玄関に鍵を追加して防犯対策!DIYか業者か。選び方と費用の見方

2021.4.30

玄関に鍵を追加して防犯対策!DIYか業者か。選び方と費用の見方

玄関に鍵を追加するメリットは、やはり防犯面を強化できるからです。とくに「ワンドア・ツーロック」にすれば、玄関ドアに鍵がひとつしかない場合よりも空き巣被害にあいにくくなるのです。

その理由は、侵入に時間がかかりそうだと判断すると空き巣犯があきらめる可能性が上がるからだといわれています。ワンドア・ツーロックにするために、たくさんある鍵の種類から最適な補助鍵をみつけていきましょう。実際にかかる費用や追加方法について説明したいと思います。

賃貸でも安心!DIYなら、簡単に取り付けられる補助鍵を選ぼう

玄関に鍵を追加するには自分で追加する方法業者に依頼する方法があります。玄関に鍵を追加するにはまず、ドリルで穴を開けなくてはいけません。しかしこれは素人には難易度が高い作業です。扉を壊してしまうおそれがあるでしょう。

そこで、DIYで玄関に鍵を追加する場合は、必然的に補助錠を使うことになります。補助鍵は、穴を開けずに取り付けることができる取り付けが楽なタイプの鍵です。
DIYに自信がなくても失敗することはほとんどなく、費用も800~5,000円ほどで安いものが出回っているので手が出しやすいのもメリットでしょう。

穴を開けないで玄関に取り付けられる補助鍵は、賃貸でも自由に利用できます。あとから取り外すことができるためです。しかし、簡単に設置できる分、「ないよりは時間稼ぎになる」というレベルの防犯力だと考えたほうがいいでしょう。

「しっかり防犯を強化したい」という場合は、プロへ依頼し、費用と相談するほうが安心だといえます。

賃貸でも安心!DIYなら、簡単に取り付けられる補助鍵を選ぼう

補助鍵じゃなくて、しっかりとした「鍵」をつけたい場合

本格的な鍵を玄関の鍵に追加したい場合は、設置のための穴を開けなくてはいけないため業者に依頼する必要が出てきます。玄関に鍵を追加したい場合の選択肢は、4つあります。

ドアのメーカー
追加したい鍵が決まっている場合、その鍵を取り扱っているドアメーカーに依頼する方法です。

家を建ててくれたハウスメーカーや工務店
少し割高になることもありますが、やはり信頼できます。
家のことを知っているので、スムーズに依頼できるメリットがあります。

リフォーム全般を請け負うメーカー
デザイン性を重視したい場合に利用すると、イメージに近づけてドアと鍵を選んでくれることが多いです。
ドアそのものが古く、リフォームの要素を入れたい場合は利用するといいでしょう。

鍵の専門業者
防犯力を重視したいなら、やはり鍵のプロに依頼するのが一番です。
鍵全般を取り扱い、ひいきにすることがないので「費用」対「防犯力」でおすすめを教えてくれます。

鍵の専門業者であれば、提携業者がない分、融通が利かせやすいのもメリットです。業者に依頼する場合には、部品の仕入れ費用をおさえるためにネットで購入しておいて、設置だけ頼むという方法もあります。

部品をそろえる前に、「設置だけ依頼できますか?条件はありますか?」と問い合わせて、便利に活用しましょう。

補助鍵じゃなくて、しっかりとした「鍵」をつけたい場合

自分で玄関の鍵の部品を購入するときの注意

DIYで玄関に鍵を追加する場合の補助鍵は、量販店などで購入することができます。
また、ネットで購入する場合は、「サイズが違った!」と後悔する方が多いようです。
ネットを利用するときは、サイズ確認などをおこなって慎重に購入することが大切です。

また、防犯力を強化したいだけなら、今使っている玄関の鍵を新しいものに交換して、補助鍵を自分で取り付ける方法もおすすめです。
古い鍵は、劣化をしていますし、防犯力も新しい鍵に比べるとずいぶん低くなってしまっています。ですから、「古い鍵を使っていて不安だから補助鍵で防犯力を上げよう」というのはおすすめできません。

