フローリングのべたつきを解消するためにはどんな掃除が効果的なのか

2021.4.30

フローリングのべたつきを解消するためにはどんな掃除が効果的なのか

フローリングがべたべたしていると、なんだか嫌な気分ですよね。掃除をしてもなかなか取れないとお困りの方も多いのではないでしょうか。

このコラムではフローリングのべたつきを取り除く、簡単なお掃除方法やコツをご紹介します。よろしければ参考にしてみてください。べたつき取りをして、お部屋を気持ちの良い空間にしましょう!

フローリングのべたつきの原因

そもそも、なぜフローリングがべたついてしまうのでしょうか。まずはその原因をご説明します。

キッチンの油

べたつきの大きな原因が「油」だといわれています。キッチンのフローリングはべたつきやすいですが、調理中の油や食材、調味料が床にはねることが大きな原因のひとつです。

こうした原因のものを常に扱う場所なのでどうしても汚れてしまう場所なのですが、そうして油などでべたついたフローリングと他の場所を行き来することで、リビングなどの他のフローリングが汚れる原因にもなっています。
なるべく調理する際は床にものを落とさないように気を付けましょう。

足の皮脂

わたしたちの足の皮脂もべたつきの原因だといわれています。

ちょっと考えたくないことですが、手に汗をかくように私たちの足からも汗や皮脂が出ています。毎日お部屋の中を歩いたりするので、それがフローリングに付いていてもおかしくないですよね。フローリングを歩いていたら足の裏が真っ黒になった、なんてことを経験したことはありませんか?

フローリングのワックス

また、フローリングにかけてあるワックスも原因のひとつだといわれています。ワックスはかけてから一定期間が過ぎたらまたかけなおしますよね。つまりそれは、ワックスが落ち、劣化するからです。落ちて劣化したワックスは、放置すればするほどべたつきが発生してしまいます。汚れも受けやすいうえに湿度も影響し悪循環になってしまいます。
      フローリングのべたつきの原因

フローリングのべたつきを掃除するのに適したタイミング

汚れたフローリングを掃除するとき、適したタイミングがあるのはご存じですか?

ほこりなどは人が動いている時間帯には舞っていますが、寝ている間に床に落ちます。ですので、朝の活動前に掃除すると一番効率よくお掃除することができるのです。

ほこりは毎日発生するものなので、できればほこりをとるような掃除は毎日行ったほうがよいですね。モップやワイパーなどでこまめにお掃除するのが理想です。フローリングの板目に沿って拭きましょう。ほこりを取ったら、フローリングのべたつきを取ってみましょう。

フローリングのべたつきの落とし方

水拭きだけではきれいにフローリングのべたつきを取ることができないというのはご存じですか?でも、特別な洗剤を買う事なく家にあるもので 簡単に落とすことができます。

重曹を使った落とし方

 弱アルカリ性の重曹は、酸性の皮脂汚れや油を落としてくれる効果があります。
水に溶いて弱アルカリ水をつくりましょう。濃度は3~5%がよいといわれています。ぬるま湯を使用した方が重曹が溶けやすいですが、65℃以上のお湯で溶かすと強アルカリ水になってしまいます。素手で触ると手荒れなどを引き起こしたり、ワックスを溶かしてしまうこともありますので、温度には十分注意しましょう。

重曹が溶けたら、液をスプレーボトルに入れてフローリングに吹き付けます。さっと吹きつけ、固くしぼった雑巾で拭きましょう。フローリングをきれいに落とすことができます。

重曹を使用する方法は効果が高いのですが、ワックスの分解を心配する場合は、重曹ではなくお酢を溶いた水(ビネガー水)を使用しましょう。次に、お酢を使用したフローリングのべたつきの落とし方をご紹介します。

お酢を使った落とし方

重曹が無い場合や、先に説明したようにワックスを心配する場合はお酢を使いましょう。水に1:1で溶いて、重曹の場合と同じように吹き付けて拭くだけです。拭いたすぐはお酢のにおいが少し気になるかもしれませんが、すぐににおわなくなります。

重曹もお酢も、口に入っても安全なものなので、小さなお子さんがいる家庭でも安心してお掃除できます。
      フローリングのべたつきの落とし方

フローリングのべたつきを予防する方法

フローリングのべたつきを防ぐには、原因となる油などのよごれを付かせないことが大切です。

一番汚れやすいキッチンの床は、汚れたらすぐにふき取りましょう。放置しているとベタつきがひどくなったり、こびりついたりしてしまいます。

また、キッチンの汚れを他の部屋に持ち出さないようにしましょう。キッチン用のスリッパと、リビング用のスリッパを分けるといいですね。リビングはなるべく素足で歩くことを避けて、スリッパもきれいに保つようにしましょう。

フローリングのワックスを劣化させないことも大切なポイントです。ワックスのはがれを感じたら、塗りなおしてお手入れをしましょう。塗る前には先に説明したように、一日の活動する前にフローリングのほこりを取り、きれいにしてから塗ります。雑巾やきれいな布で水拭きし、フローリングの板目に沿って塗るのが基本です。専用のワイパーなどを使用すると簡単に塗ることができます。塗ったら30分ほど放置しましょう。

塗る頻度としては、5年に1度くらいが理想ですね。最後にいつお部屋のワックスをかけたのか分からないという方は要注意です。ワックスを塗ってフローリングを保護してあげましょう。
      フローリングのべたつきを予防する方法

まとめ

いかがでしたでしょうか。説明したようにフローリングのべたつきは油や皮脂、ワックスが原因です。少しの心がけで、これらからフローリングを守りきれいに保つことができます。

フローリングのべたつき汚れはコツをつかめば簡単に取り除くことができますし、おうちにあるものできれいにできるのであれば、今すぐ実践できますよね。掃除する際は、重曹の温度管理だけは十分に注意しましょう。フローリングのべたつきをすっきり取り除き、ピカピカの床で気持ち良く過ごしたいものですね。

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