庭向けのゴルフ用グリーンの作り方を紹介!お家でパット練習しよう!

2021.4.30

庭向けのゴルフ用グリーンの作り方を紹介!お家でパット練習しよう!

「ゴルフの腕を上げるためにも、お庭でパットの練習が出来たらいいな」そう思う方も多いのではないでしょうか。そのような場合は、お庭に芝生を張ることでゴルフ用グリーンを作ることができます。しかし、ゴルフに適したグリーンを作るためには、芝の種類や土づくりにも注意が必要になります。

今回は、庭でのゴルフ用グリーンの作り方についてご紹介していきます。ゴルフに最適なグリーンを作るためにも、芝生の選び方や土作りの方法についてみていきましょう。

庭向けのゴルフ用グリーンの作り方①芝生選び

庭でのゴルフ用のグリーンの作り方は、芝生の種類選びから始まります。芝生には、高麗芝や姫高麗芝などを含む「日本芝」という種類と、ティフトンやブルーグラスといった「西洋芝」という種類があります。日本のゴルフ場の多くは「ベントグラス」という名の西洋芝が使われているので、庭にグリーンを作る場合もこの種類が最適といえるでしょう。

ベントグラスの特徴は、葉の柔らかさにあります。ほかの芝生と比べて手触りがよく柔らかなベントグラスは、ゴルフ場の芝生としてはうってつけです。

というのも、ゴルフにおいて芝葉の柔らかさは需要で、葉が硬いとボールが転がった時の起動に影響します。そのため、ゴルフ場で敷く芝生は、できるだけ柔らかく、ゴルフに影響の出ない種が望ましいのです。

このことから、どの芝生にするべきか頭を悩ませてしまう方は、ベントグラスを敷いてみることをおすすめします。後述するメンテナンスをしっかりとおこないさえすれば、お庭でも本格的なグリーンを楽しむことができますよ。
庭向けのゴルフ用グリーンの作り方①芝生選び

庭向けのゴルフ用グリーンの作り方②土壌作りと芝張り

ゴルフ場の芝のほとんどは、5mm以下まで刈り込んであることが多いです。このように短く芝生を刈りこんでも生育に影響を与えないようにするためには、土壌が重要となります。そのため、土づくりも庭向けのゴルフ用グリーンの作り方のなかでは大切な工程です。

ゴルフ用のグリーンに使われる土壌は、一般的な芝とは異なり、混合土壌と呼ばれる土が使われています。この混合土壌は、砂が9割、水や肥料を保持するために改良剤が1割、これらを混ぜ合わせて作ります。この土壌を使うことで、降雨や水やりの際に水たまりになることなくきちんと排水することができ、芝の根にとって快適な環境にすることができるのです。

グリーン向きの土壌が用意できたら、次に芝生を張っていきます。芝張りにはいくつか種類があるため、予算や好みに合わせて張りましょう。詳しい芝張りについては、【芝張りはDIYでお手軽に!芝の選び方からお手入れまで一挙ご紹介】をご覧ください。

お庭にゴルフ用のグリーンを作ることを考えると、ホールカップが必要となります。ホールカップを取り付ける場合は、張り終えた芝生に穴をあける位置を決めて、ホールカッターという専用の道具を使ってカップ穴をあけていきます。穴が開いたら、市販のホールカップを取り付けて完成です。ホールカップまでの距離は、芝面積に合わせてお好みで調整してみてください。

庭向けのゴルフ用グリーンの作り方③芝生のお手入れ

庭向けのゴルフ用グリーンの作り方として最後の段階は、完成したグリーンの状態をきれいに維持することです。芝生の主なお手入れは、芝刈りや施肥などが重要となります。それぞれのお手入れ方法についてみていきましょう。

芝刈り

前述の通り、ゴルフ場の多くは芝生が5mm以下の短さに整えられているため、パットを練習するためにも、定期的な芝刈りが必要です。一般的なお庭の芝のお手入れは、月に1~2回程度の芝刈りをおこないます。しかし、ゴルフ用の場合は刈り高を低くする必要があるため、よく育つ時期は週に2回と、より高頻度での芝刈りが必要となります。
庭向けのゴルフ用グリーンの作り方③芝生のお手入れ

施肥

芝生は、土に含まれる栄養を吸収して生長しますが、お庭の場合は栄養分が不足しやすいため、定期的に肥料を与える必要があります。芝生の栄養分は窒素、リン酸、カリウムが重要となるため、これらを含む肥料を3~11月ごろまで毎月与えるようにしましょう。そうすることで、元気で青々とした芝生を育てることにつながります。

設置・管理の楽な人工芝でグリーンを作る手もある

ゴルフをするうえで、天然芝は本格的な練習に最適です。しかし、お手入れなどの管理が大変なのに加え、美しい状態を保つためにも維持費がかかってしまうのが難点です。また、管理が行き届いていないと枯れてしまう場合もあるため、お手入れが大変かもしれません。そんな場合には、設置や管理が楽な人工芝を使ってグリーンを作るのがおすすめです。

人工芝であれば、日頃の水やりや芝刈りが不要なほか、害虫が発生する心配もありません。初期費用はかかってしまうものの、天然芝よりも維持費を抑えることができるというメリットもあります。

さらに、近年の人工芝のなかにはゴルフ用のものも存在しており、天然芝とそん色なくボールが転がるため、手軽にグリーンを作りたい場合に最適です。庭向けのゴルフ用グリーンの作り方として、人工芝を張る方法も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

まとめ

ゴルフのパット練習に最適なグリーンは、ご家庭のお庭でも作ることが可能です。しかし、本格的なゴルフ用のグリーンを作るためには、芝生の種類や植え付けるための土壌作りをきちんとおこなうことが大切です。さらに、芝生は放っておくとすぐに伸びるため、美しい状態を保つためにも日頃のお手入れが必要となります。

そこで便利なのが、人工芝です。人工芝であれば水やりや芝刈りは不要なうえ、ランニングコストも抑えることができます。最近は天然芝に引けを取らない人工芝も増えてきているので、天然芝のお世話を面倒に感じる方は、人工芝を張ることもご検討ください。

庭向けのゴルフ用グリーンの作り方は、大きく「本格的な天然芝を張る方法」と「管理が楽な人工芝を張る方法」の2種類があります。ご自身のお好みの方法を選んで、快適にゴルフの練習をしてみてください。

なお、芝張り自体が不安な方は、ぜひ生活110番のサービスをご利用ください。お客様のご要望をお聞きした後、最適な業者を派遣いたします。ご相談は無料で受け付けておりますので、お気軽にご利用ください。


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