テレビアンテナ設置費用を90%OFFにする方法と設置に関する全知識

2022.5.26

テレビアンテナ設置費用を90%OFFにする方法と設置に関する全知識

新築工事も完成に近づいてきて、「テレビアンテナの設置はどうすればいいんだろう?」とお悩みではありませんか?
「ハウスメーカーの紹介してくれる業者は少し高いけど、言うとおりに任せてしまっていいのかな……」と迷っている方もいるでしょう。

実は、地デジに限って言えば、たった1つの条件さえクリアしていれば約3,000円でテレビアンテナを設置する方法があるんです。
しかも工事不要で、引っ越してきたその日から地デジを視聴可能になります。

実際に編集部もこの記事で紹介している方法を試したところ、お手軽かつきれいにテレビを視聴できました。

この記事では次の流れで、テレビアンテナ設置について気になる項目をわかりやすく説明していきます。

  • 地デジアンテナを設置するコスパ最強の方法
  • 屋外アンテナの種類と設置までの手順
  • テレビアンテナ設置のよくある疑問

はじめの章を読むだけでも、一番コスパがいいテレビアンテナ設置方法がわかります。さらに、設置に関する疑問点も気になる部分に目を通すだけですべて解消できるはず!ですよ。

目次

地デジテレビアンテナを設置する方法は大きく分けて2つ

「テレビは屋根にアンテナを立てないと見られないんだよね」とご存じの方は多いと思いますが、実は地デジ用のテレビアンテナを設置する方法としては次の2つがあります。

  1. アンテナ工事をして屋外アンテナを立てる
  2. 自力で室内アンテナを設置する

先に2つの方法の特徴をまとめて比較しておくと下記のとおり。

屋外アンテナ 室内アンテナ
費用相場 約3万円~4万円 約3千円
工事 必要 不要
作業者 専門業者 誰でもOK
自力設置 難しい 簡単
地域 選ばない 電波が強い地域に限られる

※屋外アンテナの費用相場はアンテナ業者5社の公式サイト記載料金から平均金額を算出
※室内アンテナの費用相場は当記事紹介の‎「N NEWKOIN製品」と「DXアンテナ製品」のAmazon価格から平均金額を算出(2022年5月調査)

次に、2つの方法について、ベストなアンテナ設置をするために知っておくべき基礎知識を解説していきます。

アンテナ工事をして屋外アンテナを立てる(約3万円~4万円)

屋外アンテナ

こちらはもっとも一般的な、屋根やベランダの上に作業者が上がってアンテナ設置工事をする方法です。

専門業者がお住まいの電波状況を調査し、電波を拾いやすい高所にアンテナを設置します。

屋外アンテナ設置の最大の特徴は「電波が弱い地域でもテレビを見られるようになること」です。

なぜなら、お住まいの電波状況にあわせて、電波を拾いやすい場所や最適な種類のアンテナを専門業者が選んでくれるため。

郊外や山間部といった電波が届きにくい地域でも対応できる柔軟性が強みです。

一方、専門業者が専用の機器を使って作業するため、費用相場が約3万円~4万円と高くなる点がネックといえます。

室内アンテナを設置する(約3千円)

