車に急に乗れなくなった!自分でリモコンキーを修理して素早く対応

2021.4.30

車に急に乗れなくなった!自分でリモコンキーを修理して素早く対応


車の鍵にはリモコンキーと呼ばれる、いちいち鍵を刺さなくても使える種類のものがあります。非常に便利で使っている人も多いと思いますが、使えなくなった時にはそれだけ不便に感じます。

そんなときは誰でも、早く直したいと感じているでしょう。じつは、リモコンキーは故障してしまっても自分で直すこともできます。

今回はリモコンキーの修理方法について、水没やカバー破損などのケース別に解説していきます。ぜひ参考にしてください。

車のリモコンキーが使えなくなる理由

リモコンキーも精密機械なので、実はちょっとしたことで壊れることがあります。原因によってリモコンキーの修理方法は異なるので、考えられる原因を解説していきます。

■外装やボタンの破損
リモコンキーは電波を発することで車を解錠してくれますが、外装やボタンが破損してしまうと内部で接触不良を起こして、うまくリモコンキーに命令がいきません。プラスチックの筐体に、ひびが入っていないかをチェックしてみましょう。使っている期間が長くても、破損の原因になります。

■水没
ポケットに入れたまま洗濯をしてしまったりして、リモコンキーの内部が濡れた状態で使おうとすると、うまく動かないことがあります。もし誤って洗濯をしてしまった場合は、むやみにボタンを押さないように。そのままにしておけば直せる可能性があります。

■電波障害
リモコンキーは電波でやり取りをするので近くに強い電波を発するもの、例えばスマホなどが置かれているとうまく電波を発する事ができなくなってしまいます。この場合は、スマホからリモコンキーを離すことで解決します。しかしスマホの近くに常に置いておくと電池の消耗が早まり、電池切れの原因になります。

■電池切れ
おそらくもっとも多い原因は電池切れではないでしょうか。リモコンキーは電波を使っているので、電池がなくなればもちろん使えなくなります。リモコンキーの電池の寿命は一般的に、3年から4年ほどといわれています。しかし、リモコンキーの電池を自分で替えるのは難しそうだからと放置している人も多いのではないでしょうか。

リモコンキーの電池の確認方法はさまざまですが、目安としていつもは開けられていた位置からいつのまにかもっと近づかないと開かなくなってしまったという場合はすぐに替えたほうがいいでしょう。

車のリモコンキーが使えなくなる理由

まずは電池を替えてみよう!リモコンキーの電池交換方法

リモコンキーには電池パックのようなものが付いていないので、どうやって電池を交換したらいいかわかりにくいです。しかし、知ってしまえばそれほど面倒なことではありません。電池の交換方法は案外簡単です。

①メインキーを取り外す
リモコンキーには、電池が切れても開錠できるようにと電波に頼らないメインキーがついています。まずはこのメインキーを外しましょう。メインキーを外すには、リモコンキー側面のボタンを押しながら引き抜いてください。メインキーを外せたら次に進みます。

②こじ開ける
リモコンキーの側面にはよく見ると溝があります。この溝に先ほど引き抜いたメインキーを押し込んで、回しながらこじ開けてみてください。その後、リモコンキーのケースが二つに割れたら次に進んでください。

③基盤を取り出して電池を交換する
リモコンキーをこじ開けると、緑色の基盤が出てきます。この基盤をひっくり返すとボタン電池が入っているので、この電池を新しい電池と交換してください。電池を取り出すときは、マイナスドライバーなどでひっくり返すようにするとうまくできます。周囲の基盤に傷をつけないよう注意しましょう。電池を取り出せたら、溝に合わせて電池を取り付けます。

④ケースを元に戻す
あとは基盤を元に戻して、ケースをはめたら完了です。

電池を替えてもまだリモコンキーが動かないという場合は、次のリモコンキーの修理方法を試してみてください。

まずは電池を替えてみよう!リモコンキーの電池交換方法

電池を替えても反応しないときは……自分でできる修理の方法

リモコンキーをディーラーにもっていくと、ものにもよりますが1万円~2万円程度の費用が掛かります。高額なので、なんとか自分で直せないかと考える人も多いはずです。そこでこの章では、リモコンキーの修理を自分でする方法について解説します。

