庭に青々とした芝生があると、家の印象を明るくしてくれるでしょう。しかし、芝刈りをせず放っておくと、手入れが行き届いていない家にも見えてしまいます。そのため、きれいな庭を保つには定期的な芝刈りが必要です。家庭用芝刈り機があれば、自分でも簡単に芝刈りをすることができます。
しかし、自宅の庭の広さなどによって選ぶ芝刈り機の種類は異なります。そこでこの記事では、家庭用芝刈り機の選び方についてご紹介します。
自宅の庭に適した芝刈り機の選び方がわかれば、自分好みの庭づくりをすることができるでしょう。ぜひ参考にしてみてください。
目次
家庭用芝刈り機の選び方①動力源の種類
家庭用芝刈り機の動力源は、おもに手動・電動・エンジンの3種類です。家庭用芝刈り機を選ぶときには、芝生の庭の面積を考慮してどの種類にするか決めるとよいでしょう。そうすることで作業が楽になり、時間も短縮しておこなうことができます。
では、それぞれの動力源について紹介していきます。以下を参考にして、ご自宅の庭に適した芝刈り機の動力源はどれか確認してみてください。
庭が10坪以下なら「手動式」
10坪ほどの庭であれば、安く購入できる手動式の家庭用芝刈り機で十分対応できます。手動式の家庭用芝刈り機は、人が押すことで前方についた刃が回り、草刈りをする仕組みになっています。
比較的軽く持ち運びには便利ですが、人の力が必要になるため力作業にはなるでしょう。しかし、狭い庭であればそれほどつらい作業ではありません。また、芝刈りの最中も音が少ないため、騒音トラブルなどもなく時間を問わず作業することができるでしょう。
庭が10~30坪なら「電動式」
10~30坪程度の庭になると、電動式の家庭用芝刈り機がおすすめです。10坪以上になると、手動式の芝刈り機では時間がかかり、体力も消耗してしまいます。
電動式であれば手動式に比べて少し重たくなりますが、電気の力を利用して早く簡単に芝刈りすることができます。コード式と充電式のタイプがあるので、動力となる電源がとれるかを確認して購入するとよいでしょう。
庭が30坪以上なら「エンジン式」
30坪以上の広い庭の芝刈りは、エンジン式の家庭用芝刈り機を選ぶとよいでしょう。エンジン式の家庭用芝刈り機はガソリンを動力源としているため、短時間でスムーズに芝刈りをおこなうことができます。購入費用は高めですが、広い庭の芝刈りには最適といえるでしょう。
しかし、パワーが強力な分音がうるさいといった問題もあります。住宅が密接する場所で使用すると近隣との騒音トラブルになることもあるのです。そのため、草刈りをおこなうときは事前に報告し、時間帯も配慮しておこなうようにしましょう。
家庭用芝刈り機の選び方②刃の種類
家庭用芝刈り機は、動力源のほかにも刃の種類によって選ぶといった方法もあります。家庭用芝刈り機の刃は、リール式とロータリー式があります。それぞれの刃の特徴についてみていきましょう。
きれいに刈りたいなら「リール式」
リール式とは回転式の刃で、芝生を固定する刃と切る刃の間に挟み込んで刈り込むものです。リール式の刃は細かくきれいに刈り込むことができるため、仕上がりも美しいとされています。また、芝生に対しての負担も少ないので安心して使用することができるでしょう。
しかし、長い芝生を刈ろうとすると反発が強くなり、動かすのに力が必要になってしまいます。そのため、リール式の家庭用芝刈り機はこまめに芝刈りできることが前提となります。常に芝生をきれいに保ちたいという方は、リール式の芝刈り機がおすすめです。
芝刈りの頻度を下げたいなら「ロータリー式」
仕上がりのきれいさよりも草刈りの頻度を少なくして、スピーディーに作業したい方は、ロータリー式がよいでしょう。ロータリー式は、地面と水平な刃が円を描くように回転して刈り込んでいくものです。リール式より費用も安く、長い芝生でも刈り込むことができます。また、メンテナンスも刃の交換だけと簡単な作業で済みます。
しかし、芝生の仕上がりがガタガタしてしまったり、葉先が芝刈りのダメージで枯れてしまったりすることもあるようです。電動式のものは音もうるさいので、使用する際は近所への配慮も忘れずにおこないましょう。
動力源や刃の種類以外にもチェックしておきたい2つのポイント
家庭用芝刈り機を購入する際は、庭の広さなどに応じた動力源や仕上がりから見た刃の種類などとさまざまな選び方があります。そのほかにも確認しておきたいのが、刈り込みできる幅と高さです。どちらも重要なポイントなので、見ておきましょう。
