芝生は日陰で育てられる?芝生の選び方と育て方のポイントを紹介!

2021.4.30

芝生は日陰で育てられる?芝生の選び方と育て方のポイントを紹介!

「お庭に芝生を植えてみたい!」と考えている方のなかには、「芝生を日陰に植えて大丈夫?」「日陰に植えるとしたらどんな品種を選べばいい?」「日陰に植えている芝生を育てるポイントは?」といった疑問をおもちの方も多いと思います。

このような疑問を抱えたまま、芝張りをするのは不安ですよね。
今回の記事では、これらの疑問にまとめてお答えいたします。芝生を日陰で育てるまえに、ぜひ一読してみてください。

芝生は日陰でも育てられるのか

「芝生を張りたいけど、日陰になってしまう場所だから不安……。」といったお悩みを解消するために、まずは芝生を日陰でも育てることができるのか、という点を解説します。

結論からいうと、完全な日陰である場所では芝生を育てることはできません。芝生の生育には、1日5時間程度の日照時間が必要であり、あまりにも少なくなってしまうと育てることができません。

芝生に限らず、植物は光合成をすることで生きていきます。とくに芝生は日光を好むので、元気に育てるためには日当たりが重要です。

      芝生は日陰でも育てられるのか

比較的日陰に強い品種はこの4つ

日当たりの妨げになっているものを取り除いたりすることで、日陰をなくすことができる場合もありますが、どうしても日陰になってしまうケースもあるでしょう。

もし芝生を日陰に植えたい場合は、日陰に強い品種を選んでみましょう。完全な日陰ではない限り、育てることができるかもしれません。比較的日陰に強い品種として、以下の4種類がありますので、順に紹介していきます。

野芝

芝生の種類のなかでも、日本芝に属するものです。日本芝とは、日本の高温多湿な環境に適している芝生のことです。野芝の葉は丈夫といわれており、踏みつけや病害虫にも強いのが特徴です。
その他にも、成長が遅いため手入れがしやすいことや、寒冷地でも育てることができるといったメリットもあります。

高麗芝

野芝と同じく、日本芝に属している芝です。芝生の代表ともいえるこの品種は、お庭に張る芝生として人気があります。
葉の密度が高いため、手入れをすることで美しい芝生を保つことができます。また、草丈も伸びにくいので、手入れが比較的楽な品種です。

ベントグラス

ベントグラスは寒い地域に向いている西洋芝です。日本だと、関東より北の地域に適しているといわれています。
ゴルフ場のグリーンによく利用され、葉が細く見た目にも美しいといった特徴をもちます。ただ、病害虫や乾燥に弱いという点には注意が必要です。

セントオーガスチングラス

こちらも西洋芝の一種であり、関東以南に向いている芝です。西洋芝は日本芝と比べるとお手入れに手間がかかりますが、冬でも緑の芝を楽しむことができます。
雑草に強い、裸足で歩いても痛くない、濃い緑を楽しめるのが特徴であり、近年注目されている品種です。

日陰の多い場所で育てる際の注意点

芝生を日陰に植える際、強い品種を選べばそれで安心というわけではありません。育てるときには以下のような点に注意して、元気な芝生を育てていきましょう。

・芝生の葉丈を長めにする
葉丈を伸ばし葉の面積を大きくすることで、よりたくさんの光合成を促すことができます。

・肥料を与えすぎない
肥料を与えすぎると、芝生は軟弱に成長してしまいます。軟弱な芝生は踏みつけに弱く、病気にもかかりやすくなってしまうので、肥料の与えすぎには注意しましょう。

・水をまきすぎない
日陰では土が乾きにくいため、日当たりのよい場所と比べると病原菌が繁殖しやすくなります。できるだけ水はけのよい土壌にし、水をまきすぎないようにしましょう。

      日陰の多い場所で育てる際の注意点

グランドカバープランツという手も

それでも「芝生を日陰に植えるのはやっぱり不安……。」という場合は、グランドカバープランツを活用する手もあります。グランドカバープランツとは、その名の通り地面を覆う植物のことです。

具体的には、ミントやクローバー、シバザクラなどがあります。これ以外にもグランドカバープランツに向いている植物はたくさんあるので、好みのものを見つけてみるのも楽しいでしょう。

グランドカバープランツとして使われる植物は、お手入れの手間が少ない、生命力が高いという特徴があります。日陰でも育つものを選んで、芝生の代用にしてみるのもいいかもしれません。

      グランドカバープランツという手も

まとめ

芝生を日陰に植えたいという場合は、日陰でも比較的育ちやすい品種を選ぶことが大切です。それだけではなく、植えた後のお手入れもポイントになります。悪条件のなかで芝生ができるだけ健康的に育ってくれるよう、ご紹介した注意点を参考にしてみてください。

また芝生だけではなく、グランドカバープランツを活用する手もあります。ご自身の好みや手入れにかけられる時間などを考慮して選択してみましょう。

もし芝生のことでお困りのことや相談があれば、一度芝張りのプロに相談してみてはいかがでしょうか。きっと的確なアドバイスをしてくれると思いますよ。

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依頼できる業者や料金について、詳しくは「生活110番」の「芝張り」をご覧ください。

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