トヨタの車の鍵を紛失したときはどうしたらいい？解決法を伝授！

トヨタの車の鍵は種類によって対応できる業者が変わります。車の鍵を紛失したらトヨタのディーラーに依頼するか、鍵業者に依頼するか、通常はどちらかの方法で対処します。それぞれメリット・デメリットがありますので、本コラムを参考にして対処してみてください。

そのほか任意の自動車保険を適用できるかどうかなどについても解説していますので、あわせてご覧ください。

紛失した車の鍵の作成をトヨタに頼む場合

急いで新しい鍵を作成する必要がないときは、ディーラーに依頼してトヨタに作ってもらいましょう。

ここでは、車の鍵を紛失しトヨタに作成を依頼する場合の納品までの流れと、料金の目安をご紹介しています。まずは、納品までの流れについて見ていきましょう。

納品までの流れ

鍵の番号を覚えていれば、電話で鍵の作成を依頼することができます。もちろん直接ディーラーにいっても問題ありません。

鍵の番号を覚えていない場合は、直接ディーラーに出向かなければなりません。鍵の番号がわからないと、ディーラーでシリンダーを分解するなどの作業が必要になるからです。

鍵にスマートキーやイモビライザーが搭載されている場合は、依頼するときにその旨を店員さんに伝えてください。スマートキーやイモビライザーの搭載の有無で、費用や納品までの日数が変動するからです。通常は、依頼してから1週間ほどで鍵を手にいれることができます。

料金の目安

トヨタのディーラーに依頼した場合、鍵の開錠と作成にかかる費用の目安は以下になります。

・開錠：約8千円
・鍵の作成：約1万4千円～約3万8千円
・イモビライザーが搭載された鍵の作成：約2万5千円～約5万円

ただし、これらの費用相場はあくまでも目安にすぎません。車種や鍵の種類などによっては料金が変動することがあります。そのため、ディーラーに依頼する前に、いくらかかるか見積ってもらうとよいでしょう。

紛失した車の鍵の作成を鍵屋に頼む場合

車の鍵を急いで作成してほしいときは、鍵屋に依頼することをおすすめします。鍵屋に依頼すれば、即日で作成してもらうことができます。

ここでは、鍵屋に依頼した場合の納品までの流れ、料金の目安をご紹介します。ぜひ、依頼するときの参考にしてみてください。

納品までの流れ

鍵屋に依頼する場合、自分がわかる範囲でいいので、まず車種・グレード・鍵が特殊なものかなどを確認し、業者に電話で伝えましょう。車に関する情報が多いほど、どのような鍵を紛失したかがわかるので、鍵屋が作成する鍵の精度が高くなります。

近くの業者であれば、5分ほどで駆け付けてもらうことができます。到着後、現地で見積り、即日に納品してもらって完了という流れです。

ただし、部品がないなどの理由で鍵屋が対応できないこともあります。その場合は、ディーラーに依頼しましょう。

料金の目安

紛失した車の鍵の作成・開錠を鍵屋に依頼した場合に、かかる費用の目安を以下に示しました。

鍵の開錠：約8千円～約1万円
鍵の作成：約3万円～約6万円

上記で示した費用相場は、目安にすぎません。鍵の作成・開錠にかかる費用は、車種やイモビライザーの搭載の有無・スマートキーかどうかなどによって変動します。

また、業者によっては見積り費用や出張料金などがかかることもあります。そのため、依頼する前に電話で状況を伝えて、大体どれくらいの金額になるか見積ってもらうようにしましょう。

なくした車の鍵がイモビライザー（スマートキー）だったら

なくした車の鍵がイモビライザーを搭載したものである場合は、その旨を鍵屋に伝えましょう。鍵屋によって、イモビライザーに対応できる業者と対応できない業者がいるからです。

ここでは、なくした車の鍵がイモビライザーを搭載したものである場合の対処法や、自分の鍵がイモビライザーを搭載したものかどうかを見分ける方法などについて解説していきます。では、順に見ていきましょう。

鍵屋では交換できないことが多い

なくした車の鍵にイモビライザーが搭載されているのであれば、依頼する前にその旨を電話で伝えましょう。イモビライザーが搭載された車のスペアキーを作成するためには、特殊な道具と部品が必要ですが、鍵屋によって持っているところと、持っていないところがあります。

早く車を使用できるようにしたいときは、イモビライザーに対応できる鍵屋を見つけましょう。急いでいない、または、対応できる鍵屋が見つからないときは、ディーラーに依頼しましょう。

ただし、ディーラーは車があるところまで駆け付けてくれません。ロードサービスに電話するなどしてレッカーを手配し、ディーラーまで車を運んでもらいましょう。

イモビライザーとは？

イモビライザーとは、車両の盗難を防止するための装置です。鍵の内部に記憶されているIDと車本体のIDを照合して一致した場合に、エンジンを始動できるようになっています。

そのふたつのIDの組み合わせは、数百万通りといわれており、簡単には解読することができません。そのため、IDの複製はほぼ不可能なので、イモビカッターという道具でIDをリセットします。このような理由からイモビカッターを持っていない業者ではイモビライザーを搭載した車に対応できないのです。

また、スマートキーはカバンやポケットに入れたまま車に近づくだけでドアの開閉ができたり、鍵穴に鍵を差さずにエンジンを始動したりできるイモビライザーキーです。使っている車の鍵がスマートキーであれば、基本的にイモビライザーが搭載されています。

自分の鍵がイモビライザーか見分ける方法

なくした鍵がイモビライザーを搭載しているときは通常、窓に車と鍵のイラストがかかれたステッカーが貼ってあります。貼ってなければ、車から鍵を抜き、インジケーターランプを見てみましょう。インジケーターランプの多くは、鍵のマークや、車と錠前が重なっているマークで表示されています。

