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『お庭のDIY』芝張りの方法とコツをご紹介!!

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芝の種類と選び方

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芝は見た目がよく似たものが多いですが、様々な種類があり、種類によって育成しやすい環境やお手入れの方法が違います。なので、最初に芝を選ぶ作業は非常に重要なポイントになります。芝の種類や特徴を知っておくことで、自分のお庭にはどの芝が適しているのか?がわかります。

夏芝と冬芝があります

◆夏芝

別名暖地型と呼ばれ、温かい気候での育成に適した芝です。日本では春から秋にかけて成長を続けます。特に夏には勢い良く成長します。
主な夏芝の種類は、高麗芝・野芝・センチピードグラス・ティフトンシバなどが挙げられます。

冬芝

別名寒地型と呼ばれ、涼しい気候のでの育成に適した芝です。寒さに強いので、冬でも枯れることがありません。逆に暑さに弱いので、高温多湿の場所を嫌います。
主な冬芝の種類は、ベントグラス・ケンタッキーブルーグラス・トールフェスクなどが挙げられます。

日本芝と西洋芝

◆日本芝

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高麗芝(Photo by Amazon)

日本が原産地の芝です。なので、日本の気候に非常に適しており、育成のし易い芝と言われいます。日本芝は基本的に夏芝になるので、関東よりも西側で多く使われいます。
日本芝の特徴として、冬には黄色く枯れたように見えてしまいますが、春になると緑色に変わります。季節によって、色の移り変わりを楽しみたいという方は、日本芝がおすすめです。

◆西洋芝

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ケンタッキーブルーグラス(Photo by Amazon

国外が原産地の芝です。基本的には暑さに弱いので、関東よりも西側で育てるには適していないと言われていますが、最近では品種改良により温かい地域でも育成する事が出来る芝も販売されています。冬芝最大の特徴は、冬になっても鮮やかな緑色を保つことが出来るという事です。冬でも芝の緑を楽しみたいという方は、西洋芝がおすすめです。しかし、日本芝と比べると刈り込み回数も多く、お手入れには時間がかかります。

芝の選び方

芝の選び方を間違えてしまうと、お手入れが大変になりますし、上手く育てる事が出来なければ枯らしてしまうことになるので、育成環境に適した芝を選ぶことが大切です。
初めて芝を張る方は、関東よりも西側なら夏芝、東側なら冬芝を選ぶのがおすすめです。それぞれ育成環境に適していますので、比較的簡単に育てることが出来ます。

芝を張るまでの手順

庭の土を耕す

芝を張る場所の土を耕します。その時に石や雑草を取り除いておきましょう。土の中に石が残っていると、根っこが伸びる邪魔をする可能性があります。また、雑草も取り除いておかないと芝を張った後にすぐ生えてきてしまい後で除草をするのはかえって面倒です。どうしても除草が面倒だという時には、芝張りを行う前に除草剤を使ってみてはいかがでしょうか?

床土を敷く

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Photo by Amazon

土を耕し終わったら、ホームセンターなどで売っていう床土用の土を敷きます。土を選ぶときのポイントは、砂が多く含まれている土です。芝を育てるには水はけの良さが重要なのですが、粘土質の土だと余分に水分が溜まってしまい、芝を枯らしてしまう原因になってしまいます。
床土を敷き終わったら平に慣らし、足て踏んで固めておきましょう。固めた後に水を撒くことで更に土が締まります。

芝の貼り方と特徴

いよいよ芝張りの開始です。芝を張る時には様々な張り方があり、どれを選ぶかによって予算や楽しみ方に違いが出てきます。

◆ベタ張り

ベタ張り

ベタ張りとは芝を隙間なく並べる方法です。隙間なく並べることですぐに芝を楽しめるようになります。隙間がない分沢山の芝が必要なので、費用は高くなります。

◆目地張り

目張り

芝張りの中では最も一般的な方法です。芝と芝の感覚を3cm程あけながら並べていく方法です。芝を張ったばかり時は隙間が気なるかもしれませんが、芝が育つと隙間は無くなります。芝を使う量はベタ張りと比べて2/3程の量で済ますことが出来ます。

◆市松張り

市松張り

市松張りとは名前の通り芝を市松模様に並べていく方法です。張り始めた頃は約半分が土ですが、芝が育つに連れて徐々に埋まっていきます。使用する芝が少ない分費用は安く済ますことが出来ます。じっくりと芝を楽しみたい人向けです。

