鍵番号の悪用注意!実はとても重要な鍵番号についてまとめ

2021.4.30

鍵番号の悪用注意!実はとても重要な鍵番号についてまとめ

純正キーには鍵番号というものがあります。以外にも知らないという人が多いようです。鍵番号はとても重要なものです。覚えておけば、万が一のときに役に立つでしょう。

今回は鍵番号の重要性と、鍵番号を悪用されないために気を付けておきたいことについて見ていきましょう。

鍵番号とは?

純正キーには必ずメーカー名とその反対側の面に数字とアルファベットの組み合わさったものが刻印されています。これが鍵番号です。
鍵番号とは簡単に言うと鍵の設計図のようなものです。番号で段差、穴の大きさ、角度を示しています。鍵番号は数字とアルファベットの組み合わせが基本となります。

鍵番号はヨーロッパなどでは500年前から存在すると言われています。鍵を失くしたときや、追加注文のために、オリジナルのメーカー品を作るには必要不可欠なものだったようです。

鍵番号はクレジットカードの番号のようなものです。とても重要なもので、決して他人に知られないようにいなければいけません。

鍵番号の悪用注意!実はとても重要な鍵番号についてまとめ

鍵番号で純正キーと合鍵を見分ける

純正キーは合鍵を作製するときに必要なものです。
合鍵は純正キーよりも精度が悪くなっています。合鍵から合鍵を作るとさらに精度が劣るため、不具合が起きてしまう可能性があります。そのためお店で合鍵を作るときに純正キーがなければ、合鍵を作製することができない場合がほとんどです。

お店で合鍵を作製してもらうときは、持っている鍵が純正キーであるか見分ける必要があります。

純正キーと合鍵では鍵に刻印されているメーカー名と番号が違います。

純正キー

純正キーにはメーカー名箇ロゴの刻印がある場合がほとんどです。
反対の面には鍵番号が刻印されています。
鍵番号は一般的には桁数が多いです。数字とアルファベットの組み合わせで10桁ほどあります。
鍵番号のない鍵は、基本的にカードなどが付属しています。

合鍵

合鍵には、合鍵用の鍵メーカーのメーカー名かロゴが刻印されています。
ただし、鍵番号は刻印されていません。鍵番号の代わりに、商用番号が刻印されています。商用番号は桁数が短く、4桁程度です。
商用番号はいずれかのアルファベットに続いて、1~3桁の数字が並ぶことがほとんどです。

また、合鍵は表面には何も刻印されておらず、裏面にメーカー名と商用番号が刻印されていることが多いです。一面が何も刻印されていなければ合鍵と思って間違いないでしょう。

鍵番号で鍵の作成を依頼する

鍵番号が分かれば、鍵番号から鍵を作成することができます。覚えておいたら、鍵を失くしてしまったり、もう1本鍵を作成したいというときに役に立つでしょう。

鍵を作成したいと思っても手元に合鍵しかない場合、お店に持って行って鍵を作成してもらうことができません。ですが、鍵番号とメーカー名を控えておけば、鍵番号から鍵を作成することができます。

合鍵を作製しているお店に純正キーを持って行って、合鍵を作る場合、合鍵の元となるブランクキーを専用の機械に通して純正キーとほぼ同じ形に仕上げます。
純正キーを見本に複製しているため、若干精度が落ちていまいます。そのため鍵穴を傷めてしまうこともあるでしょう。

鍵番号を伝えて鍵を発注してもらえば、元の純正キーと同じ質のものを作ることができるため、鍵穴を傷める心配はありません。

鍵番号を知っていれば、インターネットからも鍵を注文することができます。
鍵作成を行っているサイトに鍵番号を入力し、注文をします。すると合鍵作成業者からメーカーに発注をかけます。配送され、本人確認をもって出来上がった鍵を受け取ることができます。

自分の鍵の鍵番号はもしものときのために覚えておきましょう。

鍵番号の悪用注意!実はとても重要な鍵番号についてまとめ

鍵番号を悪用されないためにできること

鍵番号を知っていれば、誰でも同じ形の鍵を簡単に作ることができます。インターネットで合鍵を注文するとき本人確認を行いますが、鍵の注文者が鍵の所有者であることを特定することは困難です。

実際に鍵を作って侵入されたという事件も起きています。
純正キーはしっかりと管理して鍵番号を知られないようにしなければいけません。

鍵を見せないようにする

鍵に刻印されているメーカー名と鍵番号は鍵の設計図です。むやみに他人に見せてはいけません。鍵番号を見られないようにキーカバーをするといいでしょう。また、新しくキーケースを買った、キーホルダーを買ったとインターネット上にアップするときも注意が必要です。鍵番号・メーカー名・鍵の形状が分かる写真を載せてしまうと、それを見た誰かが同じ形の鍵を作成することができます。

鍵を置きっぱなしにしない

置きっぱなしにすると、知らない間に他人に鍵番号を知られてしまいます。会社の机に置いたままにしていたり、食事に行ったときにテーブルの上に置いたまま席を立ったりすることはやめましょう。

鍵を貸さない、預けない

知人に鍵を貸してしまうと知らない間に鍵を店に持ち込んで合鍵を作製していたり、鍵番号から新鍵として注文されることがあります。
鍵を他人に預けることも鍵を作成されてしまう恐れがあります。
どうしても誰かに鍵を貸したり、預けなければいけない場合は合鍵の方を渡すようにしましょう。また、鍵番号から新鍵を作成できるということを覚えておきましょう。

まとめ

純正キーに刻印されている鍵番号は鍵を作成することのできる重要なものです。覚えておくことで、もしもの時に役に立つでしょう。
ただ、鍵番号を知っていれば誰でも鍵を作ることができてしまいます。鍵はしっかりと管理し、鍵番号を知られたり、お店に持って行って合鍵を作られることがないようにしましょう。

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