室内アンテナ

テレビアンテナを設置するもう1つの方法が、「室内アンテナ」と呼ばれるポータブルサイズのアンテナを置く方法です。

こちらは屋内の窓際などに室内アンテナを置き、室内アンテナとテレビをつなぐだけでテレビが見られるようになります。

室内アンテナ設置の特徴は、「手軽に設置できる」ことと「費用が安い」こと。

本体はどの製品もおおむねハードカバーの本程度のサイズなので誰でも持ち運びでき、設置場所の調整が簡単です。

さらに費用は屋外アンテナのおよそ1/10で済みます。

ただし、唯一にして最大のネックは「安定して映るといえるのは電波が強い地域に限られる」という点。

コンパクトな作りの分、どうしても屋外アンテナよりは電波の受信性能は劣るため、電波送信局から離れた電波状況の悪い地域には不向きです。

しかし、逆に言えば、「電波が強い地域なら一度は試す価値アリ!」といえるほどメリットが大きいのが室内アンテナなのです。

地デジテレビアンテナを設置するコスパ最強の方法は「室内アンテナ」

電波が強い地域なら、室内アンテナはベストな選択肢といえます。
理由は次の4つです。

  • 費用が圧倒的に安い
  • 誰でも設置ができる
  • 家の外観に影響しない
  • 強風で被害を受けない

それぞれどういうことか解説していきます。

費用が圧倒的に安い

前の章でもお伝えしましたが、室内アンテナの設置費用は約3千円と安いです。

【室内アンテナ本体価格】

製品名 本体価格
N NEWKOIN HDアンテナ 税込2,680円
DXアンテナ UHF室内アンテナ 税込2,600円(ブラック)
税込3,980円(ホワイト)

※本体価格はAmazon価格を参考(2022年5月調査)

業者に工事を依頼する必要もないため、かかる費用としては本体の購入代金のみ。

※チューナーがついていないテレビを使う場合は地デジチューナーが必要になります

新築工事や引越しで費用がかさんでいると、「できるだけ節約したい」と思うことも多いはず。

そんなとき、アンテナ工事費用を節約するために一度試してみる費用として、約3,000円はアリではないでしょうか。

誰でも設置ができる

テレビアンテナというと、家の屋根に立っているような大きなものを想像するかもしれませんが、室内アンテナは誰でも持ち運びできるコンパクトなサイズです。

サイズ感をお伝えするため、実際に編集部で使ってみた実物をA5ノートと比べてみましたのでご覧ください。

【室内アンテナとA5ノート比較】

アンテナとA5のノート

A5ノートは横幅15cm、縦約21cmです。A5ノートとほぼ変わらないサイズ感というと、コンパクトさが想像しやすいのではないでしょうか

重さも機種によりますが、おおむね200g~500g程度。重くても500mlペットボトルくらいですね。

持ち運びが楽なので、電波を拾いにくいときに位置を動かして調整するのも簡単です。

また、配線についても基本的には室内アンテナとテレビを付属のケーブルで直接繋ぐだけ。

まとめると、「力のない人でも持ち運べてテレビと簡単に繋げる」ので、誰でも設置できるといえるんですね。

家の外観に影響しない

「大きい魚の骨がついたようなテレビアンテナを家の屋根につけるのは見た目が気になる」という人もいますよね。

とくに細部までデザインにこだわって建てた注文住宅の場合は、屋根の上に目立つアンテナを立てるのに抵抗がある人も少なくないのではないでしょうか。

室内アンテナはその名のとおり、屋内に設置するため建物の外観にはまったく影響を及ぼしません。

ちなみに屋外アンテナにも、デザインアンテナというスマートな板状の機種があります。ただしカラーバリエーションが限られるため、外観への影響度はやはり室内アンテナよりは大きいです。

以上の理由から、「家の見た目にも徹底的にこだわりたい!」という人にも、室内アンテナはおすすめといえます。

強風で被害を受けない

室内アンテナは家の中に設置するため、強風でアンテナがズレたり壊れたりといったリスクを心配しなくても大丈夫です。

屋外アンテナの場合は、どうしても風が直撃するため強風の際に被害が発生するリスクがあります。

とくに台風シーズンになると、「強風でアンテナがズレてしまい映りが悪くなった」というご相談をいただくことが増えてきます。

あまりにも風が強かったりアンテナが古く部品が劣化していたりすると、アンテナが落下してしまうケースもあります。

そうしたリスクを考えなくていい点も、室内アンテナの長所といえます。

室内アンテナの設置手順は「置いて配線するだけ」

この章では実際に室内アンテナを設置するまでの準備や手順を具体的にお伝えしていきます。

流れとしては次のとおり。

【事前準備】
お住まいの電界強度を確認する

【用意するもの】
室内テレビアンテナ
テレビ
※テレビがチューナー内蔵でない場合は別途チューナーが必要です

【手順】
1.室内アンテナを電源に繋ぐ
2.室内アンテナの同軸ケーブルをテレビまたはチューナーに繋ぐ
3.室内アンテナを窓際に置く
4.チャンネルをスキャン、設定する
※うまく受信できなかったときは位置を変えて再度スキャンを試す
5.テレビがうまく映るか確認する

