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台風対策で雨戸が役立つ!窓ガラスを守る雨戸の種類と選び方をご紹介

投稿日:2018-05-17 更新日:2020-09-24

この記事を読むのに必要な時間は約 10 分です。

台風対策には、雨戸を取り付けるのが有効です。台風が来ると飛来物によって窓が割れてしまう危険性がありますが、雨戸を取り付ければ窓に直接飛来物が当たることを防げるので、窓が割れるリスクを抑えられるのです。

この記事では、窓対策が必要な理由や雨戸を取り付ける効果、雨戸の種類や費用について説明します。また、雨戸以外の台風対策についてもご紹介しますので、「台風対策で雨戸を取り付けようか迷っている」という方はもちろん、「家に雨戸がないけど、どうしたらよいかわからない」という方もこの記事を台風対策にお役立てください。

台風で窓対策が重要な理由

そもそも、「なぜ台風で窓対策が大切なんだろう……」と思う方もいらっしゃるかもしれません。窓対策が必要な理由は、窓が割れるおそれがあるからです。

窓は風には耐えられるように作られているので、台風の風圧だけで窓が割れることはほとんどないといわれています。しかし、台風の風によって、木の枝や瓦などの屋根材、看板などが飛ばされてくることがあります。そうした飛来物が窓に当たってしまうと、窓が割れてしまうおそれがあるのです。

台風がもうすぐ来そう!家に雨戸がない場合の対策法

窓が割れてしまうと、窓の破片によってけがをするおそれがあります。さらに、窓が割れて部屋に強風が吹き込んできたことにより、家財が倒れて壊れたり屋根が吹き上がったりするおそれもあるのです。台風での窓対策は、こうした被害を防ぐために大切だといえるでしょう。

窓対策の具体的な方法としては、この後からご紹介する雨戸の取り付けがおすすめです。「雨戸は後付けできるの?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、雨戸は基本的には後付けが可能です。

ただ、「賃貸物件で、大家さんや管理会社から設置の許可が下りなかった」「台風が迫っていて、雨戸の取り付けが間に合わない」などの理由で、雨戸の取り付けが難しいという場合もあるかもしれません。その場合は、雨戸以外の窓対策をおこなうこともできますので、その方法について確認しておきましょう。

台風時の雨戸の4つの効果

雨戸は、台風の際はもちろん、台風以外のときにも役立ちます。そこで、ここでは雨戸の効果について詳しく見ていきましょう。

【1】雨や風から窓ガラスを保護する効果

雨戸を取り付ける最大の目的は、雨や風から窓ガラスを保護することでしょう。先ほどもご紹介したとおり、台風では飛来物が窓に当たり、その衝撃で割れてしまうおそれがあります。しかし、雨戸を設置しておけば飛来物が直接窓に当たらなくなるため、窓が割れることを防止できるのです。

【2】防火効果

近隣で火災が発生すると、熱によって窓ガラスが割れ、火が室内まで入ってくることがあります。しかし、アルミなどの丈夫な金属で作られているシャッタータイプの雨戸を取り付けていれば、近隣で火災が発生したときでも延焼を防ぐことができるのです。

【3】遮熱・防寒効果

窓からは、熱が出入りしているといわれています。窓に雨戸を取り付けることで、熱の出入りを抑えることができるため、冷房や暖房の効きもよくなり、より快適に過ごすことができるでしょう。

【4】防犯効果

雨戸には、空き巣から家を守る”防犯効果”も期待できます。なぜなら、雨戸があれば、空き巣犯が侵入するのに時間がかかるからです。空き巣犯は、窓ガラスを割り、鍵を開けて侵入する”ガラス破り”によって窓から侵入することが多いといわれています。

しかし、雨戸を取り付ければ、侵入にはガラスだけではなく雨戸を突き破る必要が出てくるため、侵入に時間がかかります。空き巣犯は侵入に時間がかかる家を避けるため、空き巣犯から家を守ることができるのです。

ここまで、雨戸のメリットをご紹介してきましたが、「雨戸を取り付けるとうるさいイメージがある……」と思って雨戸の取り付けをためらっている方もいらっしゃるかもしれません。

確かに、シャッターは劣化すると異音を出すことがあります。しかし、そうした異音は、対策することで改善することが可能です。もし「雨戸がうるさくならないか心配」という方は、雨戸の音の対策方法について知っておくとよいでしょう。

雨戸の種類とその特徴と選び方

雨戸には、シャッタータイプ・折れ戸タイプ・引き戸タイプの3種類があります。ここからは、雨戸の種類についてそれぞれ詳しくご紹介するので、ご家庭の窓にあった雨戸を選んでみましょう。

シャッタータイプ

今ご家庭で一番人気なのはシャッター式の雨戸です。雨戸が蛇腹式になっていてお店のシャッターと同じようにおもに上下に開閉するタイプです。

メリット ・閉めている際はすっきり見せることができる
・内側からロックできるため防犯効果が高い
・開閉が楽
デメリット ・価格が高い
・シャッターの上部にシャッターボックスを取り付けるスペースが必要
向いている人 ・楽に開閉をしたい人
・より高い防犯効果を期待したい人

