玄関の鍵にパスワードを!?テンキーを鍵に使って防犯に役立てよう

2022.7.13

玄関の鍵にパスワードを!?テンキーを鍵に使って防犯に役立てよう

防犯性能の高いテンキー鍵。この鍵を取り入れれば、簡単にご自宅の鍵の防犯性能を上げることができます。取り付けやすく高性能なテンキー鍵は近年、さまざまな場所で活用されています。

病院、学校、銀行……その安全性能は、世の中に広く認められているのです。これを機に、テンキー鍵の取り付けを検討してみませんか?

今回の記事では、テンキーのメリット・デメリットから相場価格、おすすめの商品までご紹介していきます。テンキーをご自宅にも設置して、安心できる生活を守りましょう。

高い防犯性能が魅力!テンキー鍵のメリット

テンキーとは鍵の一種で、主に0~9までの数字ボタンまたはパネルで構成されています。鍵が必要ない、という新しさから近年では広く普及してきたこのテンキー鍵。ここまで普及した理由は、その高い防犯性能にあるのです。ここでは、テンキー鍵のメリットについて詳しく解説していきます。

テンキー鍵のメリット

鍵を紛失する心配がない

テンキー鍵は、暗証番号を入力すれば開錠・施錠することができます。そのため、おのずと鍵を持ち歩く必要がなくなり、鍵を紛失する心配もなくなるのです。

ただし、暗証番号は憶えておく必要があります。これを忘れたり、メモした紙を落としたりしてしまうと大変なので、自分だけが分かる、忘れない番号を考えておきましょう。

 

防犯性能が高い

通常の鍵の場合、鍵を紛失してしまうと空き巣などに悪用 され、自宅に侵入されてしまうおそれがあります。また、ピッキングによる不正開錠の対策もとっておかなければなりません。

しかしテンキー鍵は鍵そのものを必要としないため、紛失して空き巣に悪用される心配がなくなります。さらには、テンキーには基本的に非常用の鍵穴以外の穴はない商品が多いため、ピッキング被害にあう心配もないのです。

万が一番号を他人に知られてしまった場合は、すぐに番号を変更して対処することができます。また定期的に自分でも暗証番号を定期的に変えることにより、常に防犯意識を高く持つことができるでしょう。

 

空き巣に狙われにくくなる

空き巣などの泥棒の多くは、侵入しやすい家を下見するといわれています。ここで鍵が古く、開錠しやすそうなタイプであれば、空き巣にも狙われやすくなってしまうでしょう。

テンキーの場合、暗証番号が分からなければ基本的に開けることはできなくなります 。無理やりこじ開けようにも時間がかかってしまうため空き巣にも嫌われ、狙われにくくなるのです。

 

後付けが簡単で広範囲に設置可能

テンキー鍵は、大きな工事を必要とせず、簡単に後付けすることができます。現在使用している鍵を取り外し、後付けでテンキー鍵を設置すれば完了です。

またテンキーにはボタンタイプとタッチパネルタイプがあり、引き戸・開き戸問わずさまざまな個所に設置できます。屋外、屋内を問わず、「鍵を取り付けたい場所」に施工できる便利さがあるといえるのではないでしょうか。

テンキー鍵とは

ふたつのタイプから選ぶ!テンキーの種類と用途

テンキー鍵には、「自動施錠タイプ」と「手動施錠タイプ」の2種類があります。開錠する際に暗証番号を押すという操作性は同じですが、その仕組みや使用される場所が異なっているのです。

【自動施錠タイプ(オートロックタイプ)】

自動施錠タイプはオートロックタイプとも呼ばれ、電気を使用するものが一般的です。主にマンションなどの住宅関連に利用されていることが多く、比較的なじみ深いタイプなのではないでしょうか。

自動タイプのテンキー鍵はドアが閉じると自動で鍵がかかるため、その使いやすさと防犯性の高さが評価されています。

 

自動施錠タイプの用途

・マンション
・寮
・社宅

 

【手動施錠タイプ】

手動施錠タイプは、電気を使わないメカニカルな仕組みが特徴のテンキーです。主に銀行や病院、公共施設などに用いられています。停電などで電気が止まってしまっても動作するため、非常時にも安心できるというメリットがあります。

また、電気を使わないため自動施錠タイプに比べて雨風に強く、衝撃にも耐えることができます。このように設置する場所の制限が少ないのも、手動タイプのメリットといえるでしょう。

 

・会社
・銀行
・病院
・幼稚園/保育園
・倉庫

 

こんなに便利!テンキー鍵のメリット

犯面を強化!おすすめテンキー3選

ここでは、さまざまな面からおすすめできるテンキー鍵を3つ紹介していきます。


美和ロック (MIWA) TK4Lシリーズ ランダムテンキーロック U9TK4L33-1

こちらの商品は自動、手動両方のタイプに対応しており、さまざまな用途で活躍してくれます。デジタルパネルになっており、夜は明るく点灯します。

パネル式テンキーの性質上、同じ数字ばかりタッチしているとその部分に跡が残ってしまう危険性もありますが、この商品はランダムテンキー機能を搭載しています。そのため、指の跡が残る心配も ありません。