それでは、順に詳しく解説していきます。

室内アンテナを設置する前に「電界強度のチェック」をしよう

室内アンテナを設置する前準備として、まずはお住まいの地域の電界強度をチェックしましょう。

テレビ電波の話における地域の電界強度とは、簡単に言うと「その地域にどれくらいの強さのテレビ電波が届けられているか」の度合いです。

【電界強度の目安】

電界強度の目安

電界強度が強い=テレビ電波がよく届いている=テレビがよく映りやすい地域ということになります。
逆に電界強度が弱い地域はテレビ電波が届きづらいということなので、テレビ映りが悪くなりやすいです。

なぜ室内アンテナの設置前に電界強度のチェックが必要かというと、室内アンテナは受信性能の都合上、電界強度が強い地域でないとテレビが安定して映らない可能性があるためです。

実のところ、編集部が室内アンテナを試したところ、電界強度が強い地域でなくても問題なくテレビは見られました。

しかし、テレビが映らない可能性をできるだけ下げるためにも、電界強度が強い地域であることを確認したうえでの使用をおすすめします。

電界強度の簡単なチェック方法には次の2つがあります。

【電界強度を無料でチェックする2つの方法】

  1. A-PABの放送エリア目安サイトを使う
  2. 専門業者に電波調査してもらう

上記の方法なら、特別な道具を用意することなく無料でお住まいの電界強度を確認することができます。
次の章からは、2つの方法について具体的な手順をご説明していきます。

A-PABの放送エリア目安サイトで電界強度を調べる方法

A-PABとは一般社団法人放送サービス高度化推進協会(The Association for Promotion of Advanced Broadcasting Services)のことです。A-PABはデジタル放送サービスの普及や発達を目的とした団体です。

このA-PABが運営する公式サイト内に、地デジ電波の送信範囲の目安を確認できるサービスがあります。

A-PAB「放送エリアのめやす

使い方は、「住所・郵便番号から探す」の欄にお住まいの郵便番号を入れるだけでOK。

このサービスを使うと次の3点がわかります。

  • 地デジ電波が届く範囲にお住まいがあるか
  • 電波送信局とお住まいの距離はどれくらいか
  • お住まいに地デジ電波を届けている電波送信局はどの方角にあるか

実際に郵便番号を入力してサービスを使うと、次のような画面が表示されます。

放送エリアのめやす マップ画面

引用:A-PAB「放送エリアのめやす」最終閲覧日:2022年5月26日

色が塗られている部分は地デジ電波が届いている範囲の目安です。
Åの形のマークは電波送信局です。
+マークはお住まいの地点を表しています。

簡単に言うと、+のマークが電波送信局に近いほど電波が届きやすい=電界強度が強いといえます。
具体的には、送信局が目視できる程度の距離なら強電界の地域といっていいでしょう。

逆に、電波が届く範囲ギリギリまたは範囲外にお住まいの方は室内アンテナで快適にテレビを見られる可能性が低くなってしまうため、屋外アンテナの設置を考えたほうがいいでしょう。

A-PABサイトを使って電界強度を確かめる方法は、簡単ですぐできますが、わかるのはあくまでざっくりした目安です。

そのため「少し手間がかかっても室内アンテナで失敗しないために確実に電波状況を知りたい」という場合は次に紹介する「業者の電波調査」を依頼するとよいでしょう。

業者に調査してもらって電界強度を調べる方法

電界強度を確実に調べるなら「専門業者による現地調査」を依頼しましょう。
なぜなら、専門業者の場合、電波レベルをチェックするための専用器具を用いてより正確な電波測定をおこなってくれるからです。