シャッタータイプは、手動で開閉をおこなう”手動式”と、自動で開閉をおこなう”電動式”があります。

手動タイプは、電動タイプと比較すると安く取り付けることが可能です。ただ、手動で開閉をおこなう手間がかかります(軽い素材のため、この後ご紹介する引き戸タイプや折れ戸タイプに比べれば楽に開閉することができます)。

一方、電動タイプは取り付け費用は高くなるものの、リモコンのスイッチを押すだけで動くため開閉の手間がかからないのです。また、室内から操作できるため、雨が降っているときや室内と外の温度に差があって外に出るのがつらい夏・冬でも、快適な環境で窓を開け閉めすることが可能です。さらに、電動タイプには、以下のような機能が搭載されているものもあります。

・開閉する時刻を指定できるタイマー機能
・シャッターが閉じると自動でロックがかかる機能
・停電時に電源が遮断された場合に手動で開閉できる機能
・スマートフォンなどの端末からも操作できる機能

このように、電動タイプは機能が充実しています。電動タイプか手動タイプかを選ぶときには、価格と機能を考慮しながら、自分に合ったほうを選んでみてください。

折れ戸タイプ

折れ戸タイプは、雨戸が中央から外側に開けることができるタイプです。折れ戸タイプは洋風のご家庭の窓に取り付けられていることが多いです。

メリット ・雨戸を収納する”戸袋”や”シャッターケース”が不要
・デザイン性が高く、洋風の住宅にマッチする
デメリット ・指を挟むおそれがある
向いている人 ・洋風の家にマッチする雨戸を選びたい人
・戸袋やシャッターケースを設置するスペースがない人

雨戸の種類の中で、引き戸タイプ・シャッタータイプは雨戸をしまっておくための収納が必要です(引き戸タイプの場合:戸袋、シャッタータイプの場合:シャッターケース)。そのため、引き戸タイプやシャッタータイプを取り付ける場合には、雨戸の収納を設置するためのスペースが必要となります。

しかし、折れ戸タイプは収納を取り付ける必要がないため、雨戸周辺にスペースがなくても取り付けることが可能なのです。

ただし、引き戸タイプは、金具で扉同士がつながれているという構造上、扉同士の間に隙間が空いています。その隙間に誤って指を入れてしまうと、指が挟まってケガをしてしまうおそれがあります。とくに、お子様がいるご家庭では指を挟むリスクが高まるため、別の種類を選んだほうがよいかもしれません。

引き戸タイプ

引き戸タイプは、昔ながらの日本家屋などに取り付けられているタイプです。

メリット ・価格が安い
デメリット ・戸袋が必要
・雨戸を閉めると暗くなる
・雨戸が重いため、開閉が大変
向いている人 ・安さを重視したい人

上の表からわかるように、引き戸タイプの雨戸にはデメリットが多くあります。そのため、現在では使われることがほとんどなくなったようです。しかし、安価で手に入れることができるため、価格の安さを重視したい方は、選んでみてもよいかもしれません。

雨戸の取り付け費用相場

雨戸の取り付けをおこなう業者5社の、雨戸取り付けにかかる料金の平均値を調べたところ、85,300円でした(※2020年8月時点)。

ただ、雨戸の取り付け費用は、雨戸の種類によって異なります。たとえば、先ほどもお伝えしたように、引き戸タイプは比較的安く取り付けることが可能です。一方、シャッタータイプは高額な費用がかかります。とくに電気工事が必要となる電動タイプになると、10万円以上の費用がかかることもあるようです。

ほかにも、雨戸の取り付け費用は、窓の大きさや雨戸の素材によっても異なります。窓の大きさが大きくなるほど大きな雨戸が必要となるため、高額な費用がかかります。また、雨戸の素材がスチール製のものは比較的安く、ステンレス製のものは高いようです。

このように、雨戸の取り付け費用はさまざまな要因で変動します。さらに、費用は業者によっても異なるため、より正確な費用を知りたい方は、一度業者から見積りを取っておくとよいでしょう。

ここまで、雨戸の取り付け費用をご紹介してきましたが、「費用が高いから自分で雨戸を取り付けたい」と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、DIYでの取り付けは大掛かりな作業となり難易度が高いため、やめたほうがよいでしょう。

もし費用を抑えたい場合は、できるだけ多くの業者から相見積りを取ることをおすすめします。相見積りを取れば複数業者の費用を知ることができるため、お得に取り付けをおこなってくれる業者を見つけられる可能性が高くなるのです。

※【掲載料金は消費税を含んでおりません】

雨戸以外で窓対策をする方法

ここからは、雨戸以外で窓対策をする方法をご紹介します。雨戸を取り付けられない方は、ここでご紹介する方法で台風の窓対策をおこなってみてください。

ちなみに、この記事を読んでいる方の中には、「賃貸物件だから雨戸が取り付けられないだろう」という方もいらっしゃるかもしれません。しかし、賃貸物件でも、大家さんや管理会社に相談すれば雨戸の取り付けの許可をもらえる可能性もあります。そのため、賃貸物件はまず大家さんや管理会社に相談してみるとよいでしょう。

