
柴犬は他犬種と比べて皮膚が弱いためアトピーやアレルギーによる皮膚疾患を発症しやすいといわれている犬種です。
「アレルギーが心配な柴犬も安心して食べられるドッグフードはどう選ぶ?」
「できるだけ高品質かつお手頃価格なフードはどれ?」
当記事ではそんな疑問やお悩みにお答えするため、まずは柴犬に合うフードの選び方から詳しく解説し、おすすめのドッグフードを10種厳選してランキング形式でご紹介していきます。
アレルギー対策が優秀で、栄養や安全性にも十分配慮されているドッグフードをリサーチしました!
当記事のおすすめドッグフードTOP3
みらいのドッグフード皮ふアレルギー用
アレルギー対策が優秀!ただし与える際は獣医に要確認
アランズ
原材料がたったの9種類!アレルギーが多い子に特におすすめ
ヤムヤムヤム
アレルギー対策はもちろん、原材料の産地や生産者がわかって安心!
目次
【健康重視】柴犬に合ったドッグフードの選び方
- ●アレルギー対策は優秀か?
- ●人工添加物は最小限か?
- ●原材料の産地や生産工場が明確か?
柴犬は、遺伝やもともともっている体質が原因で食物アレルギーやアトピー性皮膚炎などが発症しやすい犬種といわれているため、ドッグフードを選ぶときはアレルギー対策を重視することをおすすめします。
アレルギーを起こしにくい食材を選ぶためには、しっかりと原材料をチェックしましょう。
ついでに添加物の有無や食材の産地・生産工場なども確認すると、より安心・安全なドッグフードを選ぶことができますよ。
さらに、愛犬の年齢や好みによっては、ウェットフードかドライフードかというフードのタイプを考慮してあげることも大切です。
アレルギー対策は優秀か?
病院でアレルギー検査をして、愛犬がどんな食べ物にアレルギーがあるかわかっている場合は、その食べ物はもちろん避けなければいけません。
しかし、年齢や生活によってアレルギーの原因(アレルゲン)は変化することがあるので、「このドッグフードはいつも食べているから大丈夫」と過信せず、しっかり愛犬の健康状態に気を配ってあげてください。
主原料に低アレルゲンの肉を使用しているフードを与える
少しでもアレルギーリスクを避けるために、柴犬には低アレルゲンな肉類が主原料のフードを選んであげましょう。
ラム肉、鹿肉、馬肉、鴨肉、七面鳥肉、猪肉、カンガルー肉、魚肉
インターネット上では、グレインフリー(穀類不使用)=アレルギー対策が優秀という情報をよく見かけますが、気を付けるべきなのは穀類だけではないのです。
最も一般的なアレルゲンは、牛肉、乳製品、穀類(小麦、穀物、大豆)、鶏肉、卵です。
引用元:松波動物病院メディカルセンター
小麦、大豆などの穀類や、牛肉、豚肉、鶏肉などの肉類などです。
引用元:獣医さんに聞く!犬のアレルギー性皮膚炎 症状や治療法、自宅でのケア
また、こちらは海外の研究ですが、犬がアレルギーを起こしやすい食材として牛肉、乳製品、鶏肉、小麦などが挙げられています。
参照:Critically appraised topic on adverse food reactions of companion animals (2): common food allergen sources in dogs and cats
上記3サイトでアレルゲンとなりやすい食品として挙がっていた牛肉、鶏肉、小麦は避けておいたほうが無難です。
どれもドッグフードに含まれていることが多い食材なので注意しましょう。
さらに、できるだけ原材料が少ないドッグフードを選んでおくと、万が一アレルギーを発症したときに原因を突き止めやすくなりますよ。
もちろん、アレルギーを引き起こしやすい食品といわれている食べ物を与えても大丈夫な子もいますし、低アレルゲンなドッグフードを食べてもアレルギーを引き起こしてしまう子もいます。
愛犬の体調は毎日チェックしてあげて、フードが合っていないようであれば切り替える、動物病院で相談するなどの対応をしてあげてください。
皮膚アレルギーケアのためオメガ3脂肪酸と乳酸菌を積極的に摂取しよう
食物アレルギーやアトピー性皮膚炎による皮膚の炎症をケアするため、魚の油などに多く含まれている「オメガ3脂肪酸」と、ヨーグルトなどに含まれている「乳酸菌」が入っているドッグフードを選んであげましょう。
- ●炎症を抑える
- ●免疫力を高める
- ●腸内環境を整える
- ●善玉菌を増やす
- ●免疫力を高める
上記のような働きがオメガ3脂肪酸と乳酸菌にはあり、皮膚の健康と毛並み維持に効果が期待できます。
現在与えているドッグフードに乳酸菌が含まれていない場合でも、乳酸菌が入っているサプリメントで補うこともできます。
人工添加物は最小限か?
