芝生が思うように育たなく、元気がない状態になっている人もいるでしょう。そんなときは、芝生に栄養となる肥料をやることで元気を取り戻すことがあります。しかし、ただ肥料をあげればいいとはいうわけではなく、正しいタイミングが重要になってきます。
今回この記事では、芝生に肥料をやる時期や上手に育てるときのコツをご紹介します。正しい方法を理解して青々とした芝生によみがえらせましょう。
目次
芝生に肥料をやる時期
芝生に肥料をやる時期は、生育期におこないましょう。芝生は生育期と休眠期があり、適した時期にあげないと効果が薄いといわれています。肥料をやる時期を間違えてしまうと雑草が成長してしまい、芝生が育たなくなるおそれがあるので注意が必要です。
しかし、芝生の種類は大きくわけて、暖地型芝と寒地型芝のタイプがあります。タイプによって生育期が違うので、一度育てている芝生の種類がどちらなのか確認することをおすすめします。
暖地型芝は、4月~9月に生育期を迎えるので、この時期に肥料をおこないましょう。夏の暑さや乾燥に強く、冬は休眠期に入るので成長が止まります。
寒地型芝の生育期は、春と秋なので肥料はこの時期におこないます。気温が涼しい時期に生育するので、夏は肥料をやるのをやめましょう。
知っておきたい!芝生の三要素
芝生は、栄養が足りていないと変色したりして、見た目が悪くなるおそれがあります。美しく青々とした魅力のある芝生にするには、足りない栄養を補給することが必要なのです。
芝生の三要素とは
芝生の魅力は、ふかふかのじゅうたんのような状態がよいといわれています。その状態にするには、芝生に肥料をやる時期に三要素が必要になってきます。
三要素とは「チッソ」「リン酸」「カリウム」です。この三要素が芝生にどのような効果があるのでしょうか。
チッソ
芝生の茎や葉の色が濃くなるだけでなく、元気に成長してくれる効果があります。しかし、いくらキレイに育てたいからといって与えすぎてしまうと、成長を妨げるおそれがあるので注意が必要です。
リン酸
免疫力を高める働きがあるのが、リン酸です。乾燥に強くなったり、病害虫の侵入を防いだりする効果があります。根元の茎の数を増やす働きもあるので、密の高い芝生作りにはかかせない栄養素となっています。
カリウム
芝生の根っこの成長をよくする効果があります。根っこが太く長くなることで、栄養をより多く摂取することができ健康状態のよい葉や茎に育てることができるのです。
肥料にこんな表記があるかチェック!
園芸ショップなどで、肥料が入った袋を見かけた人も多いのではないでしょうか。多くの肥料袋には、三要素の元素記号である、「N」、「P」、「K」の表記があるため、選ぶときの基準にしましょう。
また、元素記号と一緒に「8-8-8」、「10-10-10」の数字の表記もあるのが多いです。それぞれの成分が8%、10%ずつ含まれているという意味です。芝生用の肥料は、数字が均等だと効果が高いといわれています。そのため、数字が均一な肥料を選ぶようにしましょう。
芝生にやる肥料の種類
肥料の種類には効き目が早いもの、遅いものがあります。また、目的や環境によって使い分ける必要があるのです。芝生に肥料をやる時期と使い方を把握することで、より健康な芝生に育つのではないでしょうか。
有機肥料
動物のフンや植物などを原料として作られている肥料です。動物性のものが含まれているので臭いが気になる人も少なくありません。
有機肥料は、芝生を植えつける前の土台として与えてください。効果がでるのが穏やかですが、長い間持続します。
化成肥料
三要素がバランスよく配合されていて、臭いもなく即効性があるので効果がすぐでます。
化成肥料は、春と秋の年に2回使いますがそれ以上は使わないようにしましょう。化成肥料は三要素しか含まれていないため、単体で使い続けてしまうとほかの栄養素が足らなくなり、芝生の育ちが悪くなるおそれがあります。そのため、有機肥料と一緒に使うようにしましょう。
液体肥料
化成肥料を液体にしたもので、水で薄めて使います。化成肥料なのでこちらも即効性があります。また、液体なので、まんべんなく散布しやすいところもメリットです。
茎や葉だけでなく、根元にも与えることで効果が高いといわれています。芝生の元気がないときなど、応急処置として使うことが多いです。
芝生に肥料をやる際の注意事項
芝生が健康に育つには、肥料が必要です。しかし、肥料の量が多すぎると、かえって芝生の成長を妨げてしまうおそれがあります。肥料をやるときは、芝生の健康状態を確認することもポイントなのです。
肥料のやりすぎに注意!
肥料は種類によって、月1回ペースでよいものもあります。肥料をやっても効果がでないからといって、日にちをあけずに追加すると枯れてしまうおそれがあるのです。
また、肥料が芝生の葉や茎に長時間残っていると肥料やけになることもあります。肥料やけになると根が障害を起こし、しなびてしまったり、枯れてしまったりするのです。肥料やけをおこした場合は、たっぷりと水をあげて、肥料を中和させることが大切です。
施肥当日の天気にも注意を
芝生の肥料は時期だけでなく、気温にも注意が必要です。猛暑などの気温が高いときにおこなうと水が蒸発しやすく、肥料やけをおこす原因につながります。
また、水不足だと肥料にムラができ、成長がまだらになることがあります。そういったときには、朝や夕方など涼しいタイミングにおこない、水もたっぷりやるようにしましょう。
まとめ
芝生の状態があまりよくないのであれば、肥料をやるようにしょう。芝生の肥料をやる時期は、間違えなると成長を妨げてしまうおそれがあるのです。
肥料のやりすぎや水が不足しているとかえって、芝生を傷つけるおそれがあります。正しい方法で肥料をやることで、密度の高い芝生になり、雑草が生えにくくなるのです。
しかし、芝生には種類があり、暖地型芝と寒地型芝のどちらかわからない人も少なくありません。手入れ方法で困ったことがあれば、業者に相談してみてはいかがでしょうか。業者に相談することで、よりきれいな芝生を楽しめるかもしれません。
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