鍵交換にかかる費用の相場が気になる方は、「玄関の鍵交換|鍵交換の費用と鍵の紛失で鍵交換が推奨されるのはなぜ?」のコラムをご覧ください。

効果について

玄関の鍵はドアの形状によっては簡単にピッキングされてしまうものもあります。
そのため、玄関に鍵を追加するだけでも十分な防犯効果を見込むことができます

一般的な鍵は左右に突起(ギザギザ)がついており、こういった形状の鍵はピッキングに弱いといわれています。

ディンプルキーといって鍵の表面にくぼみが複数ある鍵は、くぼみの組み合わせが1000億通り以上存在し、差し込む鍵穴も複雑な内部構造をしています。こういった鍵を玄関に追加するだけでも、ピッキングに対して非常に効果的といえるでしょう。

効果について

自分で玄関に鍵を追加する手順

DIYで玄関に鍵を追加するには補助錠を使う方法がおすすめです。
補助錠であれば穴あけ不要タイプがほとんどで、力を使わなくてもできるので女性ひとりでも簡単に取り付けることができます。

補助錠はホームセンターやネットで購入することができ、タイプも様々なものがありますので自分にあったものを選んでください。

【購入前にチェックすること】

・ドアとドアの隙間の幅を確認すること
穴を開けないで設置する補助鍵は、ドアとドアの隙間が何ミリあるのかしっかり確認しないと取り付けられないことがあります。

・ドアの厚み
商品によって、対応できるドアの厚みに違いがあるため、必ず確認して探しましょう。

・ドアの戸先に「煙り返し」がついていないか確認すること
「煙り返し」がついていると、補助鍵をドアとドアの隙間に差し込めないことがあります。

・「外開き」「内開き」のドアに対応している商品かどうか
ドアが開く向きによっては、使えない補助鍵もあります。

【必要なもの】

・補助鍵(穴を開けずに設置できるもの)
・ドライバー

【手順】

1.ドアを開いた状態で、補助鍵をあてがいます。
2.ドア枠をおさえながら、室内からねじを締めて固定していきます。
3.固定できたら、ドアを閉めて室外から錠前部分を取り付ければ完成です。

賃貸の場合に玄関の鍵追加で注意すること

賃貸住宅で鍵を玄関に追加するときは、その理由も含め管理会社や大家さんへの許可をもらう必要があります。穴を開けないタイプの補助鍵であっても、許可を取っておくと安心です。

許可なく自己判断で鍵を玄関に追加してしまうと、退去の際に問題になることがあるようです。自己判断はせず、許可は必ずもらうようにしてください。物件によっては鍵を玄関に追加することができない場合もあります。

賃貸の場合に玄関の鍵追加で注意すること

ドアによっては玄関の鍵追加よりもリフォームがおすすめ

ドアの形状が珍しいものだったり、古い建物だったりすると、鍵を追加することが難しい場合もあります。その場合は鍵を追加するよりも、ドアごとリフォームをしたほうが確実に防犯対策ができる場合もあります。鍵を追加したほうがいいか、リフォームするべきか業者に相談してみましょう。

まとめ

鍵をかける生活があたりまえとなっていますが、最近は犯罪も多様化しており空き巣被害の手口も年々、巧妙になってきています。我々の防犯意識もそれに伴い高くなっておりさまざまな方法で防犯対策をしている方が増えてきているようです。

その防犯対策のひとつである鍵の追加は、DIYでも簡単にできる可能性があり効果的な防犯対策といえます。私たちも被害者とならないために、鍵の基本や知識をおさえておくとよいでしょう。より確実に、安心な防犯をするためには鍵を追加したほうがよいのか、それともリフォームをしたほうがよいのかなど、業者に相談してみましょう。


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