ドッグフードの保存方法を種類別にご紹介|犬もご飯がおいしいと感じている?

2021.9.16

ドッグフードの保存方法を種類別にご紹介|犬もご飯がおいしいと感じている?

ドッグフードの保存方法が悪いと、良質なドッグフードを購入しても愛犬がうまく食べてくれないことがあります。

賞味期限が短いウェットフードはもちろん、ドライフードも品質が劣化しないよう適切に保存することが大切です。

今回は、ドッグフードの保存方法と、犬がご飯を美味しいと感じているのか、味覚の関係性も踏まえて解説していきます。

【種類別】ドッグフードを適切に保管する方法

ドライフードウェットフード、それぞれ日光を避けた場所など保管場所に気を付けなければいけません。

ドライフード

ドライフードの保存方法は、基本的に常温での保存で問題ありませんが、直射日光・湿気が多い場所は避けて保存しましょう。

水分量が少ないドライフードでも、温度が高い環境だと品質の劣化や栄養素が損なわれる恐れがあります。

また、冷蔵庫での保存も問題はありませんが、結露などの水気が多くなるとカビの原因にもなります。

梅雨の時期であればドッグフード用の乾燥剤も使って湿気から守ってあげると効果的です!

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ドッグフード用の乾燥材は、間違えてドライフードと一緒に愛犬に与えないよう注意しましょう!

 

開封後容器に移した方がいい?

ドライフードは袋入りのタイプが多いです。

開封した後は、明け口を折り曲げたり輪ゴムや洗濯ばさみでとめるだけにするのではなく、しっかり封をしておくことでさらに酸化防止できます。

ドライフードを開封後保存するなら、ジップロックやプラスチックなど、密閉できる容器に移し替えるのがおすすめ!

ただ、容器自体ににおいや味がうつって成分が付着してしまう恐れがあるので、容器にドライフードを直接入れるのではなく、袋ごと容器に入れて保管するのがいいでしょう。

参照:ヒルズペット

ウェットフード

ウェットフードの保存方法は、基本1食分使い切りのものが多いですが、残ってしまった場合は冷蔵保存が基本です。

小分けにしてラップに包み、さらにジップロックに入れて冷蔵保存するというのが良いです。

ただウェットフードは冷蔵保存でも1ヶ月以上の長期保存はできないため、2~3日のうちに使い切るようにしましょう。

ドッグフードディスペンサーで保管する方法もあり

ドッグフードを保存するのに、何かと準備をしたり毎回ごみが出るのが嫌だなと考える人もいると思います。

これはドライフード限定になりますが、フードの保存が面倒なときはドッグフードディスペンサーが便利です。

保存状態を保ってくれて、時間指定で自動的にドッグフードも出てくるため、しつけにもなります。

犬が美味しさを感じる3つのポイント

犬はご飯の美味しさを嗅覚・食感・味覚から感じているので、ドッグフードを適切に保存して新鮮な状態に保つことは大切なのです。

劣化したフードに対して警戒して食べなくなってしまう恐れもあるため、犬がなにを感じてドッグフードの良し悪しを判断しているのか理解しておきましょう。

1.ニオイ

犬の嗅覚は人間の100万倍~1億倍あるといわれています。

ただ鼻がいいというわけではなく、犬の嗅覚は匂いを嗅ぎ分けることに優れているようで、ご飯の美味しさを匂いで判断できるということのようです。

なので、美味しさを感じる順番も嗅覚が一番になるということです。

2.食感

犬が美味しさを感じる順番として、嗅覚の次が食感といわれています。

好きな食感の傾向としては、かたいモノやザラザラしたモノよりは柔らかいモノやなめらかなモノの方を好んで食べるようです。
そのため固いドライフードに慣れていないと、なかなか食べてくれないことがあります。

ドライフードを美味しく食べてもらうには、お湯でやわらかくして食感を柔らかくし、ニオイも強めてあげるのが効果的です。

▼ ドッグフードの与え方についてはこちらを参考にしてみてください
愛犬の餌の与え方5つの鉄則!適切な食事量と避けるべき与え方とは?
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3.味

美味しさを感じる要素として、3番目になるのが味覚になります。

人間にも犬にも味覚を感じるための細胞である「味蕾細胞(みらいさいぼう)というものがありますが、人間と犬では細胞の数と役割が異なっています。

犬の味蕾細胞は人間の1/5程度の数しかなく、人間ほど正確に美味しさを舌からは判断できないと言われています。

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ドッグフードの味付けは犬に合わせて塩分などが調節されているため、人間がドッグフードを食べても「味が薄い!」と感じる方が多いと思います。

まとめ:ドッグフードの保存は愛犬の食いつきにも関わる

ドライフードウェットフードどちらも、賞味期限があり限度はありますが、適切に保存することで栄養素や風味を損なわずに与えられます。

開封後のフードは空気に触れている状態なので、ドライフードなら高温多湿の環境を避けて保存しましょう。

またウェットフードは冷蔵保存も可能ですが、基本は1回で使い切って新鮮なまま愛犬に与えるのが望ましいです。

犬も味や食感、ニオイを感じとっているので、フードの品質を損なわないよう適切に保存するのが大切です。

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