イモビライザーが搭載されていれば通常、このマークが点灯か、点滅します。ただし、この方法は確認の目安にすぎません。盗難防止装置もイモビライザーのように点滅することがあるからです。

イモビライザーを搭載していてもインジケーターランプがない車もあるので、ディーラーか業者に確認するのが確実です。

その他の車の鍵の種類

車の鍵には、通常の鍵やリモコンキーもあります。通常の鍵やリモコンキーは、イモビライザーを搭載している鍵よりも、防犯面で劣ります。

ここでは、そんな通常の鍵・リモコンキーについて解説いたします。まずは、通常の鍵から見ていきましょう。

通常の鍵

通常の鍵は、ドアのロックとエンジンの始動に同じ鍵を使用します。ドアをロックしたり開錠したりするときは、ドアについている鍵穴に鍵を差し込みます。

エンジンをかけるときは、車の鍵穴に差し込みます。通常、鍵穴のピンと差し込んだなかの鍵山が一致すると、鍵を回すことができ、エンジンがかかります。

ただし、スペアキーがあれば簡単に開錠できるうえに、エンジンまでかけることができます。このように防犯に問題があることから、最近は車にほとんど使用されていません。

リモコンキー

リモコンキーは、別名ワイヤレスキーとも呼ばれています。鍵穴に差し込まなくても、鍵についているボタンを押すだけで、ドアを開錠することができるので便利です。

ただし、エンジンを始動させるときは、通常の鍵と同様です。車の鍵穴に差し込み、なかのピンと鍵山が一致すれば、鍵が回りエンジンをかけることができる仕組みです。そのため、防犯レベルは通常の鍵と同じくらい低いといえます。

車の鍵を紛失したときにやるべきこと

インロックしてしまった場合は、JAF・任意保険のロードサービス・鍵屋のいずれかに連絡すれば、開錠してもらえます。車の鍵を探したけれども見つからない場合は、まず警察に遺失届を出しましょう。

ここでは、インロックした場合と鍵をなくした場合の対処法について解説いたします。このようなトラブルにあった場合は、ぜひ参考にしてください。

インロックの場合

車の鍵を車内に置いたまま鍵をかけてしまった場合、任意保険のロードサービスやJAFに連絡しましょう。任意保険やJAFに加入していれば、無料で開錠してもらえることが多いからです。

しかし、任意保険やJAFに加入していない方は、鍵業者に依頼するほうがよいかもしれません。任意保険に加入していないと、そのロードサービスを受けることができません。

JAFの場合、非会員だと開錠してもらうのに、15,230円かかります。鍵業者に依頼するとそれよりも安い料金で開錠してもらえる場合があるからです。

鍵をなくした場合

なくした鍵を探したけれども見つからない場合は、近くの警察署または交番にいき、遺失届を出しましょう。遺失届を提出しておけば、誰かが拾って鍵が届くと警察から連絡が来るからです。遺失届の手続きなどについては、警察官が説明してくれますので安心してください。

すぐに用事があって車を使用する必要があるなど、鍵を急いで作ってほしい場合は、鍵業者に依頼することをおすすめします。鍵業者に依頼すれば、すぐに駆け付け、基本的に依頼したその日のうちに鍵を作ってくれるからです。

車の鍵の紛失に任意保険は適用される？

盗難や鍵穴を壊された場合は、基本的に任意の自動車保険が適用されます。ただし、車の鍵を自分の過失によって紛失した場合は、自動車保険を適用できません。

ここでは、自動車保険を適用できる場合と適用できない場合をご紹介します。まずは、適用できない場合から見ていきましょう。

紛失では適用されないことがほとんど

自分の過失が原因で車の鍵を紛失した場合は通常、任意の自動車保険の適用対象外です。「落とす」のも自分の過失が原因なので、基本的に保険は適用されません。ただし保険会社のなかには、鍵の紛失を火災保険などの保証の範囲内としているところもあります。

もし鍵を紛失した場合は、開錠や鍵の作成費用などを自分が加入している火災保険などで保証してもらえるかどうか、会社に確認してみるとよいでしょう。

盗難や鍵穴を壊されたときは利用できる

盗難によって車の鍵を紛失した場合や、鍵穴を壊された場合は、基本的に自動車保険の保証の範囲内です。盗難や鍵穴を壊されることは、自分の過失ではなく、不可抗力によって引き起こされたものだからです。

鍵の作成にかかった費用や、鍵穴の修理にかかった費用などは、保険会社に肩代わりしてもらえます。申請にはどのような書類が必要になるか、保険会社に確認しましょう。申請には通常、警察への被害届や鍵作成を証明する領収書などが必要になります。

トヨタの鍵に対応してくれる業者を探すなら生活110番！

車の鍵を紛失し、開錠や新しい鍵の作成を依頼できる業者を探したいときは、弊社が運営するサイト【生活110番】のご利用がおすすめです。

生活110番に掲載されている弊社加盟の業者は、全国に多数おり、さまざまな鍵トラブルに24時間対応することができます。料金も明示されているうえに、相場よりも低価格でサービスを提供しています。

また、請負賠償責任保険に加入しており、施工時に発生した損害が保証されるので、安心して依頼することができます。

まとめ

車の鍵を紛失し、トヨタのディーラーに新しい鍵の作成を依頼する場合、納品まで1週間ほどかかります。時間がかかっても費用を安く抑えたいという方は、ディーラーに依頼するとよいでしょう。

すぐに車を使用したい方は、鍵業者に依頼するのがおすすめです。鍵業者に依頼すれば、即日で鍵を作成してもらうことができます。

どの鍵業者に依頼してよいかわからない方は、ぜひ生活110番をご利用ください。そこからご依頼いただければ、お近くの業者をすぐにご紹介いたします。