「お金がかかるんじゃないの?」と思うかもしれませんが、電波の現地調査だけなら無料でおこなっている業者も多くあります。

【生活110番】でも現地調査を無料でおこなっている加盟店がありますので、ぜひ一度お住まいの電波調査についてお問い合わせください。

室内アンテナ設置に必要なもの

室内アンテナを設置して地デジを見るにあたって必要なものは基本的に2つだけです。

【必要なもの】

  • 室内アンテナ本体
  • テレビ(チューナー内蔵のもの)

今のテレビはほとんどが地デジチューナー内蔵なので、この2つがあれば基本的に問題ありません。
しかし、地デジチューナーを内蔵していないテレビを使う場合は、地デジチューナーを別途用意する必要があります。

とはいえ、室内アンテナは通販サイトで数多く種類が出ているので、「どれを選べばいいかわからない」と迷うはず。

そこで編集部おすすめの室内アンテナを2つご紹介しておきます。

N NEWKOIN デジタルHDTVアンテナ

製品名 デジタルHDTVアンテナ
メーカー N NEWKOIN(海外製)
受信距離 120km
動作利得 25dBi
価格 2,680円(税込)
ブースター あり

※本体価格はAmazon価格を参考(2022年5月調査)

この製品がおすすめの理由は2点あります。

  • 受信距離と受信感度(動作利得)の性能がいい
  • 送信局の距離にあわせたブースター(増幅機能)がついている

つまり、シンプルに「アンテナとしての性能が高い」ためおすすめできるんです。

実際編集部でテストしてみた際にも、30kmほど送信局から離れた地点でも問題なくテレビが映りました。

とはいえ、失敗なくテレビを映すためにはやはり送信局からより近い強電界地域で使用したほうがいいでしょう。

DXアンテナ US120A・US120AW

製品名 US120A(黒)・US120AW(白)
メーカー DXアンテナ
受信距離 120km
動作利得 15~20dBi
価格 2,680円(税込)
ブースター あり

※本体価格はAmazon価格を参考(2022年5月調査)

こちらは日本のメーカーであるDXアンテナ社が販売している室内アンテナです。

DXアンテナ社公式サイト

この製品は、「海外メーカーは不安だから国内メーカーの室内アンテナを使いたい」という人におすすめです。

海外メーカーの製品は、製品自体は実際に使用してみて問題がなくても、説明書がわかりにくかったり万が一のとき十分なサポートが受けづらかったりする可能性があります。

一方、こちらの製品は国内でも代表的なアンテナメーカーの一社であるDXアンテナ社が製造・販売しているため、サポート面で安心感が高いです。

「わからないことがあったらメーカーに電話やメールで細かく質問したい」という人も、こちらの製品が向いているでしょう。

室内アンテナの設置手順

室内アンテナを設置してテレビを見るまでの手順は5ステップです。

  1. 室内アンテナを電源に繋ぐ
  2. 室内アンテナの同軸ケーブルをテレビまたはチューナーに繋ぐ
  3. 室内アンテナを窓際に置く
  4. チャンネルをスキャン、設定する※うまく受信できなかったときは位置を変えて再度スキャンを試す
  5. テレビがうまく映るか確認する

同軸ケーブルとは、中にピンがあるケーブルのことです。このケーブルを、テレビ(チューナー内蔵でないテレビの場合はチューナー)の背面にある端子に繋ぎます。

【室内アンテナの同軸ケーブル】

同軸ケーブル

ポイントとなるのは、室内アンテナの置き場所。
室内アンテナは、可能な限り電波送信局がある方角の窓際に置きましょう。

なぜなら、屋外に近く壁などの障害物がない窓際が一番電波を受信しやすいためです。

また、テレビ電波は基本的に直進するため、電波送信局側の窓際に室内アンテナを置くことができれば電波をダイレクトにつかみやすくなります。

室内アンテナでテレビをきれいに見られるかどうかは、この置き場所の調整が肝心です。

チャンネルスキャンでうまく受信できなかったときは、置き場所を変えて再度スキャンを試してください。

チャンネルスキャンについては、テレビの機種ごとに細かいやり方が違うので、お手持ちのテレビの説明書を見るか、ネットで「テレビの型番 チャンネルスキャン」「テレビの型番 チャンネル設定」などで検索してオンラインマニュアルを開くとよいでしょう。

