「ワンちゃんをお散歩させたいけど立地環境が悪く毎日おこなうのが大変」そんな場合は庭に人工芝を張ることで、ドッグランに最適な環境を作ることができます。また、人工芝であれば、通常の天然芝に比べて管理が楽なうえに、ランニングコストを抑えることにもつながるのです。
今回は、人工芝が犬に最適である理由について詳しく解説していきます。また、人工芝は手順さえ守れば自分でも簡単に張ることができます。美しく仕上げるためにも、人工芝を自分で張る方法についてもご紹介します。
目次
人工芝が犬の運動に適している4つの理由
犬を飼っている場合、日々のお散歩はかかせません。しかし、お散歩には飼い主の体力が必要になるほか、最適なコースがないと毎日おこなうのは難しいかもしれません。そんな場合には、お庭に人工芝を張ることで、ワンちゃんの運動に最適な遊び場を作ることができます。人工芝が犬に適している4つのポイントをみていきましょう。
足や腰に負担がかからず安全
人工芝は、パイルと呼ばれる葉の部分が長いほどフカフカでクッション性が高くなります。そのため、パイルがある程度長い人工芝を敷くことで、ワンちゃんの足や腰に負担がかかりにくくなります。また、ワンちゃんが走り回って転んでしまった場合や寝転がる際にも、フカフカしていることでケガなどの防止効果を発揮するため安全性にも優れています。
汚れや害虫がつきにくく衛生的
庭が土や天然芝の場合、土や泥によってワンちゃんが遊んでるうちに汚れてしまいます。さらに天然芝は、環境によっては害虫が発生することがあるため体に付着してしまう可能性があります。しかし人工芝の場合は、土が表面に露出しているわけでないので天然芝よりも汚れにくく、雨が降っても地面が泥にならないため清潔な状態を保つことができます。
また、人工芝のなかにはあらかじめ抗菌処理がされているものもあり、害虫が発生することは少ないです。そのため、土や天然芝のよりも清潔でのびのびとワンちゃんを遊ばせることができます。
整備不要で管理が簡単
天然芝の場合は、きれいな状態を保つためにも定期的な芝刈りや水やりなどがかかせません。しかし、人工芝の場合はこういった日頃のお手入れが不要なうえに、ワンちゃんが雑草や芝を掘り返す心配もありません。また、ワンちゃんが遊んでいるうちに人工芝のパイルが横向きに寝てしまっても、デッキブラシなどで少し起こしてあげれば簡単にきれいな見た目に戻すことが可能です。
庭以外にも芝張りができる
通常、天然の芝生の場合は、土壌が必要なため庭にしか張ることができません。しかし、人工芝は場所を問わないため、庭以外にもベランダや屋上など、固い地面であっても張ることができます。そのため、ご家庭によって好きなスペースに設置することができるのも、人工芝ならではの利点です。
人工芝以外の素材のメリット・デメリット
ワンちゃんが運動できる遊び場を庭に作る場合、どのように作るのかによって特性が異なります。前章にて、人工芝が犬にとって最適とご紹介してきましたが、そのほかの素材の場合はどのようなメリット、デメリットがあるのでしょうか。素材別にみていきましょう。
天然芝
ワンちゃんの遊び場として定番な天然芝は、地面の熱を軽減するため暑さや冷たさをやわらげる効果があります。また、青く広がるグリーンの絨毯は見栄えがよいのも特徴です。しかし、そのようなきれいな状態を保つためには、お手入れが必須です。水やりや芝刈りなど、管理には時間や労力がかかるため維持するのが少々大変です。
タイル・コンクリート
タイルやコンクリートの場合は、雑草が生えてこないため手入れが不要なのがメリットです。しかし、人工芝のようにクッション性がないうえ、水で濡れると滑りやすくなるため、ワンちゃんがケガをしてしまう可能性があります。また、タイルの材質によっては、費用が高額となる場合があるため、経済的でないのが欠点です。
砂利
砂利は、そのほかの素材に比べて手軽に導入でき、比較的安価であるためお財布にやさしいのがメリットです。また、音が鳴りやすい砂利を敷くことで、ワンちゃんが遊んでいないときには不審者の侵入を防ぐ防犯効果が期待できます。
しかし、砂利石がとがったりしていると、ワンちゃんがケガをしてしまう可能性があります。さらに、硬くクッション性がないため、足腰に負担がかかってしまうのも欠点といえるでしょう。
ウッドチップ
ウッドチップは、ある程度敷き詰めることでクッション性が高まるうえに、水が溜まりにくいため衛生的であるのがメリットです。しかし、使っているうちにボロボロになるため定期的に交換が必要になります。費用がかかるのに加え、毎回敷きなおす必要があるため手間がかかってしまうのがデメリットです。
人工芝を自分で張る方法をチェック
人工芝で犬を運動させる場合は、ケガを防ぐためにも丁寧に仕上げることがポイントです。人工芝は、きちんと手順を守っておこなえば自分でも簡単に張ることができるので、その方法についてみていきましょう。
人工芝を張る場所の整地
きれいに人工芝を張るためにも、まずは地面を平らにならし、石ころや雑草などの障害物を取り除きます。この作業は、張った際に段差ができないようにするためにも重要な工程です。また、土が柔らかいと人工芝が沈んでしまいデコボコな状態になる場合があります。それを防ぐためにも、スコップや足でしっかりと固めておくことが大切です。
人工芝の仮敷き
地面の整地が終わったら、人工芝を1度仮敷きしてサイズが最適であるか確認しておきます。この工程を省いてしまうと、せっかく人工芝を張ったのに大きさが足りないなんてことになりかねないので、きちんとおこなうようにしましょう。
スペースに合わせて人工芝をカット
仮敷きをしてサイズを確認した後に、スペースに合わせて人工芝の余った部分をカットします。また、壁や庭に障害物などがある場合は、あらかじめマジックなどで避けるように目印をつけておきカットすることで、きれいに人工芝を敷くことができます。
人工芝の継ぎ目処理
人工芝は、基本的にロール状で販売されているため、敷地の広さによっては継ぎ目が発生します。この継ぎ目をそのままにしておくと、仕上がりがきれいでなくなり不自然な見た目になってしまいます。その場合は、敷いてある人工芝の継ぎ目の下に両面の粘着テープを貼ることで、きれいな見た目に仕上がり、かつ頑丈に固定することができます。
人工芝を固定
最後に、人工芝の端に30cm間隔でU字のピンを打ち込んでいき固定します。このピンは手で地面に打ち込むのは難しいため、トンカチなどを使用して固定してください。めくれやすい箇所や歩き回ることが多い場所に関しては、余分にピンを打ちこんでおくと安心です。
まとめ
立地環境が悪いなどワンちゃんの日々の散歩が大変な場合は、庭に人工芝を張ることで運動を兼ねてのびのびと遊ばせることができます。フカフカで衛生的な状態を保ちやすく、管理が楽な人工芝は、犬だけでなく飼い主にも多くのメリットがあります。
さらに、ウッドチップやタイルなどそのほかの素材に比べて、費用がかからないため経済的なのも利点の1つです。人工芝は手順を守りさえすれば自分で張ることもできるので、挑戦してみてはいかがでしょうか。
しかし、敷地が広いと手間と時間がかかるうえに、きれいな仕上がりにするのが難しくなります。このような理由で作業に自信がない場合は、美しく仕上げるためにも業者に依頼することを視野に入れてみてください。
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