- ●「BHA」「BHT」「エトキシキン」は酸化防止剤として使用
- ●「香料」「着色料」「甘味料」は食いつきを良くするために使用
ドッグフードの賞味期限を延ばすためには添加物がどうしても必要になることが多いのですが、犬にとっては本来摂取する必要のないものです。
添加物がアレルギーを引き起こす原因となる可能性もあるので、できるだけ避けましょう。
特に食いつきを良くするための添加物は、良質な食材を厳選することで加えずに済むはずなので、香料・着色料・甘味料が使用されていないドッグフードのほうが良質といえるでしょう。
原材料の産地や生産工場が明確か?
愛犬に栄養たっぷりの食事を与えたいという思いから、新鮮な肉や魚中心のドッグフードを選ぼうとする方も多いはず。
とことん食材の質にこだわってドッグフードを選びたいという方は、原材料だけでなくホームページなどもチェックして、食材の産地や生産工場、その会社のこだわりポイントなども調べてみても良いですね。
ウェットorドライ?年齢や好みに合わせてチョイス
上記3つのポイントに加え、柴犬の好みや年齢に合わせて、ウェットフードかドライフード、最適なタイプを選んであげるとさらに良いです。
ウェットフードとドライフードの特徴を以下にまとめました。
ウェットフード | ドライフード |
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離乳食離れしたばかりの子犬(パピー)や噛む力が弱くなってきたシニア犬(老犬)は、固すぎるフードだと食べにくいおそれがあります。
ドライフードをふやかして与えるのもありですが、柴犬の年齢に合わせて食べやすいタイプのドッグフードを選んであげると、食事の準備にかかる手間が少なくなります。
小型・中型犬用フードでなくてもOK
ドッグフードには「小型犬用」「中型犬用」「大型犬用」として販売されているものもありますが、小型犬でも体格や体質がそれぞれ違うので、小型犬=小型犬用ドッグフードが合うとは限りません。
小型犬でも特にサイズが大きめの子には、あえて中型犬用に栄養が調節されたドッグフードが合う場合もあるのです!
柴犬は小型、もしくは中型犬に分類されることが多いですが、柴犬だからといって小型・中型犬専用フードから選ぶ必要はありません。
犬種専用ドッグフードも選ぶときの参考になりますが、それ以上に、しっかり信頼性が高く余分な添加物が少ないフードを選び、愛犬の体重や体調に合わせて給餌量を調節してあげることが大事です。
柴犬におすすめのドッグフードTOP10
上記のポイントをふまえ、以下の基準で採点して柴犬におすすめのドッグフードをランキング形式で発表していきます。
アレルギー対策:5点 | ボーナス:2点 |
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ドッグフードのアレルギー対策を重視して配点を多めにしつつ、添加物の有無や信頼性についても評価対象としました。
※より良い商品を見つけたタイミングでラインナップは入れ替わることもあります。
※同点の場合、100kcalあたりの値段が安いものを上位にしています。
1位:みらいのドッグフード 皮ふアレルギー用(ドライフード)
メリット
- ●皮膚アレルギーの柴犬におすすめな成分たっぷり
- ●鹿肉メイン!鶏・牛・豚のアレルギーの子に
デメリット
- ●特別療法食なので与えても大丈夫か獣医に要確認
- ●漢方中心なので最初は警戒して食べないおそれがある
採点結果 | |
総合点 | 7点 |
アレルギー対策 | 牛肉・鶏肉・小麦不使用(+3)オメガ3脂肪酸・乳酸菌含有(+2) |
ボーナス | 香料・着色料・甘味料不使用(+1)原材料の多くが国産、一部ロシア、中国、ペルーなど(+1) |
基本情報 | |
価格(税込)/内容量 | 5,500円/1kg |
100gあたりのカロリー | 320kcal |
原産国 | 日本 |
主原料(皮ふアレルギー用) | 鹿,魚,玄米,大麦,サツマイモなど |
みらいのドッグフード 皮ふアレルギー用は、皮膚炎やアレルギー、アトピーなどの皮膚トラブルのある愛犬に与えることを目的としたドッグフードです。
