【完全保存版】犬にシャンプーするときに守るべきルールとおすすめの犬用シャンプー6選

2021.9.29

【完全保存版】犬にシャンプーするときに守るべきルールとおすすめの犬用シャンプー6選

「愛犬のシャンプーを自分でしてあげたいけど、上手くできない……」「人間用のシャンプーでも問題ない?」

トリミングサロン大嫌いで、シャンプーなら自宅のほうが愛犬がリラックスできることもありますね。

そこでこの記事では、愛犬におすすめのシャンプーや適切なシャンプーの頻度、愛犬がシャンプーを嫌がる場合の対策法を紹介します。

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犬にシャンプーをする必要性

  • ●愛犬の汚れや強い体臭を落とす
  • ●散歩後のダニ&ノミ対策
  • ●古くなった皮脂を落とす

犬にシャンプーをする必要がある理由は、主に上記の3つになります。愛犬を散歩させていると、どうしても汚れやノミがくっついてしまいますよね。

とくに雨の日だとニオイも汚れもきつくなりがちです。

その汚れや体臭やノミなどを放置してしまうと、愛犬の皮膚トラブルの原因になってしまう恐れがあるので、ペットも定期的にシャンプーする必要があります。

また、愛犬をシャンプーをすることによって皮膚の表面についている古い皮脂を落とすこともできます。

犬の古い皮脂を落として新鮮な皮脂を循環させることで、愛犬の皮膚の健康を保ちやすくなるので、衛生面と健康面のために愛犬にシャンプーは必須です。

犬をシャンプーした後に注意する

犬に使うシャンプーは、人間用と犬用どちらなら絶対安全ということはありません。

むしろトリミングサロンのなかには、あえて人間用のシャンプーを使っているところもあるくらいです。

ただ犬のなかには肌が弱い子などもいるので、犬用と人間用どちらのシャンプーを使ったとしても、後日かゆがったり皮膚に異常がみられる場合があります。

もし肌に異常が出た場合、シャンプーの成分が合っていない恐れがあるので、すぐに獣医で診察してもらって、薬用のシャンプーを処方してもらうのがいいでしょう。

犬用シャンプーおすすめ6選

犬用のシャンプーには皮膚病の犬に配慮したものや、保湿性に優れたものなど色々な特徴のものがあります。

ここでは、愛犬の肌に配慮されたおすすめ犬用シャンプーを無添加・薬用・ドライに分けて合計6つご紹介していきます。

無添加シャンプー

無添加シャンプーとは、犬にとって避けておきたい防腐剤や石油由来のラウリル硫酸ナトリウムなどの添加物を使用していないシャンプーのことです。

ハーブなどの天然由来の成分にこだわっているシャンプーが多いので、安全性が高いのが魅力ですね。

保湿力も高い無添加シャンプーも多いので、乾燥肌が気になる愛犬にもおすすめできる種類のシャンプーです。

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おすすめポイント

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  • ●植物由来成分がふんわりと泡立つので、優しく洗い上げることができる
  • ●3種類のハーブエキスを配合しているので、保湿効果もバッチリ

ハッピーピーター オーガニックホホバとティーツリー犬用シャンプー
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おすすめポイント

  • ●トリマー専門誌に記載されるほど評価されている犬用シャンプー
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薬用シャンプー

薬用シャンプーとは、医薬部外品の認定を受けている皮膚トラブルの対処を目的としたシャンプーのことをいいます。

薬用シャンプーには皮膚トラブルに対処できる成分が含まれており、良い香りなどよりも、肌トラブル改善を最優先として作られているものが多いです。

トリミングサロンでシャンプーしてもらうときに持ち込むことも可能で、日々の健康サポートのために重要です。

ただし、愛犬に皮膚トラブルが発生している場合は薬用シャンプーの使用だけで対処を済ませることはせず、必ず獣医さんに診てもらうようにしましょう。

フジタ製薬薬用酢酸クロルヘキシジンシャンプー
本体価格:税込1,145円(2021年3月時点)
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原産国:日本
この商品のおすすめポイント

  • ●クロルヘキシジンが配合されており、愛犬の皮膚や被毛の洗浄・殺菌消臭に役立つ
  • ●犬猫兼用シャンプーなので愛犬と一緒に猫を飼っている人でも一緒に使える
  • ●帯電防止の効果があり、シャンプー後の汚れが付きにくい

