芝生が根付かない原因は主に4つ!それぞれの理由と対処法をご紹介

2021.4.30

芝生が根付かない原因は主に4つ!それぞれの理由と対処法をご紹介

芝張りをやってみたけど、なかなかきれいな庭にならないこともあります。こういったときは、芝生が根付かないことが理由なのかもしれません。芝生が根付かないのは、さまざまな原因があるのです。

そこで今回は、芝生が根付かない原因と、その対処方法について解説していきたいと思います。原因を知ることで、よりきれいな庭になるかもしれません。

芝生が根付かない原因は?

芝生が根付かない主な原因は4つあります。その原因を詳しく知ることで、芝生をうまく育てることができるかもしれません。

時期が悪かった

秋に芝張りをした場合、冬に備え芝の根が休眠してしまうため、完全に根付かせることはむずかしいとされています。また、梅雨入り前や雨の中の芝張りは土壌の整地がむずかしいため、あまりおすすめしません。適切な土壌環境がなければ、芝生はうまく育つことはむずかしいのです。
芝生が根付かない原因は?

芝張り後の水・目土が足りなかった

芝張り後の芝生は乾燥しやすく、水分不足になりがちなのです。また、芝と芝の隙間につかう目土の量が足りない場合にも水分を保つことは、むずかしいとされています。そのため、芝張りをしたあとは、水分に注意が必要なのです。

芝張りの前から芝生が傷んでいた

切り芝は芝生の一部を切り出したもののため、状態によっては買う前から傷んでしまっていることがあります。お店などで陳列されている期間が長ければ、それだけで芝の質は落ちているおそれもあるでしょう。買うときは慎重に選ぶようにしてください。

土壌が芝生に適したものではなかった

水はけが悪ければ芝の根っこが枯れてしまうことも多く、うまく成長することがむずかしいのです。逆に水はけがよすぎても、すぐに水が足りなくなってしまいます。そのため、土壌を芝生を育てるのに最適な、砂土壌にしておくことが重要です。砂土壌は砂に近い性質ですが、ほどよい粘土質も含まれているため、芝生にとって最適な土壌といえるのです。

それぞれの対処法をご紹介!

芝生が根付かない原因はさまざまです。しかし、対処法を知り、きちんと根付かせることができれば、芝生を元気に成長させることができるでしょう。

時期

春ごろの芝張りは、根付きもしやすくなっています。芝生は春になると成長期になるため、早く根付かせることができるのです。

水・目土不足

芝張り直後の芝生は、とても乾燥しやすく多めの水分が必要です。そのため、こまめな水やりは、欠かすことができません。また、目土は芝の芽の保護や、根付きの早さにもつながりますので、適切におこないましょう。
それぞれの対処法をご紹介!

芝生の傷み

切り芝が焦げた色味に変色している場合、そのまま枯れてしまうことがあるので注意が必要です。切り芝の状態が少し変色している程度であれば、早めの芝張りで根付かせることができることもあります。

土壌

水はけの悪い土壌では、芝生はうまく根付かないことが多く、枯れてしまうこともあります。芝生が根付かない原因が土壌にあるとすれば、一度すべての芝生をはがし、土壌を変えることを検討してみるのもひとつの方法です。

芝張りから芝生を根付かせるまでにすることは

芝張り後に、十分な水分をあたえることが重要です。芝生が根付かない理由として、水はけが悪い土壌であったことや芝張りあとの手入れが適切ではなかったことが考えられます。そのため、適切な準備が必要になってくるのです。

下地作り

空気の通りがよく、乾きやすい土壌だと芝生が育ちやすくなります。土の状態をみて、しっかりと対策する必要があるのです。また、土壌はなるべく平らにしておきましょう。土壌に起伏があると、雨などでそこに水分がたまりやすくなってしまい、芝生が枯れてしまうおそれがあるのです。
芝張りから芝生を根付かせるまでにすることは

整地

石や雑草は、芝生の面が波打つ原因となるためしっかりと取り除いておく必要があります。
平坦な土壌が完成したら、土壌が乾燥しやすくなるように砂を混ぜながら、盛り上がらないよう全体を踏み固めていきます。この際、培養土などをつかえば、保湿性をあげる効果も期待できます。

芝張り

芝の張り方には、ベタ張り・目地張り・市松張りなど、さまざまな張り方があります。それぞれにメリット・デメリットがあり、かかる費用や芝の成長する早さも違ってきますので、目的にあわせるようにしましょう。

転圧・目土入れ

芝の根は、土壌に近ければ近いほど、根付きが早くなります。そのため、目土のあとに土壌と切り芝を押し付けるように、転圧していきます。その際、芝の間や表面にも目土を馴染ませていきましょう。

散水・養生

張ったばかりの芝生は、うまく水分量を保てないので、多めの水分が必要になります。そのため、芝生を張ったあとはまんべんなく均一に、しっかりと散水するようにしましょう。

また、芝張り直後の芝の上を歩いたり、物を置いたりすると成長を阻害してしまうことになります。そのため、しっかりと根付いて成長し始めるまでは養生期間として、芝生に入らないようにしましょう。

まとめ

芝生が根付かない原因はさまざまですが、対処法を知ることが重要です。きちんと根付かせることができれば、芝生を元気に成長させることができるでしょう。

しかし、芝張りのどの段階に原因があるのか、実際に自分で調べることはむずかしいかもしれません。もしかしたら、芝を張りなおすことになるかもしれないのです。そういったときは、自分でやってしまうとまた芝生が枯れてしまうおそれもあります。

芝生を枯れないようにするためには、業者に相談することもおすすめです。適切な芝張り方法で、お庭一面に広がる元気な芝生を復活させることができるかもしれません。


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