
子犬は成長のために栄養たっぷりのごはんを必要としています。そのため、ドッグフードは栄養面に気をつけるとともに、未発達な子犬の体に負担にならないようなものを選ぶべきです。
栄養たっぷりで体の負担にならないドッグフードを選ぶため、当記事では必要な栄養を効率よく摂取できるかに注目することをおすすめしています。
具体的にどんなことに気をつけて選べばよいのか順を追って解説していくので、ぜひ最後まで読んでみてください!
子犬の食事に大切なこと
当記事では2つのポイントに注目してドッグフードを選ぶべきだと考えています。
- 少量で必要な栄養を効率よくとれるか?
- 体に負担をかけないか?
子犬に必要なエネルギー量は成犬の約2倍といわれており、ハイカロリーな食事が必要です。
また、筋肉や骨を形成するためのタンパク質も積極的に摂取できるのが理想的です。
なぜなら、子犬は成長のためにたくさんのエネルギーや栄養を必要としているものの、胃が小さいので一度にたくさん食べることができないからです。
さらに、発達前の消化器官にできるだけ負担をかけないドッグフードを選んであげたいところでもあります。
総合栄養食を選ぶのが基本
上記でご説明したとおり、子犬と成犬では必要なエネルギー量や栄養が違います。そのため、子犬のドッグフードはペットフード公正取引協議会の基準をクリアした総合栄養食を選ぶのが基本です。
一般的に総合栄養食の子犬用やオールステージ用ドッグフードは、子犬に必要な栄養がしっかりとれて消化しやすいように配慮されて作られています。
でも、総合栄養食のドッグフードにもいろいろな商品があるから、これだけの条件だとどのドッグフードを買えばよいのかまだ絞り込めないですよね……
そこでここからは、数ある総合栄養食のドッグフードの中からどんなものを選べばよいのか、さらに具体的に解説していきます。
そもそも総合栄養食ってなんだろう?という人は、以下の記事も参考にしてみてください。
子犬用ドッグフードを選ぶポイント【小型~大型犬共通】
より栄養を効率よくとれて安全な総合栄養食のドッグフードを選ぶために、原材料を見てみましょう。
子犬の成長に不可欠な栄養を豊富に含んでいるか、逆に健康を害する食材を使っていないかをチェックすればよいのです。当記事では、以下の2つのポイントを満たすドッグフードをおすすめします。
- 肉や魚がメイン食材のフード
- 必要栄養量を満たす量を食べきれる
その理由をご説明していきます。
タンパク質メインのフードがおすすめ
肉や魚には、筋肉や皮膚などを作るもととなるタンパク質が豊富に含まれています。子犬が丈夫に成長していくためには、積極的に摂取したい栄養素です。
このため、当記事では穀物が多く含まれているドッグフードよりも、肉や魚がメイン食材になっているフードをおすすめします。
肉や魚メインのフードを選ぶ方法
ドッグフードのパッケージの裏面やインターネットの商品ページなどに、原材料が書いてあるはずです。原材料は使用されている重量の割合の多いものから順に記載されています。
▼ドッグフードの原材料表記の例
そのため、肉や魚がメイン食材となっているドッグフードを選びたいなら、肉・魚が原材料表の最初に書かれているものを選べばOKです。
不要な添加物はできるだけ避ける
日本では、「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律」(ペットフード安全法)によって、ドッグフードの安全性が守られています。
法律によって有害な物質を含むドッグフードの製造が禁止されているので、基本的にはどのドッグフードを選んでも最低限の品質は担保されているんです!
その中でもより安全で子犬の健康によいドッグフードを選びたいのであれば、保存料や着色料ができるだけ使われていないものを探すのがおすすめです。
下記にまとめたのは、ペットフード安全法で使用する量が規制されている添加物です。
定められた量を下回っていれば安全性に問題がないと国が示しているものですが、気になる方は保存料を含まない缶詰製品を選ぶなどして避けておいたほうがより安心です。
物質名 | おもな使用目的 |
エトキシキン | 保存料・酸化防止剤 |
BHA | 保存料・酸化防止剤 |
BHT | 保存料・酸化防止剤 |
亜硝酸ナトリウム | 発色剤 |
添加物の少ないドッグフードを選ぶなら、ウェットフードに絞って探すのもいいですよ!
