地震で塀が崩れたらどうなる?災害時に備えて自宅の塀をチェック!

2021.4.30

地震で塀が崩れたらどうなる?災害時に備えて自宅の塀をチェック!

ブロック塀は昔から家の塀として定番です。しかし、地震で塀が崩れたといった事故を目にすることは少なくありません。どうして事故が起こるのかといいますと、建築基準を満たしていないブロック塀が多いからです。では、どんなブロック塀が安全と呼べるのでしょうか?

今回はブロック塀の構造や、自宅のブロック塀が安全かどうかのチェック方法について紹介します。ブロック塀をきちんと補強して安全な状態にしていきましょう。

ブロック塀の基本的な構造と危険性

ブロック塀はきちんとした仕組みで積み上げられています。ブロック塀自体にもきちんとした規定が設けられているのです。もしも、この基準を満たしていない場合、地震などで塀が崩れたり、塀が倒壊するおそれがあります。

ブロック塀の高さ、厚さ

ブロックの厚みが15cm以上のものを使う場合、塀の高さは2.2m以下にする必要があります。また、10cm~15cmの厚さのブロックなら塀の高さは2.0m以下と基準が定められています。これを越えて高さは建築基準法に違反となります。

ブロック塀の構造

先ほどの基準はブロック塀自体の基準となります。ブロック塀の構造基準も細かく定められています。
 

■ブロック塀の地盤と基礎

ブロック塀の高さが1.2m以上の場合は、ブロック塀の基礎は30cm以上必要となります。地盤に鉄筋コンクリートを敷いて、基礎を作ります。
 

■鉄筋

基礎と塀は、たて筋と呼ばれる鉄筋でつなげます。たて筋は横の揺れに対して抵抗することができる重要な役割を持っています。

また、鉄筋にはよこ筋と呼ばれる部分もあります。たて筋とよこ筋は、網目状に80cm以下の間隔で繋げて構成され、よこ筋は塀自体を支える役目を持っています。

たて筋とよこ筋の先端部分は、かぎ状に折り曲げます。ほかの鉄筋と鍵かけすることで、より強度が増して安定させることができます。
 

■控壁

控え壁は、強風や地震でブロック塀が倒れないようにする役割を持っています。1.2m以上のブロック塀は、控え壁と呼ばれる塀を設ける必要があります。控え壁は塀の側面に3.4m以内の間隔で設けます。高さは塀の5分の1以上は設けるようにしましょう。また控え壁にも基礎を設けて、控え壁と鉄筋でつなぐことで道路側に壁が崩れることを避けることができます。

ブロック塀の基本的な構造と危険性

ブロック塀倒壊による損害は誰の責任?

もしも、ご家庭のブロック塀が地震などで倒壊してしまった場合、その倒壊によって人身事故が起きてしまったら誰の責任なるのでしょうか。

ブロック塀の新耐震基準は1981年に建築基準法が改正された時に設けられたので、それ以前に設置されている塀は建築基準を満たしていない可能性もあります。

一般的に基準を満たしていれば、震度5ぐらいの地震であればブロック塀は倒壊しないとされています。もしも震度6弱の地震で塀が崩れたり倒壊してしまった場合、新耐震基準を満たしていれば免責されることがあるようです。

ブロック塀倒壊による損害は誰の責任?

自宅のブロック塀が安全かチェックする方法

ブロック塀は外に設置されています。そのためブロック塀を支える鉄筋が日差しや雨風によって劣化し、次第にさびていきます。鉄筋がサビなどでもろくなることで、ブロック塀が倒壊するおそれがあるのでます。また、ブロック塀自体も水分を吸収していき、日当たりが悪いブロック塀は、湿気が原因でカビが発生するこがあります。

こういった日々の劣化でブロック塀がもろくなるのは事実ですが、そもそも設計基準を満たしていないおそれがあります。もし基準を満たしていなければ台風や地震で塀が崩れたことで、損害責任を問われるかもしれません。自宅のブロック塀が倒壊の心配がなく、安全かさっそくチェックしてみましょう。
 

【ブロック塀の基準チェックリスト】

・基礎は鉄筋コンクリートで30cm以上の深さにきちんと設けられているか

・たて筋とよこ筋は80cm間隔で設置されているか

・控え壁は3.4m以内の間隔で設置されているか

 
また透かしブロックと呼ばれる、模様が入り、隙間があるブロックがあります。隙間の模様がオシャレですが、適切な場所に配置してなければその部分がもろくなってしまいます。

ご自身で目視や計測できる部分もあれば、専門的な道具で調べなければ確認できない部分もあります。もしも、不安でしたら業者に依頼して確認してみてはいかがでしょうか。

自宅のブロック塀が安全かチェックする方法

災害に備えてブロック塀を補強・リフォームしよう

台風や地震は、いつやってくるか分かりません。とくに地震で塀が崩れたり倒壊するといった事故は、少なからず起きています。早めにブロック塀を補強・リフォームをおこなって万全にしておくと安心ですね。補強工事の方法やリフォームの種類について紹介します。

補強工事

既存のブロック塀をそのまま使う場合は、倒壊防止の補強工事をおこなってみてはいかがでしょうか。
控え壁や、鉄筋で補強することができます。控え壁は地震などでひび割れなどを起こすと、役割を果たさなくなってしまいます。既存の控え壁を撤去して、新たな控え壁設置してしっかりと補強しましょう。

リフォーム

ブロック塀自体にひび割れが起こった場合、非常に塀はもろくなっています。
その場合は、新たなブロック塀に交換するか目地埋めをおこなって塗料で補強しましょう。ブロック塀の塗装はDIYでおこなう方もいますが、安全のため業者に依頼することをおすすめいたします。

まとめ

ブロック塀は、建築基準法が1981年に改正されています。そのため、それ以前に設置されている塀は建築基準を満たしていないかもしれません。もしも台風や地震で塀が崩れた場合に人身事故が起きてしまったら、損害責任に問われてしまうでしょう。自宅の塀がきちんと建築基準を満たしているか確認することをおすすめいたします。

また、災害はいつ起こるか分かりません。ブロック塀の劣化が気になるようでしたら業者に依頼して補強工事やリフォームをおこないましょう。人が通っても安全なブロック塀にしていきたいですね。

ブロック工事・コンクリート工事を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「ブロック工事・コンクリート工事」をご覧ください。

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