スマートキーのインロックはなぜ起こる?相談先を把握しておこう!

2023.1.31

スマートキーのインロックはなぜ起こる?相談先を把握しておこう!

「車のスマートキーをインロックしてしまった……」
「インロックを解錠したい!」
「防げたかもしれない……原因を知りたい!」
などとお困りではありませんか。

車のスマートキーをインロックしてしまうと、自力では解錠できないので後悔してしまいますよね。どうしたらいいかわからなくなってしまったり、原因を特定して再発しないように予防したいと思ったりするかもしれません。

スマートキーのインロックが起きてしまった場合、スペアキーがなければ自力で解錠できないので、インロックを解錠できる業者に依頼する必要があります。
しかし予測できない出来事なうえ、インロックの対処をしたことがなければ、どんな業者に依頼したらいいかわからないのではないでしょうか。

そこでこの記事では、車のスマートキーをインロックしてしまったときの対処法や依頼先、原因と予防法をご紹介します。

この記事を読んでいただければ、インロックを解錠する依頼先の選び方や、再発を予防する方法がわかります。

生活110番では、スマートキーのインロックに素早く対応できる業者をご紹介できます。現地調査や見積りは無料で承っています。24時間365日、全国対応の無料相談窓口にて受け付けていますので、いつでもお気軽にご相談ください。

※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様の了承をいただいた上で、調査費用等をいただく場合がございます。

スマートキーの仕組みとメリット

スマートキーとは、鍵を使わずにドアの開錠や施錠を可能としている自動車のシステムのことです。スマートキーと車体の両方に電波を送受信する装置が付いており、それらが高度に暗号化されたやり取りをおこなうことで、車のドアを開け閉めしたりしているのです。

スマートキーが車体の近くにあれば、車体のボタンを押すだけで鍵が勝手に開いてくれます。そのため、わざわざカバンなどからキーを出す必要がなく、鍵の存在を気に留める必要もなくなるわけです。また、高度に暗号化された情報を読み解いてドアを解除するのは極めて難しいため、防犯性も高いというメリットもあります。

スマートキーとキーレスキーの違い

車のロックを遠隔操作できるという点で、キーレスキーを連想した方もいるのではないでしょうか。スマートキーとキーレスキーは名前だけ聞くとよく似ているように思えますが、エンジンのかけ方という点に大きな違いがあるのです。

キーレスキーの場合、鍵穴にキーを差し込んでひねることによってエンジンを作動させます。一方のスマートキーはというと、キーを所持した状態でブレーキを踏み、そしてコックピットにあるエンジンスタートボタンを押すことでエンジンを始動させるのです。

なお、スマートキーは電池切れを起こした場合のために、メカニカルキーを内蔵しています。メカニカルキーでドアの開錠をおこない、スマートキー本体をエンジンスタートボタンボタンに近づけることで、エンジンをかけることが可能になっているのです。

スマートキーはメーカーによって呼び名が違う

じつは、スマートキーはメーカーで名称が統一されていないことはご存じでしょうか。以下に示した通り、メーカーによってそれぞれ名称こそ違いますが、システム自体はどれも大きな違いはありません。ですので、名前の違いで混乱しないようにしましょう。

メーカー システムの名称 キーの名称
トヨタ スマートエントリー&スタートシステム スマートキー
ホンダ Hondaスマートキーシステム Hondaスマートキー
マツダ アドバンストキーレスエントリー&スタートシステム アドバンスキー
日産 インテリジェントキーシステム インテリジェントキー
スズキ キーレススタートシステム 携帯リモコン
三菱 キーレスオペレーションシステム キーレスオペレーションキー
スバル キーレスアクセスシステム アクセスキー

スマートキーをインロックしてしまう原因

手が塞がっているときでも開錠できるスマートキーは非常に便利です。しかし、一方でスマートキーには、キーが車内に残ったまま車が施錠されてしまうインロックの危険性が伴うというデメリットがあります。