さらにこだわりたい人は表記の方法もチェック
出所がはっきりしない食材を大切なワンちゃんに与えるのは気が引けるという人は、「〇〇ミール」「〇〇副産物」や、単に「動物性油脂」「魚油」などと書かれているものを避け、原材料ができるだけ詳しく表記されているドッグフードを選びましょう。
商品によっては「チキン80%」「鶏肉(皮つきむね肉、ぼんじり、レバー)」など、割合や部位まで書かれているものもあります。
気にしすぎる必要はありませんが、表記に曖昧なところがないドッグフードのほうが安心ですよね。
ドッグフードの安全性にしっかりとこだわって選びたいという人は、以下の記事も参考にしてみてください。
食べきりやすさにも注目
- 肉や魚がメイン食材のフード
- 必要栄養量を満たす量を食べきれる
上記の2つの基準でいくつかのドッグフードが候補にあがって、決め手がほしいときには「どれが食べやすそうか」を考えてみましょう。
子犬のうちは歯が生えそろっていなかったり、あごの力が弱かったりするので、ドライフードの場合はお湯をかけてふやかしたり、小粒タイプのドライフードや、ウェットフード(水分が多く含まれていてやわらかい)を選んだりするのもよいです。
しっかり噛められるようになったら粒のサイズを大きいものに変えていくのもよいでしょう。
小粒タイプのドライフードやウェットフードなどは飲み込みやすいため、食べるのが早くなりやすいです。
一方、大粒タイプのドライフードでしっかり噛み砕いて飲み込むため時間はかかりますが、消化によいです。
どちらにしても、必要量をきちんと食べていれば問題ありません。どのようにドッグフードを食べているかもしっかり観察して選んであげましょう。
おすすめの子犬用ドッグフードランキングTOP5
サイトでおすすめしてきたドッグフード30種から総合栄養食であり、子犬にとって欠かせない栄養を豊富に含んだ10種をセレクト。
その中から、コストパフォーマンスに優れた順に点数をつけ、総合得点上位5つをご紹介します。
商品名 | 1000㎉あたりの タンパク質量換算値(g) | 100㎉あたりの餌代 |
---|---|---|
1位.オリジン パピー | 4位.96.0g | 2位.44円 |
2位.オリジン パピーラージ(大型犬用) | 3位.101.1g | 3位.47円 |
3位.アカナ パピー&ジュニア(中粒) | 5位.90.2g | 1位.35円 |
4位.デビフ ササミ&レバーミンチ(ウェット) | 1位.119.0g | 4位.132円 |
5位.ココグルメ(手作りごはん) | 2位.102.8g | 5位.242円 |
・ウェットフードとドライフードでは水分量が違うため乾物重量に換算してからチェック
(【保証分析値%】÷【100-水分%】×100=乾物重量換算値)
・タンパク質含有量とコストパフォーマンスの高い順に10点、9点と配点
・タンパク質含有量とコストパフォーマンスの総合得点によりランキング
・毎日のことなのでコストパフォーマンスを重視
(※)当記事では、人間も口にできる食品で作られているとホームページに記載があったものをヒューマングレードとしています
もちろん、これから登場するフードは肉や魚がメイン食材の子犬やオールステージ用ドッグフードばかり!