フジタ製薬 サルファサリチル酸シャンプー
本体価格:2,510円
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おすすめポイント

  • ●フケや脂漏症に効果のあるサルファサリチル酸配合
  • ●硫黄のおかげで脱脂作用がないため、乾燥肌な愛犬に最適
  • ●マイクロパールが配合されているので保湿効果がある
  • ●獣医推薦の処方シャンプーで、皮膚の弱い犬でも使用可能

ドライシャンプー

ドライシャンプーは、水を使わずに使用するタイプのシャンプーで、水がどうしても苦手な愛犬に適しています。

ハンドソープのようにノズルから泡が出てくるので、体を洗うというよりは、愛犬の体を拭いてシャンプーを馴染ませるといったと使い方になります。

愛犬にシャンプーを慣れさせるためや、アウトドアで愛犬が汚れたとき用にも便利ですね。

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おすすめポイント

  • ●ヒアルロン酸配合により、愛犬の皮膚や被毛に潤いをあたえてくれる
  • ●水を使用しないのでお風呂が苦手な愛犬でも安心して使用ができる
  • ●被毛や皮膚になじみやすく、仕上がりも良い
  • ●食品成分100%でできているため、愛犬が舐めても問題ない

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  • ●静電気防止効果があるので花粉やハウスダストなどの付着を防ぎ、毛玉発生も軽減
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  • ●着色料や防腐剤が使われていない
  • ●愛犬がなめても問題ない食品添加物を使用している

子犬にシャンプーをする前に知っておくべき知識

シャンプーが初めてだったり、まだ慣れていない子犬の場合、シャンプーの仕方が悪いと「お風呂は嫌なことだ」と覚えてしまう恐れがあります。

シャンプーに対してあまりにも怖がってしまうと、トリミングサロンでまかせてもシャンプーできない状態になるかもしれません。

そのため、子犬の時期に「シャンプーは気持ちいいこと」と覚えさせてあげられるようしっかり必要な知識を身に付けることが大事です。

1.シャワーの温度と強さ

シャワーの温度は、人間が少しぬるいと感じる35~38℃(真冬の場合は37~39度)ぐらいが理想です。

シャワーの温度が熱すぎると、犬も当然びっくりしてしまいますし、やけどしてしまう恐れがあります。

また、シャワーの勢いが強すぎても子犬は驚いてパニックになってしまうこともあるので、ぬるく・弱くすることが大事です。

さらにシャワーを当てるときは、後ろから徐々に慣らしていくのがおすすめです。

顔周りのシャンプーは、とくに水圧を弱くして、最悪桶にお湯をためて手で洗い流しすなど、とくに怖がらないよう配慮する必要があります。

お風呂場の温度にも気を配ろう

冬場はお風呂場内の温度が下がりやすいので、適切な温度でも愛犬がシャワーを熱く感じてしまうかもしれません。

愛犬の心臓への負担を軽くするためにも、あらかじめお風呂場全体に35~38℃ほどのシャワーを流して対策しておきましょう。

2.入浴にかける時間

犬は水に濡れるのを本能として嫌がる生き物ではあるため、シャンプーに慣れている子でも長時間はストレスを感じてしまいます。

そのため小型犬なら長くても15分くらいで終わらせるよう手早くシャンプーして嫌なことはすぐに終わらせてあげましょう。

また体毛が濡れたまま長時間経過してしまうと、犬の体温が奪われてしまうので体調を崩す原因になります。

とくに成長期の子犬や体力が低下している老犬の場合、体の負担も大きくなります。

そのため、どうしても無理ならトリミングサロンで子犬のシャンプーを任せるというのもいいでしょう。

3.愛犬のシャンプーは月1回がベスト

犬のシャンプーの頻度は犬種や毛の長さによって細かく違いますが、基本的には月に1回程度を目安にシャンプーを行うのが望ましいです。

なぜなら頻度が多すぎると犬にとって必要な皮膚の油分や体のにおいまでおとしてしまい、フケなどの皮膚トラブルの原因になったり、愛犬のストレス源にもなったりします。

犬の皮膚の厚さは人間と比べて1/5~1/6ほどの薄さになっているので、頻繁にシャンプーして皮膚に刺激を与えるのはあまり良くありません。

とくに子犬は肌が弱いので、適切な頻度でシャンプーを行うようにしましょう。

4.愛犬を入浴させる時間帯は夜がいい?

