
木の伐採方法について、お悩みですか?
成長しすぎて見栄えが悪くなったり、虫がわいたり、隣の敷地に入ってしまったり、電線に引っ掛かったり、リフォームの邪魔になったり、落ち葉の掃除が大変など、お困りになるケースが多々あります。
自分で木の伐採ができたらと思いますよね。今回は木を伐採する際に必要なもの、準備方法、安全な木の伐採方法をお伝えします。是非参考にしていただければと思います。

木は重いから…倒れる方向には注意!
木を切り始める前に、木を倒す方向を決めておきます。木はかなりの重量があり、一度倒れ始めると支えるのは難しいです。何も決めずに切り始めてしまうと、家に倒れて窓や壁が破損したり、道に倒れて通行人に当たったりする危険があります。
木の伐採方法の手順をしっかり踏まえて安全確保をすることが大切です。
木の倒す方向はどうやって制御すればいい?
木を倒したい方向を決めたら、次はその方向に確実に倒れるよう制御できければ意味がありません。
まずは、木を倒す場所に枝などの物があったら片付けておきます。倒したときに衝撃で跳ね飛ぶことがあります。
次に、倒す木の枝をなるべく切り落とします。軽くしたほうが安全ですし、途中で枝がどこかに引っ掛かり倒れる方向が変わってしまう恐れがあります。また、倒す方向と反対側に枝がたくさん茂っていると、重心が反対側にいってしまい、思う方向に倒れない場合もあります。
そして倒したい方向に引っ張るようにロープを張っておけば、予想外の方向に倒れる可能性は非常に低くなります。なるべく高い位置で縛ったほうが少ない力で倒れてくれます。ロープの結び方は「もやい結び」がおすすめです。確実に縛って、かつ簡単に解ける結び方です。引っ張っている途中でほどけてしまうと大変なことになりますので、しっかりと縛り付けましょう。木の伐採方法の大切な準備作業です。
木の伐採に必要な道具
木の伐採をするのに必要な主な道具は以下のものです。
・ノコギリまたはチェーンソー
木を伐採するのに絶対に必要な道具です。庭木を切るくらいならノコギリのみで十分です。
チェーンソーを使用する木の伐採方法は、樹木を根本から切るような作業に使います。エンジンのものと、電動のものがありますが、一般家庭で使うのでしたら電動で用が足ります。チェーンソーの使い方については「チェーンソーの選び方3選!初心者でも扱いやすいチェーンソーとは?」にて具体例を挙げて紹介しています。
未経験者がチェーンソーを使うのは非常に危険です。説明書をしっかり読み、十分に使い方を理解した上で使用してください。使用方法がよくわからない状態で使うと、「キックバック」といって、作業している人にチェーンソーが急に跳ね上がってくる現象が起こることがあります。死亡事故につながる可能性もありますので十分に注意してください。
・ロープ
直径10mm以上、長さ10mほどの丈夫なものがよいです。木を引っ張って狙った方向に倒すのに使います。
・シャベル
木の根を掘り返すのに使います。ホームセンターや100均一のもので構いません。
・ゴミ袋・ガムテープなどの廃棄用資材
伐採した木を可燃ごみとして処分する場合や、クリーンセンターに持ち込む場合に必要です。
安全に気を配った木の伐採方法
安全に木を配った木の伐採方法をお伝えします。
切り終えたあとの木は驚くほどの重量があります。細めの木の場合は自分の肩の高さくらいで一度切ってから、根本を伐採しましょう。
このとき、あまりにも根本近くで切ってしまうと根の除去が面倒になってしまうので、10cmほど残して伐採するようにしてください。
まずは倒す方向に「受け口」という切り込みを入れます。幹の直径の1/3までを目安に、30~45℃の角度の「く」の字の切り込みを作ります。受け口の下部は地面と水平になるように入れてください。
そして、受け口の反対側に「追い口」という切り込みを、やはり幹の1/3くらいまで入れます。追い口は角度をつけずに水平な一本線で構いません。高さは受け口の2/3程度必要です。
切り口を刻んだあと、追い口のほうから受け口のほうへ木を押せば簡単に倒れるはずです。
伐採した庭木をどかしたあと、残った根っこの処理を行います。シャベルで土を掘り起こして引っ張れば抜けるはずです。土や根が硬い場合は、水で濡らして柔らかくすれば抜けやすくなります。すべての根を手作業で取るのは難しいので、完全に除去したい場合は除草剤を使用して枯らす必要があります。
万全な対策でも木の伐採には危険が伴います
木の伐採方法をしっかり把握いていても木の伐採には危険が伴います。
ノコギリやチェーンソーは本来、台や木材の上で切断するときに使うものであり、風などでしなる木に対して使用するにはある程度の技術力が必要です。伐採したい場所にきちんと刃を当てることができない場合もあります。
高いところを切る場合にバランスを崩して落ちる可能性もあります。また、高いところから切り落とした枝が下にいる人に当たり、怪我をさせてしまう危険性もあります。
木を伐採する際には、様々なことに注意を払いながら慎重に行いましょう。
まとめ
木の伐採は危険な作業ですが、正しい木の伐採方法を知りしっかり注意すればある程度は自分で出来るかと思います。しかし、家に隣接している木などは、家屋に損害を与えないように切るのはかなり難しいです。素人だと時間もかかりますし、重労働なので体の丈夫な人でないと怪我の危険もあります。
無理はせずに、少しでも自分でやるのが難しそうだと感じたら業者へ依頼したほうが安全です。迷ったらまずは木の伐採のプロに相談してみましょう。
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