
まず結論を言うと、馬肉自然づくりは「小食な老犬で良質なたんぱく質とカロリーが必要」な子にはベストです。
良質なたんぱく質が摂取でき、玄米・大麦など低アレルゲンで消化吸収を促進する原材料がバランスよく配合されています。
全年齢に対応しているドッグフードですが、馬肉の高い食いつきと栄養成分的に、あえておすすめするなら子犬ではなく成犬~シニア犬。
とくに食いつきが悪くなってきたシニア犬に与えてあげたいドッグフードです。
まずは馬肉自然づくりの基本情報と栄養バランス、安全性、コスパの面で馬肉自然づくりを評価してみました。
馬肉自然づくりの評価 | |
総評価 | 4/5点 |
栄養バランス | 3.5/5点 |
原材料の安全性 | 5/5点 |
コスパ | 3/5点 |
価格/1kg | 3,300円(税込) |
主原料 | 馬肉・鶏肉・玄米・大麦・黒米 |
原産国 | 日本 |
対応年齢 | 全年齢対応 |
添加物 | 不使用 |
生活110番では、馬肉自然づくりを4/5点と評価します。原材料の馬肉や鶏肉・玄米は、全て産地が記載されている国産の食材です。食材の産地を明記しているため、安全性を高く評価できます。
お肉以外の栄養は野菜などがバランスよく配合されているわけではないため、栄養バランスは若干他のものでも補うことができれば完璧。
しかし添加物不使用なのでメインのタンパク源として安全性も高くてシニアにもおすすめできます。ただしタンパク質の過剰摂取は、腎臓に負担がかかる恐れがあるので注意しましょう。
参照:伊藤動物病院
馬肉自然づくりの実物でニオイと大きさや固さをチェック!
馬肉自然づくりの公式サイトでお試しモニターを実施していたので、実際に生活110番運営スタッフが取り寄せてどんなフードなのか確かめてみました。
フードの大きさは直径約1cmと小粒で、小型犬やシニア犬でも食べやすいようなサイズになっています。
フードの形がそれぞれ違う形をしていますが、これは形を整えるための人工添加物を使用していないからこそできるフードの自然な形なのです。
このことから、馬肉自然づくりはフードの見た目よりも安全性に気を使っている意欲は感じられました。
また、フードのにおいもそれほど強くないため「ドッグフード独特の強いにおいが苦手」という人でも扱いやすくなっています。
むしろ愛犬にとって食欲をそそるニオイで高い食いつきが期待できそうでした。
ただし、馬肉自然づくりはドライフードなのでフード自体は硬めです。
そのため馬肉自然づくりを顎の力が弱い老犬などに与える場合は、お湯でふやかして与えてあげるのがよいですね。
馬肉自然づくりを最安値で購入する方法
出典:馬肉自然づくり
馬肉自然づくりはペットショップや楽天・Amazonでは取り扱っておらず、健康いぬ生活の公式サイトでのみ購入することができます。
通常1kg3,300円(税込)とちょっと値段が高めなのですが、初回は20%offで購入することができるので、初めて購入する方は1kg2,640円(税込)で少しお得。
ただ、今後続けていくかどうかは別にして、単純に料金を安くしたいのであれば、単品購入よりも定期購入のほうが断然コスパが良いです。(2回目以降はずっと10%OFFになります)
購入方法 | 1袋あたりの価格(税込) | 送料(税込)※ |
単品購入1袋 | 3,300円 | 690円 |
定期購入1袋(初回) | 2,640円 | 690円 |
定期購入3袋(初回) | 2,508円 | 無料 |
定期購入1袋(2回目以降) | 2,970円 | 690円 |
定期購入3袋(2回目以降) | 2,822円 | 無料 |
※沖縄県・離島の場合は+660円(税込)の送料がかかります |
馬肉自然づくりを「最安値で購入したい!」と考えるのであれば、3袋単位の定期コースで購入すると1袋が明らかに安くなりますね。
初回の場合はまとめ割でさらに5%OFFの価格で購入ができ、送料も無料です。