近年販売されたモデルには、車内にキーを置いたまま施錠しようとすると、警告音でインロックの危険性を教えてくれる機能が搭載されています。ですが、電波の状態やキーの場所によってはその機能が作動せず、インロックが発生するおそれもあるのです。

スマートキーでインロックが発生する原因はいくつか存在します。いずれも防ぎようのないものではないので、常に気を配っておく必要があるでしょう。

キーの電池切れ

スマートキーに内蔵されている電池の残量が少なくなると、車体に向けて出す電波が届かなくなるときがあります。その場合、例えば、車に乗っているときに電池が切れてしまった場合、エンジンが止まった後に車の鍵がかかってしまい、車が動かせなくなったりします。スマートキーがおかしいと思ったら、まずは電池切れを疑いましょう。

電波の範囲外にキーがある

車体がキーの電波に反応するのは、あくまで車体の外部です。そのため、車内にキーを置いていたとしても、キーが付近にないと判断した車体がロックをしてしまう場合があります。車の中にスマートキーを置かないようにしましょう。

キーの電波が遮断された

スマートキーは車体に電波を飛ばすことでロックを解除しているのですが、その電波が強い電波やノイズなどによって妨害されてしまうと、勝手にロックされてしまう場合があります。強い電波やノイズは主に発電所やテレビ塔などから出るので、その付近にいる場合は注意しなければなりません。

インロックしてしまったときの対処法

実際にスマートキーでインロック状態になってしまった場合、スペアキーがない限りは個人の力でロックを解錠することはできません。以下のような業者や機関に依頼して、問題を解決してもらう必要があるでしょう。

ロードサービスを利用する

ロードサービスとは事故以外の車のトラブルを解決してくれるサービスです。会社によっては24時間365日電話受付してくれるところもあります。
ロードサービスで有名なところといえば自動車に関係するさまざまな業務に携わる一般社団法人「日本自動車連盟(JAF)」ですね。

こちらは会員になれば、ロードサービスをはじめとしたサービスを受けることができます。年中無休かつ日本全国に対応できるため、どんな場面でも相談できる頼もしい存在です。

もしJAFの会員だった場合は、JAFを呼んでインロックを解除してもらいましょう。乗員のうち1人でもJAFの会員であれば、無料で対処してもらえます。なお、会員でなくても有料でサービスを受け付けており、解錠の場合は最低で約15,000円の費用がかかるそうです。

ロードサービスをしてくれるところはたくさんありますので、自分にあった会社のプランに加入してみることも検討してみてくださいね。

鍵屋に依頼する

鍵のトラブル全般に対処できる鍵屋に依頼することで、車の鍵を開けてもらうことも可能でしょう。スマートキーの開錠に対応している業者であれば、JAFと同様に鍵開けをしてもらうことができます。

鍵屋の利点は、最寄りのお店であればすぐに駆け付けてくれるという点です。車種や鍵屋によって費用は変わってきますが、JAFに有料で依頼するより安い値段で鍵開けをしてもらえることもあるため、状況によってはJAFに依頼するのではなくスマートフォンで鍵屋を探してみるのもよいでしょう。

1秒でも早くトラブルを解決するなら、当サイト【生活110番】にお電話ください。
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ご相談は24時間365日受け付けているので、困ったときはいつでもお問い合わせください。

※対応エリアや加盟店によって変わります

購入したディーラーに相談する

鍵屋に相談する以外にも、車を購入したディーラーに連絡するという方法もあります。しかしながら、鍵の解錠を専属業務としていないため、連絡してからしばらく時間がかかることが多く、あまり急いでいない方向けの方法と言えます。

状況によっては119番に電話する

状況によっては119番にかける

状況によっては、鍵屋やディーラーではなく119番に連絡する方法があります。例えば、真夏の時期のクーラーが聞いていない車内に子どもが15分以上閉じ込められた場合、重度の熱中症にかかってしまうなどの人体にとって危険がせまる結果となってしまいます。
この場合は早く車の中から子どもを出してあげなければいけません。