刈り込みできる幅
家庭用芝刈り機は、種類によって刈り幅も異なります。刈り幅が広いものであれば一気にたくさんの芝生を刈ることができますが、重量が大きく動かしにくくなってしまうでしょう。
一方、刈り幅が狭いものであれば小回りがきき、細かな部分まで刈ることができますが、全体を刈るには時間がかかってしまいます。
一番作業しやすい刈り幅は、30cmほどといわれています。この程度の刈り幅であれば、動かしやすく多くの芝生を刈ることができるでしょう。
刈り込みできる高さ
多くの家庭用芝刈り機は刈り込みする高さを調節することができますが、その範囲は種類によってさまざまです。基本的に芝刈りでは芝生の全体の高さをみて、葉先から3分の1程度刈り込むのが理想とされているため、ご自宅の芝生の種類や高さに合わせられるものが望ましいでしょう。芝刈り機は高さ調整の幅が広いものであればどんな芝刈りにも対応できるため、おすすめです。
芝刈り機を長持ちさせるための方法
家庭用芝刈り機を長持ちさせるには、芝刈り前と芝刈り後のきちんとしたお手入れが必要です。芝刈り前は、固定された刃と刈り取る刃の隙間が適当かをチェックする刃合わせをしておきましょう。
芝生の仕上がりをきれいにするためには、この刃合わせが重要な作業となります。実際に芝生を刈り込む前に、新聞紙などを挟んで試し切りして、切れ味の確認をしてあげてください。
芝生が切れないといった刃のトラブルが起こったときは、刃を研磨しなくてはなりません。家庭用芝刈り機には、刃を研磨してくれる機能があるものも多いですが、機能がないものに関しては刃を交換するか、研ぎ石を使って切れ味をよくしましょう。
芝刈りが終わったら、刃についている芝生や雑草を取り除き、刃の部分だけ水で洗い流します。刃以外の部分に水がついてしまうと、サビや電気系統のトラブルになるおそれがあるので注意してください。きれいに洗い流したら、日光に当たるところに置いて水分を飛ばしてから収納しましょう。
芝刈り前後のお手入れのほかにも、芝刈り機をしばらく使用せずしまっておくときもお手入れが必要です。長くしまっておくとサビなどで動きにくくなってしまうことがあるため、刃やタイヤの接続部などに潤滑油をふきかけておくと安心です。
このように、きちんとお手入れしてあげることで長く使用することができます。お手入れのことも考えて、家庭用芝刈り機を検討してみるとよいでしょう。
さまざまな種類の中から自分にあった草刈り機を選ぶのは難しい、お手入れまでするのは面倒という方は業者に依頼して芝刈りしてもらうのもひとつの方法です。生活110番では、芝刈りの技術も高く、知識が豊富な業者が多数加盟しています。簡単にきれいな芝生にしたいという方は、業者依頼も検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
家庭用芝刈り機には、手動式・電動式・エンジン式などさまざまな動力源のものがあります。庭の広さや周辺の環境なども踏まえて、自分に合ったものを選びましょう。芝刈り機を選ぶときには、刃の種類も重要です。きれいに刈りたい方はリール式を、芝刈りの頻度を少なくしたい方はロータリー式を選ぶとよいでしょう。
ほかにも、刈り幅や刈り高、お手入れの面も考えて購入すると失敗なく選ぶことができるはずです。どんな家庭用芝刈り機を選んでよいのかわからない方は、プロの手を借りるのも選択肢のひとつです。業者に依頼すれば、きれいな仕上がりも期待できます。費用や作業時間なども考えて、自分にあった芝刈りをおこないましょう。
\ 完全無料 /
厳選した全国の芝張り業者を探せます!
×
関連記事カテゴリ一覧
芝張りの記事アクセスランキング
芝張りの最新記事
カテゴリ別記事⼀覧
- お庭の手入れ
- 害虫駆除
- 害獣駆除
- 電気工事
- 鍵開け・交換・修理
- 窓ガラス修理・ドアノブ修理
- 家の修理
- バッテリー上がり
- ハウスクリーニング
- ペット火葬・葬儀
- 家電修理
- パソコン修理・ネット回線
- 家具・雑貨の修理
- 外壁・屋根工事
- リフォーム
- 防犯カメラ設置
- 盗聴器・その他調査診断
- 便利屋・代行サービス
- 引越し・配送サービス
- オフィス・店舗向けサービス
- その他