
お店をやられている方で、「目立つ可愛い看板にしたい」や「目立つかっこいい看板にしたい」と思った方は多いはずです。いざ、自分で作ると色の配色や大きさなど「デザイン力」が必要とされるため、お店の仕事の傍ら看板のデザインを行うのは大変ですよね。
今回は、看板をデザインする観点から必要とするものを紹介していきたいと思います。

目次
目立つ看板をデザインしなければならない理由
なぜ、目立つ看板デザインにしなければならないのか、それは「お店の顔」だからです。お客さんが街を歩いてふっと目に付く最初のもの「看板」で、その看板の雰囲気などを見て考えることが多いです。
心理学用語でAIDMA(アイドマ)の法則といい、アメリカ人のサミュエル・ローランド・ホールが定義した消費者が、商品の認知から購入までのプロセスを5つの段階に分けて、消費者の購入行動の心理を提唱したものです。
Attention(注意)、Interest(関心)、Desire(欲求)、Memory(記憶)、Action(行動)の流れで消費者は行動すると考えられております。また、ここから細かく分析され、購買心理過程といい8段階に分けられます。
注目(Attention)
通行人の人に「おっ!」と思わせるようなサービス、商品、店舗の存在に気付いてもらう。つまり、この段階ではアイキャッチ効果を高める必要があります。
興味(Interest)
手に取って商品やチラシなどを確認する段階のことです。つまり、ターゲットをできるだけ具体的に絞ったキャッチコピーなどが必要とされます。(例:「クセ毛でお悩みの方へ」、「子供服50%OFF」など)
連想(Remind)
サービスを受けた後、または購入後の自分を想像する段階のことです。つまり、購入後の姿をイメージしやすいようにリードにする。(例:メガネ屋さんなら「メガネを変えて新生活」)4つ目は欲望(Desire)で商品やサービスに関心を持ち、良い連想がイメージできたら、この段階で「この商品・サービスが欲しい!」という欲望が働きます。
そのためタイムセールや期間限定などの時間的制限を設けて、購買スピードを早くさせる効果が望めます。
比較・検討(Comparison)
商品やサービスでも「もっと良いモノがあるのでは」、「もっと安いものがあるのでは」と検討し、同様の商品やサービスの情報と比較したくなります。いわゆる「迷い」の事を指します。例えば、他のお客様の声や商品サービスの情報などです。
信頼(Confidence)
商品やサービスに対して「これなら大丈夫だ」というモノに対する信頼や、「このお店なら大丈夫だ」という店舗に対する信頼が最終的な確信する段階を指します。つまり、実績を意識したリード文で「おかげさまで○○台販売」や「地元で○○年のお店です」などが主な例文です。
決定・行動(Action)
実際に商品を購入、サービスを受ける段階です。
満足(Satisfaction)
その後実際に使ってみて初めて購買行動が完結し、その満足度によって次の購買に影響を与える段階です。つまり、次の購買意欲を高めるようなアフターフォローして、お客さんとの信頼関係を築くことを指します。
多くのお客さんはこの心理を使って購入行動をしています。そのため、目立つデザインにしなければならないのは、最初の段階の「アイキャッチ効果」で目を引かなければ、8つ目まで辿りつけません。その「アイキャッチ効果」に必要とする3つをご紹介したいと思います。
目立つ看板をデザインする3つのポイント
「アイキャッチ効果」を高め、目立つ看板デザインのポイントは「分かりやすさ」、「お店のコンセプトとあっているか」、「シンプルかつ大胆なもの」の3つです。
「分かりやすさ」
何のお店か分かるロゴや文字のフォントとイラストのバランスを考える必要があります。
文字が多くなればなるほど、伝えたい事ことが分からなくなるため、できる限り文字を少なくする。逆にイラストだけでは情報が、曖昧になってしまうため、両方のバランスが大切です。
「お店のコンセプトとあっているか」
これはお店と看板が合致しているかということです。例えば、高級barのお店なのに可愛いポップのロゴや文字にしてしまうと、そのお店がどんなお店なのか想像しづらくなってしまいます。そのため、コンセプトと合っているかの確認が必要なのです。
「シンプルかつ大胆なもの」
例えば白い背景に単色のシンプルなロゴや、看板そのもの形状を特殊にするなどさまざまです。色や形状にこれといった答えはありません。なので、参考書や街中の目立つ看板を見て参考にして勉強することをお勧めします。
『色』を上手く使った看板デザイン
デザインをする上での一つの難所が、配色です。色の配色によって、文字の見やすさや店の雰囲気が変わってしまうため、非常に難しいとされています。
今回は色を上手く使う上で必要な手法で、補色を利用した配色テクニックをご紹介したいと思います。補色とは、色相環で正反対に位置する関係を指します。例えば、黄色なら紫色、オレンジ色なら青色などの事です。特に食卓では、トマトサラダや刺身とシソの葉など色相環で正反対にすることによってアクセントを生み出すのです。
今後、看板のデザインを考える際は、補色を意識して配色をするとスムーズに目立つ看板ができやすくなります。
まとめ
デザインは絶対的な答えがなく、勉強が必要で大変ですが学べば学ぶほど楽しいです。目立つ看板を作るには、お客さんの購買行動や心理を考えて、配色を決めると理想の看板デザインに近づけられるかもしれません。
今回の事例等はあくまで、1つの参考なので1つずつ試しながら、考察することをお勧めします。どのような看板にしたいかお悩みな方は、看板政策のプロに相談してみるのが賢明ではないでしょうか。
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