自宅の庭で猫にふんをされてしまい、困っている方も多いのではないでしょうか。猫のふんを防ぐ対策のひとつに人工芝を敷くという方法があり、これには一定の効果が見込めるようなのです。
ただ、選び方や使い方によっては、人工芝は猫対策として効果が低い場合があります。本コラムでは、人工芝が猫対策になる理由や、猫よけとしての効果を高める人工芝の選び方などを解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
人工芝の猫対策としての効果とは
人工芝は猫対策になるとされていますが、実際のところは根拠のない情報になるようです。しかし、人工芝を敷くことで猫が寄り付かなくなり、猫対策として一定の効果はあります。そこでまずは、人工芝を敷くことで猫が寄り付かなくなるとされる理由を、2つご紹介していきましょう。
人工芝を敷くと猫はトイレをしづらくなる
自宅の庭に人工芝を敷くと猫は環境が変わったと感じ、トイレをしづらくなる傾向があります。猫は快適に感じる場所、例えば人通りが少ない場所や、柔らかい土・砂の上などでトイレをする習性があるためです。
猫が人工芝のトゲの上を歩きづらく感じることも
猫は人工芝の上を歩くと足の裏に痛みを感じることから、嫌がって近寄らなくなるようです。猫の肉球は刺激に敏感なため、人工芝を敷くことで近寄らなくなると考えられています。そのため、人工芝の葉の部分が硬いほど、猫を遠ざける効果に期待できるでしょう。ただ、人間にも猫と同じことがいえるので、芝生の上を裸足で楽しみたい方は注意が必要です。
人工芝は猫に対し効果がでないこともある
人工芝は猫のふんを防ぐことに一定の効果があるとさていますが、対策としては十分ではありません。以下の場合には、人工芝は猫に対し効果がでないことがあるのです。
猫にも個体差はある
猫は環境の変化によってストレスを受けることが多いとさていますが、すべての猫が人工芝を不快に感じるわけではありません。猫にも個体差があり、人工芝に対して何の反応も示さないものもいるのです。そのため、人工芝を敷いても猫があらわれるようであれば、別の対策を考える必要があるでしょう。
そのうち慣れてくることも
人工芝を敷くことで猫にとって不快な環境になったとしても、時間とともに慣れてしまうことも考えられます。そうなると、人工芝の猫対策としての効果はなくなり、再び猫が寄り付きふんなどの被害を受けるようになってしまうでしょう。
人工芝の猫対策の効果を高めるには
先述しましたように、人工芝を庭に敷いたとしても猫が自宅に来てしまい、猫よけとしての効果が低い場合があります。 しかし、人工芝と別の猫対策を併用することで、猫除けの効果を高めることもできるのです。
●他の猫対策と併用する
人工芝を置いても猫よけにならない場合は、他の猫対策グッズも同時に使うとよいでしょう。猫対策グッズとしては、次のようなものがあります。
猫対策用の音波発生装置
猫には苦手な周波数があり、その周波数の音を聞くと嫌がって近寄ってこなくなります。そのため、ホームセンターなどで市販されている猫対策用の音波発生装置を購入して、庭に置くとよいでしょう。
猫が苦手なにおいを発生させるもの
猫には苦手なにおいがあります。苦手なにおいが発生するものを使うことで、猫を自宅の庭に近寄らせないようにすることができます。猫が苦手なにおいとしては、ホームセンターなどで市販されている忌避剤・ミカンなどのかんきつ類、ハーブの香りなどがあります。
そのため、忌避剤やかんきつ類の皮をまいたり、ペパーミントやレモングラスといったハーブを植えたりすると、猫を自宅の庭に近寄らせないようにすることができるでしょう。
猫対策に向いた人工芝を選ぶ
人工芝の硬さにも、硬いものから柔らかいものまで、いろいろな種類があります。芝の部分が柔らかいタイプだと、あまり痛みを感じませんから、猫よけとしても効果が低いようです。猫よけとして人工芝を庭に敷くときは、芝が硬めのタイプを選ぶことをおすすめします。そうすれば、人工芝の上に猫がふんをするリスクを減らすことができるでしょう。
猫対策以外の面で人工芝を敷くメリット
人工芝には、猫を自宅の庭に近寄らせない効果があります。そのほかに人工芝には、庭の景観をよくしたり、雑草を生えにくくしたりなど、たくさんのメリットがあります。たくさんあるメリットのうち代表的なものを、ここでは紹介します。
手間がかからない
人工芝とよく比較されるものとして天然芝があります。天然芝を庭に植えると、こまめな手入れが必要であると同時に、手入れの仕方を間違えると枯れてしまうおそれがあります。
人工芝の場合、耐久性が高い素材で作られているため、一度庭に敷いてしまえば、約10年は張り替えなくてもすむのです。天然芝のように芝を刈るという作業も必要ありませんから、天然芝よりも手間がかからないというメリットがあります。
日当たりが悪い庭でも敷くことができる
人口芝の場合、光合成は不要ですから、日当たりの悪い庭でも敷くことができます。日当たりが悪い庭だとしても、一年中グリーンの景観を楽しめるのです。
一方、天然芝は植物ですから、生きるために光合成をすることが必要です。そのため、天然芝を敷くためには、日当たりがよい庭であることが条件となってきます
雑草対策になる
人工芝を敷く過程で、防草シートを敷きます。この防草シートを敷くことで、雑草対策になります。土の表面が防草シートに覆われると、日光が雑草にあたらなくなります。日光があたらないと光合成ができなくなり、雑草が生えてくるのを防ぐことができるのです。
まとめ
人工芝にも種類があり、芝の部分が柔らかいものを庭に敷いても、猫よけとしてはあまり効果がありません。人工芝で猫対策をするときは、猫が痛いと感じる芝の部分が固いものを購入して、庭に敷くようにしましょう。
ただ、猫には個体差がありますし、人工芝に慣れてくることもあります。そのため、人工芝を敷くだけでは、猫対策として不十分です。人工芝を敷くことに加えて、猫対策用の音波発生装置を庭に置いたり、猫が嫌がるにおいを発生させるものを庭にまいたりするようにしましょう。複数の猫対策グッズを併用することで、猫よけの効果がさらに高まります。
人工芝は猫対策になるだけでなく、雑草が生えてくるのを防ぐことができるのでおすすめです。人工芝はDIYで敷くことができますが、自分で敷くことに自信がない方は、業者に依頼するとよいでしょう。知識や経験のある業者であれば、イメージ通りの芝生に仕上げてくれるはずです。
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