 隙間テープ
販売元 grepo 楽天市場店
価格 478円
サイズ 5m

隙間ガードシールのおすすめは、grepoの隙間テープです。

今回紹介する商品のなかで最安値で、総合評価の点数もトップ。
色数が全4色と、豊富にあるカラーからお好みの色を選べるのも魅力です。

おすすめ商品の選定基準

隙間ガードシールの比較・スコア付けの詳細は下記のシートに記載しています。
隙間ガードシールスコアリング(PDFファイル)

リフォームでできる窓の寒さ対策3選

費用は高額ですが、本格的な窓の寒さ対策を検討しているなら窓のリフォームがおすすめです。
リフォームをおこなうことで断熱効果を高めるだけでなく、防音・防犯・結露防止などさまざまなメリットがあります。

本格的に窓の寒さ対策を検討している方はぜひ参考にしてください。

リフォームでできる窓の寒さ対策3選
  • 内窓を設置する
  • 樹脂サッシに交換する
  • 断熱ガラスに交換する

内窓を設置する

内窓は室内側に窓を設置する方法で、二重窓とも呼ばれます。
窓を2つ設けることで、窓と窓の間に中空層ができて部屋の断熱性を高めます。

また、断熱性を高めるだけでなく防音・防犯などの強化にもなるのでメリットが多いです。
内窓設置の費用相場は約9万円です※。

※リフォーム業者3社の平均

樹脂サッシに交換する

費用が高額ですが、断熱や結露の対策効果をあげたい場合は樹脂サッシへの交換をおすすめします。

樹脂サッシは北欧や北米などの寒冷地を中心に普及しており、一番の特徴といえるのが断熱性の高さです。
樹脂素材の熱伝導率はアルミと比較して約1/1000と段違いの差です。

また、断熱性の高さから冬場の冷気が室内に伝わりにくいので、カビやダニの発生源になる結露の防止にもなります。

今回紹介するリフォームのなかで費用相場が約38万円ともっとも高額ですが、交換するだけの価値はあるので検討してみてください。

断熱ガラスに交換する

既設のサッシを残しつつ、一般的な窓ガラスを特殊な断熱ガラスに交換する方法もあります。
窓ガラスを断熱性の高い断熱ガラスに交換することで、室外からの冷気を遮ります。

内窓のように見た目が変わることもないため、室内のデザインや雰囲気を変えずに寒さ対策したい方におすすめです。

断熱ガラスへの交換の費用相場は約4万円です。

断熱ガラスはLow-E複層ガラスがおすすめ

断熱ガラスのなかでおすすめなのがLow-E複層ガラスです。
Low-E複層ガラスは、複層ガラスの室内側か室外側に金属膜がコーティングされたガラスです。

窓ガラス_Low-E 複層ガラス

金属膜が室内側にある断熱タイプは、冬に暖房で温めた熱の流出を抑え電気代の節約に貢献します。
断熱ガラスとLow-E複層ガラスの断熱性能の差を下記の表にまとめているので参考にしてください。

ガラスの種類 熱貫流率(数値が小さいほど断熱効果が高い)
断熱ガラス 3mm+中空層6mm+3mm 3.3
Low-E複層ガラス 3mm+中空層6mm+3mm 2.5

参考:YKK AP 「複層ガラス WEBカタログ」「Low-E複層ガラス断熱タイプ WEBカタログ

リフォームを検討中の方は生活110番にご相談ください!

