
皆さんは普段、カーペットの掃除をどのようにおこなっていますか?時間がなくて掃除機をさっとかけるだけ、という方も多いでしょう。しかしカーペットについたゴミやほこりはそれだけでは落ちにくい、というのが実情です。
またカーペットを使っていて困るのが、汚れがついたときです。日常生活でカーペットを使う以上、その上に醤油など何かを落とし、汚れになってしまいます。その汚れははたしてどのように落とせばいいのでしょうか。
今回はカーペット掃除の基本と汚れの落とし方について見ていきます。

目次
カーペットの基本的な掃除の仕方
日常のカーペットのお手入れは掃除機を使って行うのが基本です。ただし、ただやみくもに掛けるだけではきれいになりにくいため、次の点に気を付けながらおこなうのがよいとされます。
時間を掛けて奥のゴミを吸い取る
カーペットの掃除は表面だけでなく、奥に入り込んだほこりやゴミを吸い出すことが大切です。そのため時間をかけ、ゆっくりと掃除機をかけることが大切になります。おおよそ1平方メートルにつき20~30秒はかけるようにしましょう。
毛足を立てる
とくにパイルカーペットは日々の使用で毛先が寝てしまっているため、あらかじめブラシなどで毛先を立てておくと奥の奥までゴミが取れるようになります。
掃除機の後に粘着ローラーを
掃除機でも取り切れないカーペットの汚れというのはよくあります。このため掃除機をかけた後、粘着ローラーかけを合わせて行うことが必要になってくるでしょう。
カーペットのホコリをしっかり取る掃除方法
ただ、掃除機や粘着ローラーを使った掃除方法でも汚れが取りにくい場合は多々あります。そのためにほこりを取るための技があるのです。
その方法には、ゴム手袋と重曹を用意します。重曹スプレーを噴射することでついている汚れを分解するとともに、ゴム手袋を用意してカーペットの表面をなぞることでカーペットについていたゴミを吸着し、しっかりと掃除することが可能になるのです。ゴム手袋だけでもできますが、汚れは重曹を併用したほうがしっかりと落ちます。
カーペットの汚れが水性の場合の掃除の仕方
カーペットの汚れに気が付いた場合、気になるのがその落としかたです。しかし汚れというのは「水性」「油性」の2種類が存在し、その落とし方もその種類によって変わってきます。
ではまずは醤油やジュース・ソース、チョコレートなど、水性の汚れの落としかたから見ていきましょう。
このとき使うのは中性洗剤やクエン酸、重曹液など普段の掃除でも使う人の多い洗剤たちです。これらの洗剤を薄めてぞうきんに含め、汚れが目立つところでトントンと、汚れを移すように叩いてください。
すると汚れがだんだんと落ちてくる場合があります。その段階になったらぞうきんを取り換え、乾いたぞうきんで洗剤をふき取ります。繰り返し叩いてふき取り、新しいぞうきんで拭いたあと固く絞ったぞうきんで洗剤を完全に取りましょう。
カーペットの油性の汚れの掃除の仕方
マヨネーズや卵など、汚れには「油性」のものもあります。また水性だと思った汚れが水性の方法で落ちなかった場合でも、試してみる価値があるでしょう。
この油性の汚れに対応するためにはベンゼンを利用します。このベンゼンは本来着物など、気軽に洗えない衣類にシミが付いてしまった場合に汚れを落とすのに使います。そのため気軽に洗いづらい、カーペットにも向いている方法といえます。
方法としては叩いて落とすという水性での落としかたとほぼ同じです。しかし一部の点については、水性の場合以上に気を付けなければなりません。
その2点として重要なのが火気禁止と色落ちの危険性です。
ベンゼンは揮発する液体のため、その周辺にあると引火するおそれがあります。そのため火気の使用については控えると同時に、換気を十分にして汚れを落とし切ってください。
また色落ちの危険性を回避するために、一度ベンゼンとカーペットの相性を確認する必要も出てきます。そのためにも一度目立たない部分で試し、大丈夫であれば汚れている場所でも同じように試すようにすると無難です。
しつこい汚れも!カーペット掃除のコツ
こうした方法でも取れない場合、どうしたらカーペットはうまく掃除することができるのでしょうか。
時間がたった汚れは繊維に吸着してしまっているため、そのままでは汚れを落とすことが困難です。どういう汚れか分からない場合も多く、水性の汚れの落としかたから油性の汚れの落としかたを試していくのですが、それでも落ちない場合、カーペットシャンプーを使ってみてはどうでしょうか。
カーペットシャンプーは業務用のものもありますが、手軽に使えるスプレータイプなども市販されています。スプレータイプは噴射するとともに泡となり、ブラッシングしながら泡を伸ばし、水拭きすることで汚れをふき取ります。
汚れは時間とともに取れにくくなるため、カーペットの掃除は汚れに気づいたときすぐにおこなうことが大切です。部分的な汚れでも放置せず、すぐに汚れを取る作業に移ることが大切になってくるでしょう。どうしても取れない汚れは、業者に依頼してみるのもひとつの選択肢です。
まとめ
カーペットは日常使っているものですが、普段は流れで掃除機しかかけない、という人も少なくないでしょう。しかしカーペット汚れは掃除機の勢いが届きにくい、奥のほうまで入っていきます。そのためこうした奥のほうの汚れを取るために、ひと工夫が必要になるのです。
またカーペットに付いた汚れというのも放置すると取れなくなっていきます。できるだけはやい段階で対処して、きれいなカーペットの状態を保ちたいものです。
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