柴犬の皮膚アレルギーに対してとくにしっかり配慮されているフードで、一般的にアレルゲンになりやすいといわれている「鶏肉」「牛肉」「豚肉」「小麦」「トウモロコシ」「大豆」「卵」「乳成分」の8品目が使用されていません。
またドッグフードにしては珍しく、原材料に漢方が使用されているフードで、柴犬の健康に最大限配慮しやすいドッグフードです。
2位:アランズ(ドライフード)
メリット
- ●原材料が合計9種類!アレルギーが多く心配な子におすすめ
- ●低脂肪なラム肉メイン。体型が気になる柴犬にもおすすめ
デメリット
- ●お魚大好きな子だとあまり食いつかない可能性がある
採点結果 | |
総合点 | 6点 |
アレルギー対策 | 牛肉・鶏肉・小麦不使用(+3)オメガ3脂肪酸含有(+1) |
ボーナス | 香料・着色料・甘味料不使用(+1)欧州ペットフード工業会連合(FFDIA)の基準をクリアした工場(+1) |
基本情報 | |
価格(税込)/内容量 | 4,356円/2kg |
100gあたりのカロリー | 342kcal |
原産国 | イギリス |
主原料 | ラム.サツマイモ,豆類など |
アランズナチュラルドッグフードは、ラム肉メインで、サツマイモやそら豆、ハーブ類計9種類で作られています。
アレルギーリスクが高い食材をとことん避けているので、柴犬のアレルギー対策として優秀なドッグフードです。
万が一発症しても、アレルゲンが特定しやすいため、動物病院で適切に対処してもらえるのも魅力。
3位:ヤムヤムヤム(ドライフード)
メリット
- ●かつお出汁の香りで食いつきアップが期待できる
- ●生産者の顔が掲載されていて、原材料に安心感がある
デメリット
- ●定期購入がないので続けるときはその都度購入の必要あり
採点結果 | |
総合点 | 6点 |
アレルギー対策 | 牛肉・鶏肉・小麦不使用(+3)オメガ3脂肪酸含有(+1) |
ボーナス | 香料・着色料・甘味料不使用(+1)主原料は国産(+1) |
基本情報 | |
価格(税込)/内容量 | 1,980円/0.5kg |
100gあたりのカロリー | 358kcal |
原産国 | 日本 |
主原料(ドライ) | 鶏肉,大麦,玄米,かつお節,全卵など |
ヤムヤムヤムのドライフードは、保存料・着色料・香料などの合成添加物が使用されておらず体に悪い成分を徹底的に省いたフード。
使用されている原材料の生産者の人物が記載されているのも信頼性が高いです。
柴犬のアレルギーに配慮していることはもちろん、やわらかドライタイプも選べるので、シニアや子犬に合わせてフードを選べるのもポイント。
4位:アイディッシュ フィッシュ(ドライフード)
メリット
- ●初回限定55%OFFで高級ドッグフードのなかでは割引率が高い
- ●水とフードだけで必要な栄養を補えるほど栄養価が高い
デメリット
- ●内容量少なめなのでご褒美向けのフード
採点結果 | |
総合点 | 6点 |
アレルギー対策 | 牛肉・鶏肉・小麦不使用(+3)乳酸菌含有(+1) |
ボーナス | 香料・着色料・甘味料不使用(+1)石川県産の旬魚,FAMIC認定に準拠した工場(+1) |
基本情報 | |
価格(税込)/内容量 | 4,378円/500g |
100gあたりのカロリー | 340kcal |
原産国 | 日本 |
主原料(フィッシュ) | 旬の魚,大麦,魚粉など |
iDish-アイディッシュは、小粒タイプで柴犬がよく噛み砕けて消化が良いフードです。人工添加物不使用の完全無添加フードで、安全性が高いのも魅力。
また原材料には約90種類以上の栄養素を含むスーパーフード「モリンガ」が含まれていて、水とフードだけで一日に必要な栄養がしっかり補えるほど栄養価が高いです。
5位:アカナ グラスフェッドラム(ドライフード)
メリット
- ●ライフステージ、内容量を自由に選べるシリーズ
- ●グラスフェッドラムは、高タンパク低脂肪、低アレルゲンなラム肉メイン
デメリット
- ●完全外国産なので、国産素材のほうが良い方はあまりおすすめではない
- ●特別割引がないので、食いつきのチェックはしにくい
採点結果 | |
総合点 | 5.5点 |
アレルギー対策 | 牛肉・鶏肉・小麦不使用(+3)オメガ3脂肪酸含有(+1) |
