
「アカナとオリジンのフードって具体的にどう違うの?」
どちらも愛犬の健康維持に配慮されたペットフードですが、結論からいうとコスパならアカナ、肉類の質ならオリジンと目的別でベストな選び方もできるのです。
この記事では、アカナとオリジンの特徴と違いを詳しく解説していきますので、希望に合ったフードはどちらなのか分かります。
目次
アカナとオリジンで大きく違う2つの点
アカナとオリジンのフードは、ラインナップの違いなどの細かい相違点は多くありますが、なかでも大きな違いである以下の2点に絞って、詳しく解説していきましょう。
- ●肉の含有量・種類など
- ●販売価格
肉の含有量や種類
肉類の含有量で比べてみると、オリジンはアカナよりも肉の含有量や新鮮肉の割合が高いフードであることがわかります。
肉の含有量 | 肉の種類 | 新鮮肉の割合 | タンパク質 | 炭水化物 | |
アカナ | 50%~75% | 3種類程度 | 1/3以上 | 29%~35% | 30%程度 |
オリジン | 85%~90% | 6種類以上 | 2/3 以上 | 38%~42% | 20%以下 |
※「アカナ シングル」シリーズのみ1種類の肉類が使われています。 ※種類によって肉の量などの割合が異なる場合があります。 |
肉の含有量が多いことで、良質なたんぱく質をペットに与えることができ、オリジンを与えることで愛犬の健康的な体型を維持しやすくなるのです。
さらにオリジンは肉の種類も6つ以上と多いため、それぞれの肉類がもっている優秀な栄養素を効率よく摂取できるのも魅力になっています。
ただ、アカナは肉類が少ないから栄養が不足しているわけではありません。アカナは、あえて肉類を少なくすることでアレルギーに考慮しているのです。
なぜかというと、犬の体質によっては特定の肉にアレルギーを持っている場合があり、肉類が少なければアレルギーが起きた場合に原因が判明しやすくなるからです。
さらに「アカナ シングル」シリーズではアレルギー持ちの犬に配慮して、使用する肉の種類をあえて1種類に限定しています。
肉の質や栄養素の面ではオリジンのほうが優秀ですが、アカナも十分品質が高くアレルギー持ちの犬にやさしい商品がそろっていますよ。
販売価格の違い
それぞれの代表的な種類である「アカナ アダルトドッグ」と「オリジン オリジナル」で販売価格(税込)を比較してみました。
340g | 2kg | 6kg | 11.4kg | |
アカナ アダルトドッグ | 880円 | 4,180円 | 8,800円 | 13,860円 |
340g | 2kg | 5.9kg | 11.3kg | |
オリジン オリジナル | 1,265円 | 5,280円 | 11,770円 | 19,800円 |
※フードの種類によって税込価格が異なる場合があります。 |
値段を比較してわかるとおり、アカナのほうがオリジンよりも値段が安くなっています。
数か月以上フードを続けていくことを考えると、アカナなら家計の負担を抑えながら良質なフードを食べさせることができるのでコストパフォーマンスが高いのです。
オリジンは先ほど解説した通り、肉類においてトップクラスの品質を誇るドッグフードのため、値段が高くついてしまうのは仕方ありません。
ただ、アカナでも肉の含有量やタンパク質量は十分に高いので、オリジンの値段はちょっと厳しいと感じる人はアカナを選ぶのがよいでしょう。
アカナとオリジンどっちを選ぶべき?
