芝生1㎡の単価はいくら?種類ごとの違いと業者に頼んだ場合の費用

2021.4.30

芝生1㎡の単価はいくら?種類ごとの違いと業者に頼んだ場合の費用

お庭を芝生にしたいと考えている人がまず気になるのは、費用がいくらかかるのかということでしょう。芝生に馴染みのない人にとっては、芝生はいくらくらいするのか、どういったことにお金がかかるのか、なかなか想像がつかないですよね。

このコラムでは、芝生1㎡の単価はどれくらいなのか、芝生の種類によって単価はどれくらい違うのか、業者に頼んだ場合にはどんな費用が発生するのかなどを解説します。

芝生1㎡の単価の相場①材料費

芝生には、天然芝と人工芝とがあります。まず、それぞれの芝生は1㎡あたり単価がいくらなのかご紹介していきます。

天然芝

生きた芝生をお庭で育てるのが天然芝です。天然芝にもさまざまな種類があり、大きく日本芝と西洋芝とに分けられます。1㎡あたり日本芝は500円程度、西洋芝は1,000円程度で購入できます。

日本芝は暖地型といって冬になると茶色くなり、春になるとまた緑を取り戻す種類です。対して西洋芝は寒冷地型といって寒さに強く、冬でも緑を保っています。1年中緑の芝生を楽しみたいのであれば、多少高くても西洋芝を選ぶのがいいかもしれません。

また、芝生だけあってもお庭に芝生を張ることはできません。芝生をうまく根付かせ、成長させるためには培養土や目土といった下地作りの材料が必要です。これらの材料は、土壌の状態によって必要な量が変わってきます。

芝自体と下地作りの材料費をあわせると、1㎡の芝生を張るのにかかる費用は日本芝では2,000円~4,000円程度、西洋芝では4,000円~7,000円程度といったところでしょう。また、天然芝は生きた植物ですので、日々のお手入れが必要です。芝刈りに使う道具や肥料、毎日水やりをする水道代などの費用も考えておく必要があるでしょう。

人工芝

人工芝にも色や長さなどいろいろなものがあり、一見天然芝と見分けがつかないようなリアルなものも販売されています。安価なものでは1㎡あたり1,000円程度で購入できますが、高価なものは13,000円ほどすることもあるようです。

また、お庭に人工芝を敷く場合には雑草対策として防草シートを敷くことも多いです。その場合、防草シートの材料費が1㎡あたり300円~2,000円程度加算されます。

人工芝は、芝自体の価格は天然芝に比べて高い傾向にありますが、1年中変わらぬ風合いを保ってくれます。しかも、お手入れの手間がほとんどなく、一度張ってしまえばその後はとくに費用が発生することもありません。長い目でみれば、人口芝のほうが費用が安いといえるかもしれません。

芝生1m2の単価はいくら?種類ごとの違いと業者に頼んだ場合の費用

芝生1㎡の単価の相場②作業費

お庭に芝生を張る場合、業者に依頼して張ってもらう方法と、自分で張る方法があります。ここでは、業者に芝張りを依頼した際に、材料費以外にかかってくる作業費をみていきましょう。

芝張り業者にかかる作業費の芝生1㎡の単価は、天然芝の場合は3,000円~6,000円程度、人工芝では4,000円~6,000円程度が相場のようです。自分で芝張りをすればこの費用を抑えることができます。

ただ、芝張りは天然芝にしろ人工芝にしろ、事前の草取りや下地作りなど手間のかかる作業が多く、すべて自分でおこなうのは大変です。水はけや通気性などを考慮して適切な下地を作らなければ、後々不具合が発生するおそれもあります。

天然芝の場合は芝生がうまく育たなかったり、人工芝は隙間やでこぼこができたりといったリスクがあるのです。手間や今後のことを考えると、業者にお願いしておいたほうが楽で確実といえるかもしれません。

芝生1m2の単価はいくら?種類ごとの違いと業者に頼んだ場合の費用

芝生を安く張るためのポイント2つ

やはりできるだけ安く芝生を張りたいという人のために、ここでは芝生を張るときの費用をできるだけ抑えるポイントを2つご紹介します。

天然芝の場合は張り方を工夫する

天然芝は地面に張った後、ランナーと呼ばれる茎を横に這うように伸ばして繁殖し、隙間を埋めていきます。この性質を利用して、わざと隙間をあけて芝を張る方法が費用の節約に有効だとされています。

張った芝生が成長することで隙間を埋めてくれるので、最初に張る芝の量が少なくて済むのです。この芝の張り方には、目地張りや市松張りといった方法があります。レンガのように芝同士の間にわずかに隙間をあけて芝を敷いていくのが目地張りです。市松模様になるように芝と同じサイズの間隔をあけて芝を敷いていく方法を、市松張りといいます。

しかし、この方法は芝生が完全にできあがるまでに時間がかかってしまいます。また、芝が横に茎を伸ばすためには、目土入れといって、芝と隙間の地面が同じ高さになるように土を入れなければなりません。隙間が大きな市松張りの場合、この目土の費用がかえって高くなってしまうこともありますので注意しましょう。

業者に頼む場合はまず見積もりを依頼する

余計な費用を支払うことになって後悔しないためには、事前に見積もりを取るのがおすすめです。見積もりを取って芝生1㎡ごとの単価や材料費、作業費、サービス内容や保証内容の詳細を確認してみましょう。

また、複数の業者から見積もりを取り、比べてみることも大切です。芝張りの施工にかかる費用は業者によってさまざまなので、同じ施工内容でも数千円もの違いが出てくることがあります。このように相見積もりをおこない、価格やサービス内容を比較してもっとも安くて信頼できる業者を選びましょう。

芝張り業者を比較するなら、生活110番を活用してみてください。生活110番ではさまざまな業者の情報をまとめて表示し、費用の目安も一目で見比べることができます。24時間365日相談を受け付けているので、気になる業者があればいつでも見積もりを依頼することが可能です。

芝生1m2の単価はいくら?種類ごとの違いと業者に頼んだ場合の費用

まとめ

芝生1㎡の単価は、天然芝か人工芝かによって、また天然芝の場合は日本芝か西洋芝かによって変わってきます。天然芝では日本芝のほうが価格は安いですが、冬になると茶色く枯れたようになってしまうデメリットがあります。人工芝の単価は天然芝に比べて高価な傾向がありますが、お手入れが不要である分ランニングコストは抑えることができるでしょう。

芝張りを業者に依頼する場合は、材料費以外に作業費も必要です。自分で芝張りをする方法もありますが、芝張りの作業は下地作りなど地道で手間のかかる作業が多く、素人では難しい部分もあります。芝張りの業者に依頼すれば手間が省け、きれいに施工してもらうことができるでしょう。

依頼の際の費用をできるだけ節約したいのであれば、いくつかの業者に見積もりを取っておくのがおすすめです。芝張りの費用は業者によって異なるので、複数の業者を比較することでより安い業者に依頼することができます。複数の業者を簡単に比較できる生活110番を活用して、よりよい業者をみつけてみてはいかがでしょうか。


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