問題なくチャンネルスキャンができたら、テレビ番組の映りを確認します。テレビがきれいに映れば、室内アンテナの設置は完了です。

室内アンテナの配線図

室内アンテナの配線は、基本的に2か所に繋げば済むのでシンプルです。

  • テレビには同軸ケーブルを繋ぐ
  • コンセントには電源コードを繋ぐ
室内アンテナ配線

室内アンテナによっては電源コードではなくUSBケーブルで給電する場合もあるので、購入前に調べておくとよいでしょう。

室内アンテナでテレビが見られなかったら「屋外アンテナ設置」をしよう

電界強度が強い地域でも周囲に建物や障害物が多いなどの理由で、室内アンテナではどうしても電波がつかみにくい場合もあります。

もし室内アンテナを試してみて映りに満足できなかったら、そのときは屋外アンテナを設置しましょう。

屋外アンテナは、電波をさえぎる障害物の少ない屋根の上などに設置でき、電波状況がよくない場合でも電波をつかみやすいです。

そのため、室内アンテナではテレビが映りにくくても屋外アンテナならテレビが映るということも多いです。

次の章からは、屋外アンテナの設置について詳しくお伝えしていきます。

屋外地デジテレビアンテナの種類

屋外に立てる地デジ用テレビアンテナには3種類あります。

  • 電波が弱い地域でもしっかり電波をつかむ「八木式アンテナ」
  • 見た目がスタイリッシュな「平面アンテナ」
  • スッキリしたポール状で受信性能も高めの「ユニコーンアンテナ」

どのアンテナを設置するのが一番いいの?」という疑問への答えを先に言っておくと、下記のとおりです。

  • 安さを重視したい人→八木式アンテナ
  • テレビ映りを重視したい人→八木式アンテナ
  • 家の見た目を重視したい人→平面アンテナ
  • 見た目もテレビ映りも重視したい人→ユニコーンアンテナ