ボーナス | 香料・着色料・甘味料不使用(+1)ニュージーランド産ラム肉(ごく一部明確なので+0.5) |
基本情報 | |
価格(税込)/内容量 | 990円/0.34kg |
100gあたりのカロリー | 339kcal |
原産国 | カナダ |
主原料 | ラム肉,グリンピース,レンズ豆など |
アカナ グラスフェッドラムは、低脂肪・低アレルゲンなラム肉中心で、柴犬のアレルギーやダイエットをサポートしてあげやすいドッグフードです。
炭水化物由来のカロリーも少なく肥満リスクはおさえめで、柴犬が健康的に生きるために必要な栄養素も豊富。
さらにBHA、BHT、エトキシキンなど人工的な酸化防止剤は使われていないので、安全性の高いフードといえます。
6位:カナガン(ドライフード)
メリット
- ●アレルギーと関節の悩みがある柴犬におすすめ
- ●関節サポート成分はモグワンの約10倍!よりシニアの柴犬におすすめなフード
- ●グレインフリーかつ小粒で食べやすいフード
デメリット
- ●定期購入でしか割引きが効かない
採点結果 | |
総合点 | 5点 |
アレルギー対策 | 牛肉・小麦不使用(+2)オメガ3脂肪酸含有(+1) |
ボーナス | 香料・着色料・甘味料不使用(+1)欧州ペットフード工業会連合(FEDIAF)の基準をクリアした工場(+1) |
基本情報 | |
価格(税込)/内容量 | 4,356円/2kg |
100gあたりのカロリー | 376kcal |
原産国 | イギリス |
主原料 | チキン,サツマイモ,エンドウ豆,ジャガイモなど |
カナガンのドッグフードは、穀物不使用で柴犬の穀物アレルギーに配慮しているだけでなく、関節サポート成分であるグルコサミン・コンドロイチンの含有量が多いのが魅力。
関節の弱い子やシニアの柴犬にも与えてあげたいドッグフードですね。
子犬からシニアまで切り替えの必要もなく、柴犬のライフステージに寄り添うことができるドッグフードです。
7位:ブッチ ブルーレーベル(ウェットフード)
メリット
- ●犬の体内で合成不可能な栄養素がたっぷり
- ●100gずつ目盛りが付いているから給餌量が計算しやすい
デメリット
- ●ウェットフードなのであまり日持ちはしない
- ●冷蔵庫にドッグフード用の保存スペースを作る必要がある
採点結果 | |
総合点 | 5点 |
アレルギー対策 | 牛肉・小麦不使用(+2)オメガ3脂肪酸含有(+1) |
ボーナス | 香料・着色料・甘味料不使用(+1)ニュージーランド産(+1) |
基本情報 | |
価格(税込)/内容量 | 1,430円/0.8kg |
100gあたりのカロリー | 116kcal(3種類とも) |
原産国 | ニュージーランド |
主原料(ブルーレーベル) | チキン,フィッシュ(サバand/or マグロ)など |
ブッチのドッグフードは、ウェットフードで保存のしやすさと1食分の切り分けやすさが魅力です。
全犬種・年齢対応で人口添加物不使用、ペットフードの規制が厳しいニュージーランドで生産されているので安全性の高さがあります。
「牛肉」「チキン」「チキン&フィッシュ」の3種類から選べるので、柴犬のアレルギーや好みに合わせてあげられます。
8位:モグワン(ドライフード)
メリット
- ●グレインフリーで人工添加物不使用!皮膚アレルギーが心配な柴犬におすすめ
- ●関節サポート成分たっぷり、7歳以上の柴犬にもおすすめ
- ●小粒で柴犬もしっかり噛み砕けて消化の良いフード
デメリット
- ●定期購入以外割引きがないので食いつきチェックがしにくい
- ●ネットで宣伝が多く「怪しい」というレビューがちらほらある
採点結果 | |
総合点 | 4.5点 |
アレルギー対策 | 牛肉・小麦不使用(+2)オメガ3脂肪酸含有(+1) |
ボーナス | 香料・着色料・甘味料不使用(+1)ヨーロッパ産サーモンなど(ごく一部明確なので+0.5) |
基本情報 | |
価格(税込)/内容量 | 4,356円/1.8kg |
100gあたりのカロリー | 363kcal |
原産国 | イギリス |
主原料(ブルーレーベル) | チキン,サーモン,サツマイモなど |
モグワンのドッグフードは、グレインフリーで穀物アレルギーに配慮しながらも、りんごやサツマイモ、海藻などが配合されていて栄養バランスが取れています。
