
トイレの鍵が開かないという緊急事態に陥ったら、一刻も早くどうにかしなければならないと焦ってしまう方が多いでしょう。しかし、焦ってあれこれと鍵をいじってしまうと、かえって開錠が難しくなってしまうおそれがあるのです。
そこで、緊急時に試していただきたい開錠方法をご紹介します。あわせて、鍵が開かない原因が鍵の故障ではなかった場合の対処法も解説しますので、緊急時の参考にしてください。
また、ご紹介する対処法を試してみても、焦ってしまって鍵がうまくあけられない場合があります。そのときは、無理にこじ開けようとせず、すぐに業者に連絡しましょう。

目次
トイレの鍵が開かない!緊急の鍵開け方法
トイレの鍵には、おもにロックボタン式とサムターン式の2種類があります。ロックボタン式は、ドアノブの真ん中にボタンのようなものがついていて、ボタンを押すと鍵がかかり、ドアノブを回すと鍵が開くタイプです。サムターン式は、ドアノブにつまみがついているタイプで、つまみを回すことで鍵の開閉をおこないます。
どちらも単純なつくりをしていますが、鍵が開かないという状況では、冷静に鍵の構造を考えている余裕がなくなることもあるでしょう。ここでは、外側と内側どちらからでも開錠できるように、両方の開錠方法をご紹介します。
【1】外側から開かない場合
トイレに入ろうと思ったら鍵が開かないという場合は、非常開錠装置を使うことができます。
ドアノブの外側についている小さな溝のことなのですが、トイレは日常的に使用する設備のため、緊急時用の装置がついていることが多いのです。
開け方は簡単で、コインかマイナスドライバーを溝に当てはめて、左右どちらかに回します。鍵の開く音がすれば開錠成功です。
【2】内側から開かない場合
子供のいたずらなどで、内側にいるときに鍵が開かなくなってしまったら、針金のハンガーで開けることができます。
手順としては、針金ハンガーのフックの部分を鍵のストッパーの少し上に差し込み、フックを下に下げるだけです。
ただし、通常トイレの中にハンガーはないと思うので、緊急時のためにハンガーを用意しておくとよいと覚えておきましょう。
開かないときは無理せず早めに業者を呼ぼう
ご紹介した方法でトイレの鍵が開かない場合は、すぐに業者を呼んで開錠を依頼しましょう。鍵開けの費用相場は4,800~8,000円ほどです。トイレが使えないままでは困ると思いますので、早めに対処しましょう。
一人暮らしでトイレに閉じ込められてしまったら
トイレの鍵が開かないとき、とくに困るのが一人暮らしの方でしょう。家には自分しかおらず、家の鍵は締まっている状態です。家の外の人と直接会話ができればよいですが、マンションなどではそれも難しいでしょう。
その状態では、いくら業者に助けを求めても、作業員は家の中に入ることができないため、開錠作業がおこなえません。
事前に、家族や家の管理会社などに連絡して家に入れる状態にしてから、業者に鍵の開錠を依頼しましょう。
非常開錠装置が空回り!原因は鍵じゃないかも……?
トイレの鍵が開かないときに、まっさきに試していただきたいのは、先述した方法です。しかし、非常開錠装置を使っても、鍵の開く感覚がしない場合があります。
その場合は、鍵が開かない原因が鍵そのものではない可能性が高いです。別の開錠方法を試してみましょう。
ラッチボルトの劣化が原因かもしれない
非常開錠装置で鍵が開けられない場合は、ラッチボルトが劣化しているかもしれません。ラッチボルトとは、ドアが風などで勝手に開閉しないように仮止めする部品です。
ドアの側面についていて、通常はドアノブを回せば仮止めが外れてドアを開けることができます。しかし、長年使用していると、劣化して動きが鈍くなったり、サビなどで仮止めの状態のまま固定されてしまったりするおそれがあるのです。
「ラッチボルト」を引っ込めて開ける方法
ラッチボルトはあくまでもドアの仮止めです。小物を使って引っ込めることができれば、ドアは開けられます。
ドアの隙間に針金や硬い素材のカードなどを突っ込んで、ラッチボルトが外れたらすぐにドアノブを回してドアを開けましょう。
トイレの鍵の不具合は自分で直せる?
トイレの鍵の不具合を自分で完全に直すことはとても困難です。今後生活していくうえで、トイレの鍵が開かないというトラブルが起こらないようにするには、プロに直してもらうのが最適でしょう。
自分で直すのはコストも時間もかかる
トイレの鍵を自分で直す場合は、まず壊れている部分がどこなのかを判断しなければなりません。そして、壊れた部品の型番を確認して、メーカーから新しいものを取り寄せ、部品を交換します。
型番はドア側面の金具を見ればわかるので、探すのに苦労はしませんが、部品の取り寄せには時間がかかりますし、交換作業の労力も必要です。
また、鍵の破損状態によっては、部品交換ではなく、ドアを交換しなければならない場合があります。その場合は、ドアを購入しなければなりませんし、部品を交換するよりも、作業の難易度も高くなります。
プロに依頼するのがベスト
自分で鍵を直すのは、上記のようなリスクがともないます。さらに、最初におこなう原因を探す工程で、見つけた原因が間違っていた場合は、時間とお金だけをかけて間違った施工をおこなうことになります。
そういったミスなく鍵の修理をおこなうためには、プロの業者に依頼するのがベストな手段です。プロであれば、鍵の構造や破損している原因などに詳しいので、正しい原因がわかるでしょう。
修理にも慣れているので、細かい手順などに迷うこともありませんし、動作確認まで徹底しておこなうので、施工後も安心して鍵の開閉がおこなえます。できるだけ自分に負担のない方法で、修理をおこないましょう。
まとめ
トイレの鍵が開かないという状況は、トイレの中にいても外にいても緊急事態です。ご紹介した方法ですぐに開錠できればよいですが、焦っているとうまく開錠できないこともあります。
また、鍵が開かない原因が、操作ミスではなく鍵の劣化や故障などであった場合は、プロによる修理や交換が必要です。無理に鍵をいじるのではなく、早めに業者に相談して根本的な解決を目指しましょう。
業者選択は弊社のサービスを利用すればお手軽におこなえます。見積りを無料でおこなうこともできますので、費用面の心配もありません。トイレの鍵の不具合を感じたら、開かなくなる前にご相談ください。
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