
「犬に納豆を与えてもいいの?」
納豆には栄養があるから犬にも与えて栄養を補ってあげたほうがいい、という噂を聞きますよね。
結論をいうと、発酵食品の酵素が犬に不足しがちな栄養を補ってくれるので与えても問題ありません。
ただし、タレや薬味は抜きで塩分は調節し、過剰摂取による大豆アレルギーにも注意してあげることが大事です!
もし犬に納豆を与えるなら、おやつとして与えるか、ドッグフードにトッピングしてあげると栄養バランスが取れますよ。
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目次
【結論から】納豆は犬にとっても貴重な栄養源
生活110番運営スタッフのかかりつけの獣医にお話を伺ったところ、大豆アレルギーを持っていない犬には納豆を食べさせても問題はないとのことでした。
納豆にはたくさんの栄養素が含まれているのも事実で、納豆菌を使った犬用サプリも販売されているのです。
ただ実際人間用の納豆を直接与えてもワンチャンたちは人間のようにうまく食べられず、どうしても口周りが汚れてしまうため、特別与えるメリットはないでしょう。
人間の食べ物をどうしても欲しがるのは「おいしそう」に見えるからだといわれています。
あまりにも愛犬が納豆を欲しがっていてどうにかしたい方は、納豆よりおいしそうに見えるドッグフードを試してみるのも一つの手段です。
▼総合的な栄養に優れたおすすめのドッグフードはこちらの記事でご紹介しています
納豆に含まれる栄養
大豆サポニン
納豆の原材料である大豆に含まれる大豆サポニンも、犬の健康をサポートする栄養素のひとつです。
大豆サポニンは抗酸化作用・免疫力向上、血流改善などの働きがあります。
愛犬の身体の老化を防ぎ、できるだけ長く一緒の時間を過ごしたいと考えるなら日常的に摂取させたい栄養素ですね。
食物繊維
納豆には、胃腸のはたらきに役立つ食物繊維も豊富にふくまれています。
ふくんでいる食物繊維の量は、大豆そのものよりも納豆のほうが多いのです。
そのため愛犬に与えるなら、大豆より発酵食品である納豆を与えたほうがより効果的に栄養を与えることができます。
ビタミンK
納豆にはビタミンKが多くふくまれる栄養素で、カルシウムの吸収を助けてくれます。
犬の骨を丈夫なものにするために、ビタミンKは欠かせない栄養素といえるでしょう。
また、血液が固まるときにもビタミンKが必要になります。
ナットウキナーゼ
ナットウキナーゼには血液の流れを良くし、動脈硬化や心筋梗塞を防ぐ作用があります。
主に人間に対する健康効果をうたわれていますが、人間だけでなく犬にもあると認められています。
たんぱく質
納豆の原材料である大豆はたんぱく質が豊富なことで有名ですね。
人間と同じように犬の体づくりにおいても、たんぱく質は欠かせない栄養素です。
パントテン酸
納豆にはパントテン酸という栄養素も含まれています。
この栄養素はビタミンB群のひとつで、体のなかで副腎皮質ホルモンの生成をうながします。
副腎皮質はストレスによって乱れがちになりますので、ストレスのたまった犬に効果があるでしょう。
犬に納豆をあげるときの5つの注意点
犬の健康によい栄養素を豊富にふくむ納豆を、愛犬に与えてみたいと思ったのではないでしょうか。
しかし、犬に納豆を与えるときには、いくつか注意するべきことがあります。
1.アレルギーには注意
人間と同じように、犬にも食物アレルギーが存在します。
大豆アレルギーの犬には、けして納豆を与えないようにしましょう。
獣医さんの診断を受けるなどして、事前に愛犬のアレルギーを知っておきましょう。
もしアレルギーが心配な場合は納豆は与えず、もっと栄養価が高いドッグフードに切り替える方が安全です。
▼アレルギー対応のドッグフードをこちらでご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください
2.適度な量を与える
納豆を与えるときは、与える量にも気をつけましょう。
いくら納豆が栄養豊富といっても、納豆だけを与えて他の栄養が不足してしまうと栄養バランスがくずれてしまいます。
そのため、本来犬が必要とする栄養も取りつつ、納豆の栄養素を取り入れるのが理想的でしょう。
3.納豆のタレや薬味には気をつける
市販の納豆には、味つけのためのタレや薬味が入っていますよね。
味がついていたほうが犬も喜ぶだろうと考え、タレや薬味を入れて与えるのは避けましょう。
