バラ剪定は冬が勝負!来春の開花を目指してやるべきことを解説!

2021.4.30

バラ剪定は冬が勝負!来春の開花を目指してやるべきことを解説!

バラの剪定を冬におこなう理由は、休眠期の間に余分な枝を取り除くことです。そうすることで樹形を保ちつつ残った枝に栄養が集中し、来年の株を元気に保つことができます。しかしバラには四季咲きとつるバラの2種類が存在するため、適切な剪定の方法は異なってくるでしょう。

そのためこのコラムでは、それぞれの剪定の手順やポイント、病害虫から守る方法について紹介していきます。バラの花をきれいに咲かせるためにも必要な手入れになるので、ぜひ参考にしてみてください。

バラ剪定は冬が勝負!剪定の基本

休眠期におこなうバラの剪定は、来年のバラの樹形や花のクオリティを決めるといっても過言ではない大切な作業になります。

なぜなら不要な枝を適切に取り除けたかどうかによって、栄養の行き渡り具合やすっきりとした見た目が作り出せるかどうかが決まるからです。そのため、バラの剪定を冬におこなう際の手順やポイントについて知っておきましょう。

四季咲きのバラの冬剪定

四季咲きのバラの剪定は、大きくなっていく樹形を整えることが重要になります。そのため理想とする樹形を想像しながら、枝を伸ばしたい部分とおさえたい部分を意識して剪定をおこなってください。基本的にはその年に一番花が咲いた枝を基準に、それより上にある枝を剪定していきます。芽をいくつか残して切り取ってしまいましょう。

ただし、その際に注意したいのが枝の寿命です。枝の寿命が近づくとその先端が細く弱々しいものになっていきます。そのため、古い枝は優先的に切り取ることがおすすめです。また新梢を伸ばしていきたい場合は、可能な限り太くて丈夫なものを選んでください。なぜなら新梢は、その新枝よりも太くなる可能性が低いからです。

つるバラの冬剪定

つるバラの冬剪定は、樹形を整えるというよりは枝を間引くということを目的にしているといえます。なぜならつるバラは、その樹形を伸ばしていくことで建造物を飾る目的で育てられることが多いからです。

しかしただ放置していては、樹形を伸ばしていくことはできません。なぜなら古い枝や弱った枝が残っていれば、株全体へ栄養が行き渡らないだけでなく、その枝から分岐した枝も枯れていってしまうからです。

そのためつるバラの冬剪定は、そうした古い枝や弱った枝を間引く作業になります。また、もしそうした枝が主枝となっている場合は、代わりとなる新梢を伸ばす必要があるでしょう。四季咲きのときと同様に、新梢の中から太くて丈夫なものを主枝に選んでください。

つるバラには誘引も欠かせない

つるバラは、先述の通りその樹形を伸ばしていくことを目的に育てられることの多い植物です。そのため、伸ばす先を導いてあげる必要があるでしょう。そうした誘引は、剪定と同時期におこないます。

なぜなら、剪定によってその主枝が変わったり枝の疎密が変化したりするからです。剪定によって枝が間引かれたつるバラは、まずその主枝をアーチやフェンスなどの建造物に固定します。

そうすることで、つるバラを伸ばしたい方向を示すことができるでしょう。次に主枝から分岐している枝を固定していきます。このときに枝と枝の間隔を意識して、適切な距離感を保つことがポイントです。もしそうした密度を間違えてしまうと、病害虫に侵される危険性が高くなるので注意してください。

また枝を固定する際は、きつく縛らないようにしてください。なぜならバラは休眠期をあけると成長して、枝の直径が大きくなるからです。固定箇所が締め付けられていると、枝が弱ってしまう危険性があります。

バラ剪定は冬が勝負!来春の開花を目指してやるべきことを解説!

正しい剪定ならプロにお任せを!

バラの冬の剪定は樹形を整えるだけでなく、健康を保つためにも非常に重要な役割を果たすものです。そのためバラの醍醐味ともいえる花をきれいに咲かせるためには、欠かせない作業といえるでしょう。

しかし古い枝や弱った枝の見分け方は難しく、誤った枝を切ってしまうおそれもあります。そんなことになれば、バラを枯死させてしまう危険性もあるでしょう。そこでもし剪定の作業に不安がある方は、プロの業者に剪定を依頼することをおすすめします。つるバラであれば、同時に誘引を委託することもできるでしょう。

鉢植えバラの冬の剪定とお手入れ

バラを鉢植えで育てている場合、前述の剪定方法と共通している部分もありますが、手順が異なってくる部分もあります。そのため、鉢植えバラの剪定を冬に施す際の手順やポイントについても、詳しく見ていきましょう。

基本の剪定手順

まずは鉢植えのバラを剪定する際の基本的な手順を追っていきます。それぞれの工程に重要な役割があるので、飛ばしたり疎かにしたりしないように気をつけてください。

バラ剪定は冬が勝負!来春の開花を目指してやるべきことを解説!

