一人暮らしにWi-Fiは必要!失敗しないネット回線の選び方とおすすめ紹介

2022.7.20

一人暮らしにWi-Fiは必要!失敗しないネット回線の選び方とおすすめ紹介

進学や就職、転勤を機会に一人暮らしを始める人も多いですよね。

そこで、今回は一人暮らしのWi-Fiについてお話していきます。

「一人暮らしにWi-Fiっているの?」

「一人暮らしのネットなら、スマホで十分じゃない?」

と思うかもしれませんが、結論から言うとネットはメールチェック程度しかしないという人以外は、一人暮らしでもWi-Fiは必要といってよいでしょう。

一人暮らしのためにWiFiを用意するメリットは次のとおりです。

  • スマートフォンのギガと料金が節約できる
  • スマホがギガ死しにくくなる
  • パソコンやタブレットなどもインターネットにつないで勉強や仕事に利用できる
  • オンラインゲームや動画視聴などのエンタメコンテンツも楽しめる
  • スマートスピーカーなどのIoT機器も動かせる

とくにネットコンテンツを趣味にしている人にとっては、Wi-Fiが使える環境を整えておくことは重要といえます。

そうはいっても、「Wi-Fiの話って何だか難しそう……」と思っている人も少なくないのではないでしょうか。

そこで、今回は初めてWi-Fiを選ぶという人でもわかりやすいように、Wi-Fiについての知識をお伝えしていきます。

一人暮らしを始める前にWi-Fiの知識を付けておけば、いざ一人暮らしを始めてから、

「通信速度が全然出ないんだけど……」

「思ってた以上に月額料金が高かった……」

といった、Wi-Fiでの後悔を減らせるはずです。

この記事を参考に、一人暮らしでも不安なくWiFiを使ってネットを快適に使いましょう!

記事内の情報に関して細かな精査を行ってはおりますが実際の料金やプラン、キャンペーンは予告なく変更される場合があり、本文と差異が生じる可能性がありますのでご留意ください。また、特別な断りがない場合金額はすべて税別表記となっています。

【2020年5月】一人暮らしのWiFiでおすすめは3つ

まずはすぐに一人暮らしにおすすめのWiFiを知りたいという方のために、3つのWiFiサービスを簡単にご紹介します。

一人暮らしにおすすめのWiFi3選

ここからは、3つのおすすめWiFiについておすすめポイントをより詳しくご紹介していきますね。

安さ重視ならモバレコAir(ソフトバンクAir)

モバレコAirは、人気WiFiサービスSoftBank Airを格安で使えるプロバイダです。

格安プロバイダとはいっても、有名WiFiサービス「NEXt mobile」を運営しているグッドラック社提供なので怪しい新規サービスではありませんよ。

通信サービスとしての性能もSoftbank Airと変わらないので、Softbank Airを使いたい人はモバレコAirで契約するのがおすすめです!

「普通にSoftbank Airで契約しちゃダメなの?」と思うかもしれませんが、Softbank Airは安さの面でおすすめできません

なぜなら、SoftBank Airは公式サイトで契約した場合、回線自体の契約期間は2年間なのに、購入した端末の代金は3年間の分割払いになるからです

つまり、公式サイトからSoftBank Airを契約した場合は、解約金不要で解約するまでに最短でも4年もかかってしまうのです!

一方、モバレコAirは、契約期間が2年間なら、購入した端末の分割払いも2年間とわかりやすい仕様になっています。

そのため、SoftBank Airでの契約を考えるのであれば、公式サイトではなくモバレコAirでの契約がおすすめなんですよ。

また、モバレコAirは実質月額(契約期間中の支払い額の平均値のようなもの)がWiFiサービス中最安級です。

さらに、モバレコAirでは現在28,000円のキャッシュバックキャンペーンも開催されています!

「SoftBank Airでの契約を考えている」「一人暮らしはとにかく安さ優先」という方は、まずはモバレコAirをチェックしましょう!