さっそくTOP5の商品をチェックしていきましょう。
総合1位【タンパク質豊富でコスパも◎】オリジン パピー
- 低GI・低GLの食材を厳選
- 人工保存料不使用な食事
価格(税込)/内容量 | 1,265円/340g 5,478円/2kg 11,660円/5.9kg 19,800円/11.3kg |
kcal/100g | 39 6kcal |
円(税込)/g | 1.8~3.7円 |
kcal/g | 3.96kcal |
対応犬種・年齢 | 小~中型犬・成長期 |
成分保証値 | 乾物重量換算値 | |
タンパク質 | 38% | 40.43% |
脂質 | 20% | 21.28% |
水分 | 6% | – |
2か月齢にの子犬に必要なカロリーとえさ代 | ||
小型:モデル体重1kg 210kcal/日 | ||
1日必要な量(g) | 1日の餌代(円) | 1pack/日 |
53g | 93~197円 | 約6~200日 |
中型:モデル体重5.5kg 750kcal/日 | ||
1日必要な量(g) | 1日の餌代(円) | 1pack/日 |
189g | 332~705円 | 約1~50日 |
オリジンは「犬本来の食生活の再現」にこだわっているドッグフードで、新鮮で種類豊富な肉類が使用されています。
オリジンのパピーは小型犬から中型犬の成長期の子犬のためにバランスよく栄養が設計されています。
生まれてから4か月くらいまで一番多くの栄養を必要とするためタンパク質と脂質が豊富なオリジン パピーはまさにうってつけです。
ただ、コスパも申し分のないオリジンですが、一番お得な11.3kgのものは小型犬だとなかなか減らないので保管方法や食いつき方の変化など注意してくださいね。
総合2位【大型犬のための栄養バランス】オリジン パピーラージ
- 大型犬を飼うなら栄養バランスを調整された専用フード
- 人工保存料不使用
価格(税込)/内容量 | 11,660円/5.9kg 19,800円/11.3kg |
kcal/100g | 376kcal |
円(税込)/g | 1.8~2.0円 |
kcal/g | 3.76kcal |
対応犬種・年齢 | 大型犬・成長期 |
成分保証値 | 乾物重量換算値 | |
タンパク質 | 38% | 40.43% |
脂質 | 16% | 17.02% |
水分 | 6% | – |
2か月齢にの子犬に必要なカロリーとえさ代 | ||
大型:モデル体重18.2kg 1851kcal/日 | ||
1日必要な量(g) | 1日の餌代(円) | 1pack/日 |
492g | 863~973円 | 約12~23日 |
超大型:モデル体重45kg 3648kcal/日 | ||
1日必要な量(g) | 1日の餌代(円) | 1pack/日 |
970g | 1,700~1,917円 | 約6~12日 |
オリジン パピーラージは大型犬の成長特性に合わせて、脂質が少なめに調整されています。そのため急激な成長による形成不全を防ぐごとができます。
一方、骨や筋肉の材料となるタンパク質を豊富に含んでいるので、安心して与えることができます。
また、オリジンでは「生物学的に適正」なフードとなるよう作られているのが特徴のひとつです。
生物学的に適正とは、肉食に近い犬の体に合わせて肉を豊富に使う、肉は保存料なしの新鮮なものをできるだけ多く使う、レンダリング処理された家禽肉ミールは使わないなど、生きている動物を餌にしていたころのような、自然な食事であることにこだわっています。
大型犬であれば必須カロリーも多く、ドッグフードの消費も早いので、大容量のパッケージがあるオリジンはコストパフォーマンスもよく、ぴったりですね。
総合3位【コスパNO.1中粒タイプ】アカナ パピー&ジュニア
- ヒューマングレードや地元カナダ産食材を使用するなど、原材料にこだわりあり
- 人工的な防酸化剤は不使用
価格(税込)/内容量 | 800円/340g 4,180円/2kg 14,410円/11.4kg |
kcal/100g | 376kcal |
円(税込)/g | 1.3~2.4円 |
kcal/g | 3.66kcal |
対応犬種・年齢 | 中~大型犬・成長期 |
成分保証値 | 乾物重量換算値 | |
タンパク質 | 33% | 37.5% |
脂質 | 20.0% | 22.73% |
水分 | 12.0% | – |
2か月齢にの子犬に必要なカロリーとえさ代 | ||
小型:モデル体重1kg 210kcal/日 | ||
1日必要な量(g) | 1日の餌代(円) | 1pack/日 |
57g | 73~135円 | 約5~200日 |
中型:モデル体重5.5kg 750kcal/日 | ||
1日必要な量(g) | 1日の餌代(円) | 1pack/日 |