手順①:樹高を半分程度におさえる

枝は先端に近づけば近づくほど細くなっていきます。そしてこういった枝には、美しい花が咲く可能性が低いといえるでしょう。そのため休眠期である冬に、太く丈夫な枝だけが残る樹高まで戻してあげてください。

手順②:不要な芽を切り取る

成長したときに樹形を崩しそうな芽は、あらかじめ切り取っておくとよいでしょう。具体的には外を向いた芽や密度が高くなりそうな箇所の芽が剪定対象に該当します。

手順③:不要な枝を切り取る

弱った枝や古い枝などの栄養を無駄に消費する枝だけでなく、見た目を悪くしてしまう枝や健康を阻害する枝も剪定する必要があります。そして、こういった枝には以下のようなものが挙げられます。

徒長枝:ほかの枝と比べて明らかに成長が過剰な枝
・逆さ枝:主枝の方に向かって生えている枝
・交差枝:ほかの枝と交差している枝

寒肥を忘れずに!

土壌が限られている鉢植えでは、寒肥を施すことが大切です。寒肥は剪定と同時期にあたえるとよいでしょう。またそうしたバラの寒肥には、長期間に渡り少しずつ栄養を供給する緩効性肥料をあたえてください。即効性肥料をあたえると、根腐れを起こしたり弱々しく長い枝に成長したりといった弊害を起こしてしまうおそれがあります。

春に向けて植え替えも大切

鉢植えでバラを育てているのであれば、定期的に植え替えが必要になってきます。なぜなら土壌が制限されていて、栄養の偏りが起こりやすいからです。バラの植え替えをおこなう際は、まず花を切り落としてしまいましょう。

なぜなら、植え替えのあとはしばらく株の健康状態が安定しないためです。そうした状態で花が咲いていると、水や栄養の多くが花に消費されてしまいます。そして、新しいバラ専用土に移し替えるときは、根についている古い土をある程度払い落してください。

もしそのまま移し替えると、根の周辺の土壌は古いままとなってしまうためあまり植え替えの意味がなくなってしまうでしょう。植え替えのあとは、水を十分にあたえてください。なぜなら根が定着するまでの期間は、吸水力が落ちてしまうからです。

害虫が少ない冬こそバラの消毒をしよう

バラが枯れてしまう要因のひとつに病気や害虫による株の弱体化が挙げられます。そしてそうした魔の手は、暖かい季節に襲ってくる可能性が高いです。そのため、病害虫に侵される危険性の低い冬のうちから消毒をおこなっておきましょう。

バラ栽培の敵!要注意な病害虫

バラを栽培する際に気をつけなければならない病害虫には、以下のようなものが挙げられます。対策をするために、それぞれの特徴を知っておきましょう。

病気

黒点病:葉に黒い斑点ができて落葉する
ウドンコ病:葉に菌糸でできた白い膜が形成される
灰色カビ病:芽や花にカビが付着して、徐々に腐敗していく

害虫

アブラムシ:茎などに付着して病原菌を媒介する緑や茶色の虫
カミキリムシ:幹に穴をあけて産卵し、幼虫が中からバラを食い破る
カイガラムシ:茎などに白いカプセルのような膜を形成して張り付く虫

目的に応じて消毒薬を使い分けましょう

消毒をする際は、その目的に応じて消毒薬を使い分ける必要があります。そしてバラの場合、使用する消毒薬は殺虫剤と殺菌剤に分類することができるでしょう。

また、どのような病害虫への対策が必要か判断するためには、住んでいる地域や環境を考慮することが有効です。対策すべき病害虫がわかったら、消毒薬に記載されている説明に従って作業をおこないましょう。

ハンドスプレータイプがお手軽でおすすめ!

消毒薬の散布方法には様々な種類が存在しますが、まずはお手軽なハンドスプレータイプがおすすめです。薬剤以外の道具を使用する必要がなく誤用もしづらいため、比較的安全に作業を進めることができるでしょう。

育て方・病害虫……お悩みはプロにお尋ねください

バラを健康に育てるためには、日頃の手入れや病害虫への対策を欠かすことはできません。そのためバラの剪定を冬に施す方法だけでなく、バラの健康を保つための方法を広く知っている必要があるといえるでしょう。

そしてもしバラの手入れに関する疑問や不安があるならば、プロに相談することをおすすめします。プロであれば剪定だけでなくバラに関する様々な情報を深く理解しているため、疑問への答えを提供することができるでしょう。

バラ剪定は冬が勝負!来春の開花を目指してやるべきことを解説!

まとめ

バラの剪定を冬におこなう目的は、休眠期に樹形を整えたり不要な枝を間引いたりすることです。しかし、その目的を達成する手順はバラの種類によって異なります。四季咲きのバラとつるバラの特徴を理解し、適切な剪定をおこないましょう。

また鉢植えで育てている場合は、定期的に土壌を新しいものに交換する必要があります。バラを枯らしてしまわないように、ポイントを意識しながら作業を進めてください。バラを育てるためには、剪定だけでなくこうした植え替えや病害虫への対策のような手入れまで幅広い知識とそれに伴う作業が求められます。

そのためもしバラの剪定や日々の手入れに不安がある方は、一度業者に依頼してみてはいかがでしょうか。もしかしたら、バラをよりよい状態に保つためのポイントが見つかるかもしれません。

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