ただ、見た目については好みが分かれる部分なので、この章で紹介している画像を参考にしていただければと思います。

それでは、地デジアンテナ3種の見た目や特徴をもう少し詳しく解説していきます。

八木式アンテナ は「確実にテレビを見たい人向き」

八木式アンテナ

八木式(やぎしき)アンテナはもっともポピュラーなテレビアンテナです。

下記のように、よく屋根の上に取り付けられているアンテナです。

【屋根に取り付けられた八木式アンテナ】

一般的な八木式アンテナ

八木式アンテナの特徴は、魚の骨のような構造。この骨のような部分は素子(そし)といい、電波を受信するためにあります。

素子の数が多いほど電波を受信する性能がよくなり、電波が届きにくい地域にも対応できます。

また、構造がシンプルであるため、後に紹介する2種の地デジアンテナより設置費用が安めです。

つまり、費用と受信性能のコスパがいいため、「安くて確実に映るテレビアンテナを設置したい」という人におすすめのテレビアンテナといえます。

一方、サイズが大きく目立つ見た目のため、「おしゃれにデザインした新築に目立つアンテナをつけたくない」という人にはおすすめしづらいです。

平面アンテナは「家の見た目にこだわる人向き」

平面アンテナ

平面アンテナは、その名のとおり平らな地デジアンテナです。デザインアンテナといわれることも多いです。

最大の特徴は、スマートでスタイリッシュな見た目。実際に取り付けると下図のような外観になります。

【外壁に取り付けられた平面アンテナ】

外壁に取り付けられた平面アンテナ

また、家の外観を邪魔しないだけではなく、強風で折れたり曲がったりしづらい、鳥に止まり木にされたり糞をされたりしない、といったメリットもあります。

デメリットは、八木式アンテナよりは電波をつかみにくいところです。

その理由は、八木式アンテナは障害物が少なくもっとも電波をつかみやすい屋根上高くに設置できるのに対し、平面アンテナは基本的に壁面に設置するため。

設置位置が低い=建物や障害物に電波がさえぎられることが多くなるため、電波をつかみづらくなるケースが発生しやすくなるのです。

また、動作利得と呼ばれるアンテナの受信感度も八木式アンテナよりは低めとなっています。

平面アンテナを希望する場合は、電波受信に心配がないか業者によく相談するのがよいでしょう。

ユニコーンアンテナは「映りも見た目も大事な人向き」

ユニコーンアンテナ

ユニコーンアンテナとは、国内アンテナメーカー大手のマスプロ電工Ⓡが2017年から販売している、ポール状のアンテナです。

スッキリした見た目かつ屋根の上に設置できるため、デザイン性と電波をつかむ性能を両立している優れものです。

【ユニコーンアンテナの長所】

ユニコーンアンテナの長所

コンパクトなポール状をしているため、強風の影響や鳥害も受けにくく、メリットの多いアンテナといえます。

ただし、デメリットとしては取り扱っている業者が八木式や平面アンテナより少ない、という点が挙げられます。

そのため、ユニコーンアンテナの設置できる業者を自力で探したり相見積りを取ったりするのは、少し時間がかかるかもしれません。

4K8K放送とBSCS放送を見たいなら屋外アンテナ設置が必須

4K8K放送と、BSCS放送はどちらも人工衛星から電波を送って映す「衛星放送」となります。

最初に言っておくと、「衛星放送は室内アンテナでは見られません」。

なぜなら、衛星放送ははるか上空に浮かぶ人工衛星から各家庭に電波を送っているため、電波を受信できるアンテナ角度に調整するのがシビアなのです。

さらに、天井や壁にさえぎられると電波が弱まってしまうため、余計に電波をつかみにくくなってしまいます。

そのため、衛星放送を見たいなら衛星放送用の屋外アンテナ設置が必須!といえます。

それでは、衛星放送用のアンテナについて解説していきます。

衛星放送用の屋外アンテナはほぼ共通化されている

衛星放送用の屋外アンテナは、どれも丸いお皿のような形をしています。いわゆる「パラボラアンテナ」ですね。

【衛星放送アンテナ】

衛星放送アンテナ

昔は、BS放送はBSアンテナで、CS放送はCSアンテナで、というようにそれぞれ別のアンテナを設置していましたが、現在は「BS・110°CSアンテナ」というどちらも見られるアンテナに共通化されています。

しかし現在は4K8K放送という、より高精細な映像を楽しめる衛星放送も出てきています。

つまり、現在の衛星放送用アンテナは「4K8K放送対応のアンテナ」と「4K8K放送非対応のBS・110°CSアンテナ」の2種類に分かれるということですね。

じゃあ衛星放送をすべて見たいなら2つアンテナがいるの?」と思うかもしれませんが、衛星放送を最大限楽しみたいなら4K8K対応アンテナ1つだけでOKです。

なぜなら、4K8K対応アンテナは、これ1つでBSCS・4K8K放送すべて受信できるようになっているためです。

混乱しやすいところなので、表にまとめてみました。

【衛星放送の対応表】

4K8K対応アンテナ BS・110°CSアンテナ
BS放送
CS放送
一部の4K放送
すべての4K8K放送 ×

4K8K放送番組の対応、非対応をもう少し詳しく説明すると次のとおりです。

【4K8K放送の視聴可能チャンネル】

4K8K対応アンテナ BS・110°CSアンテナ
NHKBS4K、BS日テレ4K、BS朝日4K、BS-TBS4K、BSテレ東4K、BSフジ4K
SHOP4Kチャンネル、4KQVC、WOWOW4K、JSPORTS1~4、日本映画時代劇4K、STAR4K、スカチャン1~2、NHKBS8K 見られない