アカナとオリジンどちらのフードを選ぶべきか決めるポイントがいまいち分からないという方のために、どちらのフードがどんな愛犬に適しているのかをまとめてみました。
アカナを選ぶべき人
- ●アレルギー持ちのワンちゃんを飼っている人
- ●良質な動物性たんぱく質を与えたい方
- ●大型犬にぴったりのフードを探している方
アカナはオリジンよりも価格が安いため、コストパフォーマンスに優れています。
また、アレルギー持ちの愛犬に対応した「アカナ シングル」シリーズや、大型犬向けに栄養素を調整している「オリジン ヘリテージ」シリーズもあります。
ラインナップが多く、希望にあったフード選びがしやすいのもアカナの魅力です。
オリジンを選ぶべき人
- ●犬猫が本来必要とする最適な栄養を与えたい方
- ●良質なイモ類の栄養も与えたい
- ●グレインフリーのフードが良いとは思わない方
子犬は丈夫な体に成長するための栄養素を多く必要としています。そのため、より多くのタンパク質を摂ることができるオリジンと相性が良いといえます。
また、タンパク質量が高く炭水化物量が抑えられているところも重要なポイントです。
脂肪を燃焼させるための筋肉しやすくなるので、ダイエットさせたい場合やシニア犬の体型維持をさせたい場合におすすめできます。
アカナとオリジンの共通点
犬本来の食生活を再現したフード
アカナとオリジンはどちらも「犬は元々肉食動物である」という事実を大切にしてドッグフードを作っています。
ほかの動物を狩り、肉を食べていたころの食生活を再現するために、原材料のうちほとんどが肉類で占めているのが大きな特徴といえるでしょう。
含まれている肉類の含有量が多いぶんタンパク質量も高いので、愛犬の筋肉の維持を強くサポートすることができます。
また、当然ではありますが自然では存在していない保存料・着色料などの人工添加物は一切しようしていません。
それぞれの原材料もヒューマングレード(人間が食べられる)ものを採用しているので、新鮮なフードを愛犬に食べさせることができるのです。
Point!
- 肉類の割合が多く、タンパク質が高い
- 人工添加物不使用でヒューマングレード
穀物や高GIの炭水化物源を使用しない
肉類だけでなく、その他の原材料もしっかりとこだわっているところもアカナとオリジンに共通する特徴です。
穀物類を一切使用しない「グレインフリー」のフードであること以外にも、GI値の低い原材料を使用しつつ炭水化物量をできるかぎり制限しています。
炭水化物を減らすことで食後の血糖値の上昇量がゆるやかになるため、肥満になりにくい体型を維持することが可能です。
そのため、アカナやオリジンは現在肥満で困っている愛犬や、老化が進むにつれ肥満対策が必要になってくる成犬・シニア犬用フードとしても優秀であるといえますね。
Point!
- 炭水化物を制限することにより、愛犬の体型維持がしやすい
- ダイエットしたい愛犬、成犬・シニア犬に向いている
製造環境までこだわる
アカナとオリジンの原材料の質が高いことはもちろん、安全性においてもかなり高い水準を誇っています。
フードを製造している場所は、販売元であるチャンピオンペットフーズ社が所有する「ドッグスター」とよばれるアカナ&オリジン専用のドッグフード製造工場です。
基本的にドッグフード会社は販売元と製造元が別々であることが多いのですが、チャンピオンペットフーズ社は他社にフードの製造を任せていません。
「ペットフードオブザイヤー賞」などの数々の受賞歴をもつ最高の自社キッチンで、責任と誇りを持ってアカナ&オリジンを生産しているのです。
Point!
- 自社キッチンで責任をもって製造
- 受賞歴があることから、製造環境のレベルも高い
まとめ
オリジンは肉の含有量が85%~90%ととても高く、炭水化物量が低く抑えられているので体型維持やダイエットをさせたい愛犬にベストなフードです。
ただし、肉の品質が高いぶん値段もそれなりに高くつきますので、家計の負担が気になる場合はアカナを選ぶのもよいでしょう。
また、アレルギー持ちの愛犬を飼っている場合は肉の種類が1つに抑えられている「アカナ シングル」がおすすめです。
どちらのフードに関しても、安全性が高く栄養バランスが優秀であることには変わらないので、安心して愛犬に食べさせることができますよ。
関連記事カテゴリ一覧
ドッグフードの記事アクセスランキング
ドッグフードの最新記事
カテゴリ別記事⼀覧
- お庭の手入れ
- 害虫駆除
- 害獣駆除
- 電気工事
- 鍵開け・交換・修理
- 窓ガラス修理・ドアノブ修理
- 家の修理
- バッテリー上がり
- ハウスクリーニング
- ペット火葬・葬儀
- 家電修理
- パソコン修理・ネット回線
- 家具・雑貨の修理
- 外壁・屋根工事
- リフォーム
- 防犯カメラ設置
- 盗聴器・その他調査診断
- 便利屋・代行サービス
- 引越し・配送サービス
- 買取・鑑定サービス
- iPhone修理
- 防災対策
- オフィス・店舗向けサービス
- その他