皮膚アレルギーが心配な柴犬はもちろん、子犬からシニアまで長く続けられる栄養価の高さも兼ね備えています。
ネットのレビューで賛否両論なところがあるモグワンですが、こちらの記事で実際モグワンが怪しいフードかどうかを徹底分析しています▼
9位:馬肉自然づくり(ドライフード)
メリット
- ●低脂肪高タンパクな馬肉中心
- ●アレルギーリスクが低い食材がメインなので安全性が高い
デメリット
- ●グレインフリーではないので穀物が心配な方は手を出しにくいかも
- ●カロリーは高めなのでおやつも与える方は調節する必要あり
採点結果 | |
総合点 | 4点 |
アレルギー対策 | 牛肉・小麦不使用(+2) |
ボーナス | 香料・着色料・甘味料不使用(+1)野菜,穀物,卵はすべて国産,国内工場で生産(+1) |
基本情報 | |
価格(税込)/内容量 | 3,300円/1kg |
100gあたりのカロリー | 399kcal |
原産国 | 日本 |
主原料 | 馬肉,鶏肉,玄米,大麦,黒豆など |
馬肉自然づくりは、高タンパク&低脂質な馬肉を主原料に使っていて、低アレルゲンな食材中心のドッグフードです。
食物繊維や消化吸収促進のために、あえて国産の玄米や大麦を使用して柴犬の腸内環境改善もサポートします。
ビタミンが豊富な玄米や食物繊維が多く含まれている黒米などが使用されていますよ。
牛・豚・鶏などがあまり好みでない柴犬にもおすすめでき、馬肉の食いつきの高さも期待できます。
10位:ココグルメ ポーク&ブロッコリー(手作りフード)
メリット
- ●グレインフリー・グルテンフリーの手作り風フード
- ●初回無条件で60%offで購入できる
デメリット
- ●手作りフードに慣れていない子は食べないおそれあり
- ●冷凍保存でないと長持ちしにくい
採点結果 | |
総合点 | 4点 |
アレルギー対策 | 牛肉・鶏肉・小麦不使用(+3) |
ボーナス | 香料・着色料・甘味料不使用(+1) |
基本情報 | |
価格(税込)/内容量 | ¥5,885/1.6kg |
100gあたりのカロリー | 141kcal |
原産国 | 日本 |
主原料(ポーク&ブロッコリー) | 豚肉,さつまいも,ブロッコリー,かぼちゃなど |
ココグルメは新鮮なお肉や野菜を低温調理していて、栄養素と香りを損なわず「おいしさそのまま」で柴犬に与えることができます。
味はチキンとポークの2種類あるので、柴犬のアレルギーやカロリー、好みに合わせて選べるのも大きなメリットです。
「手作りのフードを与えたいけど、毎日は準備できない」「栄養の知識もないから、どういうフードを作ってあげたらいいかわからない」という飼い主さんにとって理想的なドッグフードです。
おまけ:コスパ重視でランキングし直すと…
上記では柴犬の健康面やフードの安全性を重視してランキングを作りましたが、原材料や製法にこだわって選ぶほど、やはりお値段も高くなりがち。
今回ご紹介したドッグフードはすべて香料・着色料・甘味料不使用の基準はクリアしているので、特にアレルギーの心配がない子でしたら、お値段が手頃なものを選んでも良いでしょう。
下記は、それぞれのドッグフードの100kcalあたりの値段を算出して安い順に並び変えたものです。
※小数点第1位を四捨五入
※公式ホームページをチェックし、一番小さいサイズの通常価格(税抜)で算出
※初回キャンペーンや定期購入などの各種割引や配送料は考慮しておりません
情報は記事公開当時のものです。詳細や最新情報は、各社の公式ホームページをご確認ください。
複数のドッグフードの値段を比較するときは、同じ量でどちらが安いかよりも、同じカロリーでどちらが安いかに注目することをおすすめします。
たとえば、ウェットフードは水分が多く含まれているため、100グラムあたりのカロリーがドライフードよりも少なく、1回の給餌量を多くしてあげる必要があります。
このようにそれぞれのドッグフードで1日あたりの給餌量が異なるため、100グラムあたりの値段はAのフードが安くても、1日の給餌量を考慮するとBのフードが安かった……ということも考えられるのです。
グレインフリーやヒューマングレードは本当に安全?