馬肉自然づくりの定期購入は、いつでもキャンセルができるので申込み自体は気軽にできるのも魅力。
定期購入の内容変更・休止は「次回お届け日の5日以内まで」に連絡を済ませるようにしましょう。他社ドッグフードの定期購入よりも期限に余裕がありますが、早めに変更の連絡が必要です。
馬肉自然づくりは安全?3つの根拠
国産ドッグフードは明確な規制がないので、原材料などが不安だと思います。そのため馬肉自然づくりはほんとうに安全?と疑っている方もいますよね。
結論からいうと、馬肉自然づくりは犬の健康面を考えて作られた安全性が高いフードです。
なぜ馬肉自然づくりが安全でなのか、3つの理由をご紹介します。
1.ヒューマングレードの食材を使っている
出典:馬肉自然づくり公式
人間が食べても問題ない原材料のことをヒューマングレードといいますが、馬肉自然づくりは「ヒューマングレード100%」を掲げているドッグフードです。
「ヒューマングレードってそんなに重要なの?」と疑問を持つ方もいるかもしれません。
たしかに実際ヒューマングレード、という言葉自体が曖昧です。
ただ馬肉自然づくりの場合は、カナダ生まれの馬を馬肉で有名な熊本の飼育技術でしっかりと育てており、品質管理が十分に行き届いた馬肉を使用しています。
また馬肉自然づくりで採用されている馬肉は、人間の食品の厳しい安全基準をクリアした新鮮な馬刺しの端材を使用しています。
とても新鮮で高品質な馬肉を使用している馬肉自然づくりは、愛犬にとって最高のご馳走になるでしょう。
2.人工添加物不使用の無添加フード
ドッグフードは油分を多く含んでいるので、空気に触れてドッグフードが酸化してしまうと品質劣化が起きたり、食いつきが悪くなる恐れがあります。
通常ドッグフードは、酸化を防ぐために「BHT・BHA」のような強力な酸化防止効果のある人工添加物が使用されることが多いのですが、馬肉自然づくりには酸化防止剤が使われていません。
賞味期限が短くなってしまいますが、愛犬に安全で健康的なフードを与えるためあえて無添加なのです。
馬肉自然づくりは酸化防止剤不使用ですが、代わりに袋の外側をクラフト製、内側をアルミ製の素材にすることによってフードの酸化防止をしています。
3.穀物使用だがグルテンフリー
犬は穀物を消化するために必要な「アミラーゼ」というものをあまり持っていないため、穀物を食べることを苦手としているとよくいわれています。
そのため、グレインフリーのドッグフードを探している飼い主の方もいることでしょう。
しかし、馬肉自然づくりはあえて良質な穀物を使用している国産ドッグフードです。じつは、馬肉自然づくりが穀物を使用しているのは以下の5つの理由があります。
- 穀物のなかには消化吸収をうながすものがある
- 犬はオオカミの28倍もの消化酵素を持っているので、穀物の消化は不得意ではない
- グレインフリーが必ずしも安全とはかぎらないという生産者の考えがある
- 消化しやすいように穀物を「α化(アルファ化)」している
- 穀物でないと摂取するのが難しい栄養素が多い
※α化(アルファ化)とは、穀物を焼いたり蒸したりすることで穀物が粘り気を帯びた状態になること
ドッグフードのなかにはコスト削減を目的として穀物が使われることがあるのですが、馬肉自然づくりは愛犬の栄養バランスを考えた明確な理由があり、あえて穀物を使用しているのです。
ただ馬肉自然づくりは、アレルギーの原因になりやすい小麦は原材料として使用していないので、小麦アレルギーについては心配ありません。
また本来穀物そのものは硬くて消化しにくいものですが、α化をすることによって穀物を消化しやすくすることができます。
馬肉自然づくりは穀物を消化しにくいまま使用することはせず、α化させてからフードの原材料に使用しているので、犬の消化に負担をかけないドッグフードとなっています。
ただし穀物アレルギーの子は安全のため避けたほうがいいですね。
そもそも犬に馬肉は良いのか?
