物置の鍵を紛失したら!開け方や対処法を紹介します
この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。
「物置の鍵を紛失した!開け方がわからない!」そんなときは、メーカーから鍵を取り寄せるか、鍵業者に開錠してもらいましょう。このコラムでは、それらのふたつの方法について解説しています。
どちらの方法もメリット・デメリットがありますので、比較して最適な方法を選んでみてください。そのほか、鍵業者に依頼した場合の費用相場などについてもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
物置の鍵を紛失したときの開け方
物置の鍵を紛失したときは、メーカーから鍵を取り寄せるか、鍵業者に解除してもらいましょう。これらの方法について解説していきます。では、順に見ていきましょう。
メーカーから鍵を取り寄せる
メーカーから鍵を取り寄せる場合は、自分が鍵を購入した店か、鍵を販売している店にいきましょう。ただし、紛失した鍵が大手のメーカー製である場合、インターネットショップで購入できることもあります。
お店にいく場合は、メーカー名・型番・鍵番号を伝え、取り寄せを依頼しましょう。そうすれば、元の鍵がなくてもスペアキーを手にいれることができます。早ければ1週間ほど、時間がかかる場合は1ヶ月ほどで鍵が販売店に届きます。
また、購入代金は、約1,100円~約1,500円です。「時間はかかってもいいので、費用を安く抑えたい」という方は、メーカーから鍵を取り寄せる方法を選択するとよいでしょう。
鍵業者に開錠してもらう
鍵業者は日本中にありますので、近くにある業者に依頼すれば、その日のうちに開錠または新しい鍵を作成してもらうことができます。鍵をかけた状態で失くしているのであれば、物置のなかにあるものを盗まれる心配はほとんどありません。
しかし、鍵が開いた状態でなくしているのであれば、物置のなかにあるものを盗まれるおそれがあります。盗難を防ぎたい場合は、できるだけ早く新しい鍵を作成することが必要です。
先ほど述べましたように、メーカーから鍵を取り寄せていると時間がかかってしまうので、早く対処したいときは、鍵業者に依頼することをおすすめします。
メーカーから鍵を取り寄せるための具体的な手順
「時間がかかってもいいから、費用を安く抑えたい!」という方は、メーカーから鍵を取り寄せるとよいでしょう。
ここでは、メーカーから鍵を取り寄せるための具体的な手順について説明いたします。ぜひ、参考にしてみてください。
物置のメーカーと型番を確認
メーカーを確認したいときは、まず物置にメーカーのロゴがないか探してみてください。ロゴがはいっている場所で多いのは、正面から向かって右上の部分です。物置の組立説明書があれば、そちらにも記載してありますので、確認してみてください。
おもな物置のメーカーには、以下のものがあげられます。
・イナバ
・ヨドコウ
・タクボ
メーカー名が確認できたら、次は物置の型番を調べましょう。型番は、物置の外側か内側に記載されています。
鍵が閉まっていて、内側の型番を調べることができないときは、全体が映っている写真・建てられてからの年数・鍵番号を販売店に伝えましょう。そうすれば、販売店がメーカーに型番を確認してくれます。
鍵番号を確認してメーカーから取り寄せる
鍵番号とは、メーカーが鍵の形状を識別するための番号です。その番号を見れば、鍵の刻みの形状や角度といいた鍵の情報がわかります。ほとんどの鍵番号は、鍵穴のすぐ横に記載されています。
物置のメーカー名・型番・鍵番号が確認できたら、鍵の販売店に取り寄せを依頼、またはインターネットショップで購入しましょう。
鍵の販売店に取り寄せを依頼する場合は、まず物置のメーカー名・型番・鍵番号を伝えます。すると約1週間~約1ヶ月で鍵を入手できます。
インターネットショップで購入する場合は、はじめにメーカー名・型番で鍵を絞り込みましょう。絞り込んだら、最後に鍵番号が一致するものを選択して、注文します。
鍵業者に依頼をしたときの費用相場
鍵業者に、物置の開錠と新しい鍵の作成を依頼する場合にかかる費用相場は、次のとおりです。
・開錠:約8千円~約2万円
・新しい鍵の作成:約1万5千円~約2万3千円
ただし、上記の費用相場はあくまでも目安です。現場の状況などによって、費用相場は変動することがあります。業者によっては見積り料や出張料を請求するところもあるので、依頼する前に、一度見積りを取ることをおすすめします。
費用を安く抑えたいのであれば、相見積りをするとよいでしょう。相見積りとは、複数の業者から見積書を提出してもらい、そこに記載されているサービス内容・金額を比較することです。
比較することにより、費用相場や、業者の料金がサービス内容に見合ったものかどうかがわかるようになるので、ぜひ実践してみてください。
自分で物置の鍵を開けることはできる?
自分で鍵を開けるというと、ピッキングをイメージする方もいらっしゃるかもしれませんが、ピッキング道具は法令違反になるので、使うことができません。しかし、家庭用のマイナスドライバーを使えば、物置の鍵を壊して開けることができます。
ここでは、ピッキング道具の使用が違法になる理由や家庭用ドライバーで鍵を開ける方法などについて解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
ピッキング道具を使用するのは違法
ピッキング道具を用いて、鍵を開けることはできません。一般の方がピッキング道具を所有することは、法律違反になるからです。
以下にあげるものが、ピッキング道具として規制の対象となっています。
・針金状のピッキング用具
・破壊用シリンダー回し
・ホルソーのシリンダー用軸
・サムターン回し
・先端部の幅が5mm以上で、全体の長さが15cm以上のマイナスドライバー
・作用する部分の幅が2cm以上、長さが24cm以上のバール
・刃の直径が1cm以上のドリル(電動・手動)
以上のものを購入はもちろん、第三者からもらうのも違法になります。もし違反した場合、1年以下の懲役、または50万円以下の罰金を支払うことになりますので、注意しましょう。
家庭用ドライバーでなら開けることは可能
物置の鍵がシリンダー錠であれば、家庭用ドライバーで破壊して開けることができます。シリンダー錠とは、本体が円筒のような形をしている錠前です。シリンダー錠の鍵穴にいれたマイナスドライバーを、プライヤーなどを使って回すと、鍵が破壊されて開きます。
この方法によると、鍵を破壊することになるため、開錠後に修理が必要です。修理が必要なうえに鍵を新しいものに交換すると費用がかさみますし、使用可能になるまでに時間もかかります。
そのため、費用を安く抑え、かつ早く開錠したいのであれば、破壊する前に鍵業者に依頼することをおすすめします。
まとめ
物置の鍵を紛失したら開け方としては、「メーカーから鍵を取り寄せる」「鍵業者に開錠してもらう」という二つの方法があります。
ただし、メーカーから鍵をより寄せる場合、約1週間~約1ヶ月かかります。すぐに鍵を開けてもらいたいのであれば、鍵業者に依頼することをおすすめします。
「どの業者に依頼してよいかわからない」という方は、ぜひ生活110番をご利用ください。そこからご依頼いただければ、お近くにあるプロの鍵業者をすぐにご紹介することができます。
【掲載料金は消費税を含んでおりません】
【記載情報はコンテンツ作成時の情報です】
※対応エリアや加盟店によって変わります