光回線+WiFiルーターならGMOとくとくBBドコモ光

光回線は無線インターネット回線よりも通信速度が速く接続が安定しているので、しっかりネットを楽しみたい人におすすめです。

さらにWiFiルーターを合わせて使うことで、スマホやタブレットなども毎月のギガ数を気にすることなくWiFiが使い放題になるんです。

光回線とWiFiルーターを使う場合は、ドコモ光をGMOとくとくBBで契約することがおすすめです。

なぜなら、GMOとくとくBBでドコモ光を契約すると、最大通信速度1.7Gbpsという高速通信対応に対応した高性能のWiFiルーターを無料でレンタルできるからです。

(GMOとくとくBBの高性能WiFiルーターについては、こちらでお話しています)

また、ドコモのスマホユーザーであれば、ドコモ光を契約すると、スマホ代の割引が受けられます

スマホ代が割引されれば、全体的な通信費を下げられるので、一石二鳥といえますね。

さらに今なら好きな動画チャンネルを合わせて契約するとキャッシュバックがもらえますよ!

ポケットWiFiならGMO WiMAX

ポケットWiFiという呼び名で知られているモバイルルーターサービス。

そのなかでもおすすめは、UQコミュニケーションズ社が回線提供しているWiMAXというサービスをGMOとくとくBBで契約することです。

このGMOとくとくBBで契約するWiMAXは、「GMO WiMAX」という名前で知られています。

GMO WiMAX(キャッシュバックタイプ)では現在、高額キャッシュバックキャンペーンが開催されています。

当記事から申し込むだけで27,200円のお得なキャッシュバックがもらえますよ!

また、お得な月額料金で利用したい人には、キャッシュバックではなく毎月料金がより安い月額料金割引タイプがよいでしょう。

一人暮らしでWiFi環境を準備する方法

すでにお伝えしているように、快適にネットを使うなら一人暮らしでもWi-Fiが使える環境を整えておくことが欠かせなくなってきています。

では、どのような環境を用意する必要があるのでしょうか。

まずはWi-Fiを自分で用意する必要があるのか確かめておこう

じつは一人暮らしのWi-Fi環境整備は家探しの段階から始まっているんですよ!

というのも、賃貸物件(大家さんや管理会社に家賃を支払って借りて住む家のこと)においてはそもそもWi-Fi環境自体がない物件もあれば、Wi-Fi環境が整備済の物件もあるからです。

入居予定の物件に整備済のWi-Fi環境があるかないかは、大家さんや管理会社、物件を扱っている不動産会社に問い合わせればわかります。

現在、「入居先を探しているよ!」という人は一度確認してみてくださいね。

物件によってはすでにWi-Fi環境が整備されている場合もある

一人暮らしを始めるなら、できればすでにWi-Fi環境が整備されている物件に住みたいですよね。

では、どのような物件であればWi-Fi環境が整備済と判断できるのでしょうか。

Wi-Fi環境整備済の物件である可能性が高いのは、次のようなアパートもしくはマンションです。

Wi-Fi環境ありの可能性が高い物件
  1. Wi-Fi完備のアパート/マンション
  2. インターネット完備のアパート/マンション

どちらにしても、契約時などに「Wi-Fi完備」や「インターネット完備」などの説明を受けていたり、下の画像のようなマルチメディアコンセントが設置されていたりすればWiFiが使えるでしょう。

マルチメディアコンセントとは、一般的な電源ケーブルを差し込むためのタップだけでなく、テレビや電話・ネット回線用LANケーブルなどをまとめて取り付けられるように、さまざまな差し込み口が用意されたコンセントのことです。

このマルチメディアコンセントがあるということは、その物件自体が何らかのネット回線の利用を想定していることを示しています。

とくに下の画像のようなLANケーブル用の四角い差し込み口のあるマルチメディアコンセントであれば、かなりの確率でWi-Fiを使えるでしょう。

普通のコンセントとマルチメディアコンセントの違い

ところで、「『Wi-Fi完備』も『インターネット完備』も、どっちもWi-Fi使えるってことだよね。やったー!」と思う人もいるかもしれませんが、一度落ち着きましょう。