205g | 259~482円 | 約2~55日 |
大型:モデル体重18.2kg 1851kcal/日 | ||
1日必要な量(g) | 1日の餌代(円) | 1pack/日 |
506g | 639~1,190円 | 約0~20日 |
超大型:モデル体重45kg 3648kcal/日 | ||
1日必要な量(g) | 1日の餌代(円) | 1pack/日 |
997g | 1,260~2,345円 | 約0~11日 |
アカナのパピー&ジュニアは1.0mm前後の中粒サイズです。少し食べにくそうにしていたら、お湯でふやかしてあげるとよいでしょう。
もちろん小型犬でも食べやすい小粒タイプ、パピースモールブリードもあります。
またアカナのパピー&ジュニアは大型犬向けに関節サポート成分のコンドロイチンも含まれているため体が大きくなりやすい犬種の子犬にも安心してあげられます。
オリジンと同様一番お得な11.4kgのパッケージは、体重5~6kgの子で単純計算50日ほどの量があるため、ドッグフードの保管方法や食いつき方の変化などに注意してくださいね。
総合4位【タンパク質豊富なウェットフード】デビフ ササミ&レバーミンチ
- ロングセラー!完全栄養食のウェットフード
- 柔らかいので子犬の未発達なあごにもやさしい
価格(税込)/内容量 | 208円/150g ※2021年4月の価格です。 |
kcal/100g | 105kcal |
円(税込)/g | 1.4円 |
kcal/g | 1.05kcal |
対応犬種・年齢 | 全犬種・オールステージ |
成分保証値 | 乾物重量換算値 | |
タンパク質 | 12.5% | 62.5% |
脂質 | 5.00% | 25.0% |
水分 | 78% | – |
2か月齢にの子犬に必要なカロリーとえさ代 | ||
小型:モデル体重1kg 210kcal/日 | ||
1日必要な量(g) | 1日の餌代(円) | 1pack/日 |
200g | 277円 | 約0.8日 |
中型:モデル体重5.5kg 750kcal/日 | ||
1日必要な量(g) | 1日の餌代(円) | 1pack/日 |
714g | 990円 | 0.2日 |
大型:モデル体重18.2kg 1851kcal/日 | ||
1日必要な量(g) | 1日の餌代(円) | 1pack/日 |
1763g | 2,444円 | 0.1日 |
超大型:モデル体重45kg 3648kcal/日 | ||
1日必要な量(g) | 1日の餌代(円) | 1pack/日 |
3474g | 4,818円 | 0.04日 |
デビフ ササミ&レバーミンチはデビフの150g缶シリーズのなかで数少ない完全栄養食です。
ただ、これだけで必要なエネルギーを摂ろうとすると、大型犬ではたくさん必要になってしまいます。
ですからデビフの150g缶をメイン食にするなら小型犬の子犬の飼い主さんにおすすめです。
もしくは全犬種にとってのたまのご褒美だったり、ドライフードと混ぜて与えたりするなど、デビフ ササミ&レバーミンチの量は控えめにしたとっておきのごはんにするのもよいでしょう。
コスパの面ではレギュラー入りが難しいことは否めませんが、タンパク質の含有量(1000kcalあたり)は30種類の中でダントツ一位ですから見逃せませんね。
総合5位【タンパク質豊富の手作りフード】ココグルメ ポーク&ブロッコリー
- 新鮮食材を使った手作りフード。保存料・着色料・香料は不使用
- ヒューマングレードかつ総合栄養食で安心
価格(税込)/内容量 | 5,115円/1600g (定期購入) |
kcal/100g | 1420kcal |
円(税込)/g | 3.2円 |
kcal/g | 1.42kcal |
対応犬種・年齢 | 全犬種・オールステージ |
成分保証値 | 乾物重量換算値 | |
タンパク質 | 14.6% | 47.1% |
脂質 | 7.6% | 24.5% |
水分 | 69% | – |
2か月齢にの子犬に必要なカロリーとえさ代 | ||
小型:モデル体重1kg 210kcal/日 | ||
1日必要な量(g) | 1日の餌代(円) | 1pack/日 |
148g | 473円 | 約10日 |
中型:モデル体重5.5kg 750kcal/日 | ||
1日必要な量(g) | 1日の餌代(円) | 1pack/日 |
528g | 1,688円 | 約3日 |
大型:モデル体重18.2kg 1851kcal/日 | ||
1日必要な量(g) | 1日の餌代(円) | 1pack/日 |
1304g | 4,167円 | 約1.2日 |
超大型:モデル体重45kg 3648kcal/日 | ||
1日必要な量(g) | 1日の餌代(円) | 1pack/日 |
