
自宅の庭やベランダなどに芝空間を取り入れたいときに考えるのが、寿命とメンテナンスではないでしょうか。近年は人工芝が人気になりつつありますが、寿命を知らない方も少なくありません。
また、いくらメンテナンスがいらないと言われていても放置しとくと、劣化が早く見られるかもしれません。そうなる前にここでは、人工芝の寿命と長持ちさせる方法について詳しく見ていきます。

目次
人工芝の寿命は何年?
人工芝の普及により昔に比べて寿命が延びています。サッカー場や野球場で使用されるだけでなく、一般家庭にも広く普及しています。そのため人工芝の開発もさらに盛んになり、様々な種類の人工芝が販売されています。
では人工芝の寿命や耐用年数はどれくらいなのか見ていきます。
実際の寿命
人工芝の寿命は商品の種類によって変わってきますが、約8年と言われています。もちろん長くもつ商品もありますし、短くなることもあります。少しでも長く楽しむためにはできるだけ質の良い物を選ぶのがいいでしょう。
人工芝は使い込んでくると必ず劣化していきます。紫外線や雨風を浴びることで、変色したり、子供やペットなどが遊んで、芝生が抜けてしまったりするかもしれません。劣化は使用環境や場所によって左右されます。
人工芝を選ぶときは、耐用年数を見るのも一つの方法です。もし記載されてなかったり、教えてくれなかったりしたら、その業者は商品選びから除外したほうがいいかもしれません。
税法上の耐用年数
人工芝は税法上の減価償却を算出し、そこから耐用年数を見ることができます。人工芝の部位によって、税法上における人工芝の耐用年数が違ってきます。
人工芝の芝とその下のアンダーパットは耐用年数10年、さらに下のアスファルトコンクリートなどの地盤は耐用年数が30年とされています。
例えば人工芝から約10年後に張り替えを行う場合、人工芝とアンダーパットなどについては経費として認められ、控除の対象となります。しかしその下のアスファルトなどの地盤はメンテナンスをしても、減価償却として計上することはできません。
もし業務用として人工芝を使用する場合は、税法上の耐用年数を考えたうえで商品選びをすることが重要です。
人工芝の寿命を伸ばす方法
人工芝の寿命は短いかもしれません。しかし、人工芝をできるだけきれいに保つためできることもあります。では実際どうしたらいいかをご紹介していきます。もしかしたら、耐用年数が長くなるかもしれません。
重い物は移動
人工芝の上にテーブルや椅子などの家具を置いている場合は定期的に移動させましょう。いつも同じ場所に置いているとその部分だけ芝生が寝てしまうため、定期的に移動させて芝生を起き上がらせるようにしましょう。
ほうきで掃く
メンテナンスは不要ですが、ほうきで掃くことで芝生を起き上がらせる効果があります。また隙間に入ったごみなどを取り除くこともできます。ほうきで掃くことで人工芝を導入した時と同じような景観を維持することができるかもしれません。
芝選び
長持ちさせるには、品質のよいものを初期に選ぶことが重要です。高いものが全部長持ちするとは限りません。見た目重視の商品や太陽熱を浴びても温度上昇が抑えられるように作られた遮熱性が高い商品など種類は様々です。人工芝選びで耐久性を重視したい場合は、耐久性を強くアピールしている商品を選ぶことが大事となってきます。
天然芝とどちらがお得?
人工芝とよく比較されるのが、天然芝ではないでしょうか。人工芝と天然芝はどのような違いがあるのか詳しく見ていきます。
寿命
天然芝
メンテナンスをしっかり行っていれば、何十年と持ち続けることができます。
人工芝
5~10年が寿命と言われています。常に天候の影響を受けるので、芝が寝てしまったり色褪せてしまいます。そこで数年に1回張り替えを行う必要がでてきます。
費用
天然芝
比較的安く施工できるのが魅力的です。しかし、その後のメンテナンス費用や維持管理費用が意外にかかるのがデメリットだといえます。
人工芝
初期費用が高くなってしまいますが、そのメンテナンスフリーなので費用が追加でかかることはほとんどありません。
手入れの手間
天然芝
頻繁にメンテナンスを行う必要があります。このメンテナンス次第で、芝の耐用年数が決まってくるので、しっかりと行わなければなりません。しかし、管理することが多く、素人がメンテナンスをするのには難易度が高いため業者に依頼する方がほとんどです。
人工芝
一度芝を敷いてしまえば、その後はほとんどメンテナンスをすることはないでしょう。ただ、耐用年数が短いため交換は必要となります。
こんな人には人工芝がおすすめ
天然芝は日当りが悪いと育ちにくくなります。そのため日当りに左右されなく場所を選ばない人工芝が人気になっています。
庭だけでなくベランダや室内でも使用することがで、インテリアとしても使用することができます。しかし、人工芝は熱に弱いため、夏に芝生の上でバーベキューや花火をしたい場合には天然芝が向いています。
また人工芝はメンテナンスフリーなので、手入れの時間がとれない方に向いてます。
人工芝はDIYでも施工することができます。
詳しくは過去コラム「人工芝をDIYで敷こう!素人にもできる人工芝施工の方法とポイント」をご覧ください。
まとめ
天然芝、人工芝それぞれにメリット、デメリットがあります。芝空間に憧れているという方や忙しい方は人工芝の方がおすすめかもしれません。人工芝は寿命は短いですが、商品よって違ってくるので、しっかりとした芝選びが必要です。
天然芝と人工芝を比べた上でご自宅に合う芝選びが大事になってきます。
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