A-PAB「スゴイぞ、新4K8K衛星放送」を参考

まとめると、衛星放送アンテナについては、下記の2択になります。

  • 見たい番組が4K8K対応アンテナでしか見られないなら4K8K対応アンテナを設置する
  • 4K8K対応アンテナでしか見られない番組に興味がないならBS・110°CSアンテナを設置する

本体費用自体はBS・110°CSアンテナのほうが安いので、見たい番組と予算からどちらを選ぶか決めるといいでしょう。

業者に屋外アンテナを設置してもらう流れ

ここでは具体的に、屋外アンテナを業者に依頼して設置工事してもらう流れを解説します。

その前に、気になる人の多い「アンテナ設置工事はいつすればいいの?」という疑問についてお答えします。

テレビアンテナ設置工事のタイミングは、「家の引き渡し後~引越しまで」にするのがいいでしょう。

なぜなら、業者からの引き渡しが完了するまでは、家は買主のものではないので、そもそもアンテナ工事ができないためです。

また、引越し前にアンテナ設置工事を済ませておけば、引越し後にすぐテレビが見られるためスムーズです。

それでは、テレビアンテナ設置工事の流れを解説します。

  1. 業者に連絡して現地調査をしてもらう
  2. 見積りをもらって検討※3社程度で相見積りを取るのをおすすめ
  3. 納得出来たら工事を依頼
  4. 施工当日は立ち合いのもと設置工事
  5. 設置工事後にテレビが映るか最終確認して完了

現地調査では、お住まいの地域の電波状況を正確に計測し、どのようなアンテナが立てられるのか、どこにどのような形で設置するのがベストなのか?を調査します。

現地調査の結果を踏まえ、依頼者と希望を相談した後、アンテナ業者からアンテナ設置プランと費用見積りが提示されます。

見積り内容に納得できれば正式に工事を依頼。施工当日に業者が来て、アンテナ設置からテレビ映りの確認までおこない完了となります。

アンテナ工事業者の探し方

テレビアンテナ設置工事の依頼先は、おもに次の5つとなります。

依頼先 特徴
アンテナ業者仲介サービス 24時間365日受け付けているため依頼しやすい
アンテナ工事専門業者 直接依頼することで費用が安くなりやすい
町の電気屋さん 地域の電波事情に詳しいことが多い
家電量販店 店舗が多く直接相談しに行きやすい
ハウスメーカー 新築工事と一緒に依頼できるので手間が省ける

この中でおすすめは、「アンテナ工事専門業者」か「町の電気屋さん」です。

家電量販店やハウスメーカー経由でアンテナ工事を依頼した場合、結局施工するのは提携しているアンテナ工事業者となります。

ただし紹介料分、費用が割高になりやすいです。

それなら最初からアンテナ専門業者や町の電気屋さんに依頼したほうが費用面でお得になりやすい、というわけです。

ただ昔ながらの町の電気屋さんは数が少なくなってしまっているうえ、規模が小さいとアンテナ在庫が豊富でない可能性もあります。

以上の理由から、希望に沿ったテレビアンテナ設置工事ができる可能性は、アンテナ工事専門業者がもっとも高いでしょう。

とはいえ、アンテナ工事専門業者に絞っても数多くの業者があります。

「自分でアンテナ工事専門業者を探すのが面倒くさい」という場合はアンテナ業者仲介サービスを利用するのがおすすめ。

【生活110番】では、厳正な審査を通過したアンテナ業者のみを登録しているため、「悪質な業者を避けて信頼できる業者に頼みたい」という人はぜひ一度お問い合わせくださいね。

信用できるアンテナ業者か見極める5つのポイント

アンテナ業者を自力で探す場合は、これから紹介する5つのポイントを押さえているか注意して選びましょう。

なぜアンテナ業者選びに注意するべきかというと、「アンテナ工事は無資格でできるため、施工品質が低い業者にあたってしまう可能性がある」から。

また、悪質な業者になると同意なく追加作業をおこない過剰な費用を請求することもあります。

そうしたトラブルを避けるためにも、次の5つのポイントを押さえている業者かどうかは要チェックしましょう。

信頼できる業者を見極める5つのポイント
  • 見積書の内容に不明なところがない
  • 現地調査や見積りについての説明が丁寧
  • 同意なく追加の施工をしない
  • アンテナ工事の施工実績が豊富
  • 工事後◯年保証などのアフターケアがある

