鍵をピカピカに！鍵のさびや汚れを落とすには何を使えばいい？

日常生活において、毎日使用することになる鍵。長年使っていると鍵がさびていたり汚れていたりしますよね。使えているから大丈夫、と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、それはとても危険です。

ある日、急に使えなくなってしまい、開かなくなってしまうかもしれません。無理に開けようとすれば、壊れてしまい鍵の交換をしなければいけなくなるでしょう。
今回は、鍵のさびや汚れを取る方法や、その際の注意点などをご紹介します。

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鍵のさびや汚れを取るには

汚れている場合

鍵が汚れている場合は、歯ブラシなどを使用して鍵をなぞるように軽く磨きましょう。力を入れて磨くと鍵に傷がついてしまい、一層汚れやほこりなどの悪影響が出てしまいます。

軽く磨いても汚れが残っている場合は重曹が有効になります。
重曹に水を加えペースト状になったものを歯ブラシなどにつけ、鍵を磨きましょう。ブラシなどでは落とせそうにない細かな溝にある汚れなどは、器に水をいれ、そこに重曹と鍵を入れて放置してください。汚れが取れたら、取り出して水洗いをし、水分をよく拭き取り乾燥をさせてください。

さびている場合

鍵がさびている場合は、重曹を使っても効果がありません。
おそらく青緑色のさびが付いていると思われます。これは緑青（ろくしょう）といい、銅に発生しますが害はありません。
いくら害はないとはいえ、そのままにしたくないでしょう。さびは、酸性のものを使用するとよく落ちます。

詳しくは「鍵のサビは早く落として故障を防ごう！簡単にサビを落とす2つの方法 」にてご紹介していますので、よろしければご覧ください。
　　　　　　

頑固な鍵のさびには「さび落とし」や「クエン酸」

鍵のさびを落とすには上記の他にも、さび落としやクエン酸が有効です。

さび落としの使い方

『さび落とし』とは、その名の通りさびを落とすために開発された商品です。鍵がとてもきれいになるのですが、手袋を着用して使用するのを推奨されている通り強力な作用を持っています。鍵が新品と見間違えるほどきれいになりますので、興味を持たれた方は充分に注意をしてから使用してください。

クエン酸の使い方

そこまで強力な効果を持っているものを使いたくないと思われた方は、クエン酸を使用してください。こちらは食品にも使われているものになり安全性が高いです。

容器に水かお湯を入れ、クエン酸を投入して溶かしてください。クエン酸は水よりお湯の方が溶けやすくなります。その容器の中へ鍵を入れ一晩置いたあと、水でよく洗い乾燥させてください。
　　　　　　

鍵のさびや汚れで起こる不具合

鍵がさびや汚れが付いている場合、鍵が鍵穴に挿しづらくなってしまう、挿すことができても回しづらい、などの不具合が生じます。これをそのままにしておくと、鍵が折れる、開かなくなってしまう、といったトラブルへと発展してしまいます。

そのようなことが起こる前に、上記のような方法でメンテナンスをしっかりとしておきましょう。もし、古くなっていた場合は新しいものに取り換えることもおすすめです。

鍵や鍵穴をメンテナンスするときの注意点

メンテナンスが大事とはいえ、強くこする、水分を残したまま放置などをしていると、逆効果になってしまいます。軽い汚れ落としや、定期的なメンテナンスならば柔らかい布での乾拭きをするだけでも充分に効力を発揮します。鍵がさびてきたと感じたならば大規模なメンテナンスをするといいでしょう。

鉛筆を鍵に塗ることで代用することも可能ですが、使用した後はきちんと拭き取ってください。残った黒鉛が鍵穴へ溜まってしまうとつまり、故障の原因となってしまうことがあります。

鍵穴をメンテナンスする場合は通常の潤滑油を使用せずに、鍵穴用の潤滑剤を使用してください。鍵専用でない潤滑油を使用した場合は、初めはスムーズに使用することができますが、その内油が固まってしまい、故障の原因となってしまうケースが多いです。このような状況になってしまったら鍵屋さんへ行くしかなくなってしまいます。
詳細については「鍵穴にシリコンスプレーは故障の原因！鍵穴の動きを改善する方法とは」でも詳しくご紹介しています。
　　　　　　

まとめ

鍵は毎日使うものですから、できるだけきれいな状態で保存しておきたいですよね。大規模な大掃除をする必要はなく、毎日ちょっとだけ拭くだけでも鍵の寿命は延びるでしょう。

鍵のさび、汚れはどうしてもついてしまうものでもあります。これを放置していると、鍵だけの問題ではなくなっていきます。少しでも「おかしいな？」と感じたら、鍵屋さんへ持って行き、見てもらうのもいいでしょう。

紛失時のカギ開け・交換・修理を依頼できる業者や料金

依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「紛失時のカギ開け・交換・修理」をご覧ください。