お庭をコンクリートでDIYするには？処分もラクな方法にしよう

庭の雰囲気を変えたいときの手段としてコンクリートに敷き変える方も少なくありません。コンクリートにするとよりスタイリッシュになりますが、費用が高いためなかなか決断できない方が多いかと思います。ここでは、舗装方法の一つとしてコンクリートのメリットや処分方法などを紹介していきます。

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お庭にコンクリートを使用するメリットは

庭をコンクリートにするときは下地に鉄筋を入れていることが多いので、耐久性に優れています。そのため、いつまでも綺麗な状態を保つことができます。最大のメリットはメンテナンスが楽になることではないでしょうか。

例えば車のタイヤで汚れたら、水を流すだけて簡単に汚れを落とすことができます。水はけもいいため、雨が降っても水たまりができることはなく、ぬかるむこともありません。また、ほこりも舞いにくいので、ほうきでさっと掃くだけで掃除は完了します。

一方で、コンクリートは太陽の照り返しが強く、夏は大変熱くなってしまいます。打ち水をすることで和らげることも可能ですが、日差しが強い日は気を付けなければいけません。

また一度コンクリートで庭を覆ってしまうと、ガーデニングなどができなくなるので、ガーデニングなどをする予定があるなら、一部を土のままにしておくなど範囲を決めてから施工しなければなりません。

固まる土で簡単にDIY舗装ができる！

ホームセンターなどで見る固まる土は簡単にDIYで舗装できる便利なものです。しかし、コンクリートとは違い、石などの頑丈な材料は入っていなく砂とセメントでできていることがほとんどです。そのため、施工直後はきれいでも、数年たつと必ずひび割れが起きます。使用頻度が高ければ高いほど割れるのも早くなります。

また日当りが悪い場所に施工するとコケが生えてくる可能性もあります。きれいに雑草対策をしても、コケによって黒ずんだ庭になるかもしれません。
水で固まる土は簡単にDIYすることができますが、使用する場所には気をつけなければいけません。

駐車場にも応用可能。必要なコンクリートの厚みについて

駐車場が土のままだとタイヤや車が汚れてしまったり、大雨の時には車が地面に埋まってしまう危険があるため、駐車場をコンクリートにする人も多いようです。しかし、駐車場はきちんとした施工をしないと、ひびが入ったり、沈んでしまったりして大変危険です。

駐車場をコンクリートにするときは、まずどのような車が乗るのかが重要になってきます。トラックと乗用車では全然違います。一般のご家庭の場合は、約10cm～15ｃｍが必要となってきます。これ以上、極端に厚かったり薄すぎたりすると、強度は低下していきます。

コンクリートの下にワイヤーメッシュなどを入れて補強する場合が多いですが、コンクリートが必要以上に厚すぎると、ワイヤーメッシュが重さに耐えれなくなり割れてくることがあります。また薄すぎてもワイヤーメッシュに沿ってひび割れが生じることがあります。

適正な厚みでないと、すぐに施工が必要となる可能性があるのでコンクリートの厚さには注意しましょう。
　　　　　　

DIYするなら考えておきたいコンクリートの処分法

もしコンクリートがあまってしまった時など、コンクリートが不必要になったときの処分方法を知っていますか？

コンクリート構造物の解体や撤去時に出るコンクリート類は廃棄物処理法で、がれき類に指定されています。また、建設リサイクル法では、特定建設資材廃棄物に指定され、再資源化等の義務が決められています。

そのためコンクリートは勝手に捨てることはできません。法律で決められているので、きちんと業者に引き取ってもらう必要があります。不安であればお近くの自治体に相談してみるとよいでしょう。少なければもしかしたら、引き取ってくれるかもしれません。自治体によっては、業者をいくつか教えてくれるので、勝手に処分する前に一度相談した方がいいでしょう。

まとめ

コンクリートを施工するときはなかなか素人では難しく、特に駐車場はしっかり下に補強しないと、すぐにひびがはいってしまう可能性があります。

また、コンクリートの他にアスファルトなどもあり、どれにしようか迷ってしまいます。アスファルトについては過去コラム「駐車場のアスファルト工事の費用相場とは？」に詳しく記載してあります。あわせてご覧ください。

決して安い工事ではないので、失敗する前に業者に一度相談することをおすすめします。駐車場の出し入れがより快適になるかもしれません。

駐車場工事を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「駐車場工事」をご覧ください。