じつは、「インターネット完備」の物件は「そのままではWi-Fiが使えない」んです。

「どういうこと?」と思いますよね。

というのも、Wi-Fiは通信方式の名前であって、インターネット通信そのものではないからです。

基本的に賃貸物件の設備でいうインターネット通信とは、光回線という通信回線のことです。

つまり、インターネット完備物件というのは、「インターネット用回線完備」物件といえます。

そのため、インターネット完備物件でWi-Fiを使うには光回線用Wi-Fiルーターを用意する必要があります。

光回線用Wi-Fiルーターにもおすすめできるものとできないものがあるので、先におすすめの光回線用Wi-Fiルーターを知りたい人はこちらからどうぞ。

元々あるWi-Fi環境が満足できるものでないなら、自分で用意するのがベスト

最初からWi-Fiを使えるWi-Fi完備物件と、光回線用Wi-Fiルーターさえ用意すればWi-Fiを使えるインターネット完備物件。

この2つの物件は、光回線に付きものの回線工事をしなくて済むので、ありがたい存在ですよね。

しかし、こうした物件の通信速度についての評判をインターネットで調べてみると、

「元々契約されている回線が一番遅いものだった」

「備え付けのWi-Fiルーターが古いもので、最新の回線に対応していなかった」

など思わぬ事態に陥ることもあるようです。

そうした場合はたとえ完備物件であっても、そこへ入居するあなた自身で新しくWi-Fi環境(ネット回線)を用意する必要があるといえます。

このようにお伝えすると、「Wi-Fiが遅いなら、テザリングをすればいいんじゃないの?」と思う人もいるかもしれません。

しかし、安易なテザリングはおすすめできる方法ではありません。

なぜなら、テザリングをあてにインターネットをするとギガ死の危険性があるからです。

安易なスマホのテザリングはギガ死へ一直線!

テザリングとはスマートフォンをルーター代わりにしてインターネットにつなぐ使い方をいいます。

いつでもどこでも手軽にできてスマホと変わらない速さでネットが楽しめるのがメリットです。

さらに携帯会社によってはテザリング機能を無料で使えるので、「ついつい使ってしまう」という人も少なくないかもしれませんね。

しかし、安易なテザリングはギガ死直行の危険ルートといえます!

というのも、テザリングでつないだ機器のインターネット通信はスマホのギガを消費しておこなわれているからです。

スマホのギガには「月間データ通信量上限」という容量の限界が設定されています。

この「月間データ通信量上限」を超えるデータ通信がおこなわれると、「速度制限」となり、一時的にスマホの通信速度がとてつもなく遅くなってしまいます。

この状態がいわゆる「ギガ死」というものです。

経験者には痛いほどわかっていることかと思いますが、ギガ死するとやり切れないほどネットが遅くなりますよね。

スマホのギガ死(速度制限)時の通信速度は128kbps。

これは1秒間に128Kbit(キロビット)のデータを読み込めるという意味です。

ではどのくらい遅いのかというと、「画像1枚読み込むのもしんどい」レベルなんです。

そのため、「どうしても!」という緊急時以外の安易なテザリングはするべきではないといえるでしょう。

ネット回線には何がある?

スマホのテザリングで足りるほどしかインターネットをしないのであれば、それで十分といえます。

しかし、この世の中には楽しいエンタメコンテンツが無数に存在していますよね。

そんなエンタメコンテンツを心ゆくまで楽しみたいのであれば、何らかのネット回線を用意することをおすすめします。

このようにお伝えすると、「別に自分でネット回線用意しなくても、近くにフリーWi-Fiスポットがあるから、そこでネットにつなげばいいよね」と思う人もいるかもしれません。

