車の合鍵はこうすることで作れる!そのタイミングや費用はいくら?
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生活には欠かせないものである車ですが、マスターキーだけでなくスペアとなる合鍵を持っておくといざという時に安心です。「でも、車のスペアキーはどのタイミングで作ればよいの?」「車の合鍵を作ると言っても費用の相場がわからないし……」と思う方もいるでしょう。
そのような方のためにも今回は車の合鍵を作る時のタイミングや費用の相場を紹介します。
目次
車の合鍵を作るタイミング
車の合鍵をつくるタイミングはそれぞれですが、以下のような時に作ることが多いです。
・車を購入した時
車を新しく購入した際に合鍵があると、マスターキーを持っていても安心感が生まれます。作った合鍵はマスターキーとは別の場所に保管をしておきましょう。
・鍵を紛失した時
マスターキーを紛失した場合に合鍵を作るパターンです。
車の合鍵を用意しよう
車の合鍵を用意しておくと、万一紛失した際に車の解錠ができます。もし紛失をしてしまった後にあわてて合鍵を作ると、場合によっては1週間やそれ以上時間がかかり、その間車に入ることができなくなってしまいます。
車の合鍵はもしもの時のためにあらかじめ用意をしておくようにしましょう。
車の合鍵を作成する方法
車の合鍵は以下のような場所で作成をすることができます。
カー用品店
カー用品店で鍵を作ってくれるところもあります。ただし、キーレスやスマートキー、イモビライザーのついていない鍵に限ります。
ホームセンター
ホームセンターで車の合鍵を作るサービスを行っているところがあります。ただし、これもキーレスやスマートキー、イモビライザーがついていない鍵に限ります。
鍵屋
合鍵製作のプロに依頼をすることで鍵を作ることもできます。これもキーレスやスマートキー、イモビライザーがついていないものに限りますが、合鍵製作のプロによっては鍵本体(電子認証はない)だけならば製作できるところもあると言われています。
ディーラー
キーレスやスマートキー、イモビライザーがついている鍵を紛失した場合はディーラーに連絡をして合鍵を作ってもらいましょう。また、外車の鍵もディーラーに頼まないと作れないことがあります。
車の合鍵を作成するのにかかる費用相場
車の合鍵を作成するのにかかる費用相場は以下の通りになります。
簡単なタイプの鍵
場所によって違いますが、一番簡単なタイプの鍵であれば約350円から500円程度で作成することができます。ただし、最近の鍵はほとんどが電子による鍵認証システムを搭載しているため、その値段で作ることができるのはそのような機能を搭載していない鍵になります。
キーレスやスマートキー、イモビライザーの場合
キーレスエントリーやスマートキー、イモビライザー搭載車の場合は値段が高くなります。その理由は、電子情報の再登録費用がかかるという点にあります。それだけではなく、リモコン本体の値段が加わることで、値段は安いもので10,000円、高いものになると60,000円ほどにもなると言われています。
また、このようなタイプの鍵は部品を取り寄せなければいけないほか、情報の再登録の必要があるため通常の鍵より作成に時間がかかります。その時間は早くて3日、遅くて1週間と言われています。
外車
BMWやベンツなどの外車のスペアキーは、使用材質の違いもあり、国産車のスペアキーよりも値段が高くなります。国産車の鍵は、真鍮にクロムやニッケルなどのメッキを施したものが基本になりますがBMWやベンツは鍵の素材に鋼材を使用しているため、合鍵製作のプロに依頼しても素材が固すぎて加工できない場合がほとんどです。
そのため、ディーラーの純正のスペアキーを購入する必要があります。その値段は約5,000円と言われ、イモビライザーやスマートキーが搭載されている場合はさらに高くなります。
車のスペアキー作成 | |
項目 | 料金 |
通常タイプ | 300~500円 |
キーレス、イモビ付きなど | 10,000~30,000円 |
外車 | 5,000円~ |
車の合鍵を作成する際に注意する点
先述したように、車の合鍵を製作する場合は合鍵製作のプロではなくディーラーから直接購入しなければいけないものもあります。個人の電子情報が登録されているものや一部の外車はその対象となります。
そのため「合い鍵を製作しよう!」と思っても車種によっては受け付けてもらえない場合もあるので注意が必要です。
車の鍵を紛失したらどうすればいいのか
車の合鍵を持っておらず、車のマスターキーを紛失してしまった場合は以下のような対処が必要になります。
ロードサービスや鍵開けのプロに依頼をする
車の鍵を紛失して、その場所が車内であるなど具体的な場所がはっきりしている場合はロードサービスや鍵開けのプロに依頼をして車のドアを開けてもらいましょう。
ロードサービスに依頼をする場合、例えばJAFの会員であれば無料で解錠してくれることができます。非会員の場合でも約15,000円で解錠してもらえます。鍵開けのプロに依頼をしても解錠してもらうことはできるため、料金を比較してどちらかに依頼するのもよいでしょう。
合鍵製作のプロやディーラーに鍵の作成を依頼する
車の鍵を紛失したうえ、場所も全く見当がつかないという場合は合鍵製作のプロやディーラーに依頼をして新しく鍵を作ってもらいましょう。緊急の場合は合鍵製作のプロが速く鍵を作ってくれますが、先述したように対応できない鍵もあるため、そのような鍵はディーラーに依頼をしましょう。
警察に遺失届を出す
車の鍵を紛失したということは、誰かがその鍵を拾って悪用するということも考えられます。車の鍵がどこを探しても見つからない場合は早めに警察に連絡して遺失届を出しましょう。遺失届は電話で届け出ができるほか、インターネットで対応している警察署もあります。
車の合鍵をしっかり保管しよう
車の合鍵を作ってもらえたとしても、その合鍵事体を紛失してしまっては意味がありません。車の合鍵を作ってもらった場合は、しっかり保存をしましょう。合鍵に限らず、鍵はなくさないようにするのが一番です。
まとめ
車の合鍵は簡単なものであればホームセンター・カー用品店・業者に作ってもらうことができます。合鍵製作のプロに頼めば即日で作ってもらえるところもあるため、緊急の場合は合鍵製作のプロに相談するのもよいでしょう。
また、キーレスやスマートキー、イモビライザーがついている場合はディーラーにすぐに相談するようにしましょう。
合い鍵製作を依頼できる業者や料金
依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「合い鍵製作」をご覧ください。
※対応エリアや加盟店によって変わります