窓ガラスコーティングで一つ上の空間に!その手順をご紹介

2021.4.30

窓ガラスコーティングで一つ上の空間に!その手順をご紹介

窓ガラスコーティングとは

多くの住宅や建物に取り付けられている窓ガラス。窓ガラスにはたくさんの熱が出入りしているのをご存知でしょうか? 夏の場合、窓ガラスの外から約71%の熱が入ることによって、室内の温度が上昇してしまいますし、冬の場合、約48%の熱が窓ガラスの外へ逃げてしまうのです。これを防ぐ為に窓ガラスコーティングという方法があるので、特徴や施工方法、注意点などをご紹介いたします。是非ご参考ください。

窓ガラスコーティングで一つ上の空間に!その手順をご紹介

窓ガラスコーティングで注目したいポイント

窓ガラスコーティングを施工することで、下記の効果が得られます。

遮熱・節電・断熱効果

人は太陽から発する赤外線によって暑さを感じますが、窓ガラスコーティングは約65%または90%ほどカットしてくれます。室内の温度が上昇するのを防ぎ、エアコンの省エネ率を約16%にしてエアコン代を抑えることが出来るので、遮熱効果だけでなく節電効果にも繋がります。
また、暖房機やストーブの熱が窓ガラスの外へ逃げるのを防ぐ効果もあるので、冬を快適に過ごすことが出来ます。

紫外線をカットする

太陽から発する紫外線はシミやソバカス、皮膚がんを発生する恐れがありますが、窓ガラスコーティングを施工すれば、99%以上の紫外線をカットしてくれます。また、室内の家具などが日焼けによって劣化するのも防ぎます。

虫が寄り付かない

紫外線は太陽だけでなく、室内の照明からも発しており、この紫外線に反応した約80%の虫が窓ガラスに寄ってきます。窓ガラスコーティングは照明からの紫外線もカットしてくれるので、たくさんの虫が窓ガラスに張り付いているという状況を防ぐことが出来ます。

断熱フィルムとの比較

窓ガラスコーティングの他に断熱フィルムといった施工方法があります。こちらも窓ガラスコーティングと同様の効果がありますが、窓ガラスコーティングと比較した場合、どのような違いがあるのかをご紹介いたします。ただ、下記に関してはあくまでも窓ガラスコーティングと比較した上での内容なので、参考程度に一読していただけたら幸いです。

耐久性

断熱フィルムは耐久性が低いので傷が付きやすくなり、強烈な太陽の日差しによって熱割れが発生することもあります。また、日に当たり続けると3年未満で剥がれますし、5年も経過すれば色が褪せてしまいます。窓ガラスコーティングの場合耐久性は10年以上、傷が付きにくいですし、色褪せや熱割れも防ぐことが出来ます。

価格

窓ガラスコーティングの施工方法と比較した場合、窓ガラスコーティングの方が安く済むので、費用を抑えることが出来ます。

つなぎ目

断熱フィルムの大きさは決まっているので、つなぎ目が目立ってしまうことがありますが、窓ガラスコーティングは大きさに決まりがないので、どんな窓ガラスでもつなぎ目が目立つことはありません。

施工時間

断熱フィルムは、軽く水で濡らした窓ガラスの上にフィルムを密着するだけですぐに終わるので、窓ガラスコーティングよりも手軽に施工することが出来ます。

断熱以外の効果

断熱フィルムには、ガラスの飛散を防止する効果が含まれていますが、窓ガラスコーティングににはそのような効果は含まれていません。

DIYで窓ガラスコーティングに挑戦してみよう

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DIYとして、ご自分で窓ガラスコーティングを施工することが出来ます。難しくはないので、是非試してみてください。

①養生、または取り外す

まず、窓ガラスの周り(床・カーテン・ブラインド)がコーティング剤で汚れないよう、しっかりと養生をする必要があります。主に専用のテープやシートなどを使いますが、無い場合は取り外してください。

②汚れ・油膜を取る

コーティング剤が完全に密着する為に、窓ガラスの表面についた汚れをスクレーパーでそぎ落とします。次に専用の薬剤で油膜を取ります。

③プライマーを塗る

プライマーという下塗り材を塗ります。これを塗ることで、よりコーティング剤が密着するようになります。

④コーティング剤を塗る

プライマーを塗ったら、すぐにコーティング剤を塗ります。ローラーを使えば均一に塗ることが出来ます。これで完了です。

施工する上で知っておきたい注意点

窓ガラスコーティングの施工は簡単ですが、施工前と施工後で色々と気を配る必要があるので、油断すると思わぬ失敗を招くことがあります。不安な方は、一度専門業者にご相談することをオススメいたします。

窓の寸法を計る

コーティング剤を使う量は窓の大きさによって変わるので、まず施工前に、窓の寸法を計りましょう。1枚の㎡×25gが、コーティング剤を使う量になります。

型板ガラス・スリガラスの施工

型板ガラス・スリガラスなど、凸凹で出来たガラスでも施工することは出来ますが、失敗した時、スクレーパーで剥がそうとしても綺麗に剥がせないので、再施工は難しいでしょう。

施工後は触らない

施工した後の窓ガラスは傷が付きやすくなっているので、1週間は触らないようにしましょう。また、夏の場合は3週間、冬の場合は1ヶ月窓ガラスを清掃したり、ブラインドが当たらないようにしてください。

温度管理

室内の温度が70%以上になったり、窓ガラスに結露が発生している時に施工すると、コーティング剤が白く濁ることがあります。もし濁ってしまった場合は、剥離剤で剥がしてから、再度施工する必要があります。

直接風に当たらないように

施工中、外やエアコンなどの風が当たらないようにしましょう。コーティング剤が早く乾くことによって透明感を失ったり、ゆがみが目立ってしまう場合があります。ただし、エアコンを付けないと室内の温度が上昇してしまう場合は、エアコンの風を微風にし、下向きにした状態で施工すれば、風が当たるのを防ぐことが出来ます。

臭いに注意

施工中、シンナーのような臭いが充満するので、臭いに敏感な人はマスクなどを着用するようにしましょう。また、小さなお子様がいらっしゃる場合は、お子様を別室に移動させるようにしてください。

最後に

たくさんのメリットを得ることが出来る窓ガラスコーティング。細かい所を気をつければ、どなたでも簡単に施工することが出来ます。

ですが、自分で施工することに自信が無かったり、他事で忙しくてなかなか時間が取れないという方もいらっしゃると思うので、そのような方は専門業者にご相談してはいかがでしょうか? 

生活110番窓ガラスコーティングをご利用すれば、専門業者がお客様の元へ駆けつけてくれます。是非ご利用ください!

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