実際いつ愛犬をシャンプーしても問題ないのですが、皮膚へのダメージをとくに考えるならなるべく夜が望ましいです。

その理由は、愛犬を入浴させたあとの皮膚の状態にあります。犬の皮膚には皮脂とよばれる油がコーティングされていて、乾燥や太陽などの紫外線から皮膚を守ってくれる役割があります。

しかし、犬を入浴させることで犬にとって必要な皮脂が流れてしまうので、その状態のまま外へ出かけてしまうと愛犬の皮膚へのダメージが大きくなってしまいかねません。

入浴後から皮脂が十分に分泌させるまでは目安として6時間ほどかかるので、愛犬が寝るまでの「夜」の時間帯に入浴させるのがベストなのです。

ストレス対策という理由も

先ほども解説した通り、体が濡れると自分のにおいが消えてしまうので、愛犬にとってストレスになってしまいます。

負担をかける時間を減らすという意味でも、夜の時間帯(愛犬が寝る前)にシャンプーしてあげるのに意味はあります。

実践編!愛犬をシャンプーする方法

まずはブラッシングから

長毛種やダブルコート、トイプードルなどの癖の強い毛並みの犬にありがちなのですが、毛玉ができてしまうことで、愛犬の毛の汚れが溜まりやすくなっています。

そのため、シャンプーをする前にブラッシングを念入りに行ってから入浴したほうが、汚れもきれいになりやすいです。

もしブラッシング前の毛玉が付いたままシャンプーをすると、うまく汚れが落ちなかったり、毛が絡まっていてシャンプーがやりにくくなったりしてしまいます。

たとえ短毛種でも、毛がよく抜けるならある程度ブラッシングしてからシャンプーするのが望ましいです。

ノミの早期発見につながりますし、肌の状態をチェックすることができます。

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※あまりにも毛玉がひどいなら、トリミングサロンで除去してもらう必要があります。またブラッシングで肌に異常が見られた場合、シャンプーを避けたほうがいい場合もあります

シャワーで愛犬の体を濡らす

先ほども解説しましたが、シャワーの温度は35~38℃に設定にしましょう。 (真冬の場合は37~39度)

シャワーの温度を適温にしてシャワーヘッドを愛犬の地肌に軽く密着させながら愛犬の体を全体的に濡らします。

いきなり頭から濡らそうとせず、「お尻→背中→頭」の順にじっくりとシャワーをかけることが重要です。

じっくりとシャワーを愛犬にかけることによって毛穴が開くようになるため、シャンプー剤で愛犬の汚れを落としやすくなります。

シャンプーで体を洗う

十分に毛を濡らしたら、シャンプーを泡立ててから愛犬の体を洗っていきましょう。

直接シャンプーをかけてもいいのですが、液体が冷たくてびっくりしてしまうことがあるので、なるべく先に泡立ててからのほうがよいです。

シャンプーするときは、汚れが溜まりやすい「前足・後足・肉球・お尻(尻尾)・内股」を重点的によく洗いましょう。

「胸・胴・背中」と洗っていき、最後に「頭・顔」を洗うようにします。頭や顔が最後である理由は、シャンプー剤が目や耳に入るリスクを減らすためです。

また、愛犬を洗うときは爪を立てずに指の腹部分を中心に使い、マッサージするような感覚で愛犬を洗うのがコツです。

万が一目に入った場合は?