どうしても、緊急を要する場合は119番に連絡をしましょう。

119番で鍵開けを依頼した場合、車内の子どもの救出を優先するため、車の窓を割って車内に侵入を試みることもあります。当然ながら車は傷ついてしまいますが、子どもの命を優先するためには仕方ないといえるでしょう。

インロックの予防方法

スマートキーでインロックを起こすと、状況によっては車体を破損させる必要性さえ出てきます。そのため、インロックにならないよう注意しなければなりません。では、どういった点に注意しなければならないのでしょうか。

電池交換を忘れない

電池切れによるインロックの発生を防ぐためには、当然ながら定期的にスマートキーの電池を交換しておく必要があります。スマートキーの効き目が悪いと感じたら、電池切れを疑うようにしましょう。スマートキーの電池を交換するおおまかな手順は、以下のようになります。

スマートキーの電池を交換する手順
1. スマートキーに内蔵されているメカニカルキーを抜き取る。
2. メカニカルキーを抜いた箇所に切り抜きがあるので、そこにドライバーを差し込みひねる。
3. スマートキーのカバーが開くので、内部にあるボタン電池をドライバーで取り外す。
4. 交換用のボタン電池を取り付ける。

メカニカルキーの抜き取り方やカバーを開く方法は、キーの種類によって多少の違いがあります。ですので、あらかじめ取扱説明書を読んでおき、誤ってスマートキーを破損しないようにしましょう。

なお、スマートキーに使用されるボタン電池も、キーの種類ごとにサイズや品番が異なっています。ですので、一度スマートキーを分解して電池のサイズを確認してから、交換用の電池を購入するのをおすすめします。

スペアキーを用意しておく

万が一インロック状態になってもドアが開けられるように、あらかじめスペアキーを入手しておきましょう。新車の場合はスペアキーが1つは付属しているはずですが、中古車にはスペアキーが付いていない場合が多いです。

もし中古車を買った関係でスペアキーを所有していない場合は、ディーラーなどに頼んで新たにスペアキーを作ってもらいましょう。1つ作るのに約20,000~30,000円はかかります。なかなか支出するのに渋ってしまう金額ですが、インロック対策のためにも必ず作っておきましょう。

スマートキーは常時持ち歩く

スマートキーは常時持ち歩こう

インロックを回避するうえで一番重要なのが、やはり常にスマートキーを持ち歩くということです。たとえほんの数分だけ車から離れるという場合であっても、スマートキーをポケットなどに入れておき、定期的に置き忘れていないか確認しておきましょう。

そこで注意しておきたいのが、鍵への意識です。スマートキーはカバンの中やポケットに入れっぱなしの状態でも開錠することが可能なので、鍵への意識が薄くなりがちです。キーホルダーをつけたり、目に入りやすい場所に保管したりするなどして紛失を防ぎましょう。

しかし、どれだけ注意深くしていたとしても、ふとしたきっかけでインロックを起こしてしまうこともあるでしょう。そうしたトラブルに備えるためにも、JAFに入会したり近辺の鍵屋を把握しておいたりしておくのをおすすめします。

まとめ

スマートキーでインロックを起こしてしまうと、たとえロードサービスであっても開錠に約30分~1時間はかかってしまいます。時間を無駄にしたくないと思うのなら、スマートキーを常に持ち歩く習慣をつけておくべきでしょう。もしものときに備えて、財布などにスペアキーを入れておくのも重要です。

近年ではインロック対策を講じたモデルも増えましたが、いつどんなアクシデントが起こるかわかりません。もしものときに焦らないよう、事前に鍵の業者に相談しておくのもひとつの方法です。場合によっては、より早く現場に到着してくれることもありますよ。

「どんな鍵屋に依頼したらいいんだろう……」「今すぐ解錠したい!」などといった場合は、当サイト【生活110番】にご相談ください。
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