ひとことにリモコンキーを修理するといっても、リモコンキーの壊れ方も人それぞれです。その中でも多いのは水没とケース破損だと思われます。それぞれのケースにわけて解説していきます。

水没したリモコンキーは乾燥材に埋めて直そう

リモコンキーに限らず、水没により故障してしまう電子機器の原因は回線のショートです。防水でもなければポケットに入れたまま洗濯したり、何かの拍子で水たまりに落としたりすると中に水が入り込みます。そのまま使えば関係のないところに通電させてしまうので、リモコンキーは壊れてしまうのです。そのため水没させてしまった場合は、使えるかどうかの確認などのためにリモコンキーのボタンを押してはいけません。裏を返せば水没させたとしても通電させなければ、故障はしないということです。

そんなとき役に立つのが乾燥剤です。修理のためには内部の水を完全に乾かす必要があります。お菓子などについている乾燥剤を使えば、その水気を飛ばすことができるのです。

まずは乾燥剤とビニールを用意してください。ビニールはリモコンキーの入る大きさであれば構いません。用意できたら最初にリモコンキーのケースを開けて電池をはずします。
場が整ったら最初にケースのほうを拭きとりましょう。同じように電池もふき取ってください。終わったらケースを再び組み立てて、用意しておいた乾燥剤とともにリモコンキーをビニールに入れてください。そのまま1日~2日放置すれば完了です。

カバーの破損はカバーを交換して直そう

カバーが破損して故障したリモコンキーは、内部でボタンと基板がうまく接触できないことで不調をきたしているケースが大半です。そのため破損していないカバーに交換することで正常になる可能性が高いです。

リモコンキーのカバーはネットでも購入することができます。ネットで購入する場合は純正品ではない可能性もあるので、こだわりのある人は注意しましょう。ブランクキーというまだ鍵になる前の状態の鍵を購入して、カバーのみ使うという方法もあります。好みの方法を選びましょう。

カバーが用意できたらまずは破損してしまったほうのカバーを外しましょう。カバーの開け方は「2.まずは電池を替えてみよう!リモコンキーの電池交換方法」を参照してください。破損個所に注意して中の基盤をとりだします。基盤が取り出せたら新しいカバーに基板を移植してください。あとは組み立てれば完成です。

電池を替えても反応しないときは……自分でできる修理の方法

無難なのはプロへの依頼!リモコンキー修理の依頼先

リモコンキーの修理は自分でもできますが、やはり自分でやるとちゃんと直ったのかどうかが心配なところです。特に水没の場合は通電させることで故障するので、いつになったらリモコンキーが使えるようになるかわからず困ることもあると思います。また精密機械でもあるためちょっとしたことで基板に傷がつけば、使えなくなってしまいます。

自分では難しいと判断したら素直にプロに依頼しましょう。

カーディーラーに依頼すれば純正品でカバーの交換などもしてくれます。ただカーディーラーに依頼するデメリットとしては高額になりやすい点があげられます。

鍵業者であれば迅速に対応してもらえる可能性が高いです。鍵業者といえば錠前のイメージが強いかもしれませんが、現在ではリモコンキーに対応してくれる業者も増えてきました。

また自動車修理屋でもリモコンキーの修理は請け負ってもらえるので、よくお世話になっている業者がいる人は頼んでみるといいでしょう。

まとめ

リモコンキーはとても使いやすくて重宝している人も多いですが、それだけに使えなくなったときは非常に不便に感じます。

リモコンキーの修理は破損の状態によって、さまざまなものがあります。ものによっては自分で修理したほうがコストもかからず経済的なので、できそうだと判断したときにはチャレンジしてみるといいかもしれません。

しかしリモコンキーは精密機械なので.、自分でやることが難しいケースも多々あります。直るはずだったものが直らなくなってしまうこともあるので、そういった場合はプロに依頼しましょう。急いでいる状況でも鍵屋であれば迅速に対応してもらえる可能性も高いです。壊れてしまったときは頼ってみてください。

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依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「鍵交換」をご覧ください。

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