納豆のタレにふくまれる塩分は人間に適していて、犬にとっては少し多すぎるのです。
また、薬味によく使われているネギは、犬に与えると中毒症状を起こすこともありますので注意が必要です。
4.薬を飲んでいる犬には与えない
病気の犬や、ふだん薬を飲んでいる犬にも納豆を与えないようにしてください。
納豆にふくまれる栄養素のなかには、薬のはたらきを悪くするものもあります。
もし与えるのなら、獣医さんに相談して許可をもらうようにしましょう。
5.納豆だけを与えない
栄養価が高い納豆ですが、納豆だけで犬に必要なすべての栄養を補えるわけではありません。
他の野菜やお肉から得られる栄養も、ワンちゃんが健康に生きていくために非常に大切です。
とはいえ、自分でバランスの取れた食事を毎回用意するのは手間だと思います。
そのため最適な栄養バランスが計算されたドッグフードを与えたり、普段のフードに納豆の栄養をプラスして与えられると、飼い主さんもラクですね。
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犬に納豆を与えるときのポイント
犬に納豆を与えるときには、気にするべきポイントがいくつかあります。
納豆を選ぶ段階から与える時間帯まで、愛犬のためにもこれらのポイントを意識しましょう。
ひきわり納豆・犬用納豆を与えよう
犬に納豆を与えるときには、納豆の種類に気をつけてあげましょう。
犬は人間と違い、食べ物をあまり噛まずに飲みこんでしまいます。
粒のままの納豆では丸のみしてしまうこともあるため、消化によくありません。
納豆を与えるなら、ひきわり納豆がおすすめです。
また、最近では安心して犬に与えられる犬用の納豆も販売されています。
犬が食べやすい工夫もされているので、おやつとして気軽に与えることができるでしょう。
体の大きさにあわせて量を決めよう
与える納豆の量には、犬の体の大きさによって適切な目安があります。
愛犬に与える納豆の適切な量
- 小型犬:約5g
- 中型犬:約15g
- 大型犬:約25g
上記の量で食べさせはじめ、様子を見ながら量を調節しましょう。
もし納豆を食べたあとに調子が悪そうであれば、大豆アレルギーの場合がありますので与えるのはただちにひかえてください。
寝る直前に食べさせよう
犬に納豆を与えるときは、寝る前に与えることをおすすめします。
なぜなら納豆にふくまれるナットウキナーゼには血液をサラサラにする効果があります。
そのため寝る前に納豆を愛犬に与えることで、本来は血液の流れが悪くなる睡眠中でも、血液の流れをサラサラにしてくれる効果が期待できます。
発酵食品ならヨーグルトもオススメ?
納豆と同じ発酵食品には、ヨーグルトやチーズもありますよね。
ヨーグルトにふくまれている、乳酸菌をはじめとしたさまざまな種類の菌は、犬の腸内環境を整えるはたらきがあります。
また、ヨーグルトにはビタミンやカルシウムもふくまれており、犬の健康維持に役立ちます。
味や食べやすさの点でも、ヨーグルトは犬に好まれやすいといえるでしょう。
納豆とヨーグルトは単独でも健康によいですが、健康効果を高めるために一緒に与えることもおすすめです。
ヨーグルトには、腸のはたらきをよくする乳酸菌などの善玉菌がふくまれています。
納豆にふくまれている納豆菌は善玉菌のはたらきを助け、腸内環境をさらに整えてくれるのです。
チーズも、納豆やヨーグルトと同じく健康によい成分を多くふくんでいます。
しかし、人間がふだん食べているチーズでは、犬に与えるには塩分が多すぎます。
犬にチーズを与える場合は、塩分の少ない犬用チーズを食べさせてあげましょう。
まとめ:犬に納豆は問題ないが健康効果は不明
むしろ納豆を気に入って欲しがる子もいる。
お付き合いのある獣医師の方にも見解を聞いたところ、「犬が納豆を食べても問題はないが、絶対健康効果があるかどうかは不明」ということでした。
納豆自体は栄養豊富で、犬の健康維持にプラスに働く期待もあります。
ただ、どんな食べ物でもいえることですが、過剰摂取は栄養が偏ることもありますし、大豆のアレルギー発症の可能性も否定できません。
愛犬がどうしても納豆を欲しがるのなら、1パックだけにしたり、フードのトッピングとして与えるのがベストです!
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