自力での屋外アンテナ設置はおすすめできない

少しでも費用を安くするために、「屋外アンテナ設置をDIYでやれないか?」と考える人もいるかもしれません。

結論から言うと、「おすすめできません」。

おすすめできない理由は次の4つです。

  • アンテナ設置自体とケーブル配線の難易度が高い
  • 高所に取り付けるため落下の危険がある
  • 専用器具を用意する必要があるため費用面であまりお得にならない
  • 設置できたとしても映りが悪くなる可能性がかなり高い

とくに、「安くするためにアンテナDIYをしたい」という目的の場合、はっきり言って割に合わないです。

なぜなら、アンテナ設置に必須となる道具を揃えるとアンテナ工事費用相場とほぼ変わらないかむしろ高くなるため。

下記のように地デジを見るのに最低限必要な道具だけでも5万円を超えてしまいます。

アンテナ設置に最低限必要な道具と費用
  • 八木式アンテナ本体&取り付け金具(約6,000円)
  • 電波測定用のレベルチェッカー(約40,000円)
  • 台座取り付け用のドリル(約7,000円)※価格は2022年5月時点のAmazon価格を参考

一方、屋外アンテナの設置費用相場は、地デジアンテナで3万円~4万円、衛星アンテナとセットでつけても6~7万円程度です。

しかも素人の施工の場合、設置できたとしてもきれいに映るかどうかは保証されません。

以上のことから、屋外アンテナの自力設置はおすすめできません。

自力でのアンテナ設置は、費用が安いうえ、危険がなく設置も配線も簡単な「室内アンテナ」に留めておいたほうが無難です。

それでも屋外アンテナをDIY設置したい!という人は、自力で屋外アンテナを設置する手順を詳しく解説した下記の記事を参考にしてくださいね。

テレビアンテナ設置のよくある疑問

ここでは、テレビアンテナ設置を考えている人が、気になる疑問について回答していきます。

Q.アンテナ設置以外でテレビを見る方法はない?

A.あります

テレビアンテナを設置せずに地デジや衛星放送を見る手段としては、ケーブルテレビか光回線を使った視聴方法があります

ただ、ランニングコストの差から、最終的な費用ではアンテナ設置をしてテレビ視聴するのが一番得になります。

テレビアンテナを設置する以外でテレビを見る方法については、下記の記事で詳しくご説明しているので、参考にしてくださいね。

Q.複数の部屋でテレビを見る場合はアンテナも複数必要?

A.屋外テレビアンテナは1つ設置すればOK。室内アンテナは各テレビにつき1つ設置を推奨

戸建ての場合、複数の部屋にテレビを置くことも多いですよね。
そうした場合でも、屋外テレビアンテナは1つでOKです。

複数のテレビを置く場合、各部屋のテレビへは、分配器という機器からケーブルを伸ばして配線することになります。
ただし、分配配線するとそれぞれの電波の強さが弱くなってしまうため、映りが悪くなったらブースターという電波を増幅する機器も設置したほうがいいでしょう。

ブースターについての詳しい記事は下記をご覧ください。

まとめ

費用の安さとテレビ映りの確実性をおさえた地デジアンテナ設置方法をまとめると、下記のようになります。

  1. お住まいの電波状況を調べたうえで室内アンテナを試す
  2. 室内アンテナが映らなければ八木式アンテナ設置工事をする

また、衛星放送を見る場合は屋外アンテナの設置が必須となります。

アンテナ業者に依頼するにあたっては、信用できる業者を探し、相見積りを取ったうえで依頼することが重要です。

もし業者探しに迷ったり、テレビアンテナ設置についてわからないことがあったりすれば、お気軽に【生活110番】へお問い合わせくださいね。

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