断熱ガラスに交換するメリットが多いので、交換を検討されている方も多いと思います。
しかし、「自分でガラスを交換するのは大変そうだし、ガラス業者に依頼するにしてもどの業者がいいかわからない」という方も多いでしょう。

断熱ガラスへの交換をご希望される方は「生活110番」にぜひご相談ください。
お客様満足度98%以上(※)の実績をもつ生活110番が、迅速かつ安全にガラス交換のできる業者をご紹介します。

※弊社受付の満足度調査より(2016年7月実施)

ご相談、お見積りは無料で承ります(※)ので、お気軽にお問い合わせください。

※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様の了承をいただいたうえで、調査費用などをいただく場合がございます。

窓の次にやっておくべき寒さ対策4選

窓の寒さ対策をするだけでも省エネ効果を高め電気代の節約になりますが、窓以外にも寒さ対策を施すことをおすすめします。

冷気は窓だけでなく、ドアや床からも侵入してくるからです。
ドアや床の寒さ対策も窓と同様に手軽にできるので試してみてください。

窓の次にやっておくべき寒さ対策4選
  • 床からの冷気を防ぐ
  • 防寒スリッパを履く
  • 加湿器で湿度を上げる
  • サーキュレーターで空気を循環させる

床からの冷気を防ぐ

足元が冷たいと冷え性の方にはつらいでしょう。
暖かいカーペットを床に敷くことで床下からの冷気を抑えることができます。

カーペットなら座ったり寝転がったりしても寒くないですし、休憩スペースとして使えて便利です。

商品名 システムK カーペット ラグマット
価格 1,980~5,680円
サイズ 90cm×140cm
130cm×185cm
185cm×185cm
200cm×250cm
200cm×300cm

防寒スリッパを履く

足元の寒さ対策としておすすめなのが防寒スリッパを履くことです。
スリッパを履いていれば、足元が暖かく寒さを感じにくくなります。

素材が綿や毛糸でブーツ型のスリッパは足首まで暖かくなるので特におすすめです。

商品名 encologi あったかスリッパ
価格 2,360円
サイズ M:22.5cm~24.5cm
L:24.5cm~26.0cm
XL:26.5cm~27.5cm
XXL:28cm~29.5.cm

加湿器で湿度を上げる

部屋の湿度を上げることで、体感温度が上がって寒さを感じにくくなります。
湿度が30%高くなると体感温度が1.7℃も高くなるといわれています。

湿度を上げるのに最適な手段は加湿器を用いることです。

商品名 アイリスオーヤマ 加湿器
価格 2,480円~2,880円
サイズ 120ml・260ml

寒さ対策になるだけでなく、乾燥や風邪の予防にもなるのでメリットの多い寒さ対策です。

参考:家電Watch「加湿すると体感温度がアップ? ダイニチが賢い暖房テクニック紹介

サーキュレーターで空気を循環させる

商品名 アイリスオーヤマ サーキュレーター
価格 2,042円~5,478円
サイズ 8畳用・14畳用

扇風機として夏に活躍してくれるサーキュレーターですが、暖房と組み合わせることで寒さ対策に使えます。
熱い空気は上へ流れていくので、サーキュレーターで空気を循環させれば部屋全体を暖かくできるからです。

暖房の補助として使う場合、熱気がうまく循環するように置き方に気をつける必要があります。
下記のどちらかの置き方をすれば、空気の循環がしやすいです。

サーキュレーターの設置例
  • エアコンの対角線上に置きエアコンに向ける
  • 部屋の中央に置き真上に向ける

まとめ

今回は窓の寒さ対策についてご紹介しました。
この記事の要点を下記にまとめます。

  • 費用をかけない寒さ対策のなかで厚手カーテンがもっともおすすめ
  • 緩衝材を貼り付けるだけでも2℃ほど室温を高くキープできる
  • リフォームで費用の負担がもっとも少ないのは断熱ガラスへの交換
  • 加湿器は寒さ対策以外にも乾燥や風邪の予防などさまざまなメリットがある

寒さ対策で大きな効果を求めるのであればリフォームがおすすめですが、費用を考えると厳しく感じる方も多いでしょう。

断熱効果は落ちますが、無料で手に入る緩衝材でも2℃ほど室温を高くキープできるので、費用をかけたくない方は試してみてください。

窓の寒さ対策を万全にして、寒い冬を快適にすごしましょう。

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