
春になり花粉シーズンが到来すると、鼻水やくしゃみなどの花粉症の症状に悩まされる人も多いのではないでしょうか?日本では、約4人に1人が花粉症を患っているといわれています。そのような人たちにとって花粉症対策は避けて通ることはできないでしょう。
春に飛び交う花粉について知り、私たちが日常生活の中でできる花粉症対策について、一緒に考えていきましょう。

目次
くしゃみが止まらない!春の花粉はいつまで飛ぶ?
春は花粉が飛び交い、鼻水やくしゃみ、目のかゆみなどの花粉症の症状に悩まされている人も多いのではないのでしょうか?花粉症に悩まされている人は、花粉のシーズンが近づくとつらいですよね。春の花粉は一体いつからいつまでがピークなのでしょうか?
一般的には、春の花粉が盛んに飛び交うのは2~4月だと考えられています。しかし、実際は花粉の量も種類も最も多くなるのは5月のようです。
もちろん、その年の状況や天候などによって多少前後しますが、5月は気を抜いている方も案外多いのではないでしょうか?暖かくなっても気を抜かず、しっかり花粉対策をしていきましょう。
おもな花粉の種類をご紹介
花粉にはたくさんの種類があります。その種類や地域によっても、花粉の飛散シーズンは変わってきます。この章では、春の花粉の種類ごとの特色をご紹介します。
スギ花粉
スギ花粉による日本の花粉症患者は、約2500万人といわれています。スギ花粉症を患うと、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみという花粉症の4大症状のほか、酷い場合は咳やのどのイガイガ、肌のかゆみを伴うこともあります。
スギ花粉が飛び交う季節は、以下のようになっています。ピークは2~4月であることが多いですが、5月になっても飛び交う地域があるので、やはり注意が必要です。
・北海道地方:3月中旬~5月上旬
・東北地方:1月下旬~6月中旬
・関東地方:8月を除くほぼ1年中
・東海地方:10月下旬~5月上旬
・関西地方:1月下旬~5月上旬及び10~12月
・九州地方:7~8月を除くほぼ1年中
ヒノキ花粉
ヒノキ花粉はスギ花粉と構造が似ており、スギ花粉症に次いで患っている人が多いといわれています。ただしヒノキ花粉の場合は、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみという花粉症の4大症状があらわれるうえに、目の粘膜に集中的に症状が出ます。ときには目が赤くなったり涙が止まらなくなったりすることもあるようです。
ヒノキ花粉の飛散のピークは3~5月ごろになりますが、これも地域差があるので以下で確認してみてください。
・北海道地方:4月下旬~6月下旬
・東北地方:3月中旬~5月中旬
・関東地方:1月下旬~7月上旬
・東海地方:3月上旬~5月下旬
・関西地方:1月下旬~5月下旬
・九州地方:3月上旬~5月中旬
今すぐできる!花粉症対策3選
花粉は前述した通り、早ければ1月には飛散し始めているので、できることなら春の花粉症のシーズンが到来する前に対策していきましょう。
マスクや眼鏡、スカーフなどを着用する
花粉は目や鼻、口などから体内に侵入してきます。そこで、花粉が飛ぶ季節にはマスクや眼鏡、スカーフなどを着用して外出することをおすすめします。
最近では、花粉症対策に特化したマスクやスプレーといった、花粉対策グッズも市販されてきています。見た目や機能性を気にするのであれば、こういったものを有効活用することも選択肢として考えられるでしょう。
花粉を水に変えるマスク ハイドロ銀チタンマスク 花粉対策 +4 ふつうサイズ 3枚入
こちらはハイドロ銀チタンと呼ばれる独自のテクノロジーで、花粉を分解することができるマスクです。細菌・ウィルスに加え、黄砂・PM2.5にも対応しています。
資生堂薬品 イハダアレルスクリーン イオンの透明マスク 花粉・PM2.5をブロック 50g
顔にシュッとふきかけるだけで、花粉やPM2.5をブロックすることができるスプレーです。メークの上からでも使用できるため、女性の方にもおすすめの商品です。
晴れた日や風の強い日には注意する
花粉のシーズンになると、晴れた日や風が強い日はとくに警戒しなければなりません。そういう日こそ、花粉が盛んに飛び交っているからです。
花粉の飛散量が多い日はできる限り外出は控えるとともに、ドアや窓を開けっぱなしにしないように注意しましょう。
清潔さを心掛ける
花粉は衣服にも付着します。とくにウールなどの素材でできている衣服は花粉が付着しやすいようです。そのため、外出から室内に入る前に衣服に付着した花粉を払い落とすようにしましょう。
それに加えて、洗顔や手洗い、うがいなどを行えば、体に付着した花粉も落とすことができるので、より効果があるでしょう。
また、室内でもまだ安心はできません。どんなに衣服を清潔にしていても、花粉を完全に落とすことは困難です。洗濯物に付着したり、ドアや窓を開閉したときに侵入したり、花粉はありとあらゆるところから室内に入り込む余地があるからです。
そのため、こまめに室内を掃除することも花粉対策につながります。花粉のシーズンになったらより一層清潔さに気を配るといいでしょう。
花粉対策にはエアコンも有効です
前章では、春の花粉対策として掃除することを挙げましたが、エアコンを使うことでより効率的に花粉対策を行うことができることをご存知でしょうか?その原理について、ご説明します。
まず、花粉を取り除くためには吸引力に優れている掃除機をかけるのが一般的でしょう。しかし、掃除機を使うということは排気口から空気が出て、床に落ちている花粉を再び飛散させることにもつながります。
事前に濡れた雑巾などで床を拭いておけば、ある程度その心配もなくなりますが、床の素材によってはできなかったり、できたとしても大変な作業になるかもしれません。
そんなときに、エアコンをつけると、エアコンが室内を飛び交っている花粉を吸収してくれます。エアコンには吸気フィルターが付いているので、エアコンから出てくる空気は花粉のないきれいな空気になります。エアコンをつけるだけなので、誰でも気軽に室内の花粉対策ができるというわけです。
花粉シーズンが終わったらエアコンのお掃除を!
ただし、エアコンのフィルターを掃除せずに放置していると、フィルターが役割を果たせずに、かえって逆効果になってしまうこともあります。なので、適度にエアコンのフィルターを掃除することが必要です。
花粉のシーズン中はとくに注意しなければなりません。目安としては、2週間に1度はフィルターを掃除するとよいでしょう。
また、エアコンのフィルターに貼り付けるシールがあるので、そういったものをフィルターに貼り付けて、必要に応じて交換するという方法もあります。掃除する手間を省きたい場合は、こういったものを使ってもいいでしょう。
3M フィルタレット 空気清浄フィルター [エアコン用] ハイグレード 1枚入り ACFH-38
エアコンフィルターに張り付けることによって、エアコンに空気清浄機能をプラスします。フィルター本体の汚れも防止できるため、掃除の手間を減らすことができます。
まとめ
春の花粉に悩む人は多いでしょうが、当然ながらそういう人こそ花粉対策が必要になります。花粉対策の方法はさまざまであり、どの方法を実践していいかわからないという方も多いと思います。そのような方は、まずは室内の花粉対策から始めてみてはいかがでしょうか。
このコラムでは、室内で手軽にできる花粉対策としてエアコンを使うことをおすすめしましたが、古いエアコンの場合はフィルター奥に花粉が溜まっていて、掃除するだけでは不十分なこともあります。
エアコンの内部を掃除することは一般の方にとっては困難なので、業者に依頼してみてもいいかもしれませんね。
エアコンクリーニングを依頼できる業者や料金
依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「エアコンクリーニング」をご覧ください。
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