飛散防止フィルムを張る

飛散防止フィルムとは、窓ガラスが割れてしまったときに窓ガラスの破片が周辺に飛び散ることを防ぐフィルムです。飛散防止フィルムを貼っておけば、台風で窓が割れてしまっても破片が飛び散ることを防止できるため、窓ガラスの破片でケガをする心配もいらないのです。

窓ガラスを交換する

台風による被害を防ぐには、窓に使われるガラスを台風に強い窓ガラスに交換する方法もあります。ガラスにはさまざまな種類がありますが、中でも割れにくい防犯ガラスに交換するのがおすすめです。

防犯ガラスとは
防犯ガラスは、ガラス同士の間に特殊な中間膜が挟まれている”合わせガラス”の一種です。合わせガラスの種類によって中間膜の種類は異なり、防犯ガラスの場合は、割れにくくなるように衝撃を吸収・緩和する中間膜が入れられています。

なお、賃貸物件の場合は、ガラスを交換する前に大家さんや管理会社に相談するようにしましょう。

養生テープを貼る

養生テープとは、剥がした後に跡が残りにくいテープのことです。窓ガラスの内側に、米印になるように養生テープを縦横斜めに張り付ければ、ある程度窓の強度を高めることができます。また、窓ガラスが割れてしまっても、ある程度なら飛散防止効果も望めるでしょう。

ただ、テープの部分を貼った部分に衝撃が加わると、窓ガラスが割れてしまうようです。そのため、養生テープを使用するときには、ほかの方法と併用するとよいでしょう。

ダンボールを貼る

窓ガラスの外側からダンボールを貼ることで、窓に直接物が当たることを防ぐことができます。このとき、ダンボールをガムテープで張り付けてしまうと、剥がしたときに窓ガラスに跡が残ってしまうおそれがあります。そのため、ダンボールを張り付けるときには養生テープを使用するとよいでしょう。

カーテンを閉める

カーテンを閉めておけば、万が一台風で窓ガラスが割れてしまっても、部屋の中に破片が飛び散ることを防ぐことができます。

このとき、カーテンの室内側(だいたい下から4分の1あたり)に突っ張り棒を取り付けておくとより安心です。そうすれば、台風で強風が吹いたときでもカーテンが広がりにくくなるので、カーテンがめくれてガラス片が室内に入ってくることを防げるのです。

外に物を置かない

庭やベランダに物を置いておくと、置いていたものが風で飛ばされて窓ガラスにぶつかり、窓ガラスが割れてしまうおそれがあります。そのため、植木鉢や物干し竿など、外にあるものをできるだけ片付けておくとよいでしょう。また、室外機など動かせないものは、ロープで固定して動かないようにしておくことをおすすめします。

もし台風で雨戸が壊れたらどうしたらよい?

「台風対策に雨戸を取り付けたのはいいけど、台風の衝撃で雨戸が壊れてしまった!」ということもあるかもしれません。その場合、雨戸の修理を自力でおこなうのはおすすめできません。不慣れな方が雨戸修理をおこなうのは難しいですし、症状を悪化させてしまうおそれもあります。そのため、もし雨戸が壊れてしまったら、業者に依頼しましょう。

なお、雨戸の故障は火災保険に加入している場合”風災補償”が適用できるかもしれません。風災補償とは、台風による強い風や大粒のひょうなどが原因で、窓ガラスが割れたり屋根が壊れたりする被害が生じたときに適用できる保険のことです。

雨戸の修理を検討される際は保険会社に問い合わせたり契約書を確認したりして、火災保険が適用できるかどうかを調べてみるとよいでしょう。

まとめ

台風対策に雨戸が取り付けられていない窓は台風が発生した場合、ガラスが割れてしまうおそれがあります。窓ガラスが割れるのを防ぐには、雨戸を閉めておくのが基本です。

雨戸にはいくつか種類がありますが、手動と電動のどちらを選ぶかは使用頻度や費用で検討しましょう。台風で壊れてしまった場合は保険が適用できる場合もあるので、台風対策に雨戸の取り付けをしてみてはいかがでしょうか。

もし雨戸の取り付けができない場合には、ガラスフィルムを貼る・養生テープを貼るなどの対策をして、台風に備えましょう。また、お庭やベランダなどに物を置いている場合はすべて室内に入れておきましょう。

(この記事は2020年8月28日に加筆・修正しています)

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この記事を書いた人
生活110番:主任編集者 HINAKO
生活110番編集部に配属後ライターとして記事の執筆に従事。その後編集者として経験を積み編集者のリーダーへと成長。 現在は執筆・記事のプランニング・取材経験を通じて得たノウハウを生かし編集業務に励む。
得意ジャンル: 屋根修理(雨漏り修理)・お庭(剪定・伐採・草刈り)

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