2569g | 8,243円 | 約0.6日 |
グレインフリーで、穀物アレルギーをお持ちでも安心して与えられるココグルメ。
少々お値段は張りますが、その価格に見合う安全性、栄養量を誇ります。
しかしコスパの面で見るとデビフ同様、メイン食にするなら小型犬の方がよさそうです。。
ココグルメは学校給食も扱う調理工場で作られているため「人間が食べても美味しく食べられるドッグフード」を実現しており、手作りごはんとしての安心感も抜群です。
味のバリエーションには「チキン&ベジタブル」と「ポーク&ブロッコリー」の2種類ありますが、どちらもすばらしい栄養価です。
今回は特に栄養価の高いポーク&ブロッコリーをご紹介しました。
食いつきに関しての口コミも評価が高く、ドライフードのトッピングとしても人気ですから、たまのご褒美だったり、ドライフードと混ぜて与えたりするのをおすすめします。
番外編【ウェットタイプで離乳期にもおすすめ】ブッチ ブルー・レーベル
- ニュージーランドの厳格な検査に合格したヒューマングレード原材料
- 糖類、小麦、グルテン、イースト、人工調味料・合成香料などが無添加
価格(税込)/内容量 | 1,430円/800g |
kcal/100g | 1160kcal |
円(税込)/g | 1.8円 |
kcal/g | 1.16kcal |
対応犬種・年齢 | 全犬種・オールステージ |
成分保証値 | 乾物重量換算値 | |
タンパク質 | 11% | 43.14% |
脂質 | 8% | 31.37% |
水分 | 74.5% | – |
2か月齢にの子犬に必要なカロリーとえさ代 | ||
小型:モデル体重1kg 210kcal/日 | ||
1日必要な量(g) | 1日の餌代(円) | 1pack/日 |
181g | 324円 | 約4日 |
中型:モデル体重5.5kg 750kcal/日 | ||
1日必要な量(g) | 1日の餌代(円) | 1pack/日 |
647g | 1,156円 | 約1.2日 |
大型:モデル体重18.2kg 1851kcal/日 | ||
1日必要な量(g) | 1日の餌代(円) | 1pack/日 |
1596g | 2,852円 | 約0.5日 |
超大型:モデル体重45kg 3648kcal/日 | ||
1日必要な量(g) | 1日の餌代(円) | 1pack/日 |
3145g | 5,621円 | 約0.3日 |
ブッチ ブルー・レーベルはタンパク質含有量も多く、脂質も犬の母乳と似たバランスで配合されています。
また水分量が多くやわらかいウェットタイプなので2カ月齢未満の離乳期の子犬も食べやすくおすすめです。
消化によい鶏肉と、成長期の脳が必要とするDHAを多く含む魚が主原料となっています。さらに、新鮮な原材料がもつ栄養価を損なわないように低温調理されているのもうれしいポイントです。
ブッチはブルー・レーベル(チキン・魚メイン)のほかに、ブラック・レーベル(ビーフやラムなどを使用)、ホワイト・レーベル(チキンメイン)の3種類があります。
「うちの子はどんなフードが好みなのかわからない」という人は、3種類がセットになっておトクな“初回限定トライアルセット”をお試しあれ!
子犬用ドッグフードの与え方
子犬のごはんで気を付けることはドッグフード選びだけではありません。
ドッグフードの与え方にも、子犬だからこその注意点があるんです!
たとえば、まだ歯が生えていない子犬の場合、固いドライフードを食べることが難しいです。ふやかして給餌してあげましょう。
ふやかすときのポイント
- 熱湯だと栄養素が壊れてしまう可能性があるため、ぬるま湯に15分~30分ほどつける
- 水分にも栄養素が溶け出しているので、捨てずに与える
- ふやかすと乾いた状態よりも腐りやすくなるので、食べ残しは再利用しない
犬は出されただけ食べきってしまうため、ドッグフードは1日に必要な量を計量し、決まった時間に与えることを子犬のうちから徹底することが大事です。
また、決められた時間以外にお腹を空かせて「要求吠え」をすることがありますが、子犬がほしがるままにフードを与えてしまうと栄養過多になってしまいます。
「鳴けばフードがもらえる」ということを教えることにもなってしまうので、しつけのためにもここは甘やかさないほうがよいです。
子犬に適した給餌量
人間が性別や年齢などによって必要なカロリーが違うように、犬もそれぞれ適したドッグフードの量が異なります。
ドッグフードのパッケージやインターネットの商品紹介の欄に、給餌量の目安が書いてあればそれを参考にしましょう。もし書いていなかったら、ご自身であなたの家のワンちゃんが1日に必要とするカロリーを計算してあげてください。
必要なカロリーがわかったら、ドッグフードのパッケージなどでグラムあたりのフードのカロリーを確認し、量を調節してあげればOK!
