
テラスやウッドデッキなどが家にあるかたは暑い日差しを避けるため、パーゴラを検討している方もいるのでは少なくないかと思います。パーゴラを設置すると、涼しいテラスになりくつろぎの場を提供してくれるかもしれません。一見難しそうなパーゴラはDIYでも作ることができます。ここでは、パーゴラの基本的なDIYについて紹介します。

パーゴラとは?
パーゴラはもともとイタリア語でぶどう棚という意味です。最近は、庭や軒先に設置する棚やドーム状に組まれた屋根のようなもののこと指しています。屋根として利用するのではなく、つる植物や布、すだれなどを被せて使うことにより、日陰をつくり、ウッドデッキやテラスなどをより楽しめる空間として作られているものです。
パーゴラはデザイン性が強く、自分好みにデザインもできるため、庭やテラスを簡単におしゃれに見せることができます。
パーゴラを作る前に考えたいこと
パーゴラを作る前に、イメージを固めなければいけません。
設置する場所を決めたら、一度設計図を書いてみると自分のイメージがつかめます。どれくらいの大きさにして、どんな作りにするかで、材料もしっかり揃えることができます。設計図は簡単なものからはじめて、サイズが決まったら、きちんと採寸し、サイズを記入していくことが大事です。設計図をしっかり作ることがDIYでも重要になってきます。
パーゴラの材料
DIYでパーゴラを作るときに一から木材を選ぶには大変なので、パーゴラのキットを活用してみてもいいかもしれません。どんなのがあるのか一部をご紹介していきます。
・タカショー WPG-002 ウッディーストレートパーゴラ
タカショーという会社はガーデニングをやっている人にとっては聞き馴染みがあるかもしれません。ガーデニングにおいて様々なものを展開している大手の会社です。そこから販売されているパーゴラキットは、ウッドデッキなどと組み合わせても相性がいい木製のルーフタイプです。
・武田コーポレーション パーゴラシェード PS-250K ベージュ
木製ではなくアルミ製なので、スタイリッシュな印象を与えることができます。設置も比較的簡単にでき、メンテナンスも手軽にできるものが多いです。
キットは手軽にできる反面、なかなか希望に合ったものが見つからないこともあります。
また、キットに入っている材料が何に使うかを理解していないと、DIYが難しくなる場合もあるので、しっかりと確認しましょう。
作り方の手順
DIYでは手順を知らないと、パーゴラが完成したときに斜めになっていたなんてこともあります。そういったことにならないためにも、パーゴラの作り方の一例をご紹介していきます。
1.下準備
キットを使う場合には必要ないですが、木材を一から調達したのであれば、設計図を見ながら必要な長さにしなければなりません。
また、長く使用していくためには、塗装も大事になってきます。防腐、防虫のためにもしっかりと塗装しましょう。塗装の色しだいでパーゴラの印象も変わるので自分のイメージにあった色選びも重要です。
下準備をしっかりしていないと、途中で材料や工具が足りない場合も出てきます。また、下準備をする際に再度足りないものがないかを確かめるといいでしょう。
2.基礎を作る
下準備が完了したら、最初にすることは基礎作りです。
束石(基礎となる柱を固定するとなる土台)のサイズに合わせて地面を掘っていきます。このときに、それぞれの深さが一緒でないと、柱を立てたときに高さが違ってきます。
穴の底に砕石を厚さ約5~10cmくらいになるように平らに敷いていきます。この砕石を安定させるためにモルタルやセメントなどを入れて、その上に束石を置いていきます。この時流しいれたモルタルやセメントが柔らか過ぎると沈んでしまうので注意しましょう。
また、束石は同じ高さで水平になっているか調節することが大事です。しっかりと確認したら、再度束石の周りにモルタルやセメントなどを流し埋め込んでいきます。
3.支柱を立てる
束石に束柱を立てていきます。ここでも垂直かどうかが重要になってきます。支柱を水平に立てることができたら仮止めしていきます。
4.屋根の枠を取り付ける
次に屋根の枠になる部分を取り付けていきます。枠が地面と水平であるかどうかが重要になってきます。束柱の上部に天井の枠になる横木(横向きの木)を地面と水平になるように取り付けていきます。
5.固定
束柱と屋根の枠が固定できたら、束柱を固定していきます。モルタルを使うなら水分を多めにし、隅々までいきわたるようにしましょう。モルタルが乾くのを待って、横木に垂木(屋根板を支えるための木)を組み合わせて、金具などで固定していきます。
6.最後に
パーゴラが完成したら、屋根のアレンジをしていきます。植物をはわせたり、布を張ることもできます。
DIYするのには大変ですが、完成したときは達成感が生まれます。パーゴラを設置することで屋外ならではの開放感も楽しめます。
まとめ
パーゴラはアレンジ次第で雰囲気も変わってきます。例えば、バラを絡ませ豪華に見せたり、パーゴラに合わせてウッドフェンスを設置したりとアレンジは多数存在します。パーゴラは自分で作ることが可能です。しかしDIYでは危険も伴い、失敗すると崩れてしまう可能性もあります。また、材料や工具などを揃えたりしているとDIYの方が高くついてしまうかもしれません。
パーゴラに興味がある方は一度業者の方に相談してみてはいかがでしょうか。
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