ドアクローザーに不具合があればドアクローザーの交換を検討しましょう。症状によっては交換をしなくてもすむ可能性もありますが、経年劣化によって不具合が起こりやすいため、交換が必要になることが多いのです。まずは症状をみて、交換が必要か判断するようにしましょう。
また、交換方法は業者に頼む以外にもDIYで修理する方法があるので、交換を検討している場合は参考にしてください。
本コラムでは「ドアクローザーの症状について」と「業者とDIYそれぞれのドアクローザー交換費用」を紹介していきます。参考にしてドアクローザーを修理交換していきましょう。
目次
こんなドアクローザーの症状は注意
ドアクローザーにここで紹介するような症状があらわれたら、交換を検討しましょう。ドアクローザーは油圧によってドアの開閉を調整しています。玄関のドアは1日に何度も開閉をおこなうため、数百回、数千回と使うことでドアクローザーに不具合がでてしまうことがあるのです。
不具合があるとドアクローザーが意味をなさず、ドアが勢いよく閉まってしまうこともあるので注意しましょう。ネジの調整をすれば直るものもありますが、寿命の場合は交換を検討する必要があります。
ここではドアクローザーに起こるさまざまな不具合の症状について紹介しています。ご自宅のドアクローザーがどんな状態なのか確認してみましょう。”
油が漏れている場合
ドアクローザーは内部の油を使ってドアの開閉速度を調整しています。そのため、ドアクローザーの内部の油がなくなってしまうと、ドアクローザーは機能しなくなってしまうのです。
油漏れのおもな原因のひとつは、本体に使われている部品がドアの開閉で摩耗することです。油漏れが起こり始めたら寿命と考えてもよいでしょう。
また、そのまま放っておいてしまうと、下記のような症状が発生する可能性があります。
【ドアクローザーの油漏れを放置した際に起こる症状】
・ドアが勢いよく閉まってしまう
・ドアを開けたら閉まらなくなった
・ドアを開けることができなくなった
出かけようとしたのにドアが開かない、閉まらないとなったら大変です。せっかくの予定がつぶれてしまうかもしれません。ドアクローザーに油漏れを発見したら、早めに対応するようにしましょう。
油漏れが起こったのであればドアクローザー自体の交換が必要です。メーカーは部品だけの販売をしていません。油漏れを起こしている部品だけ交換するということができないので注意しましょう。
部品が破損している場合
ドアの開閉を繰り返したり、ドアに無理な力をかけて開閉したりといったことによって、部品が摩耗、破損してしまうことがあります。また、外の風雨の影響でドアクローザーがさびついてしまうこともあるのです。
破損や消耗の場合は、ドアクローザーの交換をしましょう。
その他の症状の場合
「ドアの閉まるスピードが早い・遅い」「ドアを閉めたときに大きな音が鳴る」このような症状の場合は、ドアクローザーの調整がうまくいっていません。修理や調整をする必要があります。
また「ドアからギィーギィーと音が鳴る」ときは、経年劣化による症状です。早めに新しいものに交換することをおすすめします。
ドアクローザー交換の費用相場
実際にドアクローザーを交換するとなったら業者に依頼するかDIYで修理しましょう。しかし、業者に依頼するときに気になるのがドアクローザーの交換費用にいくらかかるのかです。ここでは「業者に交換を依頼した場合の費用相場」「DIYで修理した場合の費用相場」を紹介します。
前もっていくらぐらいかかるものなのかを知っておくことで、適正な金額かどうかを判断する材料になります。業者に見積りを出してもらったときもスムーズに話を進めることができるでしょう。それではそれぞれの費用相場をご覧ください。
業者に依頼した場合の費用相場
ドアクローザーの交換費用は下記の通りです。
・ドアクローザーの本体価格: 1万円~2万円程度
・ドアクローザーの修理・調整費用: 8,000円~
・ドアクローザーの交換: 1万5千円~+本体代
・ドアクローザーの新規設置: 2万5千円~+本体代
ドアクローザーの本体価格に業者の作業費がかかります。新規でドアクローザーを設置する場合、ドアに設置のための穴を開ける必要があるため費用が高くなります。
自分でDIYした場合の費用相場
ドアクローザーは、本体とドライバーがあれば交換は可能です。電動ドライバーがあると作業が楽になります。
・ドアクローザーの本体価格: 1万円~2万円程度
・ドライバー: 300円~1,500円程度
・電動ドライバー: 4,000円~1万円程度
ドアクローザーをDIYで交換する方法
ドアクローザーはスピードの調整だけであれば、簡単に修理することができます。用意するものもドライバーさえあればいいので試してみるのもよいかもしれません。交換方法の最後に調整に関しても紹介していますのでご覧ください。
また、ドアクローザーの交換をするのであれば注意点を知っておきましょう。せっかく用意したドアクローザーが使えない可能性もあります。ここでは注意点とDIYで修理する手順について紹介していきます。”
DIYで交換するときの注意点
ドアクローザーを交換するときは、ネジ穴の位置に気をつけましょう。商品によってもネジ穴の位置は違います。せっかく買ってきたのに取り付けることができないとなってしまわないように注意しましょう。
正しい穴の位置を知るためには、ドアクローザーに記載してある刻印番号と寸法を確認して、メーカーに確認しましょう。後継機種を使えばそのまま穴を使うことができます。また、商品によってはある程度位置を調整できるものもあります。
作業をするときは風のない日がおすすめです。ドアクローザーを取り外すと開閉の調整ができないため勢いよくドアが閉まることもあります。作業中にケガをしてしまうこともあるので注意しましょう。
DIYで交換する手順
ドアクローザーを用意できたら、実際に交換をしていきましょう。手順は下記の通りです。
2.ドアクローザー本体を取り外す
3.ブラケット(建物側に設置されているパーツ)を取り外す
4.新しいブラケットを設置する
5.新しいドアクローザーの本体を設置する
6.リンクとアームを連結させる
連結するときは、リンクをドアと平行になるように取り付けます。アームが平行になっている場合は長さを調整するようにしましょう。
7.ドアクローザーの動作を確認する
開閉速度が速い(遅い)場合は、速度調整弁を使って調整しましょう。
ドアの開閉速度を調整する速度調整弁はネジを回すだけで調整ができます。しかし、注意点もあります。ネジを緩めすぎてしまうと油が漏れてしまうので注意しましょう。また、必要以上にネジを回すと、ネジが抜けてしまい、付け直すことができなくなってしまいます。
まとめ
ドアクローザーを交換する費用は自分で交換ができれば、抑えることもできます。しかし、ドアクローザーは商品によって取り付け用の穴の位置に違いがあるので注意しなければいけません。
確実にドアクローザーを交換するのであれば、その道のプロである業者に依頼するようにしましょう。調整までしっかりとしてくれますし、失敗を心配する必要もありません。
弊社ではドアクローザーを修理する業者を紹介しています。24時間365日お問い合わせが可能ですので、ドアクローザー交換の際はお気軽にご相談ください。
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