ところが、フリーWi-Fiスポットでの安易なインターネット接続は避けたほうが無難といえます。

その理由は、フリーWi-Fiスポットが危険地帯と化していることも少なくないからです。

フリーWi-Fiスポットは意外と危険がいっぱい……

いつでも誰でも無料で使えるフリーWi-Fiスポット

便利でありがたい場所であることは間違いないのですが、使う場所を選ばないと危険がいっぱいなんです。

なぜなら、一部の管理の行き届いていないフリーWi-Fiスポットがサイバー犯罪の踏み台として悪用されていることもあるからです。

こうした無法地帯化したフリーWi-Fiスポットを利用してしまうと、

  • 個人情報を盗み見されて悪用される
  • コンピューターウイルスなどのマルウェア被害に遭う
  • 位置情報をバラされる
  • 遠隔操作被害に遭う

などの危険性があります。

ただでさえわからないことだらけの一人暮らしで、余計怖い思いをするようなことはしないほうがよいでしょう。

もしもどうしてもフリーWi-Fiスポットを利用したいのであれば、正規のインターネット通信業者が提供している安全性の高いフリーWi-Fiスポットを利用するようにしましょう。

一人暮らしで使えるネット回線には何がある?

ではスマホのテザリングでもフリーWi-Fiスポットでもないネット回線には何があるのでしょうか。

一人暮らしでも使えるネット回線には、次の3つがあげられます。

  • 光回線
  • モバイルルーター
  • ホームルーター

それでは、この3つのネット回線はどのような特徴があり、どんな人におすすめなのでしょうか。

順番にみていきましょう!

光回線

光回線は、光ファイバーと呼ばれる通信回線を利用したインターネット通信の方法です。

日本の家庭用インターネット通信ではもっともポピュラーな方法なので、知っている人も多いかもしれませんね。

この光回線は、通信速度が速く、接続が安定していることから、次に挙げる人におすすめです。

光回線がおすすめの人

  • 家の中でしかインターネットをしない人
  • 動画視聴やオンラインゲームが趣味の人
  • 大きくて重たいデータを扱う仕事をしている人
  • 地方都市住まいの人

光回線のメリット・デメリット

光回線のメリット・デメリットは次のとおりです。

光回線のメリット

  • 通信速度が速い
  • 月間データ通信量上限がないから速度制限が発生しない
  • 接続が安定しているので通信が途切れにくい

光回線のデメリット

  • 回線工事が必要
  • 回線の開通までにかかる時間が長い
  • 回線工事のときには立ち合いが必要
  • 引っ越すときにも工事が必要になる
  • 1つの建物で同じ回線の利用者が多いと通信速度が遅くなる場合がある
  • 配線作業が面倒
  • 月額料金が高めになる(4,000円前後~)

光回線は通信速度と安定性では圧倒的ですが、代わりにデメリットも多いですね。

とはいえ、速度制限の心配なく高速で安定したインターネットを利用したい場合は、光回線以上の選択肢はないといえます。

光回線を使ってみたい、詳しいお話を知りたいという人はこちらからどうぞ!

モバイルルーター(ポケットWiFi)

モバイルルーター持ち運びのできるWi-Fiルーターを用いてインターネット通信をする方法です。

ポケットサイズでWiFi通信ができるので、ポケットWiFiとも呼ばれます。

モバイルルーターはスマホのように電波を受信してインターネットにつながるので、対応している電波の圏内であれば、屋外でも屋内でも使えることが魅力です。

10年ほど前まではモバイルルーターといえば、「通信速度が遅く、接続も不安定」というイメージがありました。

しかし今では通信速度は速くなり、接続の安定性も増しているので、家庭用インターネット通信の選択肢としても広まりつつあります

持ち運びできることがモバイルルーターの最大の特徴のため、次のような人は光回線ではなくモバイルルーターを選ぶほうが使い勝手が良いでしょう。

モバイルルーターがおすすめの人

  • 外出先でもWi-Fi通信を利用したい人
  • 光回線非対応物件に住んでいる人
  • 最新オンラインゲームを趣味としていない人
  • 通信費をできるだけ安くしたい人

