鮮やかに染まるヤマモミジを育てよう!ほかのモミジとのちがいも紹介

2021.4.30

鮮やかに染まるヤマモミジを育てよう!ほかのモミジとのちがいも紹介

秋になると鮮やかな色彩を見せてくれるヤマモミジは、手軽に観賞しやすい庭木のひとつです。剪定をしなくても、自然な樹形を楽しめるのも魅力になります。

そんなヤマモミジを育てるとき、心配なのが病気や害虫による被害を受けるかもしれないという点です。しかしこれらは早めに対処すれば解決できるかもしれません。

また日本にはヤマモミジ以外にもモミジの種類があります。特徴や見分け方もあわせて確認してみましょう。

ヤマモミジをお庭で育てよう!その育て方をご紹介

ヤマモミジは、水やりや剪定をする手間をあまり必要とせず、土にしっかりと植えつけることができれば手軽に観賞が楽しめる庭木です。そんなヤマモミジを育てるときは、最初の環境選びがもっとも重要になってきます。

モミジは直射日光に当たってしまう場所には適していません。そのため植えつけるときは、日陰になった、乾燥しにくい場所を選びましょう。とくに夏場は葉が枯れたように変色してしまう「葉焼け」と呼ばれる現象が起きやすくなります。

この現象は、葉の細胞が機能しなくなることで引き起こるため、一度茶色くなってしまった葉はもとに戻りません。葉焼け対策のために、夏場は葉にも水をまくようにしましょう。

肥料は新しい芽が出るまえの2月に、根元を囲うように与えましょう。ある程度成長をおさえたい場合は、肥料の量を減らすことで対処できます。ヤマモミジを鉢植えで育てたい場合は、水やりをする必要があります。鉢に入れた土の表面が乾きはじめたころを目安にしてみてください。

ただし、冬場の水やりは時間を見極めなければなりません。夜に土が湿っていると、霜柱になってモミジを傷めてしまうおそれがあります。水やりはなるべく午前中におこなってください。

ヤマモミジは病虫害に注意しよう!

庭に植えたヤマモミジの葉に以下のような特徴がみられる場合は、病虫害にかかっているおそれがあります。そのままにしておくと、木全体に悪い影響を与えてしまうかもしれません。

葉の表面や枝に白い、まだら模様がある

葉に白い点がある場合は、「うどんこ病」という病気にかかっているかもしれません。放置しておくと、葉や枝が変形するおそれがあります。うどんこ病にかかっている葉をみつけたら、ほかの葉へ感染することを防ぐため、すぐに取り除き処分しましょう。

5mmほどの白い点が枝や幹にある場合は、「カイガラムシ」という害虫による被害を受けている可能性を考えましょう。カイガラムシは樹液を吸うため木の育成を妨げてしまい、最悪の場合枝を枯らしてしまうこともあります。発生が確認できたときは専用の薬剤を散布して駆除しましょう。

新しい芽や葉の裏に小さな虫がたくさん発生している

「アブラムシ」は、植物の新芽や葉の裏から栄養を吸い取る害虫です。大量のアブラムシがすみついていると、植物が健康に育たなくなってしまうおそれがあります。なかには葉や枝を変形させてしまう種類もいるため、みつけたらカイガラムシと同じようにすぐに駆除しましょう。

カイガラムシやアブラムシといった害虫は、植物そのものに影響を与えるだけでなく、見栄えも悪くしてしまいます。害虫による被害を確認したら、なるべくすぐに対策することが大切です。

葉の表面が黒い「すす」がついたような状態である

害虫の分泌物などによって、黒い「すす」のようなものが葉を覆ってしまう「すす病」が起こることがあります。葉の表面で起こるすす病は、植物が生きるうえで欠かせない光合成を妨げてしまいます。

ヤマモミジの病虫害は、ほかの植物を育てるうえで同じように発生するおそれがあるものばかりです。しかし、薬剤などを用いて早めに対処すれば解決できる可能性が高くなります。

ヤマモミジの剪定は高さの調整のみ!正しい剪定方法とは

ヤマモミジは基本的に剪定する必要がない庭木です。もともと刃物に弱い木なので、枯れ枝などは剪定ばさみなどを使わず、なるべく手で取り除くと木を傷める心配が少なくなります。

もし高さを調整したり、不要な枝を取り除いたりするために刃物を用いて剪定する場合は、葉が落ちたあとの11月から12月の終わりごろにおこないましょう。ほかの枝に絡みついてしまっている枝や枯れてしまった枝など、不要な部分を剪定して樹形を整えれば十分です。

菌の侵入を防ぐため、切り口には保護液を塗ることも欠かせません。成長に必要な樹液が流れ出てしまうのを防ぐこともできます。

ヤマモミジの樹高が比較的高い木のため、庭の敷地面積によっては近隣にまで伸びてしまうことがあるかもしれません。高さやボリュームをおさえたい場合は、長く伸びた枝を切り落としましょう。

また樹高によっては高所作業となり、剪定時に危険がともないます。伸びすぎてしまって剪定が難しい場合は、業者に相談してみるのもよいでしょう。

ヤマモミジの剪定は高さの調整のみ!正しい剪定方法とは

モミジには種類がある!その見分け方とは

日本のモミジには、ヤマモミジ以外にも種類があります。それぞれどんな特徴があるのか見ていきましょう。

モミジの種類

世界中で愛されているモミジですが、日本では大きく分けて「ヤマモミジ」「イロハモミジ」「オオモミジ」の3種類がおもに分布されています。しかし、モミジの判別にはいくつか基準があるため、そのなかの一例となります。

見分け方

ヤマモミジに分類されるモミジは、葉の先が8つほどに分かれていて、秋ごろに黄色やオレンジ色に変わります。なかには枝が垂れる品種もあるのが魅力です。

イロハモミジと呼ばれるモミジは、ヤマモミジと比べると葉が小さく、先も6つほどに分かれているのが特徴です。赤く紅葉するため、モミジといえばこのイロハモミジを連想する方もいらっしゃるかもしれません。

オオモミジは3種類あるモミジのなかでも、とくに葉が大きいのが特徴です。ヤマモミジやイロハモミジは、このオオモミジから派生したという説もあります。

まとめ

ヤマモミジは庭で育てれば水やりや剪定の手間が少ない植物です。しかし太陽の光が直接当たってしまう場所には適してないので、植えつけるときは最初の環境選びを慎重におこなってください。

病虫害の症状がみつかった場合は早めに対処しましょう。放置しておくと木そのものが枯れてしまうかもしれません。剪定するときは切り口の処理も忘れないようにしましょう。雑菌の侵入や樹液の流出を防ぐ効果があります。

また、ヤマモミジは比較的成長が早い木です。個人で剪定するのが大変そうだと感じたら、無理はせずに業者に依頼してみてはいかがでしょうか。

剪定を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「剪定」をご覧ください。

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