
フローリングの掃除といえば、掃除機をかけるのが一般的だと思います。しかし、フローリングがべた付く場合、掃除機だけではきれいにすることができません。水拭きや洗剤を使用すればきれいになりますが、フローリングにワックスをかけている場合、ワックスが剥がれてしまわないか心配ですよね。
では、フローリングをきれいにするにはどうすればいいのでしょう。今回はフローリングの掃除方法についてご紹介します。

目次
フローリングの正しい掃除の方法とは?
フローリングの掃除といえば掃除機を使ったり、フローリング用の掃除シートで拭き取るのが一般的でしょう。しかし、それだけでは細かい汚れやべた付きを取り除くことは難しいです。
ホコリやゴミを散乱させず、フローリングをきれいにするには正しい順番で掃除することが大切です。
効果的なフローリングの掃除の順番
1.フローリング用のドライシートでホコリや髪の毛を取る
2.掃除機で細かいゴミやホコリを吸い取る
3.水で濡らした雑巾・ウェットシートで汚れをふき取る
4.水分が残らないように乾拭きする
はじめに掃除機をかけてしまうと、排気でホコリを空気中に舞い上げてしまいます。舞い上がったホコリは2~3時間後に床に落ちてくるため、掃除が終わっても結局ホコリが残ったままの状態になります。ドライシートはホコリを舞い上げずに取ってくれるので、まずはドライシートを使ってしっかりとゴミを拭き取りましょう。
床板の間などドライシートでは取ることが難しいため、拭き取りが終わったら掃除機で隙間のゴミを取り除きます。これで、ホコリやゴミはほとんどなくなるでしょう。
次にドライシートや掃除機では取り除けないべた付きを固く絞った雑巾やウェットシートで拭き取ります。拭き掃除をすることで花粉も取り除くことができるので、花粉症にお悩みの方はこまめに水拭きするといいでしょう。
水拭きが終わった後は乾いた雑巾でしっかりと水気をふき取ります。フローリングは長時間濡れていると歪んでしまうことがあります。水拭きする場合は水分を残さないようにしましょう。
フローリングをきれいにするためにはこの順序で掃除することが一番ですが、毎日行うのは大変です。毎日の掃除をする時間がないときにはフローリング用のシートを使いましょう。ドライタイプであればホコリや髪の毛を取ることができますし、ウェットタイプなら軽い汚れなら簡単にきれいにすることができます。
フローリングの掃除に使える洗剤とは?
水拭きだけではフローリングがきれいにならない場合には洗剤を使うことがあります。フローリング用の洗剤はホームセンターなどで販売されていますが、どのようなものなのでしょうか?
フローリングの掃除に使える洗剤には中性洗剤とアルカリ性のものがあります。
油汚れや食べ物汚れが気になるときは、台所用の中性洗剤を薄めて使うことできれいにすることができます。雑巾に水で薄めた中性洗剤を含ませて固く絞り、床全体をふいた後は、洗剤を落とすために水拭きをします。水拭きが終わったら乾いた雑巾で残った水分を取り除きましょう。
フローリングにワックスコーティングしてある場合も中性洗剤を使いましょう。アルカリ性の洗剤を使うと、洗剤がコーティングを溶かしてしまうことがあります。
アルカリ性の洗剤は皮脂汚れや食べもの汚れなど、酸性の汚れを溶かす効果があります。酸性の汚れの臭いも中和してくれるので、消臭にも効果的です。アルカリ性の強い洗剤では細菌や微生物が死滅するため、除菌にも使用することができます。
アルカリ性の洗剤を使用しても問題のないフローリングで、二度拭きが面倒なら、アルカリ性電解水を使用するといいでしょう。アルカリ性電解水はスーパーや100円ショップで購入することができます。水を電気分解してアルカリ性を強めた水溶液で、無色・無臭でとても安全です。
フローリングの掃除には重曹がおすすめ?
よくテレビなどで重曹を使った掃除を見ることがあります。重曹は弱アルカリ性で、油やたんぱく質を分解する性質があります。水回りの掃除から、壁や家具など、様々なところを掃除するために重曹は活躍していますが、フローリングの掃除にも使えるのでしょうか?
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重曹を使ってフローリングの掃除することは可能です。しかし、注意が必要です。重曹はアルカリ性なので、濃度を濃くしたり、頻繁に重曹を使って掃除するとフローリングのワックスを溶かしてしまいます。
アルカリ性の洗剤を使用しても大丈夫なフローリングであれば、重曹は最適かもしれませんが、ワックスコーティングしてあるフローリングの場合は、中性洗剤のほうが向いているでしょう。
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フローリングのコーティングで掃除が簡単に
フローリングは何もしていないと水や汚れで傷んでしまいます。傷もつきやすく、そこにホコリが引っかかり、汚れが入り込んでしまうので掃除も大変になります。
コーティングすることで水や汚れに強く、傷も付きにくくなり、毎日の掃除も簡単になります。
フローリングのコーティングで代表的なのがワックスコーティングです。フローリング用のワックスはホームセンターやインターネットで購入することができます。自分でコーティングするならワックスコーティングが一番手軽でしょう。
ワックスコーティングのほかにはUVコーティング・ガラスコーティング・シリコンコーティングなどがあります。ワックスコーティングのように自分でできるものではないですが、耐久度が高く、頻繁に塗り直しがいらないなどのメリットがあります。
ワックスコーティングはフローリングを守るといいうよりは、美しく見せるというのがメインです。UVコーティングやガラスコーティングは傷や汚れなどからフローリングを守る役割がメインとなるため、ワックスに比べれば少し高価にはなりますが、掃除しやすく床をきれいに保つにはおすすめです。
コーティングをする際はそれぞれのメリットやデメリットを考えて選びましょう。
まとめ
フローリングをきれいに保つには、毎日しっかりと掃除することです。時間がないからとあまり掃除をしないと、いざ、掃除をするときになかなかきれいにならないことがあります。毎日少しでもいいので、フローリング用シートでゴミや汚れを取ってあげることが大切です。
そして、よりフローリングを美しく、掃除も簡単にするためにフローリングのコーティングを検討してみてはいかがでしょう。
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