モバイルルーターのメリット・デメリット

モバイルルーターのメリット・デメリットはこのようになっています。

モバイルルーターのメリット

  • 持ち運べるので、いつでもどこでもインターネット通信ができる
  • 最短即日で工事なしで使える
  • 引っ越しのときも手間が少ない
  • 光回線よりも月額料金が安い(3,000円前後~)
  • 契約するプロバイダによっては特定のキャリアのスマホ代が割引になる

モバイルルーターのデメリット

  • スマホと同じ電波を利用しているので、対応の電波が圏外の場所ではネット回線につなげられない
  • プロバイダやプランによっては速度制限条項がある
  • 機種によって通信速度がまちまち
  • 同時接続台数が光回線用Wi-Fiルーターよりも少ないので、大人数での利用に向かない場合もある

モバイルルーターは屋外・屋内を問わずに使えて工事も不要なところが大きな魅力です。

しかし、契約プロバイダやプラン・機種によって月額料金が変わったり、速度制限の有無、通信速度がまちまちだったりと、決して完璧なサービスではありません

モバイルルーターをネット回線として利用する場合は、契約プロバイダやプラン・機種の特性をしっかりと理解して、上手に付き合っていく必要があるでしょう。

モバイルルーターについての詳しいお話を知りたい人はこちらからどうぞ!

下記の記事では安くて安心感のあるおすすめのモバイルルーター(ポケットWiFi)をわかりやすくご紹介しているので、一人暮らしに備えてWiFiを準備したい方は一番おすすめのポケットWiFiだけでも確認してみてくださいね。

ホームルーター

ホームルーターは「持ち運べないモバイルルーター」とも呼べる通信方法です。

というのも、ホームルーターはコンセントからの電源供給を常に必要としています。

そのため、モバイルルーターと違い家の外へは持ち出せません

しかし、同じ屋内専用といっても、光回線と違って回線工事は不要です。

このことから、回線工事業者の男性を家に入れることに不安を感じる女性にとっては、光回線よりもホームルーターのほうが導入に対するハードルは低いといえるでしょう。

ホームルーターは光回線とモバイルルーターの双方の性質を持っているため、おすすめできるのは次に挙げる人といえます。

ホームルーターがおすすめの人

  • 家の中でしかインターネット通信をしない人
  • 光回線非対応物件に住んでいる人
  • 通信費をできるだけ安くしたい人
  • 回線工事をしたくない人

ホームルーターのメリット・デメリット

ホームルーターのメリット・デメリットは下記のとおりになります。

ホームルーターのメリット

  • 申し込みから最短即日かつ工事なしで使える
  • 引っ越しのときも手間が少ない
  • 光回線よりも月額料金が安い(3,000円前後~)
  • 契約するプロバイダによっては特定キャリアのスマホ代が割引になる
  • 機種によっては接続台数が光回線用Wi-Fiルーターよりも多い

ホームルーターのデメリット

  • 外に持ち出して使えない
  • スマホと同じ電波を利用しているので、対応の電波が圏外の場所ではネットにつなげられない
  • プロバイダやプランによっては速度制限条件がある

外に持ち出せないものの、光回線と違い工事がいらないことから安く使えるのがホームルーターの大きなメリットです。

「ネットするのは自宅だけ」という人は光回線ではなくホームルーターでの契約のほうがお得に使えるかもしれませんね。

ホームルーターについての詳しいお話を知りたい人はこちらからどうぞ!

また、当編集部ではホームルーターに特化した関連記事もご用意しているので、よろしければ併せてご覧くださいね。

光回線+WiFiルーターを使う方法

一人暮らしで使えるWiFiのうち、まずはもっともポピュラーな、光回線をWiFiルーターと組み合わせる方法について解説していきます。

光回線とWiFiルーターを組み合わせて使う方法には、以下の2パターンが考えられます。

光回線とWiFiルーターを組み合わせて使う方法2パターン
  1. 光回線プロバイダを契約し、自分でWiFiルーターを用意する
  2. WiFiルーターも一緒に貸してくれる光回線プロバイダと契約する

