
昔ながらの和風庭園が少なくなってきている現代では、和風庭園の導入を検討している方も少なくないかもしれません。和風庭園は落ち着きがあり、美しく、奥深いものです。
この風景をつくっているのが庭石ではないでしょうか。和風庭園になくてはならない庭石は、しっかりとした知識をもって導入しないと、のちのち処分するときに大変な作業になってくることもあります。
ここでは、庭石の処分方法について詳しくご紹介していきます。

庭石って何?どんなときに処分が必要になるの?
昔の日本家屋の庭に見られた石を庭石といい、庭に趣をそなえるためにある石のことで、飛び石とも言います。和風な造りが人気な頃は、たくさんの庭石がある家も多かったのではないでしょうか。
しかし、近年は庭石を処分しようとしている人も増えています。例えば、庭の模様替えや家庭菜園を始めたい方、庭を駐車場にしたい方や家の増築など様々な理由で庭石が不必要になります。庭石は手で持ち運べる重さだと自分で移動できることもありますが、ほとんどの庭石は重たく、それなりに大きいものが多いです。そうすると自分での撤去は難しく、業者などに頼まないといけなくなります。
不必要になった庭石って処分できるの?
必要なくなった庭石は処分できます。しかし、処分してしまう前に活用方法がないか考えてみてから処分を決めた方がよいでしょう。もしかしたら何かに活躍できるかもしれません。
処分にはどうしても費用がかかってきたり、時間がとられたりします。例えば庭を模様替えするときには新しい場所に設置してみたり、家庭菜園などでは花壇の一部として庭石を使ったりすることも可能です。
それでも本当に処分が必要となった場合には、色々な方法があります。
庭石の処分方法には何があるのか
本格的な撤去や処分の方法については、大きく3つに分けることができます。自身に合った処分方法を見つけましょう。
個人で処分する
処分できるのは、小さな庭石や砂利などに限られます。
まず、ごみとして廃棄できないか自治体に問い合わせましょう。自治体によって「燃えないごみ」や「破砕ごみ」などとして分類し、処分してくれるところもあります。しかし、一度に廃棄できる重量が決められていることもあるため事前の確認が必要です。
廃棄ごみとして処分する場合は、砂利処分してもらえるが残土は引き取ってもらえないことがあります。出す前に砂利をふるいにかけ、残土と分けておくことが必要です。他にもホームセンターなどで回収していることもあります。近所にホームセンターがある場合は一度問い合わせてみるのもいいでしょう。
誰かに譲る
庭石を処分する方法の一つとして、誰かに譲るという手段も有効です。
ネットオークションやSNSをうまく利用してマッチングすれば、よい引き取り手が見つかり格安で庭石を処分することができることもあるでしょう。
なかには、自分で商品の値段や引き取り条件などを提示して、条件が合う人がいれば受け渡すことができるウェブサイトも存在します。
実際に取引が成立し、引き取り費用と撤去費用を無償で庭石を処分できる場合があります。
しかし、そのようなウェブサイトで『庭石』で検索をすると同じように0円でも引き取ってほしいと考えている人はたくさんいるのではないでしょうか。
差別化を図るなどをして、引き取ってくれる人の目に留まりやすくする工夫が必要です。
写真や説明文が載せられるようになっているため、種類や大きさなど庭石の特徴が伝わるようにするとよいです。
業者に依頼する
自分では動かせない大きな庭石の撤去は、専門業者に依頼する必要があります。庭石は高い値段で買ったとしても需要がないため、買い取ってもらうことはほぼできません。
その代わり無料で引き取ってもらえるところもあるので、処分に費用がかかることを考えると、なるべく引き取ってもらったほうが経済的です。
ただし、移動や撤去さえ難しい大きな庭石の場合は、業者に依頼して破砕してもらう必要があります。
業者に庭石撤去を依頼した場合の大まかな流れは、以下のようになります。
②依頼者の要望をまじえた見積りの算定
③見積もりの送付と依頼者の不明点解消
④日程など詳細な希望の確認
⑤契約をしたあと工事開始
庭石は大きいものほど見た目は華やかになりますが、一度取り入れるとその入れ替えや処分が難しくなることが多いです。設置やリフォームの際は、よく考えた上で庭石選びをすることが大切です。
庭石の処分にかかる費用相場の目安
処分費用は庭石の形・大きさ・重さ・設置してある場所など、様々な要素で決まります。
まず、庭石は1立方メートル(1.0m×1.0m×1.0m)の重さがおよそ2.5tから3tといわれています。1kgあたりの全国平均の相場は30円から40円程度のようなので、単純計算すると、1立方メートルあたり30,000円から40,000円です。
ここに処分する庭石の量や人件費、重機などの運搬車両に掛かる費用、破砕するのであれば作業料などがかかります。また、建物の立地条件により重機などの大きな車両が入れないときは別途費用などがプラスされていきます。
これらの費用については、処分する業者などによっても大きく変わってきますので、依頼する前には必ず見積りを取ることが重要です。
まとめ
庭石を導入するときには処分方法を考えなければいけません。例えば小さめの庭石であれば庭に埋めたり、漬物石として使ったりと色々な利用方法があります。大きめの庭石であっても、強風などの災害対策として物を押さえる際に必要になるかもしれません。
庭石と一口にいっても種類はさまざまです。詳しくは過去コラム「庭石の置き方・並べ方を基礎から伝授~美しい和風庭園を造る」をご覧ください。
庭石は素人ではなかなか設置は難しく、プロに相談するのをおすすめします。導入の際には処分方法の相談にものってくれるかもしれません。
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