目土を入れる

芝を張り終わったら芝をしっかりと定着させる為に目土を入れます。芝の繋ぎ目がしっかりと隠れるように土を入れて芝の高さと同じくらいになるまで土を入れます。目土用の土もホームセンターなどで購入可能です。目土を入れ終わったらたっぷりを水をあげておきましょう。

正しいお手入れ方法

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美しい芝を長く楽しむ為には正しくお手入れを行う必要があります。ここでは芝をどのようにお手入れしていけばいいのかを説明していきます。

水やりの方法

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Photo by Amazon

芝を綺麗に育てるには、水やりは必須です。芝は水不足になると変色し、更に悪化すると枯れてしまいます。水をやる頻度は春・秋には3日に1度程度、夏には朝・夕に毎日水をあげるのが基本です。水の量は、根本までしっかり浸透する事を心掛けましょう。表面だけ濡れている状態だと直ぐに水が枯れてしまい、芝が枯れる原因になります。水やりの面積が広い場合はスプリンクラーを利用すると効率的です。

芝刈りの方法

芝刈り

芝が3~4cmまで成長したら、半分くらいまで刈りましょう。目安期間は2~3週間に1回程度です。狭い範囲であれば芝刈りハサミやバリカンでもいいと思いますが、ある程度広い面積の芝刈りが必要な場合は芝刈り機を使うと時間の節約になるので、おすすめです。芝刈りを行なう時に出るカスは、放置しておくと病気の原因となってしまうので、竹箒などで集めて処分しておきましょう。

エアレーション

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Photo by Amazon

エアレーションとは土に穴を開けて、通気性や水はけを良くする為の作業です。エアレーションを行うことで、成長促進や病気防止などの効果が期待できます。
エアレーションを行う時には、ローンスパイクで約15~20cm間隔で穴を開け、開けた穴に目土を入れていきます。この時にトンボなどを活用すればスムーズに穴を埋めることが出来ます。すると、穴を埋めた場所から新しい根や芝が生えてきます。

芝に起こるトラブルと対処法

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芝にかかる病気と対策

芝が病気にかかってしまった時には、症状に合わせて的確な薬品を散布する必要があります。ここでは、芝が病気にかかってしまった時にどのような薬品を散布すればいいのか病気別にご紹介します。

◆春はげ症

春先に高麗芝がよくかかる病気で、部分的に剥げたような状態になってしまいます。このような症状が起きた時には、ダコニール水和剤やパイソル乳剤などを薄めて散布すると効果的です。

◆さび病

肥料不足などが原因で、日本芝がよくかかる病気です。夏の始から秋頃によく発生し、鉄さびのような黄色い斑点が葉に発生します。このような症状が現れた時には、グレーンダイセン水和剤を薄めて散布します。その後に肥料をしっかりあげましょう。

◆ブランバッチ

7月から8月に西洋芝がよくかかる病気です。一部が円形に枯れていき、放置しておくと範囲がどんどん拡大していきます。このような症状が現れた時には、チウラム水和剤やオーソサイド水和剤を散布しましょう。また、未然に散布しておけば病気を予防する事が出来ます。

芝を短く刈り過ぎる

芝刈りを行なう時に、間違えて短く刈り過ぎてしまったり、伸ばしすぎた芝を一気に刈ってしまったりすると、葉の部分が無くなる軸刈りという状態になってしまいます。
軸刈りをしてしまうと芝がはげたような状態になり見た目が著しく悪くなります。しかし、時間が経てば新芽が出てきますので、しっかりとお手入れしてあげれば、元の状態に戻すことが出来ます。

まとめ

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芝は、種類によって育成に適した環境が違うので最初の芝選びが非常に重要です。なので、購入する前に、芝の特徴とご自宅の育成環境をしっかりと確認するようにしましょう。
芝を育てる時は、しっかりとお手入れしてあげないと変色したり枯れてしまったりする原因になるので、芝刈り・水やりは忘れずに行って下さい。また、病気にかかってしまった時には、症状をしっかりと見極め、適切な薬剤を散布する事が大切です。芝を張る時に、やっぱり自分でやる自信がない、自分でやるのは難しいと思った時には、業者さんに依頼をするのもひとつの方法です。

業者さんの助けが必要な時には、「生活110番」の「芝張り」よりお近くの業者をお探しいただけます。

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