詳しくは以下の記事をご覧ください。
子犬に適した食事回数
1日あたりに必要なカロリーがわかったら、次は「それを何回に分けて与えてあげればよいのか?」です。
子犬のうちは胃が小さいので一度にたくさん食べることができません。生後半年くらいの間まで、ごはんは3回~4回に分けて与えてあげることをおすすめします。
子犬にフードを与えるうえでの注意点
量や回数以外にも、子犬の食事の与え方で気をつけるべきことをまとめました。
「食べないときは」「吐き戻してしまうときは」「栄養が不足していると思ったら」の3つに分けて解説するので、必要であればご一読ください。
食べないときは
フードをふやかす
子犬がドライフードを食べづらそうにしているときや、暑くて食欲がないときなどは、フードをぬるま湯でふやかして与えます。
ふやかすことで食べやすくなりますし、温めることで香りが強くなり、ワンちゃんの食欲が出てくることがあります。
トッピングを工夫する
ドッグフードがおいしくない、飽きたなどの理由で食べないときは、いつものドッグフードに違うフードをトッピングしてみます。
味や香りに変化をつけることで食いつきがよくなることがあります。
ドッグフードを変える
別のメーカーや製品を試してみるというのも手です。逆に、ドッグフードを変えてから食べなくなったときは、切り替え前のフードに戻すことで解決できる場合もあります。
家にお迎えしたばかりの子犬がごはんを食べないときは、ペットショップなど前の場所で食べていたドッグフードを与えてみましょう。
同じものを用意するのが難しければ、原材料をチェックしてできるだけ似た内容のドッグフードを選びます。
吐き戻してしまうときは
子犬が吐く原因には、病気によるものもあるのできちんと動物病院で診てもらいましょう。
もし吐く原因がドッグフードが固すぎる、勢いよく食べて喉に詰まらせてしまう、といったものであれば……
- フードをふやかして給餌する
- 早食い防止食器を試す
などの対処法があります。
栄養が不足していると思ったら
ドッグフードだけでは栄養バランスが心配なときや、工夫しても完食できない子には、犬用ミルクで栄養を補ってあげましょう。
成犬用フードに切り替えるタイミングはいつ?
子犬用フードはカロリーが高めなのでそのまま成犬に与えてしまうと肥満が心配です。そのため、子犬から成犬に成長するタイミングで切り替えが必要なのですが、どのタイミングで成犬用フードに切り替えるかは個体差があります。
▼成犬用フードへ切り替える時期の目安
小型犬 | 中型犬 | 大型犬 | |
時期 | 生後10ヵ月 | 生後12ヵ月 | 生後18ヵ月 |
犬種例 | チワワ、トイ・プードル、シーズー、ヨークシャーテリアなど | コーギー、柴犬、ビーグル、フレンチブルドッグなど | ゴールデン・レトリバー、ダルメシアン、ラブラドール・レトリバーなど |
参考:「飼い主のためのペットフード・ガイドライン ~犬・猫の健康を守るために~」
※小型犬、中型犬、大型犬の基準ははっきりとは定まっていないのですが、一般的に、成犬時の体重が10キログラム未満は小型犬、25キログラム未満は中型犬、25キログラム以上は大型犬と分類されていることが多いです。
離乳食の与え方やドライフードへの切り替え方について、詳しくは以下の記事をご覧ください。
子犬用ドッグフードを選ぶポイントまとめ
子犬には、成長するために必要なカロリーや栄養を豊富に含んだドッグフードを選びましょう。また、ドッグフードとして安全性が高く子犬の身体に優しいものであることも重要なポイントです。
栄養たっぷりで子犬の体にやさしいドッグフードを選ぶ方法として、当記事では必要な栄養を効率よく摂取できるかに注目することをおすすめしました。
肉や魚がメイン食材で、原材料の表記に不明瞭な部分が少なく、ヒューマングレードやグレインフリーなど食材にこだわっているという点でおすすめできる子犬用ドッグフードTOP5は以下のとおりです。
商品名 | 1000㎉あたりの タンパク質量換算値(g) | 100㎉あたりの餌代 |
---|---|---|
1位.オリジン パピー | 4位.96.0g | 2位.44円 |
2位.オリジン パピーラージ(大型犬用) | 3位.101.1g | 3位.47円 |
3位.アカナ パピー&ジュニア(中粒) | 5位.90.2g | 1位.35円 |
4位.デビフ ササミ&レバーミンチ(ウェット) | 1位.119.0g | 4位.132円 |
5位.ココグルメ(手作りごはん) | 2位.102.8g | 5位.242円 |
愛犬が健康で長生きしてくれるよう、子犬のうちからしっかり体調管理してあげましょう。
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