ドッグフードでチキンや魚肉、ラムなど色んな種類の肉を主原料としているフードがありますね。
そのなかでなぜ馬肉自然づくりは「馬肉」を選んだのか、低脂肪で高たんぱく、ダイエット向きの食材と言われていますが、犬にも馬肉は良いのかを分析してみました。
馬肉は低アレルゲン食材である
「馬肉」は、必要以上のエネルギーを消化に使わず代謝酵素へまわすことができるため、免疫力をサポートしてくれます。また添加物を使っていないので添加物によるアレルギーの予防にもつながります。
さらに「馬」は飼育中にホルモン剤や抗生剤を投与されないので、アレルギーになる原因も低いといわれています。ハウンドカム通信より引用
つまりメーカーは、低脂肪高たんぱくだけで馬肉を選んだわけではなく、犬のアレルギーにも配慮して馬肉を原材料として使っているわけです。
しかも人間用の馬刺しにも使われている肉を選ぶことで、安全性も確保しています。
食いつきに関しては、犬ごとに好みがあるので絶対高いとはいえませんが、栄養価が高いのは間違いありません。
馬肉自然づくりの給与量と1日のコスパを調査
1日の給与量 | 1日のコスト(税込) | 1袋消費までの日数 | |
1~3kg | 24~55g | 67~157円 | 42~18日 |
4~6kg | 69~94g | 202~257円 | 14~11日 |
7~9kg | 105~127g | 282~353円 | 10~8日 |
10~12kg | 138~158g | 403~470円 | 7~6日 |
13~15kg | 168~187g | 470~564円 | 6~5日 |
16~18kg | 196~214g | 564~706円 | 5~4日 |
※3袋定期コースの値段(税込2,822円)を基準に、小数点以下を四捨五入して計算しています |
さらに、馬肉自然づくりを愛犬に与えるときの給与量とコストパフォーマンスを表にしてまとめてみました。
体重が10kg以上の場合はさすがにコストが高くなりますが、体重6kg未満の超小型犬なら1日257円(税込)以下のコストで済みます。
また「1袋を消費するまでの日数」を参考にして馬肉自然づくりの配送ペースを調整するとよいでしょう。
体重7kgの愛犬(10日で1袋消費)であれば、定期3袋コースを1ヶ月ペースで配送してもらうように調整することで、キリ良く馬肉自然づくりを利用できますよ。
値段が高いと感じたら工夫してみよう
「いくら良いフードでも、値段が高いのが気になる…」という人も少なくないでしょう。
そんなときは、馬肉自然づくりをミックスやローテーション用のドッグフードとして与えてみてください。
つまり、主食のフードと混ぜたり「現在のフード→馬肉自然づくり→現在のフード」と交互に与えたりしてドッグフードを与えるのです。
こうすることで、馬肉自然づくりの消費量を抑えながら良質な馬肉や穀物の栄養素を摂取することが可能になります。
ただし、ドッグフードによって適切な給与量が違うので各ドッグフードに記載されている給与量を守るか、愛犬の体重から計算してドッグフードの給与量を把握しておかなければなりません。
▼ドッグフードの給与量を計算する方法はこちら▼
馬肉自然づくりの原材料・成分
馬肉自然づくりの原材料一覧 | |
肉・魚 | 馬肉(熊本産・カナダ生まれ)、鶏肉(鹿児島産)、かつお粉(鹿児島産)、馬油 |
穀物 | 玄米(福岡産)、大麦(九州産)、黒米(福岡産)、米ぬか(福岡産)、おから(福岡産)、ハト麦(北海道産)、きなこ(福岡産) |
野菜・海藻 | わかめ(熊本産)、小松菜(国内産)、昆布(北海道産) |
その他原材料 | 卵(九州産)、ビール酵母(国内産)、卵殻カルシウム(国内産) |
保証成分量 | |
祖タンパク質 | 27.0%以上 |
祖脂肪分 | 11.1%以上 |
祖繊維 | 5.2%以下 |
祖灰分 | 2.2%以下 |
水分 | 7.0%以下 |
エネルギー(100gあたり) | 399kcal |
以上が馬肉自然づくりの原材料・保証成分量一覧になります。ほぼすべての原材料の原産地をしっかりと公表しているので安心できるのではないでしょうか?