シャンプーが目や耳に入った場合は、慌てずにすぐに目を弱い水圧で洗い流すようにしましょう。

ただしシャンプー後の愛犬の様子を観察して、異常があれば獣医さんに診てもらうようにしてください。

シャワーで体を洗い流す

愛犬の体を十分洗うことができたら、濡らしたときと同じ要領でシャワーを使ってシャンプーを洗い流していきましょう。

今度は濡らしたときと逆で「頭→背中→お尻」の順番にするとスムーズにシャンプーを洗い流しやすくなります。

目にシャンプーが入るリスクを少しでも軽減することが大切ですね。

また、おなかを洗い流すときは愛犬の前足を持ち上げ後足で立たせるような姿勢にすることで、おなかを効率よく洗うこともできます。

乾かしつつ再度ブラッシング

愛犬をシャンプーするとき、しっかり乾かしてあげることも重要です。

愛犬の体を十分に乾かしていないと、皮膚が蒸れてしまいトラブルの原因になる恐れがあるからです。

まずはタオルを使い、拭き残しが無いように愛犬の体についている水分をしっかり拭き取ってあげてください。

その後ドライヤーを使い乾かしていくのですが、ドライヤーを一定の場所に長時間近づけるとやけどしてしまう恐れがあるので、様子をみながらしっかり乾かしていきます。

しっかり乾いたら最後の仕上げにもう一度ブラッシングをして、愛犬の毛並みを整えましょう。

最後のブラッシングまで丁寧におこなうことで、ふんわりとした毛並みに仕上げることができますよ。

愛犬がシャンプーを嫌がる場合の対処法

子犬時期にシャンプーなどで嫌な思いをすると、シャンプーを嫌がってしまう子になることがあります。

そんなシャンプーが苦手な愛犬に対して、どうすればシャンプーやお風呂を嫌がらずにシャンプーをさせてもらえるのか、いくつかの対処方法をご紹介していきます。

お風呂場は楽しい場所だと認識させる工夫をする

シャンプーを苦手とする犬はお風呂場に対していいイメージを持っていないため、その悪いイメージを良いものに変えていく工夫が必要なのです。具体的な方法としては、以下のようなものがあります。

  • ●浴室で遊ばせてみる
  • ●頻繁に「大丈夫だよ」などとあやしてスキンシップをとる
  • ●一つのことが我慢で来たら愛犬を褒めてあげる

愛犬にとってお風呂場が楽しい場所だと思わせられるように、浅い湯船に愛犬のおもちゃなどを浮かべたり、ちょっとした水遊びをさせたりして警戒心を少しずつ解きほぐしていきましょう。

また、最後までちゃんとシャンプーをさせてくれたらたくさん、ほめてあげるといいですね。

ほめることで「シャンプーする=ほめられる」と認識してシャンプーをすることが楽しくなってくれるかもしれません。

ひと工夫をかけることで、愛犬にとってシャンプーが嫌なことから楽しいことへと変わり、苦手を克服する第一歩となります。

シャンプーやお風呂場を楽しいと認識させ、飼い主であるあなたと愛犬にとって楽しいシャンプーの時間を過ごしていきましょう。

シャワーの音に慣れさせる

シャワーを苦手とする理由のなかには「ジャー」というシャワー音が怖いと感じてしまう犬もいますので、弱い水圧でも怖がる場合は無理にシャワーを使う必要はありません。

桶などにお湯をためて、少しずつ水に慣らして怖くないんだと認識させてあげることも大切です。

また、犬にシャンプーをするときにはあらかじめ水量を少なくしておき、浴室に入る前からシャワーを流して音に慣れさせておくのもひとつの手段です。

犬用の消臭剤で代用する

愛犬がどうしてもシャンプーが苦手というなら、無理やりシャンプーしてもパニックになる恐れがあるので、安全性の高い消臭剤で応急処置するのも良い手段です。

まずは消臭剤を使ってこまめに「身体をキレイにする行為」自体に慣れてもらうことも大切。

ペットの消臭剤のなかでも、カンファペットは愛犬のニオイを抑えてくれるのはもちろんですが、除菌・徐ウイルス効果もあるので、1本持っておくと便利です。

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カンファペットの正しい使い方はこちらに記事で詳しくご紹介しています▼

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まとめ

愛犬にシャンプーするときは、いかに怖がらせず安心させられるかがポイントです。

そのためには、飼い主が根気強く接してあげる必要があります。

ただし、犬にとってのシャンプーはストレスにもなるので、正しいシャンプーの手順を覚えてスムーズに愛犬のシャンプーを行うのも大事です。

また、犬用シャンプーにも「無添加シャンプー」や「ドライシャンプー」などさまざまなものがあり、用途や症状に合わせた犬用シャンプーを選べますよ。

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