ちなみにプロバイダとはインターネット接続業者のことです。

大変たくさんの光回線プロバイダがあるため、ここでは簡単に安心の大手5社を紹介しておきますね。

  • GMOとくとくBBドコモ光……ドコモユーザーならスマホ代の割引を受けられる。
  • SoftBank光……ソフトバンク/ワイモバイルユーザーならスマホ代の割引を受けられる。
  • auひかり……auユーザーならスマホ代の割引を受けられる。
  • フレッツ光……NTT運営。人口カバー率95%といわれるほど高い普及率を誇る。
  • NURO光……ソニーネットワークコミュニケーションズ社が提供する独自の光回線。対応地域が限られるが通常の光回線の倍の通信速度が出る

光回線の申し込み手順についてはこの章の最後にご紹介します。

次に、詳しくない人にはハードルの高いWiFiルーターについてご説明していきますね。

おすすめの光回線用Wi-Fiルーターも知っておこう

できればなるべく速い速度でインターネット通信ができたほうが嬉しいですよね。

実際に光回線を使ううえで、なるべく速い速度を出したいのであれば、できるだけ高品質のLANケーブルや光回線用Wi-Fiルーターなどの接続機器を用意する必要があります。

ケーブルは1Gbps対応の規格が決まっているので、CAT5e(カテゴリー5e)・CAT6(カテゴリー6)・CAT7(カテゴリー7)などの対応規格の製品を選ぶだけです。

ところが、光回線用Wi-Fiルーターは種類も多く、どれを選ぶべきか悩みがちといえます。

そこでここでは当編集部がおすすめする光回線用Wi-Fiルーターを2つ紹介していきます。

ELECOM-WRC-2533GST2

WRC-2533GST2はELECOM社製の光回線用Wi-Fiルーターになります。

このWRC-2533GST2も「IEEE802.11ac」という最速のWi-Fi規格に対応していて、最新の通信ルールであるIPv6にも対応しています。

しかもWRC-2533GST2は11ac時の最大通信速度が1733Mbps(約1.7Gbps)と他の光回線用Wi-Fiルーターよりも頭ひとつ抜けた高い性能を持っているんですよ!

ちなみに、IPv6というのは、現在使われているIPv4よりも速い通信速度でインターネットを利用できる通信ルールです。

IPv6についてはこちらの記事にまとめてあるので、よろしければ併せてご一読くださいね。

関連記事

【製品スペック表】
製品名 WRC-2533GST2
メーカー名 ELECOM
対応Wi-Fi規格 11ac/n/a/b/g
最大通信速度 5GHz:1733Mbps(約1.7Gbps)
2.4GHz:800Mbps
推奨物件 戸建て:3階建
マンション:4LDK
接続台数 24台
備考 IPv6対応
ビームフォーミング機能付き
「かんたんセットアップ」機能あり
「らくらく引っ越し」機能で万一の買い替えも安心
フィルタリングもばっちり
中継器機能搭載
縦置き・横置き・壁掛けの3WAYの置き方対応だから、家の中でも邪魔になりにくい
LED遮光パネル搭載だから、夜中のランプ点滅も気になりにくい

性能が良い分、標準価格が7,873円と高いですが、ドコモ光をGMOとくとくBBというプロバイダで申し込むと無料レンタルできます

なるべく費用をかけずにこの高性能ルーターを使いたい場合は、ドコモ光をGMOとくとくBBで契約することも検討してみてくださいね。

BUFFALO-WXR-1901DHP3

WXR-1901DHP3BAFFALO社製の光回線用Wi-Fiルーターで、可動式アンテナが本体上部に3本飛び出している愛嬌のあるフォルムが特徴的です。

【製品スペック表】
製品名 WXR-1901DHP3
メーカー名 BUFFALO
対応Wi-Fi規格 11ac/n/a/b/g
最大通信速度 5GHz:1300Mbps
2.4GHz:600Mbps
推奨物件 戸建て:3階建
マンション4LDK
接続台数 18台
備考 IPv6対応
高感度アンテナ搭載
「干渉波自動回避機能」搭載でつながりやすさアップ
ビームフォーミング機能あり
4K動画再生対応
フィルタリング機能付き
「無線引っ越し機能」搭載で万一の買い替えも大丈夫!
中継器機能付き