その他にも、入力に4回失敗すると3分間解錠できなくなる機能や、数年間電池の切れない設計など、便利な機能が盛りだくさん。多機能かつ防犯性の高い商品で、おすすめの一品です。


長沢製作所 キーレックス 500シリーズ ボタン式 暗証番号錠 本締錠型

テンキーとして人気の「キーレックスシリーズ」の一品です。構造はシンプルで、ボタン式のテンキーとなっています。電池を使用していないため、電池や配線の悩みを抱える心配はありません。

また無理に開けようとするとレバーが空転し、破損を防ぐ安全機能も搭載されています。シンプルですがそれゆえ質も高く、長く愛されるおすすめ商品です。


テンキー錠 edロックPLUS

デジタルパネルに暗証番号を入力するタイプのテンキーです。テンキーでの解錠・施錠はもちろん、ICカードやケータイなどでも操作できる設計になっています。

レバーや内鍵は既存のものを利用します。電気的な配線は必要なく、簡単に設置することが可能ですが、扉の型式によっては取り付けができない可能性もあります。ドアノブ型や特殊な造りの扉・レバーでは利用できないこともあるため、注意しておきましょう。

暗証番号バレに注意!テンキー鍵のデメリットと対策

非常に便利かつ、さまざまな用途に利用されているテンキー鍵ですが、そんなテンキー鍵にもデメリットがあります。ここではテンキー鍵のデメリットとその対処法について解説していくので、購入・取り付けを検討されている方はぜひ参考にしてください。

暗証番号をのぞき見られてしまう危険性

番号を入力する際、近くに人がいると、その手の動きを憶えられて番号を知られてしまいます。また、タッチパネル式のテンキーだと毎回押していくうちに指の形がパネルに残ってしまい、暗証番号が分かってしまうというデメリットもあります。

このデメリットの解決策として、近年では「ランダムテンキー」という技術が用いられています。これは、番号を入力する際に毎回、番号の配列が変わるというものです。この機能の開発により、手の動きを空き巣に読まれたり、暗証番号の部分に指の跡が残ってしまう危険性が大きく減少しました。不安な方は、この機能がついているかを確認してみましょう。

暗証番号の管理

テンキー鍵は、暗証番号を入力する必要があるので、もしその番号を忘れてしまうと施錠や開錠ができなくなってしまいます。

また何度も暗証番号を入力し立て続けに間違えてしまうとロックがかかり、一定時間暗証番号の入力ができなくなるタイプのキーもあります。暗証番号を管理する責任者はパスワードを控えておく必要がありますが、誰かが拾ったとき に分かるようなメモとして残すのはよくありません。

メモをしておくのもよいですが、基本的には憶えていられるようなパスワードにしておくことも大切です。もしメモを紛失してしまった場合は、急いで暗証番号の変更をおこないましょう。

暗証番号の伝え漏れ

こまめにパスワードを変更する場合、どのようにパスワードを家族などと共有していくのかを考えることが大切だといえます。

鍵の受け渡しは必要ないものの、パスワードの受け渡しが円滑にできなくてはいけません。口頭で伝える場合は周りに聞かれないように、紙やメールで伝える場合は紛失・複製の対策を十分にとるようにしましょう。

テンキー取り換え工事の費用相場は?

既存の鍵からテンキー鍵に交換したい際には、取り換え工事をしなければなりません。この工事は一般の方でもできないことはないですが、鍵を外したり工具を利用したりと難しい作業も多い作業になります。無理におこなうと逆に破損してしまう危険性もあるため、慣れていない方は業者へ依頼する方法が無難でしょう。

〇テンキー鍵に交換・取り付けをする際にかかる費用相場:約2万円~5万円

この費用は、単純に交換、取り付けをする際にかかる費用です。この金額プラス出張費などがかかるケースもあります。

またテンキー鍵は特殊な鍵に分類されるため、業者による具体的な交換費用は公開されていないことが多いでしょう。原因としては、実際の現場や取り付ける商品が分からないと金額も決められない、という理由が多いといわれています。

料金感覚の食い違いを起こさないためにも、商品の型番ややってほしい作業などを細かく説明し、大体の費用を教えてもらうようにしましょう。また、複数の業者を比較することも大切です。サービスや費用面と相談して、よりよい業者を選びましょう。

まとめ

0~9までのキーがついており、暗証番号を入力して開錠・施錠することのできる鍵を「テンキー鍵」と呼びます。鍵を持ち歩く必要がないという利便性の高さや、鍵の複製やピッキングなど、鍵開けをされる危険性がない点がメリットといえるでしょう。

また、テンキーはさまざまな用途に利用されています。学校や病院などでも使われていることからも、安全性の高さがうかがえますね。

「テンキー鍵の取り付けを検討している」「テンキー鍵について詳しく知りたい」とお考えであれば、最適な鍵業者をお探しください。業者選びの際は、比較検討を忘れずおこなうようにしましょう。

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