穀物不使用の「グレインフリー」や、人間が食べられるレベルの食材を使っている「ヒューマングレード」。
ドッグフードの安全性を証明する基準のひとつですが、じつは基準があいまいな部分もありますので、今一度整理しておきましょう。
グレインフリーについて
グレインフリーがアレルギー対策に有効と言われているところがありますが、正確には小麦などの穀物に多く含まれている「グルテン」の過剰摂取が、アレルギー症状を引き起こす原因となるおそれがあるのです。
そのため穀物全般が悪いわけではありません。玄米や大麦は、適量摂取することで犬の消化を促す効果も期待できます。
もちろん玄米や大麦といった穀物にアレルギーを持っている子もいるので、徹底的に穀物を避けるためグレインフリーのドッグフードを与えるというのもありです。
ヒューマングレードについて
ドッグフードに使用されている原材料が、人間でも食べられるグレードのものを使って作られていることをヒューマングレードといいます。
グレインフリーとあわせて安全性が高いフードである証明となるのですが、実際ヒューマングレードの定義は曖昧です。
基準がまだはっきりしていないので、ヒューマングレードのドッグフード=良いという認識ではなく、やはり産地や製造元、食材の輸入経路などが明確なものが安全と考えたほうが良いですね。
ドッグフードを食べてくれないときは?
愛犬がドッグフードを食べないときは「ドッグフードがおいしくない?」「体調が悪いのかな?」といろいろと心配になってしまいますよね。
ワンちゃんがよく食べてくれるドッグフードをお探しの方に一度試していただきたいのはモグワンです。
おすすめの理由
- ●ユーザーアンケートの結果90.5%が「食いつきが良い」と回答
- ●ユーザーアンケートの結果95.1%が「完食した・ほとんど食べた」と回答
※ユーザー796名に対するアンケート。2020 年8月~9月株式会社レティシアン調べ。
ただし、愛犬がフードを食べてくれない原因には、ドッグフードそのものではなくフードの与え方に問題があることも考えられます。
詳細は以下の記事をご確認ください。
柴犬に起こりうるアレルギーとケアについて
【柴犬に起こりやすいアレルギーの原因・症状】
食物アレルギー | アトピー性皮膚炎 | |
原 因 |
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症 状 |
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症状が出やすい部位 | 目、口、耳、肛門、わきの下、腹部 |
重度の症状がみられるなら食事療法だけで改善する可能性は低く、通院の必要があります。
また通院後も日々のスキンケア・清潔な飼育環境、アレルギーに対応した食事などトータル的なサポートが必要です。
柴犬のドッグフード選びはアレルギー対策・安全性・栄養が大事
柴犬のフードの選び方
- アレルギー対策が優秀なドッグフードを選ぶ
- 人工添加物が最小限のドッグフードを選ぶ
- 原材料の産地や生産工場が明確なドッグフードを選ぶ
- 年齢や好みに合わせてウェット・ドライフードを選ぶ
- 小型・中型犬用フードでなくてもOK
柴犬のドッグフードは「食物アレルギー」や「アトピー性皮膚炎」に配慮するためアレルギーリスクが高いものは避けたほうが良いでしょう。
また、腸内環境を整える働きがある「乳酸菌」や、炎症を抑える働きがある「オメガ3脂肪酸」を摂り皮膚の健康を保つことで、毛並みや毛艶の維持にもつながります。
それに加えて、余分な人工添加物が少なく、食材の産地や生産工場が明確で信頼性の高いフードが理想的です。
アレルギーの多い子や好き嫌いが多い子はドッグフード選びが大変だと思いますが、大切な愛犬のため、根気強く探し続けていきましょう!
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