それでは、馬肉自然づくりを検討するうえで注目しておきたい原材料をピックアップしましたので解説していきます。
馬肉・馬油は鉄分や必須脂肪酸が豊富
出典:馬肉自然づくり公式
馬肉成分の特徴 | |
鉄分(ヘム鉄) | 血を作るための栄養素で、牛や豚の3~4倍も含まれている。馬肉に含まれるヘム鉄は体内に吸収されやすい特徴がある |
カルシウム | 健康で丈夫な骨を作るために必要な栄養素。犬は人間よりも多くのカルシウムを必要としているので、馬肉との相性が良い |
ビタミンB12 | 犬の神経を正常に保つ役割があり、赤血球のはたらきを良くしてくれる。馬肉は牛の6倍ものビタミンB12が含まれている |
グリコーゲン | 体力が必要な犬にとっての良いエネルギー源になる。馬肉はほかの肉と比べて、2倍以上のグリコーゲンを持っている |
必須脂肪酸 | 犬の毛づやなどの健康維持をするために必要な栄養素 |
馬肉は高タンパク・低脂肪・低カロリーな原材料で、愛犬の健康な体を維持するのに最適です。脂肪が低いので、ダイエットをさせたい愛犬にも向いています。
そのほかにも、馬肉には上記のような成分がほかの肉よりも多く含まれているので、健康を気にしておきたい成犬~シニア犬に摂らせてあげたい原材料なのです。
また、馬油には必須脂肪酸である「リノレン酸」が含まれており、皮膚が弱い犬にとって心強い栄養素となってくれますよ。
カナダから馬肉用の馬を輸入する理由は2つあり、1つ目はコスト削減のため、2つ目はカナダ生まれの馬は肉付きが良い特徴を持っているためです。
肉付きが良いことで馬肉の味もよくなり、愛犬においしいフードを食べさせることができるのです。
玄米で糖尿病リスクを抑える
馬肉自然づくりは、原材料に白米ではなく玄米の方を原材料として採用しています。
その理由は、玄米が白米よりも栄養素が優れている炭水化物からです。
玄米には白米よりも食物繊維が多く含まれており、血糖値の上昇を抑えてくれるので糖尿病になるリスクを減らすことができます。
タンパク質やビタミンも豊富で、ビタミンEやビタミンB群が含まれているのが魅力です。
もちろん、玄米もα化により消化をしやすいように加工されているので、安全性については心配ありません。
黒米は抗酸化作用が魅力
健康米として重宝されている黒米ですが、犬にとっても黒米は健康維持に最適な原材料です。
黒米に含まれている「アントシアニン」という成分(ポリフェノールの一種)は抗酸化作用があり、老化の原因となる活性酸素を減らしやすくすることができます。
また、食物繊維やミネラルも豊富で、馬肉と同じくカルシウムや鉄分が多く含まれているところも見逃せません。
馬肉自然づくりは穀物を使用しているフードですが、かさましなどのためではなく犬にとってメリットがある穀物を厳選して採用している高品質なドッグフードだといえますね。
きな粉で毛並みの維持をサポート
きな粉は大豆を加工して粉末にしたもののことをいいます。豆状の大豆は消化が悪いのですが、きな粉は粉状に加工しているので消化に良いのです。
きな粉で注目したい成分はイソフラボンです。健康的な体を維持できる抗酸化作用もありますが、美容効果により、愛犬の毛並みを維持する役割もあります。
さらに、きな粉に含まれるオリゴ糖には腸内環境を整えるために働いている善玉菌のエサになってくれるので、善玉菌の活性化をサポートしてくれます。
馬肉自然づくりは保管方法に注意!
- 未開封:約12ヶ月前後
- 開封済:約1ヶ月
馬肉自然づくりは、開封後の賞味期限が約1ヶ月と短めです。
1ヶ月なら毎日与えていれば消費できる量かと思いますが、賞味期限の延ばすための人工添加物を使用していないので、その分保管方法や消費頻度には気を付けなければなりません。
ただ馬肉自然づくりは、人工添加物は使用していませんが酸化を防ぐためにビタミンEの豊富な原材料の採用や、袋の構造を酸化に強い素材にするという対策をしています。
フードの内容量は小型犬でも食べきりやすい1kgサイズですし、空気を抜きつつチャックを止めて1ヶ月を目途に使い切ってしまえば問題ありません。
保管場所にも気を付けよう
- 直射日光が当たらない
- 常温で保管できる
- 湿度が高くない
馬肉自然づくりを保管するときは、上記の3つの条件を満たした場所にしましょう。
家のレイアウトにもよりますが、たとえば台所の棚などに保管するのがおすすめです。
馬肉自然づくりの保管場所として冷蔵庫は適していないことにご注意ください。
温度の低い冷蔵庫から常温の室内に取り出すことにより、開封したときのフードに結露ができてカビの原因になってしまいます。
また、馬肉自然づくりを開封した日を覚えておくとよいでしょう。
開封した日付を書いたメモや付箋を袋に貼っておけば、賞味期限のタイムリミットを忘れることがありません。ちょっとした工夫でドッグフードの管理がしやすくなるのです。
まとめ:馬肉自然づくりは犬の健康を考えたドッグフード
馬肉自然づくりは、人間用にも使われる新鮮な馬刺しを原材料としていて、高タンパク低カロリーなドッグフードです。
犬が本来必要とするタンパク質が豊富なことはもちろん、馬肉は低アレルゲン食材でもあります。
また食物繊維豊富な穀物をあえて使用して、消化吸収の良さにも配慮。
高級ドッグフードで値段が若干高めですが、初回割引や定期購入割など継続しやすいよう特典があるのも魅力です。
商品の価格は変動する場合がありますので、ご了承ください。
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