スーツケースの鍵を交換する際の注意点と出先での対処法を教えます！

旅行に出かける人も多くなり、大きなスーツケースを持っているという方も多いと思います。遠くへ旅行するときや、重い物を運ぶときにスーツケースは欠かすことのできない便利なアイテムです。しかし、何かの拍子にスーツケースの鍵を失くしたり、壊してしまったりして、鍵を交換しなければならないという事態に陥れば、誰でも焦ってしまうと思います。

そんなときは、どのような点に注意すればよいのでしょうか？そこで今回はスーツケースの鍵を交換する際の注意点や出先でスーツケースの鍵が無い場合の対処法について、分かりやすくご紹介していきます。「普段からよくスーツケースを使用する」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

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スーツケースの鍵を交換する前に身の回りの確認

スーツケースを仕様する状況というのは多くの場合、旅に出かけるときではないでしょうか？例え旅慣れた人でも、準備の段階でスーツケースの鍵が開かなくなってしまった場合は、焦ってしまうと思います。いろいろ試してみても、ダメならば最終的にはスーツケースの鍵を交換することになると思いますが、最初にするべきことは、身の回りの確認です。

一刻も早くスーツケースの鍵を開けたいがために「早くスーツケースの鍵を交換しなければ！」という考えになりがちですが、ひとまず落ち着きましょう。そして衣服のポケット・バッグ・財布の中など、あらゆる場所を探していきます。そうやってよく探してみると思いがけない場所からポンと鍵が出てくる可能性もあります。
　　　　　　

スーツケースの鍵タイプ別の対処方法

スーツケースの鍵が開かなくなったとき、スーツケースの鍵を交換する前にできる対処は他にもあります。スーツケースのタイプによって対処方法が異なりますので、タイプ別にみていきましょう。

シリンダー式のスーツケース

シリンダー式のスーツケースの鍵を紛失したり、忘れてしまった場合は、スーツケースを壊さずに開けることは困難です。しかし、一昔前に流行した空き巣の手口であるピッキングの要領であけることが可能です。

このピッキングのやり方は、素人には難しいかもしれませんが、興味のある方はインターネットの動画などでやり方を知ることができますので、調べてみるとよいでしょう。しかし、このピッキングの方法を悪意のあるやりかたで使うと犯罪になりますので注意してください。

ジッパータイプのスーツケース

ジッパーの場合、引手部分に南京錠を取り付けたりダイヤルロックを掛けたりする仕様になっていることが多いと思います。しかし、それに関係なくボールペンが1本あれば、ジッパーそのものを開けることが可能です。

手順としては、まずボールペンの先端をジッパーのつなぎ目に差し込み、くい込ませます。そしてボールペンの先端を左右に動かしていくと、ジッパーのかみ合わせが外れて開いていくはずです。ロックしたときに、引手が自由に動かせる仕様であれば、ジッパーを開けた後で引き手を全壊している端から戻していけば、元の状態にすることができるはずです。

ダイヤル式のスーツケースで暗証番号を忘れてしまった場合

ダイヤル式のスーツケースの暗証番号を忘れてしまって、ロックを解除することができなくなる場合があります。どうしても思い出せない場合は、一つずつ番号をあわせていくという方法があります。例えばダイヤルロックのダイヤルが3ケタの場合、000から999までの番号を一つずつ試していきましょう。

気が遠くなる作業のように思うかもしれませんが、1つの組み合わせを試すのに大した時間はかかりません。地道に調べて行けば10分程度で解錠できる可能性もあります。

ダイヤル式のスーツケースで正しいはずの番号で解錠できなくなった場合

ダイヤル式のスーツケースに正しいと思う番号を設定しても解錠できないという場合は、知らぬ間に暗証番号を変更してしまった可能性が考えられます。この場合番号を設定する際、偶然に指が触れるなどして元の番号と近いものに変わった可能性がありますので、正しいはずの番号から近い数字を順番に試していくと早い段階で正解を見つけることができるかもしれません。
　　　　　　

出先でスーツケースの鍵がない場合の対処法

出発する前の自宅などでスーツケースの鍵が開かなくなった場合で、時間があるなら先に述べたような方法でファスナーを外したり、暗証番号のダイヤルを探るという方法は有効ですが、もし空港などの出先でスーツケースの鍵が無く、開けることができなくなった場合は、どうすればよいのでしょうか？

例えば空港の場合は、空港内のリペアショップに行くことをオススメします。そこで対応してもらえる場合、スーツケースの解錠にかかる費用相場は、鍵2個（スーツケースは鍵が2個ついていることが多いので）およそ5,000円です。
　　　　　　

スーツケースの鍵が開かない場合は業者で交換を

スーツケースの鍵が開かなくなった場合に、出先や空港内に、スーツケースの鍵を交換したり解錠したりすることができるリペアショップが無い場合は、スーツケースを壊してしまう前に、鍵の業者に出張サービスを依頼するのも一つの方法です。

その場合の費用相場は、業者や場所によって異なりますので、電話でスーツケースの鍵の交換を依頼するときには、おおよその見積りを確認しておくことをオススメします。

まとめ

ここまでスーツケースの鍵を交換する際の注意点や出先でスーツケースの鍵が無い場合の対処法についてについてご紹介してきましたが、いかがでしたか？

出発前のご自宅などでスーツケースの鍵が開かなくなった場合で、時間があるようでしたら、ボールペンを使ってジッパーを開けたり、ダイヤル錠を一つずつ合わせて解錠していく対処方法は有効です。身近にある道具で対処できることから「意外と簡単にできそうだ」と感じられた方は多いのではないでしょうか？

しかし、出先にリペアショップが無い場合などは、無理にスーツケースを壊すより、紛失時のカギ開けや交換・修理を依頼できる業者に電話をして、出張サービスを頼むのもよい方法ではないでしょうか？その場合は必ず見積りをとることを忘れないようにしましょう。

紛失時のカギ開け・交換・修理を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「紛失時のカギ開け・交換・修理」をご覧ください。