これら以外にも優秀な光回線用Wi-Fiルーターはまだまだたくさんあります。

光回線用Wi-Fiルーターを探すときは、これらの紹介で挙げている要素などを参考に自分に合った製品を見つけてくださいね。

光回線の契約手順

光回線の契約手順は次の通りです。

光回線の契約手順

STEP1:契約したい光回線に申し込む

STEP2:回線工事をしてもらう(立ち会う必要がある場合・工事まで数週間を要する場合もあるので注意)

STEP3:開通したら、WiFiルーターを設定する

とっても簡単3STEPですね。

そうはいっても、「WiFiルーターの設定ってなんだか難しそう……」と思いますよね。

設定作業に不安を抱えている人にはこちらの記事をご覧いただきたいです。

プロバイダの乗り換え方のお話ではありますが、実際の設定画面の画像を用いて設定方法を解説しているので、設定作業のお役に立つはずですよ!

また、自分で最適な光回線を探すのが面倒であれば、無料で見積もりしてくれる光コラボ比較ナビがおすすめです!

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モバイルルーターでWiFiを使う方法

モバイルルーターは端末が届いたら電源を入れてWiFi設定をするだけで使えるようになります

使い方自体は簡単ですが、どのモバイルルーターサービスを選ぶかが一番迷うところではないでしょうか。

そのため、ここでは主流のモバイルルーターを解説していきますね。

今主流のモバイルルーター2選

モバイルルーターを用いたポケットWiFiサービスには数多くの種類がありますが、現在主流となっているのは、これからお伝えする2種類です。

WiMAX

UQコミュニケーションズ社が提供しているWiMAX回線を利用しているモバイルルーターサービスがWiMAXと呼ばれています。

このWiMAXは回線提供元はUQ社1社だけですが、サービス提供を担うプロバイダ(販売代理店)が20社以上あることが特徴です。

ちなみに、WiMAX回線を提供しているUQコミュニケーションズ社は、auと同じくKDDIの子会社です。

そのため、WiMAXのモバイルルーターはWiMAX回線に加えてauのLTE回線も利用できることが強みとなります。

しかし、auのLTE回線を利用すると無制限プランでも月間7GB制限がかかるなど、知らないと損をするお話も少なくありません。

当サイトでは、WiMAXについての解説から評判まで幅広く取り扱っています。

WiMAXを失敗なくお得に使いたい方は気になる記事だけでも目を通してみてください!

無制限系

この数年数を増やしてきているのが「無制限系」と呼ばれる、日間や月間でのデータ通信量に上限を設けていないタイプのモバイルルーターサービスです。

2019年に話題になったどんなときもWiFiは、データ通信量に上限がないことをウリにしているポケットWiFiサービスなので、この「無制限系」に分類されます。

※4/3からどんなときもWiFiは新規受付を停止しています。

無制限系ポケットWiFiサービスは対応エリアが広くつながりやすいものも多いので、つながりやすいポケットWiFiが欲しい人におすすめです。

無制限系ポケットWiFiの代表的なサービスの詳しいお話はこちらで解説していますよ!

モバイルルーターの契約手順

ではモバイルルーターを利用するサービスを契約する場合は、どのようにすればいいのでしょう。

モバイルルーターを利用したポケットWiFiには、WiMAXや無制限系などいくつかの種類がありますが、基本的な契約の流れは次の通りです。

モバイルルーターの契約手順
STEP1:契約したいポケットWiFiサービスに申し込む
STEP2:最短翌日~遅くとも1週間程度で端末が配送されてくる
STEP3:端末を起動してWiFiを設定する

モバイルルーターを利用したサービスも3STEPで使い始められそうですね。

3つ目の「設定が不安なんだけど……」という人もいるかもしれませんが、ご安心ください!

ポケットWiFiの設定は、端末に割り当てられている「ID」と「パスワード」をお手持ちのスマホやパソコンに入力するだけ完了してしまうんですよ!

難しいものではないので、機械の扱いに自信がない人こそ、ポケットWiFiサービスの利用を検討してみるのがおすすめになるでしょう。

ホームルーターでWiFiを使う方法

最後に近年主流になりつつある、ホームルーターを利用する方法についてご紹介していきます。

ホームルーターも端末が届いたらコンセントに挿して電源を入れ、WiFi設定するだけでOKです。

つまり、ホームルーターは「持ち運べないモバイルルーター」とも呼べる通信方法ともいえますね。

次に、今主流のホームルーターサービスについて解説していきます。

代表的なホームルーターはこの2つ

モバイルルーターに代表的なものがあったように、ホームルーターにも代表的なものがいくつかあります。

モバイルルーターは回線傾向でのグループ分けでしたが、ホームルーターは機種でのグループ分けで考えるとわかりやすいです。

SoftBank Air

SoftBank Airはその名の通り、ソフトバンク社が提供しているホームルーターになります。

データ通信量上限がないので、データ通信量で速度制限をかけられたくない人におすすめです。

また、ソフトバンクもしくはワイモバイルのスマホユーザーである場合は、スマホ料金が安くなる「おうち割」が適用されます。

そのため、これらの条件に当てはまる場合は、SoftBank Airでの契約が第1の選択肢となるでしょう。

WiMAX

WiMAXにもホームルーターがあります。
SoftBankAirと違い、3日10GBのデータ通信量制限がありますが、最大で1Gbpsの通信速度が出る機種があることが強みです。

1Gbpsというと、一般的な光回線の最大通信速度に相当するので、光回線の代わりにしたいと考えているのであれば、WiMAXを契約することがおすすめとなります。

1Gbpsの最大通信速度を出せるWiMAXの機種は2019年発売のL02です。

WiMAXでは今年最新のHOME 02という電波の受信能力を高めた機種が出ましたが、通信速度では前年発売のL02のほうが優れているんです。

そのため、WiMAXを求めるのであれば、HOME02ではなくL02がおすすめとなるでしょう。

ホームルーターの契約手順

ホームルーターはモバイルルーターサービスの親戚のようなものなので、契約の流れも同じであるといえます。

ホームルーターの契約手順
STEP1:契約したいホームルーターサービスに申し込む
STEP2:最短翌日~遅くとも1週間程度で端末が配送されてくる
STEP3:端末を起動してWiFiを設定する

ホームルーターは屋内に置いて使うという面では光回線と変わりありません。

しかし、光回線と異なり工事は不要です。

そのため、自宅でのみWiFiを利用する人で「機械の扱いはどうも苦手……」という人は、光回線ではなくホームルーターサービスで契約したほうが開通後の厄介ごとに悩まされる心配も少ないでしょう。

WiFiの設定作業もモバイルルーターの場合と同じく、「お手持ちのスマホやパソコンに端末に割り当てられている「ID」と「パスワード」を入力するだけ」で完了します。

手軽に早くWiFi環境が欲しいのであれば、何かと時間のかかりがちな光回線ではなく、ホームルーターサービスを契約するほうがおすすめといえるでしょう。

まとめ

一人暮らしでWi-Fiを使う方法についてご紹介してきました。

一人暮らしでWi-Fiを使うにはそもそもの物件選びの段階から重要になってきます。

はじめからWi-Fiが使えるのは、

  • Wi-Fi完備のアパート/マンション
  • インターネット(光回線)完備のアパート/マンション

のいずれかでしたね。

また一人暮らしで使えるWi-Fi環境(ネット回線)には、

  • 光回線
  • モバイルルーター
  • ホームルーター

の3種類があります。

そのためそれぞれの回線をしっかりと比較して、あなたにもっともフィットするものを選ぶよう心がけてくださいね。

もし、どの回線を選ぶべきか迷った場合は、この記事でご紹介しているサービスや回線を参考にしていただければ幸いです。

あなたのWi-Fi選びがうまくいくことを願います。

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